名探偵コナン第483話のネタバレ!消えたお巡りさん

シーズン12

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第483話「消えたお巡りさん」:
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

名探偵コナン第483話|事件ファイル概要&登場人物&あらすじ

名探偵コナン第483話|事件ファイル概要

◯ 事件ファイル
■ 話数:
第483話
■ 事件ファイル名:
消えたお巡りさん
■ 放送日:
2007年8月13日
■ 放送曜日:
月曜日
■ 主題歌:
OPテーマ 涙のイエスタデー(GARNET CROW)
EDテーマ I still believe ~ため息~(滴草由実)
■ BACK:
第482話「山姥の刃物(後編)」
■ NEXT:
⇒ 第484話「黒い写真の行方(前編)」

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名探偵コナン第483話|登場人物

江戸川 コナン
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

小嶋 元太
CV:高木渉
少年探偵団の一人。うな重好きの食いしん坊で力持ち。

円谷 光彦
CV:大谷育江
少年探偵団の一人。コナンには劣るが少年探偵団の№2の頭脳を持つ。

吉田 歩美
CV:岩居由希子
少年探偵団の一人。コナンに想いを寄せる。

灰原 哀
本名は宮野志保。元黒ずくめの組織の一員でコードネームはシェリー。新一が飲まされた薬と同じ薬を飲み、子供の姿になってしまった。現在は阿笠博士のところでAPTX(アポトキシン)4869の解毒薬の研究をしている。

高木 渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。少し抜けている部分があるが真面目。少年探偵団の話にもきちんと耳を傾けるため、子供たちから真っ先に頼りにされる。

秋本 靖代(あきもと やすよ)
24歳。OL。

小田原 鉄二(おだわら てつじ)
33歳。ラーメン屋店主。

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名探偵コナン第483話|あらすじ

月初めの日曜日の朝。
元太は、コナン、光彦、歩美、灰原を米花公園へ呼び出した。
昨夜放送された、土曜サタデードラマ「走れ警官100人大捜査網」の撮影現場が米花公園だと気づいた元太は、そのことをみんなに教えようとしたが、既にみんな知っているということだった。

走れ警官100人大捜査網」は、ドラマとしては最低だった、と話す灰原。
コナンも、ただ制服警官がわんさか出てくる、絵の面白さを狙っただけだ、とそれに同調した。

米花公園からの帰り道、偶然OLの秋本靖代に会い、歩美が声をかけた。
秋本は、現在3丁目に住んでいるが、その前は歩美の家の近くのマンションに住んでいた。

郷里から届いた名物のお菓子を、お巡りさんにおすそ分けに行くところだという秋本。
そのお巡りさんの名前は知らないが、真面目なとってもいい人で、ひげもじゃらしい。
そこで、ひげもじゃに引っかかるコナンと少年探偵団は、秋本に同行することにした。

米花駅前交番に到着し、ひげもじゃのお巡りさんを訪ねた。
しかし、この交番にも米花警察署にも、そういう警官はいない、と交番の警官が話す。
パトロール中に何度も会っているという秋本だが、いないと断られ、頭を悩ませる。

そこでコナンは、「その人はニセ警官だ」と口を開いた。
制服警官は、規則でひげをはやすことは許されていないはずだ。

少年探偵団は、高木を交番へ呼び出し、事情を説明した。
警察官ではない人間が、警察官のフリをすることは、身分詐称の中でも特に絶対許されない犯罪行為だと話す高木。

仕事の都合でこの一週間残業が続き、昨日まで毎日終電で帰ってきていたという秋本。
お巡りさんに初めて会ったのは、その残業が始まった日の月曜日の深夜だった。
終電で帰ってきて、自宅のある3丁目に向かっていたところ、夜道の一人歩きは危険だから十分気を付けるように、とお巡りさんに声をかけられた。
そして次の日も、その次の日も、この一週間毎晩勤め帰りにお巡りさんを見かけた。
何日か前は、お年寄りのご夫婦に付き添っている姿を、昨夜は酔った人を支えている姿を目撃した。

それを聞いていた歩美は、聞けば聞くほどいい人だ、と話す。
続いて灰原も、本物の警察官だと信じるのも無理はない、と言う。
しかし、何のためにその人は、警察官のフリをしているのだろうか、と問うコナン。
警察官を装うことで、何らかの悪事を企んでいるのでは、と話す交番の警官。

そこで交番の電話が鳴った。
交番の警官が話す内容から、どうやらこの一週間空き巣事件が続いているようだ。

少年探偵団と高木は、お年寄りのご夫婦や酔った人など、ニセ警官に会ったことがある人に話を聞いてみることにし、秋本が老夫婦の姿を何度か見かけたという、ラーメン屋「鉄龍」を訪れた。
鉄龍」の店主は小田原鉄二といい、不愛想で怒っているようだ。
しかし秋本は、小田原は少しとっつきにくいがラーメンはとっても美味しい、と話す。
そして雑誌をひろげ、「鉄龍」が紹介されているページを見せてくれた。

美味さの秘訣はこれだな、と元太が香料を手に取る。
しかし光彦に注意され、香料をカウンターに置こうとした時、香料が歩美の服にかかってしまった。
食べてないのにラーメンみたいなにおいする~」と歩美はハンカチで拭きながら眉を下げる。

ニセ警官を見つけ出す手掛かりの老夫婦について小田原に尋ねると、ちょうど店の前を老夫婦が通りかかった。
すぐさま老夫婦に話を聞いてみるが、ニセ警官なんて何かの間違いで、とっても親切な優しいお巡りさんだ、とやはり評判がいい。

そこで交番の警官が店にやってきた。
昨夜遅くに2丁目の民家で空き巣事件が発生していたことを高木に報告し、ニセ警官の正体は、パトロールを装って忍び込める家を物色し、盗みを働いていた空き巣犯では、と話す。
しかし秋本は、悪いことをするような人には思えない、と交番の警官の話を否定する。

交番の警官は、とにかく自分は現場に戻ります、と去っていった。
そして「じゃ、ニセお巡りさん捜し頑張って~、あたしはパス」と灰原も帰っていった。

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名探偵コナン第483話|謎解き&ネタバレ

名探偵コナン第483話|謎解き

【謎解き①】
ニセ警官が現れ始めた時期は、時間帯も場所も、秋本の残業と関係している。

【謎解き②】
ニセ警官は、秋本に素顔を知られているため、ひげもじゃと眼鏡で変装をしている。

名探偵コナン第483話|ネタバレ

店を後にした高木と少年探偵団は、米花公園にやってきた。
ニセ警官が泥棒だとすると、秋本たちの語る人物像とどうも重ならない。
他にもニセ警官を見かけた人間を捜し、情報をかき集めるしかない、と言う高木。
もう一つ、ニセ警官がどこから警察官の制服を手に入れたのか探るのも手かもしれない、とコナンが口を開く。
警察署から制服を盗まれたら、とっくに大騒ぎになってるはずで、本物の制服を手に入れるのは難しい。
しかし、ドラマの撮影用の衣装だったとしたら、簡単に手に入るかもしれない。
そこで元太、光彦、歩美は「あ!あれだ~!」と昨夜放送された、「走れ警官100人大捜査網」を思い出した。

高木はテレビ局に電話し、撮影で用意された衣装が紛失したことがなかったか確認した。

テレビ局からの連絡を待つ一方、コナンたち少年探偵団は、ひげもじゃ眼鏡のお巡りさんの目撃情報をかき集めた。

高木と少年探偵団は、喫茶店で合流し、調べたことをまとめる。
ニセ警官が現れ始めたのは、一週間前の月曜日からで、秋本の残業が始まった日だ。
そしてニセ警官を昼間見かけた人は一人もおらず、現れるのはいつも夜遅く、米花駅に終電が着く頃。
目撃された場所は、駅前が1件、その先の2丁目が5件、更にその先の3丁目が3件。
地図にその場所を線でつないでいくと、3丁目に住む秋本の帰宅コースだ。

つまり【謎解き①】で、秋本もこの一週間、勤め帰りにお巡りさんを毎晩見かけた、と言っていた。
毎晩同じ警官を見かけるなんて、とても偶然とは思えない。
なんのためかはわからないが、ニセ警官は秋本の前にわざと現れているのだ。
そして変装している理由は【謎解き②】。

それは誰なんだよ、と元太が身を乗り出したため、ジュースをこぼしてしまった。そしてジュースが歩美の服にかかってしまった。
ちょっとやだ、元太君また~・・」と歩美はポケットからハンカチを取り出そうとするが、どうやらハンカチを「鉄龍」に忘れてきてしまったようだ。
そこで少年探偵団と高木は、再び「鉄龍」を訪れたが、小田原は留守のようだ。
光彦が近所の人に尋ねると、小田原は米花公園のそばに住んでおり、食事をしに帰ったのかもしれない、と話す。

どうする、と歩美に問うコナン。
歩美はポケットの中にハンカチがあることに気づいた。そして「ごめん~・・」と眉を下げ謝った。

その時、先ほど高木が電話をしたテレビ局から連絡があり、制服が一着足りないことが判明した。
恐らくニセ警官は、ドラマの撮影の時、米花公園で制服を手に入れた。
テレビ局の話によると、そのロケは半月前の日曜日にあったらしい。
その日は、ラーメン屋「鉄龍」がちょうど休みの日だ。
小田原は米花公園のそばに住んでおり、休みの日ならロケを見にいったかもしれない。
その気になれば、制服を盗む機会はあった。
そしてニセ警官は、秋本に素顔を知られている人物。
小田原を疑うコナン。

少年探偵団と高木は、秋本が「鉄龍」で映っている写真が掲載された雑誌の編集者を訪ねた。
その編集者は、小田原と高校の同級生で、その雑誌の取材の後二人で飲みに行ったという。
そこで小田原は、想い人の話をしていたらしい。
小田原は、黙っていると怒っているように見えるが、本当は誰よりも心優しく、気の小さいやつだ、と話した。

その後、秋本を訪ねた。
秋本は半月ほど前、「鉄龍」で顔馴染みの人に残業の話をしたらしい。
恐らく小田原は、その話を聞いていたのだ。

再び米花公園へやってきた少年探偵団と高木。
小田原は、密かに想いを寄せている女の人が、一週間も夜遅く帰ることになると知り、心配になった。
できることならこっそりガードしてあげたいと思ったが、自分の顔を悪人顔だと思い込んでいるため、そんな真似をしたら妙な誤解を受けるに違いないと諦めた。
それから間もなくして、米花公園でドラマが撮影された。
そこで小田原は、警察官の衣装を手にした。
その時、秋本を正々堂々とガードできる方法を思いついた。
そして小田原はお巡りさんとして秋本の前に現れた。

少年探偵団と高木は「鉄龍」へやってきた。
しかし小田原は不在のようだ。
もしかしたら、無実を信じてくれた秋本のためにも、空き巣事件の真犯人を自らの手で捕まえようとしているのでは、と言うコナン。
手分けして捜すことにした少年探偵団と高木。

その頃小田原は、街で空き巣事件の犯人を捜していた。
偶然、昨夜の酔っている男とすれ違った。
そこで先ほど少年探偵団が店に来た時、歩美が「食べてないのにラーメンみたいなにおいする~」と言っていたのを思い出し、閃いた。
男の後を尾行し、マンションまでやってきた。
そして部屋を訪ね、昨夜のことを話した。
酒の匂いは、着ている服から匂っていただけで、男の吐く息からではなかったのだ。
酔ったフリをしてフラフラ歩きながら、アンタは忍び込める家を捜していたんだ!」と男に詰め寄るが、小田原は突き飛ばされる。
外へ逃げる犯人と、犯人を追いかける小田原は、米花公園へ。
それを見かけたコナンは、どこでもボール射出ベルトでサッカーボールを射出し、キック力増強シューズで犯人目掛けてボールを蹴った。
倒れた犯人を取り押さえた小田原。
そして高木と交番の警官も到着し、犯人は逮捕された。

高木はニセ警官のフリをした小田原に、「小田原鉄二さんですね」と確認した。
小田原は、「はい」と小さく返事をした。

遠くにいた秋本がゆっくり歩み寄り、「あなたは一体・・」と静かに問う。
口を開こうとしない小田原の代わりにコナンが話した。
小田原は、夜道を帰るただ一人の女の人を守るために・・、その女の人を無事に家まで送り届けるために、ニセ警官になった。
しかし、警察官じゃない人が警察官のフリをすることは、絶対にいけない。例えどんな理由があったとしても。

小田原は、ひげと眼鏡をとった。
その素顔を見て驚く秋本。

身分詐称と衣装を盗んだ窃盗の容疑で、小田原は逮捕された。
高木に連行されていく途中、秋本が「またラーメン食べに行きます」と声をかけ、小田原は嬉しそうににっこり微笑んだ。

その後、小田原は窃盗は初犯、身分詐称も犯罪目的ではない、そして空き巣犯人を捕まえた手柄が考慮され、釈放となった。
もちろんこっぴどく叱られたようだけどね、と話す高木。
鉄龍」の中を、店の外から覗いていた少年探偵団と高木。
そこにはラーメンを作る小田原と、ラーメンを美味しそうに食べる秋本の姿があった。

いい年して不器用な男と女ね、と言う灰原。

コナン「おめぇに言われたかねぇよなぁ、あの二人も

灰原「なんか言った?

コナン「(汗)

まとめ

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こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第483話「消えたお巡りさん」:
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

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