名探偵コナン第159話のネタバレ!怪奇五重塔伝説(前編)

シーズン4

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第159話「怪奇五重塔伝説(前編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ

事件ファイル概要

事件ファイル


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登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

毛利 小五郎
CV:神谷明
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

横溝 参悟
CV:大塚明夫
静岡県警捜査一課の警部。小五郎のことを尊敬している。人に話しかける時に顔を近づけすぎる癖がある。

岡部 重吉(おかべ しげきち)
CV:藤城裕士
55歳。寺男。

淡海(たんかい)
CV:渡部猛
64歳。幻塊寺住職。

春海(しゅんかい)
CV:梁田清之
26歳。淡海の息子。

小田 英明(おだ ひであき)
CV:小室正幸
56歳。ODA観光社長。

梶村 洋介(かじむら ようすけ)
CV:金尾哲夫
43歳。ODA観光取締役。ホテルODA支配人。

刑事
CV:長嶝高士

警官
CV:千葉一伸

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あらすじ

雑誌の懸賞で旅行を当てた蘭は、コナンと小五郎とともに静岡県の伊豆のホテルへやってきました。

さっそくコナンたちは観光を始め、ホテルの近くにある幻塊寺という古いお寺を訪ねました。

山門でコナンたちを出迎えた寺男の岡部重吉は、寺の案内を申し出ました。

この寺の建立は400年前。古いだけに、時代ごとの旧跡がいろいろあるようです。

例えば、立派な五重の塔の横にある藪の中には、江戸時代中頃まで使われていた古井戸があります。

なんでも、恋に破れた女性が井戸の前で三日三晩泣き続け、足りなくなった涙の代わりに井戸の水を全部使い、井戸が涸れてしまったと云われています。

そして、五重の塔には恐ろしい言い伝えがありました。

江戸時代の初め頃、住職に目を掛けられ、次の住職に嘱望されていた若い修行僧がいました。

しかし、その修行僧は麓の村の娘と恋に落ち、戒律を破って寺を抜け出し、2人で駆け落ちしてしまいました。

ところが、神仏の祟りか大鷲に連れ去られ、五重の塔の先端に遺体が吊るされました。

さらに江戸時代の中頃、不心得者の住職が寺の調度品を売り払い、酒色に溺れました。

ある日、突然姿を消した住職は、数日後に五重の塔の先端で首をくくって死んでいました。

それ以来、寺の戒律を破ると五重の塔の祟りがあると云われるようになったといいます。
 
 
その時、寺の住職・淡海がコナンたちの前に姿を見せました。が、とても親切とは言えない態度で淡海はコナンたちを追い返そうとします。

岡部の話によると、幻塊寺は観光会社の所有になってしまい、テーマパークが建設されることになったようです。

淡海は騙されたと言って今でも反対しており、いつしか観光客にも冷たくなってしまったといいます。

この話を聞いても淡海の態度を許すことができない小五郎は、あからさまに不機嫌な顔を見せてホテルへ戻って行ってしまいました。
 
 
 
その夜、コナンたちはODA観光社長の小田英明からディナーに招待され、一緒に食事をすることになりました。

そこへホテル支配人の梶村洋介が小五郎に挨拶に来ました。しかし小田は、差し出がましいと言って梶村を払い除けました。

梶村は軽く会釈を済ませ、今夜の東京出張の支度をしに戻って行きました。

小五郎は、小田のネクタイピンにダイヤがついていることに気づきました。小田は、ほんの5カラットだと言って満面の笑みを浮かべました。

その直後、小田はボーイから受け取ったレシートを財布にしまいました。この時、小五郎は再び目を点にして驚きました。

なんと、小田の財布の中にはお札がギッシリ詰め込まれていたのです。なんでも、小田はカード類が嫌いらしく、いつも大金を持ち歩いているようです。

そこへ淡海の息子・春海がやってきました。春海は、世事に疎い父親を騙したことを許さないと激怒しました。

小田は息巻く春海を鼻で笑い、話なら明日事務所で聞くと言って彼を追い払いました。

寺の言い伝えを思い出したコナンは、それとなく小田に伝えます。しかし小田は、それも利用の仕方次第で客寄せに使えると高笑いしました。
 
 
 
翌日の早朝、ホテルで眠っていた小五郎の元へ、岡部から電話がかかってきました。

慌てた様子の岡部は、寺で祟りが起きたと話し、すぐに電話を切ってしまいました。

着替えを済ませたコナンたちは、さっそく幻塊寺へ向かい、門で岡部と合流しました。

そして岡部に案内されて寺の中へ入ると、五重の塔の先端に小田が吊り下げられていました……。

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ネタバレ

その後、横溝刑事たち警察が駆けつけ、事件の捜査が始まりました。

遺体は、五重の塔5階の欄干にロープを結び付け、その先を屋根の先端にかけて首を吊っていました。

小五郎は、異常な状況だが他殺の線はないと判断します。

まず、小田は100キロほどの巨体。5階まで担いで上がるのは普通の人間には不可能です。

仮に担ぐことができたとしても、階段通路は非常に狭く、大人一人通るのがやっとです。

そして、何者かに絞殺されたとすれば、苦しさのあまり逃れようと首を自分の爪で引っ掻くはずです。しかし、その跡はついていません。
 
 
塔の5階へやってきたコナンは、欄干に新しい傷がついていることに気づきました。さらに、新品のロープはところどころ解れています。

検死の結果、死因は頚部圧迫による窒息死。死亡推定時刻は午前3時から4時の間だと判明しました。

小田は、ホテルのスイートルームを事務所兼住まいに使っていますが、午前2時半頃に外出したところをフロント係が確認していました。
 
 
その後、東京へ出張に行っていた梶村が駆けつけました。

横溝刑事は、小田が思い悩んでいたことに心当たりがないか梶村に尋ねます。

すると梶村は、今回の出張は資金繰りのためのものだったと打ち明けました。

どうやらODA観光は経営が苦しく、社長の小田は相当お金に悩んでいたようです。
 
 
コナンは、小田が昨夜懐にしまったはずのサイフがなくなっていることに気づきました。さらに、ダイヤのネクタイピンまでもがなくなっています。

それを聞いた小五郎は、強盗に遭った小田が金目の物を全て渡し、そのあとで自殺したと推理します。
 
 
横溝刑事は、死亡推定時刻に寺にいた淡海、春海、岡部のアリバイを確認します。

淡海は、神仏の祟りが起きる予感がしたため、本堂で読経していたと証言。

春海は、朝5時まで寝ていたと証言。

岡部は、5時頃に遺体を発見して、すぐに小五郎に電話をしたと証言。
 
 
小田のサイフやネクタイピンがなくなっていますが、今のところ状況から見て自殺以外には考えられません。

コナンは、小田の服の肘の部分に草の汁がついていること、両足の靴の踵に泥がついていることに気づきました。

さらに、遺体を吊るしてあったロープをよく見てみると、なぜか焦げています。

以上のことから、ある可能性を考えたコナンは、周辺の草むらを調べました。すると、小田のネクタイピンが落ちていました。

コナンの仮説が正しいとすれば、小田は自殺ではなく他殺です。

そして犯人は恐らく、" あの人 " です。

まとめ

■ BACK:
第158話「沈黙の環状線」
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第160話「怪奇五重塔伝説(後編)」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第159話「怪奇五重塔伝説(前編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ

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