名探偵コナン第747話のネタバレ!怪盗キッドVS京極真(後編)

シーズン19

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第747話「怪盗キッドVS京極真(後編)」:
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

名探偵コナン第747話|事件ファイル概要&登場人物&あらすじ

名探偵コナン第747話|事件ファイル概要

◯ 事件ファイル
■ 話数:
第747話
■ 事件ファイル名:
怪盗キッドVS京極真(後編)
■ 放送日:
2014年7月26日
■ 放送曜日:
土曜日
■ 主題歌:
OPテーマ Greed(KNOCK OUT MONKEY)
EDテーマ RAIN MAN(AKIHIDE)
■ BACK:
第746話「怪盗キッドVS京極真(前編)」
■ NEXT:
⇒ 第748話「本庁の刑事恋物語(告白)」

Sponsored Link

名探偵コナン第747話|登場人物

・江戸川 コナン
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

・毛利 蘭
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

・鈴木 園子
蘭と同級生で親友。鈴木財閥のお嬢様。

・京極 真
園子の恋人。「蹴撃の貴公子」と呼ばれる空手の達人。武者修行のため海外留学している。

・鈴木 史郎
園子の父。鈴木財閥会長。

・鈴木 朋子
園子の母。左目の下にホクロがある。

・鈴木 次郎吉
園子の伯父。鈴木財閥相談役。

・怪盗キッド
宝石ビッグジュエル探し求め、世界中を騒がせている怪盗。

・中森 銀三
警視庁刑事部捜査二課知能犯捜査係警部。

Sponsored Link

名探偵コナン第747話|あらすじ

(前編の内容)
園子に招かれて、真は鈴木家を訪れた。
しかし、園子の母である朋子に嫌われてしまう。
さらに、園子が怪盗キッドの話題にはしゃいでいたため、真はキッドが狙う宝石アレキサンドライト、翠緑の皇帝グリーン・エンペラーの警備に名乗り出た。
そこで、園子の伯父である次郎吉は、グリーン・エンペラーの警備を真一人に任せることにした。
しかし、朋子が真に、キッドが園子に、それぞれある賭けを申し出ていた。(前編へ

(後編のあらすじ)
鈴木大博物館の展示室で、首からグリーン・エンペラーをさげて警備にあたる真。
昨晩、真は朋子とある賭けをしていた。
宝石を見事守り通せたら園子との交際を認め、宝石をキッドに奪われてしまった時には園子を諦めてもらうと朋子に言われたのだ。

その後、大博物館にキッドから100通くらいの大量の手紙が届いた。
それも全て真に宛てたものだという。
真が封の中を確認すると、また白紙の紙が入っていた。
中森は、最初に送られてきた手紙と同様に炙り出しの手紙だと判断した。
真は、100通全てをライターで炙る手間を省くため、蝋燭と燭台を用意するように頼んだ。

中森と真が炙った手紙を確認すると、「狙った獲物は逃がさない天下の大泥棒」や「月下の奇術師に不可能はなし」、「相手は世界最強の防犯システム?超ウケる」など、どれもこれも大した内容ではなかった。

コナンは、キッドが大量の手紙を送ってきた目的を考える。
真を動揺させるためのものなのか、それとも他に目的があるのか。

その後、閉館時間となった博物館には、真や次郎吉、中森ら関係者たちが残った。
そして、世界に1着しかない洋服に着替えた蘭と園子も展示室へ戻って来た。

コナン「ええっ!?

蘭「どうかな?この服・・。一番無難なの選んだんだけど

コナン「に、似合ってると思うよ

蘭「そう?良かった!

コナン(無難て・・。胸元開きすぎ・・

園子も真に声をかけ、着替えたドレス姿を見せる。

園子「真さ~ん!あたしはこんな服だから~!忘れないでね~!

真は、邪念を払うかのように首を横に振る。

真「はい・・

キッドが予告した時間の5分前になり、真は展示室から退去して欲しいと皆に伝える。
そして、防毒マスクを装着し、「これより先、事が終わるまでここへ入る者あらば、何人たりとも敵と見なし、渾身の限りを尽くして制圧しますので」と忠告した。
次郎吉と中森たち警察は、真の言う通り廊下へ出て防毒マスクを装着した。

園子はトイレへ行くためその場を去った。
コナンは、キッドからの手紙を持っている警官に声をかけた。

コナン「そんなにたくさんなら、博物館の事務所に郵便局の人が直接届けに来たの?

警官は、園子が郵便配達人から手渡しされたと言っていたことをコナンに伝える。
園子は、先にドレスに着替えて外に出たら、偶然顔見知りの配達人に出会ったようだ。
それを聞いたコナンは、手紙にブラックライトを当ててみる。
ブラックライトに反応しない手紙を見たコナンはあることに気づいた。

キッドが予告した午後10時になり、博物館内の電気が消えた・・。

Sponsored Link

名探偵コナン第747話|謎解き&ネタバレ

名探偵コナン第747話|謎解き

【謎解き①】
キッドから送られてきた手紙にブラックライトを当てても反応しなかった。

名探偵コナン第747話|ネタバレ

暗くなった廊下で、コナンは光っているものがあることに気づいた。
それも、光っているのはかなりの数だ。
警官たちが装着している防毒マスクに蛍光塗料が付着しているようだ。

さらに、廊下の奥から幾つもの球が転がってくる。
蘭が球を手に取ろうとするが、それをコナンが止める。
すると、球は半分に割れ、中から麻酔ガスが噴出した。
うろたえる警官たちを中森は「ガスマスクさえつけてりゃこんなもん!」と声をかけて落ち着かせる。
しかし、キッドのトランプ銃が撃たれ、警官たちの防毒マスクに命中してしまう。
防毒マスクがとれてしまった警官たちは次々に倒れていく。
コナンは口元を手で押さえてこらえるが、蘭は麻酔で眠ってしまった。

展示室の中で真がじっと宝石を守っていると、廊下から園子の悲鳴が聞こえ、扉を叩く音がした。

園子「真さん、入っていい?

真は、一瞬躊躇ったが扉を開けた。
すると、防毒マスクを手にした園子が真に抱きついた。

真「園子さん、一体何が?

園子「怪盗キッドがいきなり停電させて、館内に麻酔ガスを充満させたのよ

園子は、警官から渡された防毒マスクを装着していたため、眠らされずに済んだと話す。
そして、廊下で待機していた者は全て眠らされてしまったことを伝えると、真は廊下を確認する。
廊下には、中森たち警察、そして次郎吉と朋子も眠っていた。
まだ近くにキッドがいるかもしれないと考える真。
しかし、園子は「もう逃げちゃったと思うよ。だって停電の前に宝石を頂いたっていうキッドのカードが届いたらしいし」と話す。
園子の話が信じられない真は、首からさげていたグリーン・エンペラーを手にして確認する。
明るいところで確かめてみようという園子に手を引かれ、展示室に戻る真。
園子は、天窓の月明りにかざして宝石を確認するが、本物かどうかわからない。
そこで真は蝋燭に火をつけ明るくし、宝石を確認してみる。
すると、緑色だった宝石は赤色になっている。

真「赤?!赤く光ってます・・

園子「やっぱり。キッドが偽物とすり替えたのね

真「一体いつ、どうやって・・

園子「とりあえず、この偽物はあたしが警部に・・

園子は、真の首から宝石を外し、中森に渡しに行くと言う。
真は、走っていく園子の腕を掴んで引きとめる。

真「あなた、園子さんじゃありませんね?

園子「な、何言ってんの?あたしは本物よ~。この宝石は偽物だけど

すると、防毒マスクを装着したコナンが現れた。

コナン「宝石は本物だよ!

園子「コ、コナンくん!

アレキサンドライトは、青緑色系スペクトルの強い太陽光や博物館内の蛍光灯の下では暗緑色を示すが、赤色系スペクトルの強い白熱灯や蝋燭の明かりの下だと色が鮮やかな赤色に変わる。
つまり、キッドが無意味な炙り出しの手紙を大量に送った理由は、展示室に蝋燭を用意させるためだったというわけだ。
その手紙も前もって博物館のどこかに隠していたものを、キッドが園子に変装して警官に渡したのだ。
郵便局を通してどこかで熱が加われば、炙り出しにならないからだ。
その証拠として、郵便局が使っている区分管理用のバーコードがどの手紙にもついていなかった。
区分管理用のバーコードは、ブラックライトに反応するインビジブルインクを使っている。
しかし、コナンが手紙にブラックライトを当てても反応はなかった【謎解き①】。

園子「じゃあキッドは、あたしの服をひん剥いて変装したってわけ?

コナン「いやー?園子は自分で服を脱いでキッドに渡したんだよ。キッドとの賭けを成立させるためにな

真「賭け?

コナン「あぁ。自分になりすました怪盗キッドを京極さんが見破れるかどうかってな!

キッドは、園子に変装していたのだ。

コナンはキック力増強シューズを使い、キッド目掛けてサッカーボールを蹴った。
その瞬間、キッドの腕時計が爆発し、キッドの腕を掴んでいた真は思わず手を放す。
キッドは、コナンの蹴ったボールをかわして姿を消した。

コナンと真がキッドを探していると、天井から園子のドレスや防毒マスクが降ってきた。
そこには、天井から吊り下がっているキッドの姿があった。

キッド「グリーン・エンペラーは頂戴した!

コナン・真「くっ・・

キッド「空を飛べない自らの無能さを呪って下さい、世界最強の防犯システムさん

コナン「ヤロォ・・

真は肩で息をすると、コナンに自分から離れるように言った。
すると、真は博物館の柱を空手で壊し始めた。

キッド(まさか、柱を折って天井を落とす気かぁ~?怖っ!早くずらかろ・・

真は、柱が倒れた衝撃を利用して、天井へ跳びあがり屋根の上へ。
屋根の上にいたキッドは、突然飛んできた真を見て驚く。

キッド(さすが世界最強・・

真「さぁ、返して頂こうか。宝石も園子さんの心も

キッド「目当ての物じゃなかったので宝石はお返しできますが、お嬢様の心はそうはいかない

真「何?!

キッド「フッ。返すも何も、元々盗れていませんから。この賭けを持ち掛けた時点でね

昨夜、キッドが園子に賭けを持ち掛けた時、園子は「怪我させないでね。真さん来週大きな大会控えてるからさ」と頬を染めて話していたという。

それを聞いた真は、頬を赤らめる。

キッド「とまぁ残念ながら怪我は少々負わせてしまったようですが、賭けは完全に・・

キッドはグリーン・エンペラーを真に向けて放り投げた。
真が宝石を掴むと、キッドはハンググライダーで飛び去った。

キッド「お嬢様の勝ちですよー

真は、去り行くキッドが見えなくなるまで、その姿を見つめていた。


(エピローグ)
眠りから覚めた次郎吉と中森は、園子を問い詰めていた。

次郎吉「身包みを剥がされてトイレに監禁されていたじゃと?本当か園子?

園子「うん、まぁ・・

中森「女にも容赦ねェじゃねェか

コナン(キッドにそう言えって言われたんだろ、共犯になっちまうから

中森「じゃあ、まさかガスマスクに蛍光塗料をつけたのは・・

警官たちが廊下に整列し、園子がトイレに行くと言った時だ。

中森「あの時か!くそ~~~!キッドめ~~~

次郎吉は、怪我の手当てを終えた真の元へ歩み寄り声をかける。

次郎吉「しかしお主、よくぞ宝を守ってくれたのぅ

真「いえ、結局キッドには逃げられてしまいましたから。申し訳ありません

次郎吉「いや構わん構わん。勝負は次回に持ち越しじゃ!その時こそ

真「はい、その時は必ずや

次郎吉「いや~!よく言った!それでこそ世界最強の防犯システムじゃ!

次郎吉は真の肩をバシバシ叩いている。

その様子を見ていた史郎と朋子。

史郎「なかなか頼もしい青年じゃないか

朋子「ええ。真面目で朴訥で礼儀正しい強靭な男。いじめ甲斐がありますわ~

史郎(こわー・・

園子は、真の元へ行き「ごめんね、真さん。試すような真似しちゃって」と謝った。

園子「それでさ、どの辺で気づいたの?あれがキッドの変装だって

真「え?

園子「やっぱあたしの方がプリティだったとか?ね、そうでしょ?

真「あ・・、いやぁ。実は・・

真は、園子にこっそり話す。

園子「えーーーー!?あたしと違ってキッドは人差し指より薬指が長かった~?!まじでそれで気づいたの?

真「えぇ。対戦相手の身体的な特徴を瞬時に見抜く癖がついているので

園子「他に何かなかったの?あたしの方がピュアな感じだったとか!

眉を下げて頭をかく真に迫る園子。

真「ピュア?

園子「だから、純粋~とか穢れない~とか

真「うーん・・

園子「悩むの~?!

真「すみません・・

園子「もお~~!

コナン(ま、ホルモンの関係上、女は薬指より人差し指が長くて、男はその逆だと言われてるからな。割と例外な人もいるようだけど

コナンは横目で蘭を見る。

蘭「あ!私薬指長っ!

コナン(へへ・・

まとめ

■ BACK:
第746話「怪盗キッドVS京極真(前編)」
■ NEXT:
⇒ 第748話「本庁の刑事恋物語(告白)」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第747話「怪盗キッドVS京極真(後編)」:
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう