名探偵コナン第1142話のネタバレと感想！乱歩邸殺人事件（前編）

シーズン29少年探偵団

江戸川乱歩生誕130年を記念して、江戸川乱歩と江戸川コナンが夢のコラボレーション！

ということで、今回は立教大学の旧江戸川乱歩邸が舞台となっているようです。

江戸川乱歩（えどがわらんぽ）

1894年生まれ。日本のミステリー作家。1923年、『二銭銅貨』で作家デビュー。緻密なトリックと奇抜な設定が特徴的で、亡くなる1965年まで多くのミステリー作品を発表。中でも名探偵・明智小五郎が活躍する作品が特に有名。

名探偵コナンのキャラクターやアイテムは乱歩作品と共通する設定が数多くあり、コナンの名前の由来となったのは言うまでもありませんね。

そんな江戸川乱歩とのコラボ！作中で一体どんな事件が待っているのでしょうか？ものすご～く楽しみですね！！

それでは、アニメ「名探偵コナン」第1142話「乱歩邸殺人事件（前編）」のあらすじ、ネタバレ、感想をご覧ください！

名探偵コナン第1142話のあらすじ

江戸川乱歩邸

コナン、光彦、元太、歩美、灰原は、小林先生とともに江戸川乱歩邸にやってきました。

乱歩邸を管理している五藤教授が少年探偵団のことを知り、普段は公開していない土蔵を特別に見学させてくれることになったのです。

画像引用：江戸川コナン公式X

にっこにこで上機嫌なコナン君、目がキラキラしててかわいい～！！( ´∀｀ )

蔵書整理の手伝いをしている奥元了介（おくもとりょうすけ）を五藤教授に紹介され、コナンたちは二人に案内されて土蔵に入りました。

その直後、奥元のポケットからライターが落ち、それを見た五藤教授は厳しく叱ります。土蔵内にあるのはすべて本なので火気厳禁。ライターの持ち込みなどもってのほかです。

五藤教授から、手に保湿剤を塗っているなら手袋をすることと、ライターを事務局に置いてくるように言われた奥元は、五藤教授の悪口をぼそりと呟き、不満気に去っていきました。

棚にはアガサ・クリスティやエラリー・クイーン、少年探偵団のシリーズ、アリセーヌ・ルパンなど数多くの本が並んでいて、コナンたちは目を輝かせて感動しました。

ミステリー好きな小林先生も大興奮してます( ´艸｀)ここに若狭先生がいたら、もっと面白いことになりそうですね。

コナンたちは二階にあがり、壁にかけられた江戸川乱歩の肖像画に注目します。

五藤教授の説明によると、この画は普段応接室に飾られていますが、応接室が現在改装中のため、一時的に二階に置かれているようです。

画像引用：江戸川コナン公式X

持ち出された木札

しばらくして、五藤教授のスマホが鳴りました。警察が来ているらしく、五藤教授はコナンたちを連れて一旦土蔵の外に出ることにしました。

そこには佐藤刑事と高木刑事の姿がありました。今朝、近くの公園で男性の他殺体が発見され、その捜査を行っているようです。

佐藤刑事は、被害者の持ち物の中に乱歩邸から持ち出されたと思われる板切れがあったことを明かし、その遺留品を五藤教授に見せました。

五藤教授が確認しに行くと、棚にあったはずの木札が一枚なくなっていました。

木札に書かれた文字は江戸川乱歩の直筆で、乱歩は本を人に貸す時、木札にタイトルと貸した人の名前を書き、それを本の代わりに棚に挟んでいたそうです。

乱歩会

殺害されたのは溝端健（みぞはたけん）という男性で、江戸川乱歩の作品を愛読している人の集まり「乱歩会」のメンバーです。

「乱歩会」のメンバーは溝端を含めて六人おり、五藤教授の助手・奥元もそのうちの一人とのこと。

五藤教授は溝端のことを知っており、彼が昨日、土蔵の見学に来たことを打ち明けます。その時、溝端がライターを持っていたため、事務局に置いてくるように注意しましたが、反対に怒鳴られたため、そのあと二人は激しい口論になったそうです。

それを聞いた佐藤刑事は、溝端が襲われた昨夜の午前0時前後のアリバイを五藤教授に確認します。

五藤教授は一人で家にいたと証言しますが、高木刑事から現場近くのコンビニの防犯カメラに五藤教授の姿が映っていたと聞かされ、0時前に公園の近くに行ったことを打ち明けました。

乱歩の未発表随筆原稿があるから極秘で見て欲しいと電話で呼び出されたため公園に向かったのですが、結局その相手には会えなかったそうです。

高木刑事は、乱歩会のメンバー全員にも話を聞いていると説明し、五藤教授を重要参考人として警察署に連れていってしまいました。

名探偵コナン第1142話のネタバレ

乱歩会のメンバー

五藤教授が不在となったことで乱歩邸の見学は中止となり、コナンたちは大学の食堂で昼食をとることにしました。

そこでコナンたちは「乱歩会」メンバーの今井菜々子（いまいななこ）、田島理香（たじまりか）、尾車俊二（おぐるましゅんじ）と出会いました。

コナンが声をかけると、奥元は仕事が残っていると言って去っていきました。

理香の話しによると、溝端が「乱歩会」に入ったのは、乱歩の作品を好んでいたわけではなく、高く売れそうな本を探すためだったそうです。

尾車は、溝端が乱歩の直筆の木札を盗んで売ろうとし、それに気づいた五藤教授が溝端を殺害したのではないかと推理します。

菜々子が写真を取りに行くため席を立った後、コナンたちは水森という女性に声をかけられ、大学構内を案内してもらうことになりました。

事件発生

水森にたくさん写真を撮ってもらい見学を終えると、辺りはすっかり暗くなっていました。

そろそろ帰ろうとした時、コナンたちは再び菜々子、理香、尾車と出くわしました。

みんなで話しながら歩いていると、菜々子は土蔵を指差し、何か様子がおかしいと発言。

土蔵の窓や入り口は開け放たれており、二階には灯りがついています。

コナンたちは土蔵に入り、階段をのぼって二階へ向かうことに。その途中、歩美はマフラーを木の手摺にひっかけてしまい、バランスを崩して階段から落ちそうになりますが、幸いにも後ろにいた菜々子に助けられて事なきを得ました。

こうして全員が無事に二階に到着すると、机の上でメラメラ燃えている二本の蝋燭の灯りで、机に突っ伏している奥元の姿が確認できました。

その直後、奥元を起こすために机に近づいた尾車が短く悲鳴をあげました。

奥元の首には縄が巻きついていて、その下には縄で絞められた痕がくっきり残っていました。

その後、通報を受けて警察が駆けつけ、捜査が始まりました。

高木刑事は、停電していたわけでもないのに、蝋燭に火を灯していたことに疑問を抱きます。

土蔵の中では複数の指紋が検出され、犯人の指紋を特定することは難しい様子。そして、開いていた窓の取っ手には、奥元の指紋だけがついていました。

遺体の状態から、背後から締められたことが判明。つまり、奥元が犯人を全く警戒していなかったということになり、顔見知りの犯行の可能性が高くなります。

コナンは、奥元の右手の爪に未だ乾ききっていない血が付着していることに気づきました。さらに、左手の甲に垂れた蝋を見て、犯人の正体に目星をつけました。

画像引用：名探偵コナン公式サイト

名探偵コナン第1142話の事件ファイル概要

事件ファイル概要

話数	第1142話
事件ファイル名	乱歩邸殺人事件（前編）
放送日	2024年11月16日（土）
OPテーマ	Unraveling Love ～少しの勇気～（倉木麻衣）
EDテーマ	夢で逢いましょう（SARD UNDERGROUND）
BACK	第1141話「お留守番毛利一家」
NEXT	第1143話「乱歩邸殺人事件（後編）」

登場人物・声優

江戸川　コナン CV：高山みなみ	小学生の姿になった主人公
小嶋　元太 CV：高木渉	少年探偵団の一員。食いしん坊
円谷　光彦 CV：大谷育江	少年探偵団の一員。真面目で頭脳派
吉田　歩美 CV：岩居由希子	少年探偵団の一員。ムードメーカー
灰原　哀 CV：林原めぐみ	元黒の組織の一員。毒薬を飲んで幼児化
小林　澄子 CV：加藤有生子	帝丹小学校1年B組の担任の先生
佐藤　美和子 CV：湯屋敦子	警視庁捜査一課強行犯三係の刑事
高木　渉 CV：高木渉	警視庁捜査一課強行犯三係の刑事
五藤教授 CV：古澤融	59歳。乱歩邸の管理人
奥元　了介 CV：ヤスヒロ	35歳。五藤教授の助手
溝端　健 CV：江越彬紀	30歳。フリーター
今井　菜々子 CV：國府田マリ子	28歳。カメラマン見習い
田島　理香 CV：桃森すもも	29歳。会社員
尾車　俊二 CV：各務立基	32歳。作家志望
水森 CV：田澤茉純