名探偵コナン第938話のネタバレ!巨人タロスの必殺拳(後編)
こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・謎解き
・ネタバレ
・エピローグ
名探偵コナン第938話|事件ファイル概要
-
■ 話数:
第938話
■ 事件ファイル名:
巨人タロスの必殺拳(後編)
■ 放送日:
2019年4月27日
■ 放送曜日:
土曜日
■ 主題歌:
OPテーマ 薔薇色の人生(倉木麻衣)
EDテーマ きみと恋のままで終われない いつも夢のままじゃいられない(倉木麻衣)
■ BACK:
⇒ 第937話「巨人タロスの必殺拳(前編)」
■ NEXT:
⇒ 第939話「危ない化石採集」
名探偵コナン第938話|登場人物
・江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。
・毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。
・小嶋 元太
CV:高木渉
少年探偵団の一人。うな重好きの食いしん坊で力持ち。
・円谷 光彦
CV:大谷育江
少年探偵団の一人。コナンには劣るが少年探偵団の№2の頭脳を持つ。
・吉田 歩美
CV:岩居由希子
少年探偵団の一人。コナンに想いを寄せる。
・灰原 哀
CV:林原めぐみ
本名は宮野志保。元黒ずくめの組織の一員でコードネームはシェリー。新一が飲まされた薬と同じ薬を飲み、子供の姿になってしまった。現在は阿笠博士のところでAPTX(アポトキシン)4869の解毒薬の研究をしている。
・阿笠 博士
CV:緒方賢一
新一の隣の家に住む発明家。コナンの正体を知っている。
・目暮 十三
CV:茶風林
警視庁捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある・・。
・千葉 和伸
CV:千葉一伸
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。高木の後輩。
・加賀見 栄三(かがみ えいぞう)
CV:菅生隆之
58歳。カガミスタジオ社長。
・加賀見 しのぶ(かがみ しのぶ)
CV:本名陽子
23歳。カガミスタジオ社長の秘書。栄三の娘。
・羽生 正(はにゅう ただし)
CV:金野潤
25歳。カガミスタジオ営業主任。
・山県 徳一(やまがた とくいち)
CV:土田大
35歳。カガミスタジオデザイナー主任。
・警備員
CV:各務立基、石井真
名探偵コナン第938話|(前編)のストーリー
コナン、蘭、光彦、元太、歩美、灰原は、阿笠博士に連れられて、博士の友人である加賀見栄三が経営するカガミスタジオへやってきた。
カガミスタジオでは大型フィギュアを制作しており、様々なフィギュアを見学した子供たちは大喜びだ。
特に、青銅の巨人タロスのフィギュアに興味津々な光彦、元太、歩美は、未だ未完成のタロスの下半身が完成することを楽しみだと話す。
しかし、フィギュア制作にはお金がかかるようで、会社の予算を考える営業主任の羽生正と、デザイナー主任の山県徳一は言い争いになってしまう。
カガミスタジオの経営はかなり苦しく、社長の栄三は身売り先を探しているところだった。
そして、見学を終えたコナンたちが帰ろうとすると、突然ドームの電気が消え暗くなった。
その直後に誰かの悲鳴が聞こえ、何かが無数に落下する音がした。
灯りはすぐに点き、コナンたちは急いでドーム内に駆け込んだ。
すると、フィギュアがところどころに落下しており、羽生が頭から血を流して倒れていた・・。(前編へ)
名探偵コナン第938話|あらすじ
コナンたちより遅れて、山県と栄三がドームへやってきた。
博士は急いで救急車を手配する。
しのぶは、羽生の殴られた後頭部に青銅色の塗料が付着している事に気づいた。
その塗料は、巨人タロスと同じ色で、博士はタロスの拳が羽生を殴ったと考える。
その後、救急車が到着し、羽生はしのぶに付き添われて病院へ搬送された。
そして、ドームには目暮率いる警察が到着し、捜査が始まった。
カガミスタジオは、オリジナリティのある製品を出して、海外からも高い評価を得ている。
山県は、外部からの侵入者の可能性があると話す。
千葉は、通用口のドアが故障しており、鍵がかけられない状態だったことを警備員に知らされた。
それを聞いた山県は、犯人はその通用口から侵入したのだと推理する。
しかし、元太はドアの前に彫刻を置き、通用口が開かないようにしていたことを報告する。
千葉が確認すると、彫刻が動かされた様子はなかった。
防犯カメラの記録を確認しても、外部から不審者が侵入した可能性はない。
つまり、スタジオ内に犯人がいるということになる。
コナンは、ドーム設備を操作するリモコンがいくつあるのか栄三に尋ねた。
栄三は、しのぶと山県が持っている2台だけだと答えた。
そこで、山県は作業着のポケットからリモコンを取り出してコナンに見せた。
リモコンは2台とも同じ形だという。
目暮は、関係者に犯行時刻のアリバイを確認する。
栄三は、オフィスで帰り支度をし、ちょうど警備員が戻って来た時に羽生の悲鳴を聞いたと証言した。
コナンは、犯人がなぜドームの電源を落とす必要があったのか疑問を持った。
犯行時、ドームの照明が消え、羽生の悲鳴の後にフィギュアが落下する音が聞こえた。
その直後に再び照明が戻ったということは、羽生がリモコンを持っていた可能性が高い。
そこで、コナンは羽生が落としたリモコンを探すことにした。
コナンの元へ光彦、元太、歩美、灰原がやってきた。
コナンは、リモコンを捜して欲しいと頼み、みんなで手分けして探すことになった。
蘭も合流して探すが、なかなかリモコンは見つからない。
蘭は、羽生が落としたリモコンを犯人が持ち去った可能性があると話す。
しかし、例え犯人が持ち去ったとしても、コナンたちに姿を見られずドームから姿を消すことはできなかったはずだ。
コナンは、ドームの天井を見て、あることに気づいた。
歩美が撮影したカメラの写真を確認すると、事件前と事件後では天の浮舟の位置が違っていたのだ。
事情聴取中の栄三は、オフィスの社長室で電話していた時に、ドアの開け閉めする音が二度聞こえたことを目暮に伝える。
山県が自分ではないと答えたため、栄三は羽生が訪ねてきたのだと考える。
栄三は、病院にいるしのぶに電話をかけ、羽生の容態を確認する。
しのぶは、今が峠だと伝えると泣き出した。
コナンは、栄三に電話を借りると、しのぶにリモコンを持っているか尋ねた。
しのぶは、持っていると答えた。
名探偵コナン第938話|謎解き
【謎解き①】
事件の前後で、天の浮舟の位置が違っていた。
名探偵コナン第938話|ネタバレ
コナンは、蝶ネクタイ型変声機で博士の声を使い、推理を話し始めた。
ドームの設備を操作するリモコンは2台ある。
今回の犯行には、そのリモコンが使われたのだ。
消した電源はすぐに元に戻ったが、その一瞬の間に空間を浮遊していたフィギュアが全て落下した。
しかし、その中で不自然な点があった。
【謎解き①】
それは、天の浮舟だ。
電源が切れた状況で、固定が解かれたブランコ状の天の浮舟は、器具の下にぶら下がる状態になるはずだ。
しかし、天の浮舟は天井に張りついている。
それも、事件の前後で異なった場所に張りついているのだ。
つまり、事件後に誰かがリモコンを操作したということだ。
博士「山県さんなら何かご承知じゃあ」
山県「俺は・・」
コナン「もしかして、犯行の時に羽生さんがリモコンを持っていたとか?」
博士「負傷した羽生さんを見つけて混乱している最中に、遅れてきた山県さんならリモコンを回収するチャンスはあったのでは?」
山県「知らん、何も知らん!」
博士「山県さん、オフィスで加賀見とワシの会話を聞いていたのはアンタじゃろ?」
栄三は山県に掴みかかる。
栄三「それなら、憎まれるなら私だ!なぜ羽生くんを狙ったんだ!」
山県は、栄三を振り払うと栄三を指差して声を上げた。
山県「そうとも・・。俺が狙ったのはアンタだ!だから罠にかけるつもりでいた!」
山県は、栄三が電話している最中に社長室へ入り、「自信の作品ができました。今すぐドームでリモコンを使ってください。電源を切れば、すばらしい場面がみられます」と書置きし、リモコンを残した。
しかし、先に社長室で待っていた羽生がその書置きに気づいた。
羽生は、山県の新作を鈴木財閥との交渉の手土産にしようと思いついた。
それが罠とも知らずに・・。
今回の事件の標的は栄三だったが、羽生が罠にかかってしまったということだ。
目暮は、署で詳しい話を聞かせてもらうと山県に伝えると、山県は走って逃げだした。
そして、山県はリモコンを取り出すと「来るな!」と叫んだ。
山県がリモコンを操作すると、ドーム内の照明が落ちた。
真っ暗の中、天の浮舟が動き出した。
壁に激突した天の浮舟の後方には、巨人タロスの拳がとりつけられている。
そして、タロスの拳をつけた天の浮舟は、山県目掛けて空を進む。
山県はリモコンを手放し、巨人タロスを見て「すまん・・」と呟いた。
コナンは、キック力増強シューズを使い、天の浮舟目掛けてボールを蹴った。
ボールは見事命中し、天の浮舟は粉々に砕け散った。
照明が戻り、栄三は山県に駆け寄る。
栄三「よく聞け。ついさっきフランクリン企画と契約が成立した。ここはフランクリン日本支社になる。従業員のリストラはなし。全員そのままだ!」
山県「えっ?」
栄三「カガミの名前と俺は消えるが、山県ルールのままで制作続行と話はついた!ありがたく思え、大馬鹿者!」
山県と栄三は涙を流した。
栄三「それがわかったらきっちりお勤めを済ませてこい。みんながバカな貴様を待ってくれてる・・」
そして、栄三は「お騒がせした・・」と目暮に頭を下げた。
名探偵コナン第938話|エピローグ
その後、羽生の意識が戻り、しのぶは栄三に電話で知らせる。
しのぶ「院長さんがもう大丈夫だって。心配いらないって」
栄三「そうか。良かったな、しのぶ」
しのぶ「それで、犯人は見つかったの?」
栄三「・・」
栄三は、パトカーで連行されていく山県をずっと見つめていた。
しのぶ「どうしたの?お父さん?」
博士は、小さくなっていくパトカーを見ている栄三から電話をとりあげると、しのぶと話し始めた。
博士「安心なさい、しのぶさん。事件は解決したよ。アンタの父さんは、やはりいいヤツじゃった」
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こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。
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