名探偵コナン第896話のネタバレ!白い手の女(前編)

シーズン23

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第896話「白い手の女(前編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ

事件ファイル概要

事件ファイル


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登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

小嶋 元太
CV:高木渉
少年探偵団の一人。うな重好きの食いしん坊で力持ち。

円谷 光彦
CV:大谷育江
少年探偵団の一人。コナンには劣るが少年探偵団の№2の頭脳を持つ。

吉田 歩美
CV:岩居由希子
少年探偵団の一人。コナンに想いを寄せる。

灰原 哀
CV:林原めぐみ
本名は宮野志保。元黒ずくめの組織の一員でコードネームはシェリー。新一が飲まされた薬と同じ薬を飲み、子供の姿になってしまった。現在は阿笠博士のところでAPTX(アポトキシン)4869の解毒薬の研究をしている。

工藤 新一(幼少期)
CV:高山みなみ
コナンの本当の姿。

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

鈴木 園子
CV:松井菜桜子
蘭と同級生で親友。鈴木財閥のお嬢様。

工藤 優作
CV:田中秀幸
新一の父。世界的に有名な推理小説家。現在、妻の有希子とアメリカに住んでいる。

工藤 有希子
CV:島本須美
新一の母。人気女優だったが、結婚と同時に引退した。

目暮 十三
CV:茶風林
警視庁捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある・・。

高木 渉
CV:高木渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。少し抜けている部分があるが真面目。少年探偵団の話にもきちんと耳を傾けるため、子供たちから真っ先に頼りにされる。

小林 澄子
CV:加藤有生子
帝丹小学校1年B組の担任の先生。

若狭 留美
CV:平野文
1年B組の副担任の先生。

伴野 貞悟(ばんの ていご)
CV:興津和幸
32歳。プロゴルファー。

飯山 来美(いいやま くるみ)
CV:伊藤静
29歳。モデル。

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あらすじ

ある日の早朝。

先日、国内で初優勝を成し遂げたプロゴルファーの伴野貞悟は、米国ツアーを挑戦することを決め、彼女の飯山来美に別れ話を切り出しました。

しかし、納得できない来美は慰謝料1億円を要求し、弁護士の父に頼んでふんだくってやると発言。

伴野は、今夜食事しながら改めて話し合おうと頭を下げ、自分が手料理を用意するので午後6時半頃に自宅へ来て欲しいと伝えました。
 

「どうせ作るなら、私の好きなパエリアで。ま、これから先も作ることになると思うけど?」

 
そう言って来美が立ち去ったあと、伴野は『これが最後の晩餐だ』と意味深な言葉を呟きました。

この時、伴野の部屋の隣に住んでいる若狭は、偶然この2人の会話を聞いていました。

 

そしてこの日の午後。

コナンたちは、帝丹小学校で一休さんの劇の練習をしていました。

担任の小林先生はコナンの迫力ある演技に感服し、少年探偵団の面々も賞賛の声を送ります。
 

「本当の一休さんみたいだったよー!」

「さすがです!」

「トンカツも利いてるしな!」

「頓知だよ、と・ん・ち!」

「ん?メンチ?」

 
元太たちの会話を聞きながら、コナンは新一の小3の時のことを思い出していました。

実は以前にも、一休さんの役を引き受けたことがあったのです。

一休さんの役に相応しい人は誰かという担任の先生の問いに真っ先に挙手をしたのは園子でした。
 

「一休さんなら、いつも偉そうなこと言ってる新一くんがいいと思います!ねぇ、蘭もそう思うよね?」

「うん!一休さんってホームズみたいに頭いいし」

 
その日、自宅に帰って優作と有希子に報告すると2人は大喜び。

さっそく両親に見守られながら練習を始めた新一ですが、優作は有名な小説家、有希子は元大女優。となれば、新一にとって過酷な練習になることは目に見えています。

有希子は演技を中心に、優作はセリフを中心に厳しい指導が始まりました。

 

コナンが懐かしい記憶をたどっていた時、副担任の若狭が屏風にバケツの水をかけてしまいました。

屏風は若狭が描いてきたものだったのですが、ずぶ濡れの状態では劇に使うことができません。

そこで若狭は、もう一度自宅で描き直すことになり、コナンたち少年探偵団も手伝うことにしました。

 

こうして、コナンたちは若狭の自宅マンションにやってきたのですが、部屋に入る時、隣の伴野の部屋の呼び鈴を鳴らす帽子にサングラス、厚化粧の女性を見かけました。

女性は何度も何度も呼び鈴を鳴らします。しかし、伴野がそれに応答する様子はなく、痺れを切らせた女性は舌打ちして去って行きました。

 

その後、絵を描き終えた若狭は、手伝ってくれたお礼としてコナンたちにオムライスをご馳走することにしました。

若狭特製のオムライスを頬張る元太たちは目を輝かせて感想を述べます。
 

「おいしい~!」

「絶品です!」

「今まで食べた中で1番うまいぞ」

 
その時、伴野の部屋から大音量の音楽が聞こえてきました。

若狭の話によると、伴野は目覚まし代わりにタイマーで音楽を鳴らしているようで、よく聞こえてくるといいます。

しかし、なかなか音楽が止まる様子はなく、激怒した元太は文句を言いに行くことにしたのですが…。

ドアを叩いても返事はなく、元太は鍵のかかっていないドアを開けて部屋へ入り、コナンたちもそれに続きます。

元太は、リビングにあるステレオのコンセントを引き抜き、音楽を止めました。

その直後、リビングに入って来たコナンたちは、倒れている伴野と来美を発見しました。

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ネタバレ

歩美が悲鳴を上げると、伴野はゆっくりと体を起こしました。そして、撲殺された来美の遺体を見て仰天しました。

伴野の右頬には、赤い文字で『愛してる』と書かれています。

さらに、床にはインスタント写真が残されていました。

その写真には、倒れている伴野と来美、そして伴野の頬に赤いペンで文字を書く白い手が写っていました。

 

その後、目暮警部、高木刑事たち警察が到着し、事件の捜査が始まりました。

伴野は、今日の夕方に妙な女が訪ねてきて、ドアを開けた途端にスタンガンで気絶させられたと証言します。

目を覚ますと部屋の中に子供たちがいて、横に彼女の来美が頭から血を流して倒れていたというのです。

伴野は、夕方6時半頃にここへ来る約束をしていた来美が何も知らずに部屋に入り、妙な女に殺害されたと推理します。

そして、証拠品だと言って床に落ちていた写真を目暮警部に見せます。

哀は、自分の手にファンデーションやマニキュアを塗り、まるで彼女がいるかのように自撮りするトリック写真と同じ要領で撮影したのではないかと疑います。

しかし伴野は、自分の右手は頭の後ろに写っているし、見えない状態で自分の顔に文字を書くことは不可能だと指摘します。

そこで光彦は、来美に文字を書かせたあとで殺害したと推理します。

大きくため息をついた伴野は、もう1枚の写真をみんなに見せ、文字が書かれる前の気絶した2人が写っていると訴えました。

 

伴野は、スタンガンで襲ってきた女の特徴は、ツバの広い帽子を被り、サングラスをかけて厚化粧だったと証言。

それは、先ほどコナンたちが見かけた女性でした。

コナンは、その女性の身長がちょうど伴野と同じくらいだったと証言します。

伴野は、先日初優勝して以来、妙なファンが増えたことを打ち明け、ファンの仕業かもしれないと話します。

その時、元太が棚の中のクリアファイルに触ろうとすると、伴野は物凄い剣幕で怒鳴りつけました。

 

目暮警部は、来美が家に来た理由を尋ねます。すると伴野は、ただ遊びに来ただけだと答えました。

そこで若狭は、別れ話だと発言。若狭は今朝、2人が別れ話で言い争いをしていたこと、そして伴野が夕食を作る話をしていたことを打ち明けました。

それを聞いたコナンはキッチンを確認し、料理を作る準備が全くされていないことを指摘します。

伴野は、食材を買いに行こうとした時に妙な女がやってきたと証言しました。

 

その後、目暮警部の指示で、コナンたちは一旦若狭の部屋へ戻ることになりました。
 

「コナンくん!あの写真から犯人の女の人出せない?一休さんでしょ?」

「で、できねェよ、んなこと。それに一休さんじゃねェし」

(てか、一休さんでもそれは無理だろ…)

 
その時、哀と歩美は元太の右手から化粧品の匂いがすることに気づきました。

すぐに元太の右手を確認したコナンは、来美を殺害した犯人は伴野で間違いないと確信しました。

まとめ

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第895話「となりの江戸前推理ショー(後編)」
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第897話「白い手の女(後編)」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第896話「白い手の女(前編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ

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