名探偵コナン第963話のネタバレ!毛利小五郎大講演会(中編)
こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ
名探偵コナン第963話|事件ファイル概要
-
■ 話数:
第963話
■ 事件ファイル名:
毛利小五郎大講演会(中編)
■ 放送日:
2019年12月14日
■ 放送曜日:
土曜日
■ 主題歌:
OPテーマ ANSWER(Only this time)
EDテーマ Sissy Sky(宮川愛李)
■ BACK:
⇒ 第962話「毛利小五郎大講演会(前編)」
■ NEXT:
⇒ 第964話「毛利小五郎大講演会(後編)」
名探偵コナン第963話|登場人物
・江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。
・毛利 小五郎
CV:小山力也
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。
・毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。
・妃 英理
CV:高島雅羅
小五郎の妻で蘭の母。現在小五郎とは別居中で、妃法律事務所の弁護士。新一の母親の工藤有希子とは同級生で友人。
・灰原 哀
CV:林原めぐみ
本名は宮野志保。元黒ずくめの組織の一員でコードネームはシェリー。新一が飲まされた薬と同じ薬を飲み、子供の姿になってしまった。現在は阿笠博士のところでAPTX(アポトキシン)4869の解毒薬の研究をしている。
・目暮 十三
CV:茶風林
警視庁捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある・・。
・高木 渉
CV:高木渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。少し抜けている部分があるが真面目。少年探偵団の話にもきちんと耳を傾けるため、子供たちから真っ先に頼りにされる。
・千葉 和伸
CV:千葉一伸
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。高木の後輩。
・菱田 順子(ひしだ じゅんこ)
CV:野村須磨子
50歳。HISHIDAホールオーナー。
・氏森 勇作(うじもり ゆうさく)
CV:宮内敦士
45歳。HISHIDAホール支配人。
・角筈 直也(つのはず なおや)
CV:真殿光昭
35歳。イベント会社社長。
・筑波 芽衣(つくば めい)
CV:井上麻里奈
22歳。イベントスタッフ。
・甘木 康介(あまぎ こうすけ)
CV:南雲大輔
28歳。イベントスタッフ。
・古井 紀保(ふるい きほ)
CV:珠宮夕貴
25歳。イベントスタッフ。
・月野木 秀樹(つきのぎ ひでき)
CV:手塚秀彰
40歳。警備会社社長。
・冷泉 茂吉(れいぜい もきち)
CV:西村知道
70歳。HISHIDAホール元支配人。
・猪越 健一郎(いのこし けんいちろう)
48歳。俳優。
・花井 里香(はない りか)
CV:下地紫野
名探偵コナン第963話|(前編)のストーリー
HISHIDAホールのリニューアルを記念して、「名探偵の極意を語る!」と題された小五郎の講演会が行われることになった。
そして、講演会当日。
間もなく講演が始まろうとしていた時、トークイベントのゲストで俳優の猪越が密室状態の楽屋で殺害されるという事件が発生した。
小五郎の推理で密室のトリックが解明され、容疑者も判明したかに見えた。
しかし、その容疑者である冷泉茂吉が自供したのは・・、
「私が殺めたのは別の人間です」だった・・。(前編へ)
名探偵コナン第963話|あらすじ
冷泉の自共に基づき、その犯行の検証と裏付け捜査が行われた。
亡くなっていたのはホールオーナの菱田順子。
非常階段から転落した際に、頭を強く打ち付けたようだった。
順子の首元についていた窪みは、冷泉のステッキの先端と一致した。
小五郎の講演は目暮警部の許可を得て、開始時間を1時間遅らせて行われることになった。
しかし、トークイベントにゲストとして招かれていた月野木は、この後予定が入っていて参加できないという。
月野木「私のアリバイは確認して頂けたんですよね?」
小五郎「それはもちろん」
それを聞いた月野木は、満足そうな笑みを浮かべて腰を上げた。
目暮「ですが、それはあくまで猪越健一郎さん殺害についてのアリバイです。今回の菱田順子さん殺害については、冷泉氏の自供があったとはいえ、まだ犯行時刻の特定さえもできて・・」
その時、高木刑事が順子殺害の犯行時刻が判明したと報告しにやってきた。
高木刑事は、非常階段への出入口に設置されていた防犯カメラの映像を見せる。
それには、冷泉が順子の首にステッキを押し付け、非常階段から突き落とすところが映っていた。
そして、順子と冷泉が非常階段へ入ったのは2時45分、冷泉が出てきたのは2時55分と記録されていた。
小五郎「こ、これは・・」
目暮「確か、猪越さんの殺害時刻は2時50分だったな」
凶器で壊された猪越の懐中時計が止まっていたため、猪越殺害の犯行時刻は2時50分と考えられていた。
目暮「ということは、やはり猪越さんを殺害したのは冷泉さんではない。つまり、他にもう一人犯人がいる」
猪越が殺害された事件、そして順子が殺害された事件は、ほぼ同時刻に発生していた。
先ほど猪越殺害のアリバイ確認をした関係者は、冷泉を除いてシロだった。
つまり、アリバイのない人間が1人もいないということになる。
その後、コナンと灰原は、猪越が殺害された楽屋を訪れた。
灰原「いいの?サッカー。始まっちゃったわよ、試合」
コナン「わかってるよ。けど、ここで抜ける訳にはいかねェだろ」
灰原「そりゃそうだけど。あの子たちへの言い訳、考えとかないと」
その時、コナンは窓の傍に破り取られた雑誌の記事が2枚重なった状態で置かれていることに気づいた。
先ほど楽屋を確認した時にはなかったはずだ。
コナン「現場検証の後、この楽屋の前にはずっと警官が立ってたはずだから」
灰原「見つからないように、この窓越しに外から置いたってこと?」
問題は、事件後の今になって、誰が何のために置いたのかだ。
その後、コナンと灰原は、順子が転落した非常階段を調べる。
階段の途中で、灰原は破り取られた雑誌の記事を発見する。
先ほどと同様に、記事は2枚重ねられた状態で置かれている。
コナン「同じ雑誌の別のページか?しかも下は・・、これってグラビア記事ってやつかな」
灰原「たぶん、表紙のすぐ後の1ページ目かしら」
灰原は、誰かが残したメッセージだと考える。
その時突然、階段の裏から芽衣が現れた。
芽衣「ねぇ!何か見つけたなら、早く毛利さんに知らせた方が良くない?ね、小さな探偵さん・・」
名探偵コナン第963話|ネタバレ
その後、芽衣とともに小五郎の元へ戻ったコナンは、先ほどスマホで撮影しておいた雑誌の記事を見せる。
小五郎「ったく。まーたつまんねェもの見つけて。んなもん誰かの悪戯に決まってんだろ!忙しんだよ、こっちは!」
コナンは、芽衣が小五郎に鋭い視線を向けていることに気づいた。
小五郎「失礼しました、警部殿。それで・・、」
目暮「うむ。密室トリックは君の推理で解けたかに思えたが、遺体を座らせたイスを支えたのが冷泉さんのステッキでないとすると、一体それは何なのか」
コナンは、スッテキの代わりになる"何か"に心当たりがあった。
その直後、芽衣が口を開いた。
芽衣「最近は伸び縮みするステッキとかもあるみたいだし・・」
小五郎「伸び縮みするステッキだァ?これだから素人は。いい加減引っ込んで・・、あーっ!」
芽衣の言葉をヒントに、小五郎は伸縮可能なステッキがあることに気づいた。
小五郎は、目暮警部たちを連れて月野木の楽屋を訪れた。
小五郎「月野木秀樹さん、警備の現役は退いたが、七つ道具はまだ身に着けているようですな」
月野木は、腰元につけている特殊警棒に触れる。
月野木「長年身についた癖というか、これがないとなんとなく落ち着かなくて・・」
小五郎は、特殊警棒を伸ばし、猪越の遺体を座らせたイスの背に押し付け、イスを傾けて少しずつドアを閉めながら引き抜き、密室を作ったと推理する。
目暮「おとなしく特殊警棒を渡してもらえますかな、月野木さん」
高木「その先端とイスに残された跡が一致するかどうか調べさせてもらいます」
月野木は、先ほど特殊警棒が盗まれたと告白する。
月野木がトイレに行く間、楽屋に置いておいたら無くなっていたというのだ。
ところが、先ほど楽屋を確認すると、盗まれた特殊警棒は戻されていたという。
月野木「誰だか知らんが、おかしなことするな、と・・」
目暮「そんな言い逃れが通ると思っとるのかね?」
月野木「それじゃお聞きしますが、私にはアリバイがあるんでしたよね?犯行時刻には複数の人たちと一緒にいた。それを確認したのは他でもない、あなた方警察じゃなかったんですか?」
目暮「そ、それは・・」
月野木「失礼ですが毛利さん、いささかがっかりしましたよ。これがあの名探偵、眠りの小五郎の実力ですか?」
コナン「ねぇねぇ、そもそもその犯行時刻って、」
コナンの言葉を遮るように芽衣が口を開く。
芽衣「凶器によって壊されて止まった、被害者の懐中時計の時刻の時刻ですよね」
小五郎は、芽衣の言葉をヒントに、前もって2時50分に針を合わせて、懐中時計を壊しておいたと推理する。
そして、それを殺害の後で被害者の懐に入れたのだ。
つまり、本当の殺害時刻はそれより前ということだ。
目暮警部の指示で、高木刑事と千葉刑事はアリバイの再確認を始めた。
その後、アリバイ確認を終えた高木刑事と千葉刑事が戻って来た。
最初に犯行時刻とされた2時50分に月野木と顔を合わせたのは角筈と甘木だったが、その前の10分間は月野木を見ていないと証言した。
他の関係者も月野木の姿を見た者はいなかった。
目暮「ご説明願えますかな?月野木さん」
月野木「説明も何も、誰にも会っていないというだけで、私が犯人ということにはなりませんよ」
芽衣「じゃあ、その上着の襟で光ってるものは何?」
芽衣は、月野木の襟元を指差す。
芽衣「もしかして、凶器で壊された懐中時計のガラスの破片とかだったりして」
仮にそれが一致したとなると、被害者の懐に入っていた時に壊されたのなら破片が飛び散ることはないため、前もって別の場所で壊されていたということになる。
そして、それが付着した人間は、それを壊した犯人以外に考えられない。
月野木は、猪越殺害の罪を認めた。
月野木「許せなかった・・。許せなかったんだ!」
1年前、月野木は猪越をガード中にストーカーの女性を捕まえた。
しかし、その女性は猪越の元恋人で、DV被害者。
謝罪と慰謝料を求めての行動だった。
月野木は、警察に事情を説明し、女性を放免したところ、猪越にクビを言い渡された上に、"役立たず"という評判をばら撒かれた。
おかげで、経営する警備会社も、近く倒産を免れない状態となったという。
こうして、事件は見事解決した。
紀保「やった~、芽衣ちゃん!」
甘木「名探偵顔負けじゃん!」
紀保と甘木に便乗して、蘭も芽衣の推理を評価する。
コナン(確かに大した推理力だが・・)
2つの殺人事件が無事に解決したところで、小五郎の講演が行われることになった。
MCの花井里香に紹介された小五郎は、機械のような動きで舞台へ登場した。
小五郎「お待たせしました!ただいまご紹介にあずかりました、私が名探偵の毛利小五郎でございます!」
小五郎は、イスに腰掛けいつもの様に眠ろうとする。
しかし・・、
小五郎(ダメだ・・、眠れねェ・・)
小五郎「え~・・、すでに事件は解決いたしましたので、今日は眠りません!」
眠りの小五郎を一目見ようと集まった客たちから野次が飛ぶ。
小五郎「今回は本講演の演目、名探偵の極意をば、私の豊富な経験に基づきましてお話いたしましょう!」
こうして、小五郎の講演はなんとか順調に進んでいった。
そして、トークイベントのもう1人のゲスト、妃英理がHISHIDAホールに到着した。
小五郎の講演は無事に終わり、第2部のトークイベントまで休憩となった。
トークイベントに参加するはずだった猪越と月野木は、都合で参加できなくなったと観客は知らされた。
警察の正式発表があるまでは事件のことは伏せたいと、主催者側が判断したのだ。
休憩中、小五郎は楽屋でワインを飲んでいた。
そこへ、英理がやってきた。
蘭「お母さん!」
英理「なんか大変だったみたいね、今聞いたわ」
氏森「ですが、毛利先生のお力で見事解決しました。こんな時ではありますが、講演も大盛り上がりで!トークイベントの方、よろしくお願いします、妃先生!」
英理「それはいいけど・・。ということは、つまり・・、私とこの人と2人だけってことよねぇ・・、ステージに上がるのは」
小五郎「それがどうかしたか?」
英理「別に!そちらに問題がなければ」
小五郎と英理は、互いに睨み合い火花を散らす。
角筈「あの・・、実は・・、そのことなんですが・・」
小五郎と英理の迫力に圧倒された角筈は、たじろぎながら口を開く。
そして、角筈が見せた講演会のポスターのゲストの欄には・・、
新世代推理女子「筑波芽衣」と追記されていた。
そして、スタッフ衣装から私服に着替えた芽衣が挨拶へやってきた。
芽衣「筑波芽衣です。よろしくお願いします!」
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アニメ名探偵コナンは、2024年11月24日時点で、第1話から第1057話まで配信されています。
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こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。
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