名探偵コナン第755話赤い女の惨劇(悪霊)のあらすじ!第二の事件

シーズン19

前回に続いて、アニメ「名探偵コナン」の第755話「赤い女の惨劇(悪霊)」の登場人物やあらすじについてご紹介させていただきます。

事件ファイル概要

事件ファイル
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登場人物

主要キャラ

江戸川 コナン
CV:高山みなみ

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈

鈴木 園子
CV:松井菜桜子

世良 真純
CV:日髙のり子

上原 由衣
CV:小清水亜美
長野県警捜査一課の刑事。

ゲスト

峰岸 珠美(みねぎし たまみ)
CV:伊倉一恵
28歳。貸別荘の客。

河名 澄香(かわな すみか)
CV:田野めぐみ
28歳。貸別荘の客。

任田 甚輔(にんだ じんすけ)
CV:志村知幸
29歳。貸別荘の客。

薄谷 昌家(はくや まさいえ)
28歳。貸別荘の客。

刑事
CV:私市淳

鑑識課員
CV:高杉義光

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あらすじ

湯煙編のおさらい

世良に誘われ、コナン、蘭、園子の4人は山奥にある貸別荘にやってきました。

この別荘地では15年前、通称・赤女という殺人者による悲惨な事件が起きていました。その赤女は森の中に姿を消し、今も逃亡中だといいます。

今回、世良が兄の代理として呼ばれたのは、貸別荘で何度も起きている”赤に纏わる怪奇現象”の謎を解くためです。

その怪奇現象というのは、窓ガラスが割られてリンゴが大量に部屋の中に転がっていたり、給湯器のタンクの中に赤いバラの花びらが詰まっていたり、玄関の扉に赤いペンキがかけられたり、と不可思議なものばかりです。

一見、どれも単なるイタズラのように見えますが、世良はこのイタズラの原因が赤女の事件に関係していると睨み、コナンとともに調査に乗り出しました。

そんな中、風呂場の浴槽に真っ赤なトマトが大量に浮かぶという怪奇現象が発生。コナンと世良が慌てて浴槽の中を調べると、なんと、貸別荘の客の一人・薄谷昌家が遺体となって発見されました・・。

第754話「赤い女の惨劇(湯煙)」のあらすじ

捜査開始

このあと、長野県警の上原刑事たちが到着し、事件の捜査が始まりました。

上原刑事は、現場に居合わせたコナンが鼻にティッシュを詰め込んでいることに気づき、その理由を尋ねます。コナンは遺体を見てビックリして鼻血を出してしまったと答えますが、園子は蘭のヌードを見て興奮したのだと主張。

(まぁ、ぶっちゃけそうだけど・・)

これまでの状況を整理すると、薄谷は昼過ぎに貸別荘に到着し、昼食を食べた後、澄香と手分けして別荘内の掃除をしている間に殺害され、風呂場の浴槽の中に沈められたと考えられます。

遺体発見時は浴槽の水面が大量のトマトで覆われており、遺体が浮いてこないように薄谷の体にダンベルが二つ乗せられていました。

さっそく現場を確認した上原刑事は、犯人が鈍器のようなもので薄谷の後頭部を殴りつけ、気絶した薄谷を浴槽に沈めて溺死させたと考えました。

アリバイ確認

コナンは、最初に風呂に入った人が湯船にトマトを浮かべた可能性が高いと睨みました。しかし、蘭と園子よりも少し先に風呂場に入った澄香は、バスタオル1枚だけで他に何も持っていなかったといいます。

となると、蘭たちが掃除の最中に風呂場の湯気に気づいて浴槽を確認してから、掃除を終えて風呂に入るまでの間の犯行と考えられます。

そこで上原刑事は、その間の任田、珠美、澄香のアリバイを確認することにしました。

4人は毎年この貸別荘に来ており、それぞれ担当する役割も決まっていました。この日も同じように、澄香は部屋と廊下の掃除、薄谷はトイレと風呂場の掃除、任田は買い出し、珠美は食事を作る役割でした。

任田は、歩いて15分くらいかかる1キロ先の店に買い出しに行き、その帰り道にコナンと世良に会って一緒に貸別荘に戻ってきたと証言。

珠美は、1人でキッチンに籠って昼食の後片付けと夕食の下ごしらえをしていたと証言。この時、キッチンの隣にあるリビングの掃除をしていた蘭と園子は、扉越しに珠美と話したことを報告しました。

澄香は、1人で2階の部屋の掃除をしていたと証言。蘭と園子は、2階から掃除機の音や掃除機が壁に当たる音が聞こえたため、澄香が掃除していたのは間違いないと説明しました。

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赤女は死んでいた!?

任田、珠美、澄香にアリバイがあることから、外部犯の可能性が浮上しました。そこで任田は赤女の仕業だと主張し、別荘で起きた数々の怪奇現象も全て赤女がやったことだと疑います。

しかし、上原刑事はそれを否定し、赤女と呼ばれていた殺人犯・嶽野駒世の死亡がすでに確認されていることを打ち明けました。

実は、底なし沼で聡子の遺体が発見された時、その沼から死後3年ほど経ったと思われる白骨化した遺体も見つかっていました。

その傍に凶器の包丁も落ちていたことから、警察は嶽野の遺体だと目星をつけていました。しかし、嶽野は犯行前に自宅に火をつけて私物を全て消失させていたため、長い間DNA鑑定ができずにいました。

そして先週、嶽野の母親が亡くなり、嶽野のへその緒を隠し持っていたことがわかりました。すぐに白骨遺体の骨髄のDNAと照合したところ、ピッタリ一致したというわけです。

犯人の目星をつけたコナン

このあと、鑑識課員は任田が赤女の撃退用に持っていた護身用のバットを調べました。特に目立った傷はなく、ルミノール反応もでないため、薄谷を撲殺した凶器ではないと判断されました。しかし、バットには何かが貼ってあったようなベタベタした跡がついていました。

その直後、薄谷を殺害した凶器が遺体を湯船に沈めていたダンベルだと判明しました。頭部の傷口と頭蓋骨の陥没具合から見て、凶器がダンベルなのは間違いないようです。

この時、2階の部屋を調べていた世良は、エアコンがついているのに扇風機も置いてあることに違和感を抱きました。

さらに、世良は面白いものを見つけたと言ってコナンを呼び寄せ、右袖に付着した塩を見せました。

コナンと世良は同じことを考え、現場からこっそり盗んだトマトを使って実験を行い、犯人の目星をつけました。

第二の事件発生

その頃、リビングで話し込んでいた蘭と園子は、雨が降ってきたことに気づいて窓の外に目を向けました。すると、園子は髪の長い女の人が立っていると発言。

その直後、停電になって部屋の照明が落ち、暗闇を照らす稲光によって窓の外に赤女のシルエットが浮かび上がりました。

同じ頃、2階の自室に籠っていた澄香は、窓を叩く音に反応して窓を開けました。直後、外から何者かが現れ、突然包丁で切り付けてきました。

澄香の悲鳴を聞いてコナン、世良、上原刑事が駆けつけると、澄香は背中をばっさり切られて床に倒れていました。

辛うじて息があることを確認した上原刑事は、誰にやられたのか尋ねます。すると澄香は、『赤女』と震える声で呟きました・・。

悪霊など存在しない

幸いにも澄香の傷は浅く、応急手当てを済ませた上原刑事は、リビングに全員を集めて夜が明けるのを待つことにしました。

その間、上原刑事は10年以上前からこの辺りで別荘荒らしの被害報告を受けていたことを打ち明けました。

それは、誰かがカギをこじ開けてこっそり入り、しばらく住んでいた形跡があるというものや、森の中で不気味な人影を見たというものです。

上原刑事の話を聞いた蘭と園子は、先ほど窓越しに赤女の姿を見たと告白し、やはり赤女は生きていたのだと怯えます。

そこで世良は二人を落ち着かせるため、『この世に悪霊も妖怪も、魔女も魔法使いも存在しない』と主張し、すでに亡くなっている赤女の仕業ではないと説明したのですが──。

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まとめ

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こちらでは、アニメ「名探偵コナン」の第755話「赤い女の惨劇(悪霊)」の登場人物やあらすじについてご紹介させていただきました。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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