名探偵コナン第803話のネタバレ!火の用心の落とし穴

シーズン20

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第803話「火の用心の落とし穴」:
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

名探偵コナン第803話|事件ファイル概要&登場人物&あらすじ

名探偵コナン第803話|事件ファイル概要

◯ 事件ファイル
■ 話数:
第803話
■ 事件ファイル名:
火の用心の落とし穴
■ 放送日:
2015年12月12日
■ 放送曜日:
土曜日
■ 主題歌:
OPテーマ 謎(La PomPon) 
EDテーマ 君への嘘(VALSHE)
■ BACK:
⇒ 第802話「鳥取砂丘ミステリーツアー(鳥取編)」
■ NEXT:
⇒ 第804話「コナンと海老蔵 歌舞伎十八番ミステリー(前編)」

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名探偵コナン第803話|登場人物

江戸川 コナン
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

小嶋 元太
CV:高木渉
少年探偵団の一人。うな重好きの食いしん坊で力持ち。

円谷 光彦
CV:大谷育江
少年探偵団の一人。コナンには劣るが少年探偵団の№2の頭脳を持つ。

吉田 歩美
CV:岩居由希子
少年探偵団の一人。コナンに想いを寄せる。

灰原 哀
本名は宮野志保。元黒ずくめの組織の一員でコードネームはシェリー。新一が飲まされた薬と同じ薬を飲み、子供の姿になってしまった。現在は阿笠博士のところでAPTX(アポトキシン)4869の解毒薬の研究をしている。

高木 渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。少し抜けている部分があるが真面目。少年探偵団の話にもきちんと耳を傾けるため、子供たちから真っ先に頼りにされる。

釜石 卓(かまいし すぐる)
25歳。フリーター。

矢田部 春江(やたべ はるえ)
48歳。弁当屋のパート店員。

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名探偵コナン第803話|あらすじ

コナン、光彦、元太、歩美、灰原は、消防団員とともに、「火の用心!」と言いながら夜回りをしていた。
4日前、2日前と2日に1度、この辺りでは放火事件が続いていた。

その時、コナンたちは目の前を横切るように走っていく人物を目撃した。
その直後、前方にある児童公園から火の手が上がっていることに気づいた。
先ほど目撃した人物が放火魔の可能性があると考えられるが、なんと元太はその人物を知っていると話す。


翌日。
コナン、光彦、元太、歩美、灰原は、昨夜の人物が通っているという弁当屋を張り込むことにした。

待っている間、コナンはこの付近で起きた放火事件のことをスマホで調べる。
去年、児童公園で2週間のうちに4件もの放火事件が発生していた。
その4件目では死者が出ていたが、容疑者逮捕には至らず犯行も止まった。
そして1年後、同じ現場、同じ手口で再び犯行が始まったというわけだ。
模倣犯とも考えられるが、去年の放火魔が甦ったとも十分考えられる。

そうしている間に、昨夜目撃した人物が弁当屋に現れた。
その人物は、フリーターの釜石卓、25歳。
釜石は、弁当屋のパート店員である矢田部春江に弁当を注文する。
二人は他愛ない話をしていたが、釜石が「同じ左利きのよしみ」と言っていることから、二人とも左利きのようだ。

コナンたちは、釜石の正体を暴くために尾行を開始した。
その途中、コナンは釜石が欠伸をした拍子に左手の匂いを嗅いでいることに気づいた。

釜石はアパートに帰宅したが、夜になり再び外出していった。
コナンたちは、釜石の尾行を続けるが、踏切で遮られて見失ってしまった。

昨日の放火の3件目までは去年と同じ犯行現場だった。
そこで、コナンはこれから4件目が起こるとしたら、去年と同じ場所である可能性が高いと考えた。

コナンたちは、去年の4件目に放火があった児童公園へやってきた。
去年、この公園で初めての被害者が出た。
被害者のサラリーマンは、酔っ払って補修工事のシートに包まって寝ていたところ、犠牲になってしまった。

すると、滑り台に被せてあったシートから火の手が上がった。
燃え上がったシートは、光彦、元太、歩美に向かって落ちてくる。
その時、釜石が駆けつけ、光彦たちを庇った。
シートは噴水に落下し、火は消えた。

釜石「大丈夫だったか?

光彦・元太・歩美「あー!放火魔!

釜石「おいおい、助けてやったのに、そりゃねェだろ・・

釜石は、放火魔を捕まえようと去年と同じ現場を張り込んでいたと話す。
コナンは、なぜ放火魔を捕まえようとしているのか釜石に尋ねる。
しかし、釜石は曖昧な返事をするだけだった。

釜石「それは・・、当然だろ。もしも、去年の犯人なら、この俺の手で捕まえないと・・

釜石は、コナンたちに「何なんだよ、お前らは?」と尋ねる。

光彦・元太・歩美「少年探偵団です!

釜石「探偵団?!

光彦「危ないところを助けてくれてありがとうございました

歩美「放火魔と間違えてごめんなさい

元太「ったく、早く言えよな、あんちゃん。同志なんだろ、俺たちと

釜石「同志って・・。そう!その通り、俺は憎き放火魔からこの街を守るために立ち上がった一人探偵団だ!

コナン「一人探偵団って・・

灰原「一人なら、"団"はいらないと思うけど

その後、高木たち警察が現場検証のため駆けつけた。
釜石は、事情聴取が終わると、そのまま帰ろうとする。
光彦、元太、歩美は、釜石を呼び止めて、一緒に放火魔を捕まえようと誘う。


翌朝。
コナンたちは釜石のアパートで待ち伏せし、釜石と一緒に放火の調査を行うことにした。

まず事件を洗い直すために、1件目の放火現場へやってきた。
この公園では、去年はぶらんこ、今年はシーソーが放火された。
コナンは、「戸建賃貸」の看板の「」の字に赤丸がついていることに気づいた。

2件目の放火現場である公園では、去年はうんてい、今年は太鼓橋が放火された。
コナンは、「米花方面へ左折」の看板の「」の字に赤丸がついていることに気づいた。

3件目の放火現場である公園では、去年はうま、今年はジャングルジムが放火された。
コナンは、「歩行者注意」の立て札の「」の字に赤丸がついていることに気づいた。

その後、光彦、元太、歩美は釜石にうな重をご馳走してもらうことになった。
コナンと灰原はジュースを飲み、釜石は追加の注文をしようと店の奥へ入っていく。
すると、コナンはテーブルの上に置いてあるお金に気づき、慌てて釜石を追いかける。
しかし、釜石の姿は見えず、まかれてしまったようだ。
灰原は、自分たちと一緒では何か都合の悪いことがあるのだと話す。
光彦、元太、歩美は、やはり釜石が放火魔だったのかと考え、ガッカリする。

コナンは、再び去年の放火事件のことをスマホで調べた。
そこで、あることに気づき、昨日の放火現場である児童公園へと向かった。

光彦、元太、歩美を公園に残し、コナンと灰原は近くのマンションへ向かった。
マンションから公園を見下ろすと、公園のアスレチックの看板「ニンジャとりで」の「」の字に赤丸がついているのが見えた。

コナンは、4件の放火現場に残されていた赤丸の文字の意味は、カウントダウンだと推理した。
1件目は「」で「」と読む。
2件目は「」。
3件目は「」で「」と読む。
4件目は「」で「」と読む。
灰原は、「いろはにほへと」を逆から読んでカウントダウンしていると気づいた。
コナンの推理が正しければ、まだ犯行は続き、5件目の放火があるということだ。

犯人は、去年もそうするつもりだったが、4件目で死者が出てしまい、厳しくなる捜査を警戒して犯行を中断したのだろう。

灰原は、なぜ放火する場所が児童公園で、遊具ばかりに火をつけるのか疑問を持った。

コナンは、遊具に書かれた製造元「いろはトーイ」という表示を見た。
放火された遊具を確認すると、全て「いろはトーイ」と記載されていた。

いろはトーイ」の本社の工場が近くにあることがわかり、コナンたちはそこへ向かうことにした・・。

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名探偵コナン第803話|謎解き&ネタバレ

名探偵コナン第803話|謎解き

【謎解き①】
弁当屋からの帰り道、釜石は左手の匂いを気にしていた。

【謎解き②】
放火された公園の遊具は、全て製造元が「いろはトーイ」になっていた。

名探偵コナン第803話|ネタバレ

【謎解き②】
いろはトーイ」の工場へやってきたコナンたち。
今日は日曜日で休みのため門は閉ざされていた。
しかし、コナンは駐車場に1台の軽ワゴン車が停められていることに気づいた。
さらに、灰原は工場の中に人影があることに気づいた。
その人物は、火のついた棒を左手に持っている。

コナンは、灰原に110番と119番するように伝え、門を飛び越えて工場へ入った。

工場の中の至る所に、灯油がまかれていた。
そして、窓際に立つ人物は、持っていた火の棒を手から放り投げた。

コナンは、宙を舞う火の棒目がけてサッカーボールを蹴り、窓から火の棒を弾き出した。

コナン「すぐに警察が来る!

犯人「誰だ?!

コナン「江戸川コナン、探偵さ。諦めた方がいいよ、放火魔の弁当屋のおばさん

犯人は、矢田部春江。

体をロープで縛られている釜石は、春江に話しかける。

釜石「なんでだよ、おばちゃん・・

【謎解き①】
釜石は、弁当屋で春江からお釣りを受け取った時、春江の手を握っていた。
その時、手から灯油の匂いがすることに気づいた。
まさか春江が放火などするわけないと考えた釜石だが、「いろはトーイ」の工場に停められた車の中で、思い詰めた表情をしている春江の姿を目撃した。
灯油を手に持ち工場へ入っていく春江の後を追って、釜石も工場へ入った。
しかし、背後から春江に頭を殴られ、気を失ってしまった・・。


工場の外へ出たコナンたちと春江、釜石。

春江は座り込み、動機を話し始めた。
1年前半前、「いろはトーイ」で作られた遊具で遊んでいた子供が大怪我をする事故が起こった。
会社は、当時工場長だった春江一人に責任を負わせて首を切り、後は知らぬ存ぜぬだった。

コナンは、なぜいろはのカウントダウンを使ったのか尋ねる。
春江は、会社に悔い改めさせるため、思い知らせるためだと話す。

春江「一言でもいいから謝ってくれたらやめてやったのに・・

しかし、いろはの文字の意味に気づいたのは、コナンたちと釜石だけだった。

春江は「バカみたい・・」と泣き出した。

春江の様子を黙って見ていた釜石は声を上げた。

釜石「ふざけるなよ、おばちゃん!あんたのせいで、人が一人死んでるんだぞ!忘れたのかよ・・?おばちゃんの金平、俺まじで美味かったのに・・、大好きだったのに・・

その後、春江は警察署へ連行されていった。

釜石は、高木に向けて両手を差し出す。

釜石「俺も逮捕してください、刑事さん

光彦・元太・歩美「えー!?

コナン「実は目撃してたんでしょ?去年の4件目の放火

釜石「あぁ、その通りだ

灰原は、去年の放火の記事の下に書かれている空き巣事件の記事をみんなに見せる。
釜石は、空き巣の犯人だったのだ。
その空き巣の犯行現場の一つが放火の4件目の公園の側だった。
釜石は、春江が放火する姿を目撃していたが、空き巣犯として逮捕されるのが怖くて通報することができなかったと話す。

釜石「もしもあの時出頭してれば、もっと早く放火魔が逮捕されて、あの人の無念も晴れていたかもって、ずっと後悔していた

そうしているうちに再び放火が始まった。
そこで、釜石は何としてでも自分の手で放火魔を捕まえようと決意した。
そして、空き巣犯として自首をしようと考えていたのだった。


(エピローグ)

こうして街に平和な夜がよみがえった。

事件の発端となった1年前の遊具の事故についても、「いろはトーイ」に調査が入ったとの報道があった。

まとめ

■ BACK:
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■ NEXT:
⇒ 第804話「コナンと海老蔵 歌舞伎十八番ミステリー(前編)」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第803話「火の用心の落とし穴」:
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

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