名探偵コナン第768話のネタバレ!灰原哀監禁事件

シーズン20

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第768話「灰原哀監禁事件」:
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

名探偵コナン第768話|事件ファイル概要&登場人物&あらすじ

名探偵コナン第768話|事件ファイル概要

◯ 事件ファイル
■ 話数:
第768話
■ 事件ファイル名:
灰原哀監禁事件
■ 放送日:
2015年2月21日
■ 放送曜日:
土曜日
■ 主題歌:
OPテーマ DYNAMITE(倉木麻衣)
EDテーマ 君への嘘(VALSHE)
■ BACK:
第767話「吹雪に消えた恋人」
■ NEXT:
⇒ 第769話「面倒な救急患者」

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名探偵コナン第768話|登場人物

江戸川 コナン
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

小嶋 元太
CV:高木渉
少年探偵団の一人。うな重好きの食いしん坊で力持ち。

円谷 光彦
CV:大谷育江
少年探偵団の一人。コナンには劣るが少年探偵団の№2の頭脳を持つ。

吉田 歩美
CV:岩居由希子
少年探偵団の一人。コナンに想いを寄せる。

灰原 哀
本名は宮野志保。元黒ずくめの組織の一員でコードネームはシェリー。新一が飲まされた薬と同じ薬を飲み、子供の姿になってしまった。現在は阿笠博士のところでAPTX(アポトキシン)4869の解毒薬の研究をしている。

阿笠 博士
新一の隣の家に住む発明家。コナンの素性を知る一人。

目暮 十三
捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある・・・

高木 渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。少し抜けている部分があるが真面目。少年探偵団の話にもきちんと耳を傾けるため、子供たちから真っ先に頼りにされる。

千葉 和伸
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。高木の後輩。

檜垣 直志(ひがき なおし)
42歳。新千歳空港の多目的トイレで殺害されていた。

檜垣 ミツル(ひがき みつる)
35歳。

チロ
檜垣家で飼われている子猫。

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名探偵コナン第768話|あらすじ

コナン、元太、光彦、歩美は、買い物帰りに姿を消した灰原を捜していた。

猫の鳴き声を辿っていくと、灰原に懐いていた子猫のマフラーを見つけた。
その猫はチロといい、檜垣家で飼われている子猫で、以前飼い主の檜垣ミツルが、灰原に懐いたことを珍しがっていた。
檜垣家では、輸入が規制されているインドホシガメという珍しいカメも飼っている。

コナンは、井戸の中でチロを発見した。
チロを返すため、檜垣家を訪ねたが、窓のカーテンが閉まっており、留守のようだ。
少年探偵団は、チロを連れて阿笠博士の家へ帰った。

コナンは千葉に電話し、この辺りで事故や事件がなかったか確認したが、そういったことは起こっていないらしい。
しかし、探偵バッジで灰原に呼びかけるが、応答しない。

時刻は午後2時。
眠っていた灰原は、目を覚ました。
灰原の意識がはっきりしてくると、インドホシガメが目に映った。
そしてこれまでに起こった出来事を思い出した。

買い物から帰る途中、檜垣家の玄関の傘立てにマフラーが引っかかり、身動きが取れなくなっているチロを発見。
チロを助けようと手を伸ばした時、何者かに薬品を嗅がされ、檜垣家の中に引きずり込まれた。
その時、探偵バッジを玄関の外に投げようとしたが、ドアに当たり内側に落ちてしまった。
その後、5時間眠ってしまっていたようだ。

灰原は、椅子に座らされたまま、両手を後ろで縛られ、口に布を巻かれている。
辺りを見渡すと、視線をテレビへ向けているミツルの姿があった。
テレビには、新千歳空港の多目的トイレで起こった殺人事件のニュースが流れていた。
殺害されていたのは、檜垣直志。
檜垣って、まさか・・」と、灰原は嫌な予感を巡らせる。

コナンたち少年探偵団は、もう一度檜垣の家を訪ねることにした。

灰原は、なんとか口を覆っている布を外した。
その時、玄関のチャイムが鳴ったため、「助けて!」と叫んだ。
しかし、まだ犯人が家の中にいたようで、薬品を嗅がされてしまった。
目の前のテーブルの上を、缶ジュースが転がっていき、それが変な方向に曲がるのを目にし、再び眠ってしまった。

少年探偵団が檜垣家へ着くと、玄関でチャイムを鳴らしている米花酒店のおじさんがいた。
酒店のおじさんは、ミツルにこの時間に来るように言われていたようだ。
しかし、チャイムを6回も鳴らしたが、梨の礫。また出直すか、と帰っていった。

コナンの携帯に千葉から連絡が入った。
空港通りの交番から連絡があり、探偵バッジが落とし物として届けられたらしい。
付近でパンクの修理をしていたトラックの運転手から届け出があったようだ。

そこで少年探偵団は、阿笠博士の車で空港へ向かった。
空港通りを走っていると、便利さと完全防音を売りにした新しい住宅街がコナンの目に映った。

エアポートヴィレッジ」と書かれた大きな看板のとなりに交番があり、先に到着していた千葉から探偵バッジを受け取った。
その探偵バッジは、間違いなく灰原のものだ。

その頃、灰原は目を覚ました。
目を開くと、目の前に手錠の鍵が置かれている。
灰原は、ミツルに犯人がいるかどうか尋ね、いないことを確認すると、ミツルにしゃがむように言った。
そして鍵を口にくわえ、ミツルの手錠に鍵を差し込み、手錠を外した。
両手が自由になったミツルは、すぐさま灰原の手を縛っていたロープをほどく。
玄関のチャイムが鳴り、「警察の者です」と目暮の声がした。

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名探偵コナン第768話|謎解き&ネタバレ

名探偵コナン第768話|謎解き

【謎解き①】
檜垣の家で灰原は、テーブルの上を転がった缶ジュースが、別の方向に曲がっていくのを見た。

名探偵コナン第768話|ネタバレ

北海道警の依頼で事情を伺いにきたという目暮と千葉。
北海道から捜査官が到着するらしく、新千歳空港で殺害された直志の交友関係について、ミツルに確認したいようだ。

檜垣家へ少年探偵団と阿笠博士が到着し、みんな灰原を心配し声をかける。
しかし、強盗に入られている間に、ご主人が殺害されるなんて、と自分よりミツルを心配する灰原。

ミツルは、ずっと灰原と一緒に身動きがとれず、事件のことはテレビで知った、と目暮に話している。

そこでコナンは灰原に、みんな偶然だと思うか、と尋ねた。
なぜ強盗犯は、玄関でチロを助けようとした灰原を家の中に引きずり込んだのか。
ほっとけば、留守だと思わせることができたはず。
そして、なぜ灰原は二度も眠らされたのか。
強盗犯は、そんなに長い間この家で粘っていたのか。
それは、金庫を破るのに時間がかかったから、と答える灰原。
しかし、最初にそう答えたのはミツルだ。

二度目に眠らされた時、ミツルはどこにいたのか、強盗犯とミツルを同時に見ることができたか、コナンは灰原に尋ねる。
その問いに灰原は、真後ろからタオルを被せられ、すぐに何も見えなくなった、と話す。

コナンは、ミツルが強盗犯と一人二役ではないか、と考えていた。
殺人事件のアリバイを作るため、灰原を承認に仕立てようとした。
そして灰原が眠っている間に、北海道を往復すれば疑いがかからない。

新千歳空港まで直行便だと、1時間半。
檜垣家から空港までは、車で1時間。
片道2時間半で、往復だと5時間。
空港へ呼び出した被害者を待つ時間と殺害する時間も計算すると、最低5時間半はかかる。
しかし、灰原が目覚めてミツルを見たのは、2時を少し過ぎた頃で、眠っていたのはギリギリ5時間だ。

空港通りで灰原の探偵バッジが見つかったことも気になる、と話すコナン。

そこで灰原は2時30分頃、玄関のチャイムが鳴ったことを思い出した。
「それ酒屋さんの配達だ!」と元太が声を上げる。
酒店のおじさんは、6回チャイムを鳴らしたと言っていたが、灰原は2回しか聞いていないという。
それも、立て続けではなく、ゆっくりと。

チャイムも駅のアナウンスも犯人が仕掛けておいた録音だと思えば、理屈が合う。
コナンは、檜垣家は2軒あったのではないか、と考えた。

そこで歩美が、空港通りの交番の隣にあった「エアポートヴィレッジ」の看板を思い出した。
灰原が捕まっていたのがそのうちの1軒なら、空港までの往復までの時間が浮き、2時間分の節約になる。

そして2軒を1軒と思わせる手品の種は、テラリウムごと運べるインドホシガメだ。

酒屋さんを呼んだ同じ時間に、偽の家では録音したチャイムを鳴らす。
灰原を二度眠らせた理由は、灰原とカメを移動させるため。

家が2軒あったということを、どうすれば証明できるのか、頭を抱える少年探偵団。

その時、チロがテーブルの上の空き缶を、しっぽで倒してしまい転がった。
それを見た灰原は、監禁されていた時の【謎解き①】を思い出した。
もう一度目を覚ました時は、缶はピクリとも動かなかった。

コナンは、テーブルの端を少し持ち上げるよう、元太に指示した。
そして空き缶を元太の持ち上げている方向へ転がした。
すると缶は、別の方向へと曲がった。

これが灰原の話とどうつながるのか尋ねる光彦。

灰原は、新聞を広げて見せた。
床をペットボトルが転がり続ける」と大きく見出しがあり、手抜き工事の家の床は「まるで滑り台」と書かれている記事だ。

ミツルの偽の家は、高木が分譲会社のリストを調べ、すぐにわかった。
高木が偽の家の写真を目暮の携帯に送り、目暮はそれをミツルに見せた。
確かにあんたは運が悪い。せっかく買って改装までした家が手抜き工事だったとはねぇ」と目暮。
ミツルは口元を手で押さえ、その場に膝をついた。

手抜き工事は犯罪なため、たまたま高木がエアポートヴィレッジの現地に行っていたらしい。

お手柄だな!少年探偵団諸君!」と少年探偵団は、目暮に褒められた。

後日、阿笠博士の元へ目暮から連絡が入った。
犯行の動機は、別れ話のもつれ、というごく平凡なものだった。
ミツルは初めから、かしこく気が強いという灰原を狙っていた。
とにかく、事件は無事に解決したと探偵団のみんなに伝えてください、と電話は終わった。

にこにこと嬉しそうな灰原のことが気になる光彦、歩美、元太。
その理由を尋ねると、檜垣の家で飼われていたチロとインドホシガメの新しい飼い主が見つかったようだ。
灰原は、珍しくはしゃぎ、嬉しそうに走っていった。

コナン「飼い主が犯人でも、動物に罪はないもんな

まとめ

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■ NEXT:
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こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

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・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

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