名探偵コナン第751話のネタバレ!招き三毛猫の事件(前編)

シーズン19

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第751話「招き三毛猫の事件(前編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ
・エピローグ

事件ファイル概要

事件ファイル


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登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

毛利 小五郎
CV:小山力也
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

小嶋 元太
CV:高木渉
少年探偵団の一人。うな重好きの食いしん坊で力持ち。

円谷 光彦
CV:大谷育江
少年探偵団の一人。コナンには劣るが少年探偵団の№2の頭脳を持つ。

吉田 歩美
CV:岩居由希子
少年探偵団の一人。コナンに想いを寄せる。

灰原 哀
CV:林原めぐみ
本名は宮野志保。元黒ずくめの組織の一員でコードネームはシェリー。新一が飲まされた薬と同じ薬を飲み、子供の姿になってしまった。現在は阿笠博士のところでAPTX(アポトキシン)4869の解毒薬の研究をしている。

安室 透
CV:古谷徹
毛利探偵事務所の階下にある喫茶店「ポアロ」のアルバイト店員。

榎本 梓
CV:榎本充希子
喫茶ポアロのウェイトレス。

大尉(たいい)
CV:藤田彩
野良の三毛猫。

雨澤 章吾(あめさわ しょうご)
CV:津久井教生
36歳。フリーター。

益子 貞司(ますこ ていし)
CV:星野充昭
54歳。会社社長。

舎川 睦実(しゃがわ むつみ)
CV:森ひろ子
61歳。主婦。

益子の部屋の隣の住人
CV:竹内良太

マンションの管理人
CV:田原正治

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あらすじ

コナン、元太、光彦、歩美は喫茶ポアロを訪れ、梓が載っている雑誌を見せてもらいました。

記事は、この店のお得意様の三毛猫の大尉君と美人店員の梓さんと題され、三毛猫を抱えた梓の写真が掲載されています。

梓は、野良猫だった大尉を先週から飼い始めたと告白します。
 

「いいのかよ?そんなことして」

「大尉は野良猫ですけど、首輪をつけていたので元は誰かの飼い猫だったんじゃ…」

 
梓は、飼い主が本気で大尉を探しているなら、雑誌を見て名乗り出てくるはずだと考えていました。

そして梓の思惑通り、飼い主だと名乗る人物がポアロにやってきました。

しかし、現れたのはフリーターの雨澤章吾、会社社長の益子貞司、主婦の舎川睦実と3人もいて、それぞれ大尉は自分の猫だと主張します。
 

「すごーい!タイちゃん大人気~!」

「けど、なんで3人も?」

「どこにでもいそうな普通の三毛猫なのに」

 
安室は、誰が本当の飼い主か見極めるため、謎解きの専門家である小五郎を呼んで個別に話を聞こうと提案しました。

さっそくコナンたちが小五郎を呼びに行くと、探偵事務所に英理の猫のゴロがいました。

蘭の話によると、英理は仕事で福岡に行っているらしく、今晩だけゴロの面倒を見ることになったそうです。

新聞を読みながら競馬中継を見ていた小五郎は、依頼料のない依頼は引き受けない主義だと言い、コナンたちを追い出そうとします。

そこで安室は、自分が依頼すると発言。
 

「依頼料は、沖野ヨーコのサマーライブのプレミアシートのチケットで」

 
こうして、コナンたちは小五郎を交え、一人ずつ探偵事務所に呼んで詳しく話を聞くことにしました。

 

睦実は、2カ月前の家族旅行の最中、知り合いに預けた猫が行方不明になってしまったと説明しました。

そして、孫娘と猫が写っている5年前の写真を見せます。

その写真の猫はまだ子猫のようですが、確かに体の模様のつき方は大尉に似ています。

コナンは、抱っこしていたゴロを放してみますが、睦実には近づかずに小五郎の方へ行ってしまいました。

安室は、大尉に去勢手術の痕があることを伝えます。

すると睦実は、手術したあと一晩入院し、抜糸するまで1週間かかったため大変だったと話しました。

 

益子は、4カ月前の引っ越しの最中、ケージに入れて引っ越し業者の車に積んだはずなのに、降ろす時にケージからいなくなっていたと説明します。

そして、他界した妻と猫が写っている写真を見せます。

なんと、その写真の猫は大尉と瓜二つでした。

ゴロを抱っこしたコナンが益子に近づくと、益子は派手にくしゃみをして鼻をすすり始めました。

安室は、益子の猫が去勢手術をしていたか尋ねます。

すると益子は、全て妻に任せていたので詳しくはわからないと答えました。

しかし、猫がパラボラアンテナのようなものを首につけていたことは覚えていると話しました。

 

雨澤は、半年前に放し飼いにしていた猫が、ある日急に帰って来なくなったと説明します。

コナンがゴロを放すと、ゴロは両手を広げる雨澤の胸に飛び込んで行きました。

安室は、雨澤の猫が去勢手術をしていたか尋ねます。

その問いに対して雨澤は、大きくなってからもらった猫だったため、それより前のことはわからないと答えました。

そこでコナンは、大尉がメスだとウソをついてみることにしました。

すると雨澤は顔色を変え、自分の猫じゃないかもしれないと言い出しました。

光彦たちが大尉はオスだと伝えると、雨澤は慌てて先ほどの発言を訂正しました。

 

以上のように3人は証言したのですが、誰が本当の飼い主なのか見当をつけることができません。

そこで歩美は、猫好きの哀に電話で相談してみることにしました。
 

「へえ、タイちゃんの飼い主が3人も。で、どうなの?」

「みんな頭抱えてるよ~。誰が飼い主さんだろうって」

「みんなじゃなくて、江戸川くん。どんな顔してる?」

 
歩美はコナンの顔をチラリと見て、ニヤッと笑って悪戯っ子みたいな顔をしていると答えました。

それを聞いた哀は、飼い主は無事に見つかったようだと伝え、電話を切りました。

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ネタバレ

その後、探偵事務所に雨澤、益子、睦実が集まると、梓が大尉を連れてやってきました。

すると大尉は梓の腕を抜け出し、3人の真ん中にいる雨澤の胸に飛び込んで行きました。

雨澤は、やっぱり俺の猫だったと主張し、大尉を連れて帰ろうとします。

そこでコナンは、猫には真ん中の人に惹かれる習性があるとウソをつき、雨澤を引き留めました。
 

「それ本当?コナンくん」

「うん!この前テレビでやってたから!」

 
コナンは、一発で飼い主がわかっちゃう方法があるとみんなに伝え、実験を行うことにしました。

まず、事務所のドアの外に大尉を置いてエサを与えました。

そして、1人ずつドアに近づいて開けてみるように指示します。

 

最初に試したのは睦実ですが、大尉は全く興味を示そうとしません。

安室は、睦実の探している猫はメスだと説明します。

睦実は、去勢手術で一晩入院して抜糸するまで1週間かかったと言っていました。

それはオスの去勢手術ではなく、メスの不妊手術のことだったのです。

不妊手術は開腹して卵巣などを摘出する大掛かりな手術ですが、去勢手術は睾丸を少し切って精巣をとるだけの簡単な手術なので日帰りが原則とされています。

 

次に試したのは雨澤です。

先ほど大尉が雨澤の胸に飛び込んだこともあり、光彦たちは雨澤が飼い主で間違いないと考えていました。

ところが、雨澤がドアを開けても大尉は興味を示しません。

コナンは、ゴロや大尉が雨澤に飛びついたのは、単純にマタタビの匂いに惹かれただけだと指摘します。

コナンの言う通り、雨澤は体にマタタビの粉を振り撒いていたのです。

そして大尉がメスだと言われた時、雨澤はあっさり引こうとしていました。

雑誌の猫を見て自分の猫だと確信し、わざわざ迎えに来たのならもっと食い下がるはずです。

つまり、雨澤はメスの三毛猫に何の価値もないということを知っていたのです。

三毛猫のオスは染色体異常で、千匹に一匹の割合でしか生まれません。

その希少価値から招き猫のモデルとされていて、最低でも百万円の値がつくといわれています。

明らかにその価値を知っていた雨澤が、この都会で放し飼いなどするはずがありません。

企みがバレた雨澤は、顔を青くして逃げるように事務所を飛び出して行きました。

 

最後に試すのは益子です。

益子がドアを開けると、大尉はドアの前でお座りし、益子の足にすり寄ってきました。

こうして、大尉の飼い主は益子で間違いないと誰もが認める結果になりました。

コナンは、大尉がいなくなった時の引っ越し業者は『チーター引越センター』じゃなかったか尋ねます。

益子は頷き、なんでそれを知っているのかと首を傾げます。

コナンは、前に大尉が同じ宅配業者のコンテナに乗り込んだことがあったと伝えます。

それを聞いた元太たちは、『甘く冷たい宅配便』の事件の時に大尉がトラックに乗り込んだ意味に気づきました。
 

「そうか、飼い主のところに帰りたかったんだな!」

「同じマークのトラックに乗れば帰れると思って」

「良かったね、タイちゃん!」

 
大尉を抱えた益子は、子供たちに見送られて探偵事務所を後にしました。

しかし、外まで出てきた子供たちが涙を浮かべていることに気づき、再び引き返して住所とメールアドレスが書かれた名刺を渡しました。
 

「都合が合えば会いに来るといい」

「本当?ありがとう!」

 
こうして、大尉は無事に飼い主の元へ戻って行ったのでした。

エピローグ

1週間後、益子から『猫に会いたいなら今日来てくれ』というメールが探偵事務所に届きました。

コナンたち少年探偵団は、さっそく益子の自宅マンションを訪ねることにしました。

 

エレベーターを降りて部屋の前までやってくると、男性2人が話をしていました。

どうやら、隣の住人が益子の部屋で妙な音を聞いたらしく、管理人に鍵を開けて欲しいと頼んでいるようです。

管理人によって鍵は開けられましたが、ドアロックがかかっていて室内に入ることはできません。

その時、開いたドアの隙間から大尉が飛び出してきました。

なんと、大尉は怪我をしているわけではないのに、足に血がついていました。

コナンは、益子になにかあったのだと察しました。

まとめ

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第752話「招き三毛猫の事件(後編)」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第751話「招き三毛猫の事件(前編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ
・エピローグ

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