名探偵コナン第737話のネタバレ!疑惑の散歩道(プロムナード)

シーズン19

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第737話「疑惑の散歩道(プロムナード)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ
・エピローグ

事件ファイル概要

事件ファイル


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登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

小嶋 元太
CV:高木渉
少年探偵団の一人。うな重好きの食いしん坊で力持ち。

円谷 光彦
CV:大谷育江
少年探偵団の一人。コナンには劣るが少年探偵団の№2の頭脳を持つ。

吉田 歩美
CV:岩居由希子
少年探偵団の一人。コナンに想いを寄せる。

灰原 哀
CV:林原めぐみ
本名は宮野志保。元黒ずくめの組織の一員でコードネームはシェリー。新一が飲まされた薬と同じ薬を飲み、子供の姿になってしまった。現在は阿笠博士のところでAPTX(アポトキシン)4869の解毒薬の研究をしている。

目暮 十三
CV:茶風林
警視庁捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある。

高木 渉
CV:高木渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。少し抜けている部分があるが真面目。少年探偵団の話にもきちんと耳を傾けるため、子供たちから真っ先に頼りにされる。

浅川 信平(あさかわ しんぺい)
CV:橋詰知久
21歳。

浅川 香奈恵(あさかわ かなえ)
CV:山口眞弓
65歳。信平の祖母。

松之助(まつのすけ)
香奈恵の愛犬。

広田 智子(ひろた ともこ)
CV:根谷美智子
52歳。香奈恵の犬友達。

北沢 宗吉(きたざわ そうきち)
CV:金子達
54歳。香奈恵の隣人。

津村(つむら)
CV:玉野井直樹
北沢の将棋仲間。

近所の女性
CV:鈴木千尋

花屋の店員
CV:木村珠莉

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あらすじ

ある日の朝。

コナン、元太、光彦、歩美、哀は、公園で浅川信平からフリスビーを教わっていました。

そこへ信平の祖母・浅川香奈恵が愛犬の松之助を連れてやってきました。

松之助は尻尾を振りながら勢い良くコナンに飛びつき、その反動でコナンは地面に転がってしまいました。

香奈恵は、働きもしないで朝っぱらから遊んでいる信平を叱ります。

光彦と元太は、信平がただ遊んでいるわけではなく、自分たちにフリスビーを教えてくれているのだと説明します。

その時、香奈恵はコナンの服が泥だらけになっていることに気づきました。

松之助が飛びついた、といってもじゃれ合っていただけなので、コナンは大丈夫だと伝えます。

しかし、香奈恵は『こういうことはきちんとしないと!』と強く言い、クリーニングに出すためコナンの上着を持って行ってしまいました。

 

それから数日後。

コナンたちは服を返してもらうため、香奈恵の家を訪ねました。

呼び鈴を鳴らしても応答する様子はなく、どうやら香奈恵は留守のようです。

そこに松之助の兄弟を飼っているという広田智子がやってきました。
 

「ええ~!松之助に兄弟がいるんだ?似てるの?」

「もちろん、そっくりよ!」

 
犬小屋に近づいたコナンは、松之助が睡眠薬で眠らされていることに気づきました。

何かあったと察するコナンは、玄関を開けて家の中へ入ります。

すると、リビングにはナイフを胸に突き刺された香奈恵が倒れており、すでに息絶えていました……。

その時、騒ぎを聞きつけて隣人の北川宗吉がやってきました。

 

暫くして目暮警部たち警察が到着し、事件の捜査が始まりました。

智子は、香奈恵に犬のおやつをお裾分けに来たと証言。

北沢は、何度も隣の呼び鈴が鳴ったため、何かあったと思って来たと証言。

 

北沢は、智子に金を貸している香奈恵が『全然返してくれない』と嘆いていたことを告白します。

そして智子は、北沢が『犬の鳴き声がうるさい』と香奈恵に文句を言っていたことを打ち明けました。

 

聞き込みを終えた高木刑事が戻り、午前8時過ぎから15分の間に商店街と公園で何人かの人が犬を散歩させている香奈恵を目撃していたことを報告しました。

北沢は、家を出て商店街へ行き、公園に寄ってから国道沿いに帰ってくるのが香奈恵の日課だと説明しました。

この香奈恵の散歩コースは智子も知っていたらしく、香奈恵はいつも1時間くらい散歩しているといいます。

となると、家を出たのは8時少し前で、散歩を終えて帰宅したのが9時頃ということになります。

目暮警部は、帰宅したあとに殺害されたと考え、北沢と智子に9時頃のアリバイを確認します。

北沢は、自宅で知り合いと将棋をしていたと証言。

智子は、花屋の店員に自宅へ花を届けてもらい、そのままアレンジメントをお願いしたと証言。

 

コナンは、キッチンに料理が載ったままになっている皿があることに気づきました。

そして、ごみ箱には『浅川様 婦人用ベージュ春物コート』と書かれたクリーニングのタグが捨てられています。

そのコートは、恐らく香奈恵が亡くなった時に着ていたものです。

さらに、メモの下には惣菜のパックが捨てられていました。

 

その時、鑑識課員が玄関で血のついたバンダナを発見しました。なんとそれは、信平のバンダナでした。

そこに近所の女性が現れ、午前9時過ぎに真っ青な顔をした信平が香奈恵の家から出てきたと証言しました。

目暮警部は、証拠品のバンダナや目撃証言があることから、信平が犯人の可能性が高いと考えます。

 

光彦たちは、あんなに熱心にフリスビーを教えてくれる信平が犯人だとは信じられず、香奈恵の家を飛び出して公園へ向かいました。

そこで隠れていた信平を発見し、哀は警察が捜していることを伝えます。

信平は、メールで香奈恵に呼び出され、家に行ってみるとすでに香奈恵が亡くなっていたと証言します。

コナンは、いつも香奈恵が朝食を食べるのは松之助の散歩のあとで間違いないか信平に確認します。

信平は頷いた後、香奈恵が少し運動してから食べた方が調子がいいと言っていたことを教えます。

その直後、警官が現れ、信平は連行されてしまいました。
 

「信平さん、捕まっちゃいましたよ」

「ねえ、コナンくん!!」

「どうして放っとくんだよ?」

「仕方ねェだろ。現場に信平さんのバンダナが落ちてたし、目撃者だっているんだ」

 
しかしコナンは、信平が犯人ではないことに気づいていました。

まず、現場に落ちていたバンダナは然程特殊なものじゃなく、手に入れようとすればいくらでも手に入るものです。

次に、キッチンのごみ箱の中には『婦人用ベージュ 春物コート』と書かれたクリーニングのタグが捨てられていて、それは香奈恵が亡くなった時に着ていたコートです。

さらに、そのタグの下に朝食用の惣菜のパックが捨ててありました。

クリーニングのタグの下に朝食のパックが捨ててあったということは、朝ごはんを食べてから松之助の散歩に出かけたということです。

信平の話では、いつも香奈恵は松之助の散歩から帰ってきてから朝食をとっていたのに、現場の様子はその逆になっていました。

つまり、現場は偽装されていた可能性があるということです。
 

コナンたちは、智子と北沢のアリバイについて調べてみることにしました。

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ネタバレ

コナンと元太が北沢の家を訪ねると、北沢は将棋仲間の津村と縁側で将棋をしているところでした。

元太が北沢を呼び出した隙に、コナンは津村に話を伺います。

津村は、北沢とのこれまでの戦いは99勝99敗で、今日こそ雌雄を決しようと朝6時から休むことなくここで将棋をしていると証言しました。

 

その一方で光彦と歩美は、智子に花を届けたという花屋を訪ねました。

店員は、午前8時半に花を届けるように言われていたため、その時間に伺ったと証言。

そのあと智子と一緒にアレンジメントをし、終わったのは昼過ぎだったといいます。

 

その後、コナンたちは再び公園に集まり、確認してきたことを報告し合います。

結局、北沢と智子のアリバイを崩すことはできず、コナンは前提条件が間違っている可能性があると考えます。

これまで、『松之助の散歩から帰ったあとで香奈恵は殺害された』と考えていました。

しかし、香奈恵は毎朝同じ時間に同じ道を散歩していました。

となると、商店街や公園で香奈恵を見かけたと証言した目撃者たちは、普段見慣れているため『今日も見た』と思い込んでいる可能性があります。

コナンたちは、さっそく香奈恵の散歩コースで聞き込みを行うことにしました。

 

犬を連れている男性は、今朝も確かに香奈恵を見たと証言。

しかし、今朝の香奈恵はいつもと違い、どこか急いでいる様子だったといいます。

 

商店街の肉屋の店主は、毎朝店の前で松之助と猫が喧嘩をするが、今日は特にひどかったと証言。

最近、香奈恵は松之助を猫に近づけないようにしていたようですが、今朝は猫のことをうっかり忘れた様子だったといいます。

 

公園で休んでいたおばあさんは、今朝も確かに香奈恵と松之助を見たと証言。

しかし、いつも公園を出て左に行くはずなのに、今朝は松之助を無理矢理引っ張って右にいったといいます。
 

コナンたちが公園を出て右に進んでいくと、智子の家にたどり着きました。

コナンは、目撃者たちが勘違いしていたことに気づき、犯人の正体を見破りました。

 

その夜、コナンたちは香奈恵の家の庭にこっそり身を潜めていました。

そこに、犬を連れた智子が現れました。

コナンたちは、智子に事件の真相を聞かせます。

 

犯人は、今朝8時よりもずっと前に、朝食の準備を終えた香奈恵を殺害しました。

そのあと用意してあった朝食を片付け、クリーニングから戻ったばかりのコートを遺体に着せて、散歩から帰ってから殺害されたように偽装しました。

そして、前もって用意してあった信平のバンダナを玄関に置いてから香奈恵に変装し、松之助を連れて散歩に出かけました。

香奈恵が松之助の散歩をしていたという目撃者を作り、自分のアリバイを成立させようとしたのです。

一見、すぐに香奈恵ではないとバレそうですが、松之助を連れていたことで、みんな香奈恵だと思い込んでしまったのです。

ところが、公園を出たところでいつもは左に行くのに今朝は右に行ってしまいました。

犯人は、松之助を連れたまま自宅へ戻り、呼び出していた人物に会ってアリバイを完成させたのです。
 

「ちょっと待って。松之助はどうなるの?あの時、ここで寝てたじゃない」

「偽物だよ!」

 
コナンたちが香奈恵の家に来た時、犬小屋で寝ていたのは松之助の偽物だったのです。

つまり、松之助にそっくりな犬を飼っている人物こそが犯人です。
 

犯人は、広田智子です。

 
ここまで話し終えた時、小五郎(コナン)から連絡を受けたという目暮警部と高木刑事がやってきました。

目暮警部は、智子が犯人だという確かな証拠を教えて欲しいと話します。

コナンは、智子が今連れて来た松之助が証拠だと伝えます。

しかし智子は、連れているのは自分の犬で、松之助は庭に繋がれていると訴えます。

そこで元太は、2匹の犬に向けてフリスビーを飛ばしました。

すると、智子の連れていた犬が興味を示し、高くジャンプしてフリスビーを銜えました。

公園でよく信平とフリスビーで遊んでいた松之助は、反応せずにはいられなかったのです。

 

言い逃れができなくなった智子は、その場に膝をついて項垂れます。
 

「ねえ、おばさん。もしかして、バレたのは犬のせいだと思ってんじゃない?」

「だってそうでしょ?あのバカ犬がフリスビーなんかに釣られなきゃ!!」

 
コナンは、香奈恵がいつも散歩から帰ったあとで朝食をとっていたことを教えます。

もし帰ってすぐに殺害されたなら、朝食の用意はそのままでなければなりません。

朝食をとったあとで殺害されたなら、散歩のコートを着ているのは妙です。
 

「つまりあの現場は、ちぐはぐした違和感だらけの現場だったんだよ」

エピローグ

後日、コナンたちは信平にフリスビーを教えてもらうため、いつもの公園に向かって歩いていました。
 

「でも良かった♪真犯人が見つかって!」

「信平さんにまたフリスビーを教えてもらえますね~」

「そうだな!楽しみだぜ」

「あなたの服も綺麗になって返って来たし?」

「ああ!松之助の足跡もクリーニングで綺麗になってサッパリ……うわっ!」

 
コナンの背中に松之助が飛びかかり、その反動でコナンは地面に転がってしまいました。

服やズボンは泥だらけ…。

慌ててやってきた信平はすぐに謝罪します。
 

「ごめんよ、コナンくん。またクリーニングするから」

(いえ、もういいです……)

まとめ

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第738話「小五郎はBARにいる(前編)」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第737話「疑惑の散歩道(プロムナード)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
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