山姥の刃物(コナン481話~482話)ネタバレ!犯人や凶器の行方も

シーズン12

こちらの記事では、アニメ「名探偵コナン」の第481話~第482話「山姥の刃物」のネタバレを紹介しています。

家の中で見つかった刃物からはルミノール反応が検出されず、容疑者たちも凶器になるようなものを所持していませんでした。

だとすると、一体凶器はどこへ消えたのでしょうか?コナンの推理に注目です!

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ネタバレ

コナンはいつものように博士に口パクさせ、蝶ネクタイ型変声機で博士の声を使って推理ショーを始めました。

凶器の在り処

警察がいくら捜索しても凶器は出てきませんでした。では、一体どこに消えたのでしょうか?

それは、水槽の中です。

歩美は、水槽の水が昨夜よりも随分少なくなっていることに気づいていましたよね。

水が減った理由は、もちろん金魚が水を飲んだからではありません。水槽の中の何かが取り出されたからです。

その何かとは、縄文時代に武器としてよく使われていた黒曜石です。これを砕くとかなり鋭い刃物になるそうです!

犯人は博士のバッグから金槌を盗み、みんなに音を聞かせないように森の中で石を砕きました。そのため、金槌が森の中に捨てられていたんですね。

そして刃物状にした黒曜石で茜の首を切り裂いた犯人は、石を元あった水槽の中へ戻したのでした。

犯人はこの人!

犯人は、安達頼人です

証拠は、水槽の中に入っていた黒曜石から茜の血液と安達の指紋が検出されたことでした。

安達は、自分の両親が茜の父親の会社から借りたお金を返せる目途が立ち、近々ホストを辞める予定でした。

しかし、茜の口車に乗せられた両親が再び借金をしてしまいました。茜は、わざと暴落する株を両親に勧めて借金させ、安達にホストを続けさせようとしたのです。

安達は『これで頼人が一生私のしもべでいてくれる』という茜の言葉で、彼女を殺害する決心をしたのでした。

安達の行動

みんなが寝静まっている早朝、安達は外へ行こうと茜を誘い出しました。そして誰にも気づかれないまま玄関へたどり着き、靴をしっかり履き終え外に出ようとしました。

その時、光彦が階段を駆け上がる足音が聞こえ、事態の急変を感じました。焦った安達はその場での犯行を決意し、茜と縺れ合うように外へ出て隠し持っていた凶器で首を切り裂いて殺害しました。

そのあと茜の遺体をその場に置き、玄関の近くに戻って木戸を開けてから再び遺体の傍に駆けつけ、倒れている茜を抱き起しました。これは悲鳴を聞いて駆けつけたという偽装工作と、服や体についた返り血を誤魔化すためです。

そしてみんなで茜を家の中に運んだ後、こっそり水槽の中に凶器の黒曜石を戻しました。

コナンが犯人に目をつけたきっかけ

まず1つ目は、靴です。

外からよく知っている女性の悲鳴が聞こえて駆けつける時、普通は靴など履かずに裸足のままドアに駆け寄り外の様子を確かめるはずです。

特にこの家のように幾つも段差がある場合は、靴を履くのにかなりの手間がかかります。

実際に茜の悲鳴を聞いて外に飛び出したコナンや香原、伊和江は裸足でした。それなのに安達はハイカットの靴をしっかり履き、おまけに靴紐まできちんと結んでいました。

 

そして2つ目は、博士のバッグから盗まれた金槌です。

もしこの家に詳しい人間が犯人なら、納屋にある工具箱の中から金槌を持ち出すはずです。いつ誰が見に来るかわからない状況下で博士のバッグから盗むなど危険すぎますからね。

だとすると、犯人は工具箱の存在を知らなかったのでは?と考えることができ、この家に詳しくない人物が疑わしくなります。

以上の2点から、コナンは安達に目を付けたということです。

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香原の正体

安達と一緒にホストをしていると言っていた香原風雅ですが、その正体は伊和江のお孫さんでした。

アニメの中でそれを推理できる材料が4つ登場しています。

1つ目は、安達に洗面所の場所を聞かれて香原が即答したことです。

道に迷って偶然泊まることになった家の構造なんて普通はわかりませんよね。それなのに即答するなんて不自然!

2つ目は、最初に家に訪ねてきた時、香原がコナンに『ボウヤ、この家の人を呼んでくれないか』と言ったことです。

初めて行く家にピンポーンと呼び鈴を鳴らしたとします。そこで出てきた子供に『ボウヤ、この家の人を呼んでもらえるかな?』なんて言わないですよね。つまり、最初からコナンがこの家の子じゃないと知っていたということです!

3つ目は、香原が金魚の説明をした時、水槽を見る前から『12匹いる』と発言したことです。

いくら金魚に詳しくても、さすがに水槽の中の金魚の数まではわかりませんよね~。

4つ目は、香原だけ事情聴取を頑なに拒んでいたことです。

ホストとして源氏名を使っている香原でも、事情聴取となればもちろん本名を聞かれることになります。そうなれば当然『田中祥平』という名前が伊和江にも知られ、孫の祥太だと気づかれてしまいます。それを恐れて事情聴取を拒否していたんです。

以上のことから、香原が20年以上この家に住んでいて、10年前に料理人になると言って家を出て行った伊和江の孫の祥太だということが判明したのでした。

サブストーリー

香原はコナンの推理を聞いても尚、自分は祥太の友人だと言い張ります。そこで伊和江は『ワシのことは心配せんでええから自分の体だけは大事にしてくれ』と祥太への伝言を香原に託しました。

伊和江に背を向けて涙する香原は、この包丁も祥太に渡しておくと言い残し、赤い柄の包丁が入った木箱を抱えて家を出て行きました。

伊和江は、最初に香原を見た時から孫の祥太だと気づいていました。どんなに見てくれが変わっていたとしても、どんなに志が変わっていたとしても、伊和江にはわかっていたのです。

だからこそ、毎日手入れして大切に保管してきた祥太の包丁を香原に託したのです。元の道に戻ってくれるかもしれない、という微かな願いをその刃に込めて。

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エピローグ

事件から1カ月後。コナンは、蘭とともに和食のお店に入りました。

そこでコナンは、若い板前さんが怒られているところを見かけました。

見覚えのある顔をした若い板前さんは、その手に赤い柄の包丁を握りしめて一生懸命魚をおろしていました。

まとめ

こちらでは、アニメ「名探偵コナン」の第481話~第482話「山姥の刃物」のネタバレを紹介させていただきました。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

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