名探偵コナン第155話のネタバレ!水中の鍵密室事件

シーズン4

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第155話「水中の鍵密室事件」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・謎解き
・ネタバレ

事件ファイル概要

事件ファイル


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登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

毛利 小五郎
CV:神谷明
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。小五郎の推理がヒントになる。

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

目暮 十三
CV:茶風林
警視庁捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある。

高木 渉
CV:高木渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。少し抜けている部分があるが真面目。少年探偵団の話にもきちんと耳を傾けるため、子供たちから真っ先に頼りにされる。

宗田 光江(そうだ みつえ)
CV:堀絢子
73歳。光メゾンの大家さん。

宗田 真(そうだ まこと)
22歳。光江の孫。城南大学法学部建築学科4年。

城戸 慶彦(きど よしひこ)
CV:千葉進歩
22歳。真の友人。城南大学医学部4年。

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あらすじ

小五郎は、学生の頃住んでいたアパートの大家、宗田光江からの相談を聞くため蘭とコナンを連れ光荘を訪れた。

光荘は今年の春に建て替え、立派なマンションになっていた。

光江の相談内容とは、同じマンションに住んでいる孫の真が最近ふさぎ込んでおり、理由を聞いても話してくれないという。

そこで名探偵の小五郎にうまく聞き出してほしいとのことだった。

真の部屋へ様子を見に行くという光江に続くと、玄関の扉には鍵がかかっていた。

光江の持つ合鍵を使い中へ入ると、廊下や部屋の壁は赤いクレヨンで落書きされていた。

その異様な光景を目にした光江は慌てて真を探した。

真は浴室で腕から血を流し倒れていた。

既に死亡していると小五郎は確認するが、この部屋の下の階に住む医学生の城戸を連れてきて欲しいと光江に頼まれコナンが呼びに行く。

城戸が到着し、やはり死亡が確認された。

玄関の鍵は特殊な鍵で複製することは難しく、合鍵は光江と管理会社の者しか持っていない。

真の持っていたはずの鍵は、リビングに置いてある建築模型の池の中に落ちていた。

部屋は密室だったため自殺だと推理する小五郎だが、完全に密室ではないことに気づいたコナンは捜査を始めた・・。

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謎解き

【謎解き①】
犯人は、カブトムシを歩きやすくするため玄関に上着を敷き、建築模型の柱のてっぺんにカブトムシの大好きな匂いを塗っておいた。

【謎解き②】
被害者の傷口は一か所で、ためらい傷がなく真っ直ぐ深く切られていた。
そんなことができるのは、医学の心得がある人間くらいだ。

ネタバレ

死亡推定時刻は午後6~7時過ぎ。

光江が5時頃ジュースを届けに真の部屋を訪れた。
ジュースは光江が作ったもので、はちみつ、にんにく、バナナが入っていた。

卒業制作の建築の設計がうまくいかないと真は悩んでいたと城戸は話す。

部屋にクレヨンで落書きしてある様子から、真はかなり錯乱状態だったと思われた。

コナンは建築模型の中に落ちている鍵についている白いものを目暮に尋ねた。
高木が水の中から取り出そうとした時、白いものがとれてしまい、それがトイレットペーパーだと判明した。

そして部屋は密室と言い張る小五郎に対し、換気窓が少し空いているとコナンは指摘した。

しかし幅が狭いため、人が出入りすることは不可能だ。

次に、コナンたちが真の様子を見に家に入った時、家の中には明かりがついていなかった。
真っ暗の中、正確に動脈を切ることはできないのでは、とコナンが話す。

犯人が犯行後にうっかり電気を消した可能性、部屋のクレヨンでの落書きは犯人の偽装工作、と考えられた。

そこで小五郎が推理を始めた。
犯人は、建築模型の橋に糸をくぐらせ、玄関まで引っ張り、メールドロップをくぐらせ外に出て鍵をかける。
そして片方の糸に鍵を通し、もう片方の糸を手繰ると、鍵は部屋の方へ行き、模型の橋を通過する時紙縒は切れて水の中へ落ちる。

しかしその推理は不可能だった。
玄関からリビングは直角の方向にあり、玄関の外から糸を引っ張ったら、廊下の柱に糸の跡がつくはず。
しかし犯人が柱に塗ったクレヨンには、糸の跡がついていなかった。

小五郎の推理がヒントとなり、コナンは玄関に敷かれていた上着、家中に塗られたクレヨン、少し空いていた換気窓から犯人の使ったトリックがわかった。

コナンは実際に犯人と同じトリックを試してみることにした。
まず光江に鍵を借り、城戸の部屋へ行きオスのカブトムシを持ってきて、玄関の床の上に上着を敷いた。

部屋の明かりを消し、カブトムシにトイレットペーパーで作った紙縒を鍵に結び、その反対側をカブトムシのツノに結びメールドロップから投げ入れた。

カブトムシは敷かれた上着の上を歩き、そのまま部屋の廊下からリビングを進み、建築模型の柱に向かった。
柱に上る途中、紙縒が水に濡れたため千切れ、鍵が建築模型の中に落ちた。

そしてカブトムシは誘蛾灯へ向け、換気窓から外へ飛び立った。

犯人は城戸慶彦。

証拠は、城戸の持つハンカチから光江が作ったジュースの香りがしたことだった。
それはカブトムシが建築模型の柱に塗った大好きな匂いより、ジュースの匂いに行ってしまうと困るため、床にこぼれたジュースをふき取ったときについたものだった。

言い逃れができなくなった城戸は動機を話し始めた。
1年くらい前から真に持ち掛けられ、大学病院から睡眠薬を持ち出し二人で売っていた。
しかし真は今になってやめたいと言い出し、今夜小五郎が来ることを知り、口封じのため殺害したと罪を認めた。

まとめ

■ BACK:
第154話「園子のアブない夏物語(後編)」
■ NEXT:
第156話「本庁の刑事恋物語2(前編)」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第155話「水中の鍵密室事件」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・謎解き
・ネタバレ

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