名探偵コナン第2話のネタバレ!社長令嬢誘拐事件

シーズン1

こちらでは、アニメ版「名探偵コナン」の第2話「社長令嬢誘拐事件」の登場人物やあらすじ、犯人やトリックなどのネタバレについてご紹介させていただきます。

事件ファイル概要

事件ファイル
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登場人物

主要キャラ

江戸川 コナン
CV:高山みなみ

工藤 新一
CV:山口勝平

毛利 小五郎
CV:神谷明

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈

阿笠 博士
CV:緒方賢一

黒服の男
CV:堀之紀

ゲスト

谷(たに)
CV:藤本譲
会社社長。依頼人。

谷 晶子(たに あきこ)
CV:荒木香恵
10歳。谷の一人娘。

麻生(あそう)
CV:中博史
執事。

お手伝いさん
CV:岡本嘉子

誘拐犯
CV:大塚芳忠

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あらすじ

高校生探偵の新一は、幼馴染の蘭とトロピカルランドへ遊びに行った際、黒服の男たちの怪しい取引現場を目撃しました。

取引を見るのに夢中になっていた新一は、背後から現れたもう一人の仲間に気づかず、頭を殴られ怪しい薬を飲まされてしまいました。

そして目を覚ますと、なんと、体が縮んで小学生くらいの子供になっていました。

 

一方その頃、自宅へ帰った蘭は、散らかった部屋を見て父・毛利小五郎を叱りつけます。

私立探偵であり、この毛利探偵事務所の主人である小五郎は、ろくに仕事もせずビールばかり飲んで毎日を過ごしていました。

蘭は、トロピカルランドで別れた新一のことが気にかかり、彼の自宅へ電話をかけることに。しかし電話は留守電へと切り替わり、それは新一がまだ帰っていないことを意味していました。

心配になった蘭は、直接新一の家を訪ねることにしました。

 

その頃、警官の目を盗んでトロピカルランドを出た新一は、自宅に向かって走っていました。

その途中、新一は店のガラスに映る自分の姿を見て驚きました。

(体が縮んでる!なんで…!?まさか、あの時の…)

そう、新一は黒服の男に怪しい薬を飲まされ、体が縮んでしまったのです。

 

その後、漸く自宅へ帰り着いた新一は、門を開けようと手を伸ばします、しかし、幼児化した新一の手は取っ手に届かず、門を開けることができません。

その時、隣の阿笠邸から爆発音と博士の悲鳴が聞こえてきました。新一は、煙の中から現れた博士に駆け寄ります。

新一にとっては見慣れた博士の姿。しかし、博士にとってみれば幼児化した新一は初対面の他ありません。

もちろん、俺が工藤新一だ!と名乗っても博士が信用するはずもなく、新一は自分しか知らない博士の秘密を吐露します。

名前は阿笠博士、52歳。風変わりな発明家で自分じゃ天才と言ってるけど、実は作ったものはどれもガラクタばかり。おまけにお尻のホクロから毛が一本でている、と。

しかし博士は、新一しか知らないはずの秘密を何故お前が知っているのだ、とますます怪しい目つきで新一をじろりと睨みます。

そこで新一は、黒服の怪しい男に薬を飲まされ、体が小さくなってしまったことを打ち明けます。が、やはり博士は信じられず、警察へ連れて行こうとします。

新一は焦り、何か手立てはないかと頭を抱えます。そこで思いついたのは、自分が得意とする"推理"でした。

博士の服は、前の方に濡れた跡がありますが、後ろにはそれがありません。つまり、雨の中を走って来たということです。

そしてズボンには泥が跳ねた跡が残っています。この近辺で泥が跳ねる道路は、工事中のレストラン・コロンボの前だけです。

おまけに、博士のヒゲにコロンボ特製のミートソースが付着しています。

その推理を聞いた博士は、まさかお前は…、と驚きました。そしてどうやらこの子供が新一だと信じるしかないようです。

とにかく、一旦新一の家に入り、詳しい話はそこで聞くことにしました。

 

子供の頃の服に着替えた新一は、博士に体を元に戻す薬を作って欲しいと頼みます。しかし博士は、薬の成分がわからないことには何もできないと頭を抱えます。

そこで新一は、黒服の男たちの居場所を突き止め、薬を手に入れようと考えます。

博士は、新一が生きているとわかったら、黒服の男たちは再び新一の命を狙いに来ると考え、このことはワシとお前と2人だけの秘密だと念を押しました。

 

その時、玄関の方から蘭の声が聞こえてきました。新一は慌てて机の下に身を隠しました。

蘭が部屋へ入ってくると、博士はなんとか誤魔化そうと必死に言い訳を始め、新一は机の引き出しの中にあった父親のメガネで変装することにしました。

ところが、そのメガネの度が強すぎたため新一はフラつき、ゴンッと机に頭をぶつけてしまいました。もちろん、蘭がその音を聞き逃すはずもなく、あっという間に新一は見つかってしまいました。

新一を見てカワイイ!と抱きしめた蘭に、博士は自分の遠い親戚の子だと説明。

名前は?と聞かれた新一は、チラリと後ろの本棚に目をやり『江戸川コナン』と名乗りました。変な名前だと呟く蘭に、新一は父親がコナン・ドイルのファンだったためだと説明します。

この時、博士の頭に名案が浮かびました。毛利探偵事務所にいれば、黒服の男の情報が入ってくる可能性があるのではないか、と。

そこで博士は、少しの間コナンを預かって欲しいと蘭に頼みます。

 

こうして工藤邸を出たコナンと蘭は、手を繋いで探偵事務所へ向かいます。

その途中、蘭はコナンに好きな子がいるか尋ねます。突然の質問に戸惑うコナンですが、そんな子いないよ、と答えました。

すると蘭は微笑み、私はすっごく気になるヤツがいる、と打ち明けました。その相手は、小さい頃からイジワルで、いつも自信たっぷりで推理オタク。だけど、いざという時頼りになって、勇気があって、かっこいい人物。蘭は、新一が大好きだ、というのです。

ずっと黙って聞いていたコナンの顔は、ゆでダコ以上に真っ赤になっていました。

 

毛利探偵事務所に到着すると、突然小五郎が飛び出してきました。なんと、半年ぶりに仕事の依頼が来たというのです。

依頼内容は、金持ちの娘が黒ずくめの男に誘拐されたというものらしく、コナンはトロピカルランドで毒薬を飲ませてきた黒服の男を想像しました。

小五郎は手を上げてタクシーを止め、蘭とコナンも急いでそれに乗り込みました。

走行中、小五郎は見知らぬコナンの存在に気づきました。

そこで蘭は、博士から親戚のコナンを預かって欲しいと頼まれたことを打ち明けます。

事件のことで頭がいっぱいになっている小五郎は、蘭とコナンに車を降りるように促します。しかし、ここは高速道路。降ろすことは叶わず、小五郎は渋々2人を連れて行くことにしました。

 

依頼人である谷の自宅へ到着し、誘拐されたのは谷の一人娘・晶子だと知らされます。

晶子が誘拐されるところを目撃した執事の麻生は、その時の状況を説明します。

学校から帰ってきた晶子が庭で遊んでいた時、突然庭の隅から黒ずくめの男が現れました。そして男は『娘を返して欲しかったら1カ月間会社を閉鎖しろ』と言い残し、松の木を登って外へ逃げて行きました。

しかし妙なことに、お手伝いさんたちは麻生の叫ぶ声の他には何も聞こえなかったといいます。

そこで谷は、先ほど犯人から『使用済みの札で3億円用意しろ』という電話があったことを告白しました。

それを聞いた麻生は、『何かの間違いだ!』と顔を青くさせました。

 

コナンは、犯人が通学途中ではなく自宅の敷地内で誘拐したことを不審に感じました。

しかし、姿を目撃されるという不用意な点がありながら、使用済みの札を要求したりと妙に冷静な部分もあります。

考え事をしながら近くにあったボールでリフティングを始めたコナンは、誤ってそのボールを松の木の方へと飛ばしてしまいました。

慌てて拾いに行こうとした時、突然松の木の裏から現れた大型犬が吠え始めました。

蘭はコナンを心配して駆けつけますが、コナンは見事に大型犬を手懐けてしまいました。

谷の話によると、大型犬のジャンボは家の者以外にはなかなか懐かないといいます。

だとすると、犯人が松の木を使って外へ出て行った時、先ほどと同じようにジャンボが吠えたはずです。

コナンと同じ点に注目した小五郎は、こっそり逃げ出そうとする麻生を引き留めました。

先ほど麻生は、『庭に侵入してきた犯人が晶子を連れて松の木から逃げて行った』と証言しました。

しかし、お手伝いさんたちは麻生の叫び声以外は聞こえなかったと言っています。つまり、ジャンボは吠えなかったということです。

初めから黒ずくめの男などいなかったのではないか、と小五郎が追及すると、言い逃れができなくなった麻生は罪を認め、晶子が近くのホテルにいることを告白しました。

こうして、事件は無事解決したと誰もが思いました。しかしコナンは、まだ事件が終わっていないことに気づいていました。

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ネタバレ

再び誘拐犯から『3億円は用意できたか』という確認の電話が入りました。

小五郎は共犯者がいたのかと麻生を問い詰めますが、麻生は自分一人の犯行で何も知らないと訴えます。

だとすると、晶子が第一の誘拐にあったあと、その監禁場所からまた別の誰かに誘拐されたことになります。

その時、電話越しに『学校の倉庫よ!窓から大きな煙突が見える』という晶子の叫び声が聞こえてきました。

煙突といえば工場か銭湯です。そして近辺で煙突の見える学校は5カ所。

コナンはジャンボに乗って走り出し、小五郎と蘭もコナンを追いかけます。

しかし、5カ所とも調べましたが、どれも監禁場所ではありませんでした。

その時、コナンは細長いビルを見て、晶子がそれを横から見て煙突だと勘違いしたのではないか、と考えました。

そして再びジャンボに跨り、ビルが煙突のように見える学校へ急行します。

 

コナンが学校の倉庫へ到着すると、誘拐犯が晶子にナイフを向けているところでした。

晶子の危険を察知したジャンボは誘拐犯に飛び掛かり、その反動でバランスを崩した誘拐犯は倒れました。

その隙にコナンは晶子を助け出すことに成功。しかしその直後、ジャンボは誘拐犯に蹴り飛ばされ、倉庫から逃げ出してしまいました。

誘拐犯はコナン目がけて鉄バットを振り下ろします。間一髪でそれを避けたコナンは、近くにあったサッカーボールを誘拐犯目がけて蹴り飛ばしました。

しかし、体の小さなコナンが蹴ったボールはパワーが足りず、簡単に止められてしまいました。

誘拐犯は再びコナンに鉄バットを振り下ろします。もうダメだ、とコナンが目を閉じた時──、

駆けつけた蘭がコナンの前に立ちはだかり、片手で鉄バットを受け止めました。そして、お得意の空手で誘拐犯を倒しました。

遅れてやってきた小五郎は、倉庫の中に恐る恐る足を踏み入れ、倒れている誘拐犯を軽くちょんちょん、と蹴りました。そして『誘拐犯は名探偵毛利小五郎が召し取ったり~!』と高笑いしました。

 

その後、無事に助け出した晶子とともにコナンたちは谷の自宅へ戻りました。

晶子は、麻生のことを叱らないで欲しい、と涙ながらに谷に訴えます。実は、今回の誘拐事件を考えたのは晶子だったのです。

谷が仕事ばかりでなかなか構ってくれないため、晶子は寂しい思いをしていました。そこで『会社が休みになれば遊んでもらえる』という考えが浮かび、今回の計画を実行したというわけです。

谷は、いくら晶子に頼まれたとはいえ、許すことはできないと麻生に伝えます。そして『罰として明日から一週間の旅行を手配しろ!』と麻生に命じました。

晶子は大好きな父と旅行ができると知って大喜び。そして麻生も目に涙を浮かべて喜びました。

 

その後、帰りのタクシーの中で、蘭はコナンのことを小五郎に相談してみました。

小五郎は少し考えたあと、『いいぞいいぞ!」と言ってコナンの背中をバシバシ叩きました。

小五郎が承諾したのは、コナンが来た途端に仕事が来て見事解決できた、という理由から。コナンは福の神だというのです。

意気揚々に『俺の息子になれ!』と叫ぶ小五郎に、コナンはただただ呆れた視線を返すのでした。

エピローグ

それから数日後。

帝丹小学校1年B組では、コナンが転校生としてクラスメイトたちに挨拶をしていました。

(また小学校から通うのか。とほほ……)

まとめ

■ BACK:
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■ NEXT:
第3話「アイドル密室殺人事件」

こちらでは、アニメ版「名探偵コナン」の第2話「社長令嬢誘拐事件」の登場人物やあらすじ、犯人やトリックなどのネタバレについてご紹介させていただきました。

こうして新一は江戸川コナンとしての生活が始まったわけですが、一体どんな事件が待っているのでしょうか。今後の展開が気になりますね!

最後までご覧いただきありがとうございました!

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