名探偵コナン第352話のネタバレ!フィッシング大会の悲劇(前編)

シーズン9

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第352話「フィッシング大会の悲劇(前編)」:
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

名探偵コナン第352話|事件ファイル概要&登場人物&あらすじ

名探偵コナン第352話|事件ファイル概要

◯ 事件ファイル
■ 話数:
第352話
■ 事件ファイル名:
フィッシング大会の悲劇(前編)
■ 放送日:
2004年2月23日
■ 放送曜日:
月曜日
■ 主題歌:
OPテーマ 君と約束した優しいあの場所まで(三枝夕夏 IN db)
EDテーマ 眠る君の横顔に微笑みを(三枝夕夏 IN db)
■ BACK:
⇒ 第351話「忘れられた携帯電話(後編)」
■ NEXT:
第353話「フィッシング大会の悲劇(後編)」

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名探偵コナン第352話|登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

小嶋 元太
CV:高木渉
少年探偵団の一人。うな重好きの食いしん坊で力持ち。

円谷 光彦
CV:大谷育江
少年探偵団の一人。コナンには劣るが少年探偵団の№2の頭脳を持つ。

吉田 歩美
CV:岩居由希子
少年探偵団の一人。コナンに想いを寄せる。

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

鈴木 園子
蘭と同級生で親友。鈴木財閥のお嬢様。

横溝 重悟
神奈川県警捜査一課の警部。兄で静岡県警警部の横溝参悟と顔や声はそっくりだが、口調と性格は真逆。

水井 純一(みずい じゅんいち)
27歳。大会運営委員。

鮎川 沙織(あゆかわ さおり)
27歳。大会参加者。

鱒渕 拓也(ますぶち たくや)
29歳。大会参加者。

船木 敏彦(ふなき としひこ)
35歳。フリーライター。

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名探偵コナン第352話|あらすじ

コナンと蘭は、園子の父親の会社がスポンサーとなっているバス釣り大会に行かないかと誘われた。それを聞きつけた元太、光彦、歩美たち少年探偵団は、自分たちも大会に出場すると言い出し、一緒に行くことになった。

奥谷湖駅についた蘭とコナンたち少年探偵団は、先に到着していた園子と合流した。園子は、大会運営委員の水井純一に受付を頼み、蘭と子供たちが受付を済ませると、子供たちはルアーを選び始めた。そこへ大会参加者の鮎川沙織がやってきた。絶対優勝する、という元太に、お手柔らかにね、と鮎川は手を差し出した。そして光彦と握手を交わした時、カメラのシャッター音がし、音のした方を見るとフリーライターの船木敏彦がカメラを構えていた。鮎川は、じゃあ頑張ってね、と子供たちに声をかけるとその場を後にし、船木は鮎川の後を追っていった。
子供たちの元へ蘭、園子、水井がそろそろ始まるよ、と呼びに来た。あの女性と何を話していたのか尋ねる蘭に、握手したことをニヤニヤしながら話す光彦と元太。水井の話によると、鮎川は大会の去年の優勝者のようだ。そして今は遠くに見える鮎川と合流し、一緒に歩き出した男性を見て、あの人がもう一人の優勝候補の鱒渕拓也だと教えてくれた。一昨年は鱒渕がチャンピオンだったそうだ。

午前10時、フィッシング大会開始のアナウンスが流れた。
子供たちは、釣りポイントを探して歩き出した。バスは藻や倒木があるところに隠れていることが多いためここにしよう、とコナンが釣る場所を決めた。本当にここでいいのか、と元太は不満げな声をあげるが、近くの釣り場に鮎川がやってきた。優勝候補もこの辺りがポイントだと考えているようで、元太は気合いを入れ直し釣りを始めた。

釣りを始めてしばらく経つが一向に釣れる気配がない。ボートの方が良かったのでは、と文句を言い始める元太と光彦。そこで船木がやってきた。船木は「月刊バス」という雑誌で記事を書いている。バスといっても乗るバスじゃないよ、と話す船木。この大会の記事を来月号に載せるため取材しているようだ。そこで子供たちは船木に写真を撮ってもらった。その時、鮎川が魚を釣り上げたところを歩美が目撃した。調子の良さそうな鮎川を見て、写真を一枚とらせてもらおう、と船木は鮎川の元へ歩いて行った。

元太は、場所が悪いということでなければ、使っているルアーが悪い、と言い出した。そして鮎川の使っているルアーをこっそり覗きに行くことにした。元太と光彦がそっと鮎川の背後に忍び寄り、数種類あるルアーを眺めていると、鮎川は正面を向いたまま元太と光彦に声をかけた。元太と光彦は驚き、すぐに謝った。しかし鮎川は怒ることはせず、これで釣ってみなさい、とルアーを貸してくれた。
その後、釣りに戻った元太と光彦。すると光彦の竿に大物がかかった。元太が協力し二人で釣り上げたそれは、なんと長靴だった。それを見て大笑いするコナン。
そこで歩美は移動するため、岩から岩へと飛び移ろうとジャンプした。しかしうまく着地できず、足と手を擦りむいてしまった。それを見ていた鮎川がすぐに駆け寄り、自分のハンカチを濡らして擦りむいた箇所を手当してくれた。

大会一日目の終了間近、子供たちは受付へ戻ってきた。そこで蘭と園子が待っていた。園子は、早く計量に行きなさい、と言うが、子供たちは俯き顔を上げない。どうかしたの?と蘭が心配そうにコナンの顔を覗き込むが、コナンは首を横に振るだけ。そこで園子が、まさか計量する魚がないとか?と言い、子供たちは小さく頷いた。園子は大笑いし、蘭はクスクス笑った。
終了のアナウンスが流れ、結果が発表された。第一位は、鮎川だった。明日こそ運を変えて逆転優勝を狙いましょう!と言う光彦にコナンは「そんな簡単にいくのか~?」と心の中で呟いた。

その日の晩、コナンは旅館の風呂場で船木と鱒渕がもめているところを目撃した。

ロビーでコナンが魚拓を眺めていると、すごく大きいだろ、と鱒渕が声をかけてきた。釣ったのは蟹江健介という名人で、鱒渕の友人のようだ。それを聞いていた歩美が、どうしたらあんなに大きな魚が釣れるのか鮎川に尋ねた。鮎川は、子供のころから釣りをしており、歩美も今から初めたら大人になった時にはすごい釣り師になる、と話す。そして今度は蘭が、どうして釣りを始めたのか尋ねた。父親が釣りをしており、物心ついた時には川や湖によく連れていかれた。そのため高校生になるまで遊園地も動物園も行ったことがなかった、と鮎川は話した。そこで鮎川を訪ねて船木がやってきた。一緒に一杯やりましょう、という船木の誘いを断る鮎川。しかし船木は、そんなこと言っていいんですか、と言う。鮎川の顔が曇る。それを見た船木は、冗談だよ冗談、実は・・と話を変えた。レールマニアの仕事に協力して欲しいと船木は鮎川に頼んだ。鮎川は、わかりました、と言うと船木と一緒にロビーを出て行った。

大会二日目の朝、今日はボートで釣ろうぜ、と元太が言う。しかしコナンは、今の季節だとバスは岸近くの物陰でエサを狙っていると思う、と話す。理屈はどうあれ、昨日は岸で一匹も釣れなかった、だから今日はボートで釣ると言う光彦と元太。
コナンは丘釣りをすることにし、元太と光彦はボートで釣ることにした。その時ちょうど鮎川が通りかかった。今日は九谷すじに行くという鮎川に歩美は一緒に行っていいか尋ねるが、危険だからやめといた方がいいと言われ諦めることにした。鮎川と別れ、元太と光彦はボートで、コナンと歩美は丘釣りをするため歩き出した。

元太と光彦がボートで釣りをしていると、丘の上を歩いている鮎川を発見し声をかける。鮎川は手を振り歩いて行った。そして鮎川とは反対側の岸を船木が歩いて行った。
なかなか釣れない歩美は、私もボートに乗れば良かったかな、と言い出す。そして通りかかったトロッコ列車に、おーい!と手を振っていた。

ボート組の元太と光彦は乗っていたボートに何かがあたったのを感じ、引っ張り上げてみる。拾ったのは、釣り糸でハンカチが結び付けてある板だ。それを見て、魚釣りの道具かな、と言う元太だが、こんなもの見たことがない、と光彦。

蘭と園子が釣りポイントを探して歩いている時、鱒渕が釣りをしている姿を見かけた。再び歩き出した蘭と園子は、岩の陰に隠れるようにして倒れている船木を発見し悲鳴をあげる。その悲鳴を聞いたコナンと歩美は急いで蘭と園子の元へ向かった。コナンが船木を確認するが、船木は頭から血を流し既に亡くなっていた。そして船木の左胸ポケットに何か付着しており、においを嗅ぐとどうやら石油のようだ。

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名探偵コナン第352話|謎解き&ネタバレ

名探偵コナン第352話|謎解き

【謎解き①】
船木の左胸ポケットに油と煤がついていた。

【謎解き②】
鮎川は自分のハンカチを使い、怪我をした歩美の手当てをした。

【謎解き③】
ボートに乗っていた元太と光彦は釣り糸でハンカチが結び付けられている板を拾った。

名探偵コナン第352話|ネタバレ

横溝率いる警察が到着し、捜査が開始された。
死亡推定時刻は、遺体にまだ温もりがあるため、死後15分から30分の間と思われる。
第一発見者は・・、と蘭に気づいた横溝は、確か"煙の小五郎"の・・、と言う。すかさずコナンが"眠りの小五郎"だよ、と訂正した。そして横溝は蘭の隣にいた園子に、あんたは?と尋ねる。帝丹高校2年、鈴木園子、このフィッシング大会の委員長代理兼プレゼンターよ、と答える。「あぁ、目立ちたがりの主催者のお嬢さんってのはあんただ」と言う横溝。それを聞いたコナンと歩美はクスクス笑う。

発見した時の状況を尋ねる横溝。園子と一緒に大会本部にいたが、コナンたちの様子を見に行こうと歩いていたら船木を発見した、と蘭が説明した。被害者は船木というのか、と言う横溝に今度はコナンが、雑誌のフリーライターで「月刊バス」にこの大会の記事を書くと言っていた、と説明した。
次に横溝は、子供たちにどこにいたか尋ねた。コナンは、ここから30メートルくらいの上流で歩美と釣りをしていたが船木の悲鳴は聞こえなかった、と答えた。

そこで調査していた刑事が横溝に、徹底的に探したが被害者が頭をぶつけたものが見つからない、と報告した。それを聞いた横溝は頭を悩ませた。

その後、横溝は大会の参加者全てに話を聞いた。鮎川は10時から10時30分の間、九谷すじをほんすじとの分岐点からさかのぼっていたと話す。その姿を元太と光彦がボートから見ていたためアリバイは証明され、競技に戻って良いと横溝は許可した。
あの場所は呪われているのかな、と突然水井が口にした。半年前、同じ場所で亡くなった人がいるという。その亡くなった人は蟹江といい、鮎川や鱒渕と親しかったようだ。その時、周りに人がいなかったため、事故として処理されたらしい。
そこでコナンは「蟹江健介」と書かれた魚拓を思い出した。
鮎川と鱒渕と親しいのなら、やっぱり優勝候補にあがるような人だったんですね、と蘭が話す。蟹江は鱒渕と同じく鮎川の父の教え子だった、もう亡くなられたが鮎川の父は、日本にスポーツフィッシングを広めた人物で、クラブを主催しバス釣りを教えていた、と水井が教えてくれた。

半年前に同じ場所で亡くなった人がいる、これは偶然じゃない。恐らく犯人は、二人のうちのどちらかだ・・。

まとめ

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第353話「フィッシング大会の悲劇(後編)」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第352話「フィッシング大会の悲劇(前編)」:
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

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