名探偵コナン第167話のネタバレ!鳥取クモ屋敷の怪(疑惑編)

シーズン4

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第167話「鳥取クモ屋敷の怪(疑惑編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ

事件ファイル概要

事件ファイル


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登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

毛利 小五郎
CV:神谷明
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

服部 平次
CV:堀川りょう
西の高校生探偵。大阪府警本部長である父親譲りの推理力で数々の難事件を解決している。コナンの正体を知っている。

遠山 和葉
CV:宮村優子
平次とは同級生で幼馴染。平次の言葉にいつもヤキモキさせられている。

ロバート・テイラー
CV:中原茂
26歳。カメラマン。

武田 信一(たけだ のぶかず)
45歳。武田家長男。人形師。

武田 龍二(たけだ りゅうじ)
CV:古田信幸
38歳。武田家次男。

武田 勇三(たけだ ゆうぞう)
CV:宝亀克寿
35歳。武田家三男。

武田 陽子(たけだ ようこ)
CV:堀越真己
33歳。龍二の妻。

武田 智恵(たけだ ちえ)
CV:鈴木れい子
71歳。武田家三兄弟の母。

塩谷 深雪(しおたに みゆき)
CV:雪乃五月
26歳。家政婦。

武田 紗栄(たけだ さえ)
CV:吉田小百合
9歳。龍二と陽子の娘。

武田 絵未(たけだ えみ)
CV:小島幸子
9歳。龍二と陽子の娘。

武田 絹代(たけだ きぬよ)
信一の妻。

武田 美沙(たけだ みさ)
信一の娘。

根岸 明雄(ねぎし あきお)
人形店社長。

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(事件編)のストーリー

鳥取県の絡繰峠の武田家に呼ばれた平次と和葉は、山道で迷ううちにロバート・テイラーという外国人と知り合いました。

そこへ通りかかったコナン、小五郎、蘭も武田家に呼ばれていました。

小五郎と平次に送られてきた依頼状には、『絡繰峠のクモ屋敷の祟りの謎を解いて欲しい』と書かれていました。
 
 
武田家に到着したその夜、武田家長男・信一が、人形倉の二階で自殺をはかりました。

さらに、和葉の背後に怪しい人影が……。(事件編へ)

あらすじ

一旦部屋へ戻った蘭は、そこで探し物のマスコットを発見し、それを伝えるために和葉の元へ戻ります。

しかし、屋敷の外にいたはずの和葉の姿はなく、なぜか和葉のペンライトが足元に落ちていました。
 
 
 
その頃、人形倉で調査をしていたコナンと平次は、遺体の後頭部に打たれた跡があることに気づきました。

死亡推定時刻は午後9時前後。ちょうど信一が広間から出て行った頃です。

恐らく、その時すでに信一は犯人に人形倉へ呼び出されていました。

そして倉で信一と落ち合った犯人は、信一を殺害し、天井から吊ったと考えられます。

しかし、犯人はそのあと、どのようにして倉から逃げ出したのか…。

さらに、信一のサンダルや懐中電灯がバラバラに落ちている点も引っ掛かります。

3年間、誰も近寄らなかったはずの倉の二階の部屋の床や棚に、埃が溜まっていないのも妙です。
 
 
 
その時、コナンは開け放たれた小窓の外で、蘭と和葉の声が聞こえたような気がしていました。

しかし小五郎は、蘭に部屋から出るなと伝えていたため、今ごろ2人は眠りについているはずです。

その直後、倉の階段がギシギシ音を立て、誰かが上がってくる気配を感じました。

コナン、小五郎、平次は咄嗟に身を隠し、様子を窺うことにしました。

そこに現れたのは、家政婦の塩谷深雪でした。

深雪は、小五郎たちがお腹をすかせていると思い、夜食を届けに来たのです。
 
 
 
その後、夜食をご馳走になったコナンたちは、3年前に亡くなった信一の娘・美沙の話を深雪から聞かされます。

以前、深雪と美沙は同じ病院で看護婦をしていていました。

しかし、深雪は仕事を続けられなくなってしまい、美沙の紹介で武田家の家政婦として働かせてもらうようになりました。

美沙は、優しくてよく気がつく、本当にいい子だったといいます。

深雪は、美沙の自殺の原因が、信一にあると考えているようです。

ある日、信一が何かの用事で病院から帰った時、妻の絹代を捕まえて『よく20年もワシを騙したな』と激怒しました。

その時、止めに入った美沙は信一に突き飛ばされ、柱に頭をぶつけて額を七針も縫う大怪我を負いました。

それ以来、美沙は落ち込んだように暗くなり、看護婦の仕事を休むようになったといいます。

しかし、ロバートに会ってから、美沙は再び元気を取り戻しました。

3年前の土砂崩れがあった日、偶然通りかかった美沙は、撮影中に土砂崩れに巻き込まれて大怪我していたロバートを発見しました。

その日は運悪く病院は満室で、やむを得ず武田家で美沙が看病することになりました。

土砂で口の中を切って話せないロバートの看病は、想像もつかないほど大変なものでした。

ロバートは、日本語を話せますが、字の読み書きができず、美沙との話は紙にローマ字を書いてしていたようです。

その後、ロバートが話せるようになってからの美沙は、本当に楽しそうだったといいます。

そして、怪我が治ってロバートのお別れ会をする頃には、里帰りしていた龍二の家族とも仲良くなり、美沙もすっかり明るくなりました。

しかし、ロバートが去った後、美沙は再び暗くなり、その2、3日後に自殺をはかりました。

さらにその数日後、母親の絹代も美沙の後を追うようにして自殺しました。
 
 
平次は、2人が自殺した後、変わった素振りをしていた人物がいなかったか尋ねます。

深雪は、信一は涙も見せずに平然としていたが、その代わりに龍二が大変だったと打ち明けました。

龍二は、隣近所に響くような大声で泣き喚き、ロバートと仲良くしていたはずの紗栄と絵未が突然、妙なことを言い出したようです。

『ロバートが美沙ねえちゃんを殺したんだ』と…。

それを聞いたのは、先日納屋で亡くなった出入り業者の根岸だといいます。
 
 
 
その後、コナンたちは深雪に案内されて納屋へ向かいます。

その時、納屋の前に停めてあるトラックの後ろから泣き声が聞こえてきました。

小五郎が懐中電灯を当てて確認すると、なんと膝を抱えた蘭が泣きじゃくっていました…。
 
 
蘭から和葉がいなくなったことを聞かされた平次は、焦りを感じて納屋を飛び出しました。

コナンと小五郎もそれに続き、辺りを探し始めます。

しばらく捜索した後、平次は閉めたはずの倉の扉が開いていることに気づきました。

中へ駆け込むと、体を糸で巻かれ、首を吊られそうになった和葉の姿がありました…。

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ネタバレ

間一髪のところで和葉を救出した平次は、和葉を蘭と小五郎に任せ、コナンとともに事件の捜査を進めます。

犯人は、先ほどまでコナンたちがいた倉に和葉を吊るし、コナンたちの盲点を突こうとしていました。

コナンたちが出た後で和葉を運び、体に糸を巻いて首にロープを引っ掛ければ祟りは完成です。

それを途中でやめなければならなかった理由は、倉へ駆け寄る平次の足音を聞き、犯人が慌てて離れたため。

平次は、犯人がまだこの倉の中にいる可能性が高いと考えます。
 
 
「おい、工藤。俺の推理、間違うてるか?」

「いや、どこも?」
 
 
コナンと平次は二階へ駆け上がり、懐中電灯で部屋の中を照らし出しました。

しかし、そこには信一の遺体が吊るされているだけで、怪しい人物の姿も、身を潜められそうな場所もありません。

コナンたちが倉へ来てから3分も経っておらず、1階の入り口は小五郎と蘭が見張っています。

他に隠れられる場所もないということは、逃げられるのは二階の部屋の小窓のみ。

しかし、その小窓は子供ひとり通るのがやっとの大きさです。
 
 
 
その後、広間に戻ったコナンたちは、和葉が襲われたことを武田家の者たちに知らせます。

小五郎は、さっそく全員にアリバイを確認します。しかし全員、自室で休んでいたと答えるだけで、確かなアリバイを持つものはいませんでした。

その時、コナンは勇三の姿が見当たらないことに気づきました。どうやら勇三は、仕事場に籠って作業をしているようです。

コナンと平次は、さっそく勇三の仕事部屋を訪れ、アリバイを確認します。

勇三はずっとこの部屋で仕事をしていたと証言し、明日までに完成させなければならないという作りかけの人形を見せました。

3年前、会社を辞めて武田家に戻って来た勇三は、信一から人形作りを教わり、今では簡単な組み立てを任されるようになりました。

信一の手掛ける人形は1体100万円、修理費は70万円。そのため、部品作りや修理は未だやらせてもらえなかったといいます。

その高額な費用に驚く平次ですが、中には10回以上も修理を依頼している客もいるそうです。

その儲けた費用で、信一と根岸はよく海外に遊びに行っていました。

どうやら人形の販売を根岸に任せるようになってから、さらに高値で売れるようになったようです。
 
 
 
その後、勇三をみんなが集まっている広間に向かわせ、コナンと平次は人形を調べ始めました。

修理費が高い人形。にもかかわらず、10回以上も修理を頼む客がいる。

コナンと平次は、人形の中に何か秘密が隠されていると睨みます。

案の定、人形の中には麻薬が隠されていました…。
 
 
「事件の全貌がだいぶ見えてきた」

「あとわからへんのは、密室トリックと和葉がなんで襲われなあかんかったかやけど」
 
 
広間に向かっていたコナンたちは、廊下で会った紗栄と絵未から『変な臭いがする』と聞きました。

平次が風呂焚き場のかまどを確認すると、やはりそこから異臭が漂っていて、中で何かが燃えているようです。

さっそく取り出してみると、焦げたスタンガンが現れました。

すぐに和葉の元へ向かった平次は、和葉に服を脱ぐよう命じます。
 
 
「え?」

「ごちゃごちゃ言わんと、さっさと見せんかい!」
 
 
強引に和葉の服を脱がそうとした平次は、和葉の平手打ちを食らいました。

コナンも同じように和葉の服を弄っていたのですが、子供だからという理由で許されたようです。

その後、平次とコナンを部屋の外に追い出した蘭は、和葉の背中に火傷のような小さな跡がついていることに気づきました。

やはり和葉は、スタンガンで気絶させられていたのです。

和葉は、倉の前で小さな球を見つけたと話します。

瞬時にBB弾だと察したコナンと平次は、倉へ急行します。

そこで画びょうの跡と、両端に輪が作ってある糸を発見しました。
 
 
「俺らが最初に睨んだ通りやったな」

「あぁ!犯人は、あの人に間違いない!」

まとめ

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こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第167話「鳥取クモ屋敷の怪(疑惑編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ

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