名探偵コナン第939話のネタバレ!危ない化石採集

シーズン24

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第939話「危ない化石採集」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・謎解き
・ネタバレ
・エピローグ

名探偵コナン第939話|事件ファイル概要

事件ファイル


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名探偵コナン第939話|登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

小嶋 元太
CV:高木渉
少年探偵団の一人。うな重好きの食いしん坊で力持ち。

円谷 光彦
CV:大谷育江
少年探偵団の一人。コナンには劣るが少年探偵団の№2の頭脳を持つ。

吉田 歩美
CV:岩居由希子
少年探偵団の一人。コナンに想いを寄せる。

灰原 哀
CV:林原めぐみ
本名は宮野志保。元黒ずくめの組織の一員でコードネームはシェリー。新一が飲まされた薬と同じ薬を飲み、子供の姿になってしまった。現在は阿笠博士のところでAPTX(アポトキシン)4869の解毒薬の研究をしている。

阿笠 博士
CV:緒方賢一
新一の隣の家に住む発明家。コナンの正体を知っている。

山村 ミサオ
CV:古川登志夫
群馬県警捜査一課警部。

鑑識員
CV:小田敏充

大神 明(おおがみ あきら)
CV:間島淳司
38歳。化石館オーナー。

中谷 創元(なかたに そうげん)
CV:鈴木琢磨
54歳。村長。

宮下 海果(みやした うみか)
CV:生天目仁美
27歳。フリージャーナリスト。

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名探偵コナン第939話|あらすじ

コナン、光彦、元太、歩美、灰原は、化石発掘体験をするため、阿笠博士に連れられて群馬県のロッジ化石館へやってきた。
化石が石ころみたいなものだと想像していた光彦は、化石館で展示されているキラキラ輝く化石を見て興味を示す。
普通の化石は骨や貝殻の成分が鉱物と入れ替わって出来るが、キラキラした化石はオパールや霰石などと入れ替わったため輝いているのだ。

コナンたちが化石を眺めていると、化石館オーナーの大神明がやってきた。
コナンが珍しい化石ばかりだと褒めると、大神は海外から買い付けた自慢の化石だと話す。
大神は、来月もアメリカのアリゾナ州で開催される世界最大の鉱物フェアへ化石を買い付けに行くようだ。

その後、フリージャーナリストの宮下海果が化石館へやってきた。
海果を出迎えるため大神が化石館の入り口へやってくると、村長の中谷創元もやってきた。
中谷は体験ツアーの後で取材の時間をとると海果に伝え、大神は海果に化石館の中で待つように話した。
中谷は、化石館へ入っていった海果の後を追う大神を引き留め、「お前の言う通り、金で解決することにした」と小声で話す。
近くにいたコナンは、二人の会話を聞いていた。
中谷が去った後、大神はポケットから除菌シートを取り出し、中谷に掴まれた腕を拭いた。

化石館の中では、光彦、元太、歩美、灰原、博士が海果と話しをしていた。
海果は、この化石館がある鬼ノ歯村の採掘場で「月のおさがり」という珍しい化石が発掘されたと知り、取材に来たという。
月のおさがりは巻貝の中が宝石になっているもので、とても貴重な化石のようだ。

灰原は、月のおさがりが化石館に展示されていないことに疑問を持つ。
中谷は、月のおさがりを村のシンボルにしようと考え、現在は村役場に展示していると説明する。
その時、海果は「負のシンボルにならなきゃいいけど・・」と小さな声で呟いた。


発掘体験ツアーの用意ができたため、コナンたちは採集場へ移動する。
そんな中、海果は月のおさがりの発掘場所を見せて欲しいと大神に頼んでいた。

採集場で化石の発掘に取り掛かるコナンたち。
アンモナイトを発掘すると意気込む元太だが、灰原はここではシジミやカキなど貝の化石くらいしか発見できないと話す。
化石がなかなか見つからないため、元太は石を放り投げる。
コナンが元太を注意すると、大神が元太の投げた石を拾い、その石にシジミの化石が入っていることを知らせる。
そして、いい化石を見つける近道は、たくさん掘ることだと元太たちに伝える。
やる気を出した光彦、元太、歩美は、再び発掘に取り掛かった。

その後、大神は地層を調べている海果の元へ行き、話すべきことがあると声をかける。
しかし、大神は中谷に呼ばれてしまい、後で話をすることにしてその場を去った。

歩美は、灰原に声をかけてトイレに行くことにした。
トイレの前に着くと、中から水の流れる音が聞こえてきた。
そして、何者かのうめき声と、何かがドアにぶつかる音が聞こえた。
灰原は、トイレのドアをノックして中にいる人物に声をかける。
返事がないため、コインを使ってトイレの鍵を開けた。

採集場にいたコナンは、歩美の悲鳴を聞いて急いでトイレに駆け付けた。
トイレの中では、大神が喉に手を当て絶命していた・・。


群馬県の山村率いる警察が到着し、捜査が始まった。

大神の死因は、青酸性の毒物による中毒死。
大神は、発掘体験ツアーの最中、何も口にはしていなかった。
そこで、山村は犯人があらかじめトイレに毒を塗っておき、大神が毒に触れるように仕向けたと判断する。

中谷は、大神が数日前から悩んでおり、死にたいと話していたことを明かす。
山村が悩んでいたことを尋ねると、海果は月のおさがりが原因かもしれないと話す。
そして、海果は月のおさがりの産地偽装を暴きに来たことを告白する。
海果は、月のおさがりが別の採集場で発掘されたと疑っていたのだ。
産地偽装が知られそうになり、大神は自殺を図ったと推理する山村。
海果は、大神が自分の犯した罪に耐え切れなくなったのだと話す。
さらに、化石に詳しくない中谷が気づけなかったのは仕方ないことだと話す。
以上の話を聞いた山村は自殺と判断した。

コナンは、自殺を考えている人が来月の旅行の飛行機の予約をするのは妙だと指摘する。
そして、博士の助言もあって、毒物反応を調べることになった。

鑑識が調べた結果、トイレの中には大神の指紋が幾つもついていたが、毒物反応はでなかった。
しかし、大神が持っていた除菌シートは、市販のものより酸性度が高かった。
山村は、酸性の除菌シートが事件に関係することはないと判断する。

元太は、トイレの裏でたくさんの虫が死んでいることに気づいた。
その様子を見たコナンは、あることを閃いた。

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名探偵コナン第939話|謎解き

【謎解き①】
トイレの裏で虫がたくさん死んでいた。

名探偵コナン第939話|ネタバレ

コナンは、蝶ネクタイ型変声機で博士の声を使い、推理を話し始めた。

そもそも大神は毒を口になどしていなかった。
飲んだり舐めたりしなくても、毒を口にする方法は他にもある。

青酸性の化合物を飲むと死ぬと言われているが、その化合物自体には毒性はない。
しかし、それが体内に入ると胃酸と反応して有毒ガスを発生させるのだ。

つまり、青酸性の化合物に酸を加えると有毒ガスが発生するということだ。

犯人は、トイレの水たまりに青酸性の化合物を溶かしておいた。
そこに酸を加えれば毒ガスの完成だ。
その酸は、大神本人が加えてしまったのだ・・。

大神は酸性の除菌シートを持っていた。
トイレの中でそのシートを使い、便器の水たまりに捨てたのだ。

鑑識が大神の持っていた除菌シートは、市販のものより酸性度が高かったと報告していた。
それは、犯人があらかじめ希釈した塩酸を除菌シートに含ませておいたのだ。

水たまりの青酸性化合物と除菌シートの酸が反応して有毒ガスが発生した。

この仕掛けなら、誰かが先にトイレへ入っても、水たまりの青酸性化合物が流れてしまうだけで実害はない。

犯人は、大神が大切にしているものをトイレに隠したとでも言い、大神がトイレの中で探し物をするように仕向けたのだ。

潔癖症気味の大神は除菌シートを使って手を拭き、トイレに捨てた。

そして、毒ガスが発生し大神は亡くなってしまった。

犯人は、大神が潔癖症気味で除菌シートを常に持ち歩いていたことを知っていた人物。

それは、中谷創元だけだ。

中谷「ちょっと待ってください。そんなのみんなただの仮説じゃないですか。証拠は?大神が毒ガスを吸い込んだという証拠はあるんですか?

【謎解き①】
コナンは、みんなをトイレの裏に案内し、たくさん虫が死んでいることを知らせた。

鑑識が虫を調べた結果、虫たちも大神と同じく青酸性の毒物による中毒死だった。

虫が死んでいる真上にはトイレの換気扇がある。

トイレの換気扇に集まった虫たちが毒ガスを吸ってしまったのだ。

トイレの中に毒ガスが残ることを恐れ、換気扇を回していたのだろうが、それが裏目に出てしまったようだ。

中谷は、「こんな虫!」と声を上げ、虫の死骸を踏みつける。

山村が中谷の行動を止めると、中谷は大神を殺害したことを認めた。

月のおさがりが村で発掘されたと嘘をついたのは、中谷と大神の二人で考えたことだった。
しかし、大神は中谷のせいだけにしようとしていた。
そこで、中谷は証拠のテープがあると大神をトイレにおびき出し、トイレで殺害した。

海果「でも、何も命まで!

中谷「やらなけりゃ、私が政治家として殺されていた。私にはまだ為すべきことがたくさんあるというのに・・

中谷は膝をつき涙した。

山村「あーあー。まったく最低な村長ですねェ。あなたが為すべきことはたった一つしかありませんよ。あなたが為すべきことは、しっかり反省して罪を償うことだけです!

山村にグーサインをされた光彦、元太、歩美は、同じくグーサインを山村に返した。

事件は無事解決し、山村は得意げに大笑いした。

名探偵コナン第939話|エピローグ

光彦、元太、歩美は、それぞれ発掘した化石を見せ合う。

歩美「見てー!歩美はカキの化石を見つけたの

光彦「僕はシジミの化石ばっかりですよ!

元太「俺はこれだけだぜ!

光彦「なんですか、それ?

歩美「気持ち悪い・・

元太「だ、だよなァ。こんなもの・・!

元太は見つけた化石を投げようとする。

海果「ちょっと!ねぇ、それ恐竜のフンじゃない?

光彦・元太・歩美「えーーー!?

コナン「本当なら大発見だぞ、元太

元太「マジかぁ!ウンが良かったんだな!

コナン(ウンウン・・

まとめ

■ BACK:
第938話「巨人タロスの必殺拳(後編)」
■ NEXT:
第940話「姿を消した恋人」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第939話「危ない化石採集」:
・事件ファイル概要
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・あらすじ
・謎解き
・ネタバレ
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