名探偵コナン第813話のネタバレ!安室に忍びよる影

シーズン21

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第813話「安室に忍びよる影」:
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

名探偵コナン第813話|事件ファイル概要&登場人物&あらすじ

名探偵コナン第813話|事件ファイル概要

◯ 事件ファイル
■ 話数:
第813話
■ 事件ファイル名:
安室に忍びよる影
■ 放送日:
2016年4月16日
■ 放送曜日:
土曜日
■ 主題歌:
OPテーマ 羽(稲葉浩志)
EDテーマ ふたりの秒針(焚吐)
■ BACK:
⇒ 第812話「県警の黒い闇(後編)」
■ NEXT:
⇒ 第814話「ブログ女優の密室事件(前編)」

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名探偵コナン第813話|登場人物

江戸川 コナン
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

毛利 小五郎
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

毛利 蘭
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

安室 透
毛利探偵事務所の階下にある喫茶店「ポアロ」でアルバイトをしている。「バーボン」というコードネームで黒の組織に潜入している公安警察官。本名は降谷零。警察庁警備局警備企画課、通称(ゼロ)に所属している。

小嶋 元太
CV:高木渉
少年探偵団の一人。うな重好きの食いしん坊で力持ち。

円谷 光彦
CV:大谷育江
少年探偵団の一人。コナンには劣るが少年探偵団の№2の頭脳を持つ。

吉田 歩美
CV:岩居由希子
少年探偵団の一人。コナンに想いを寄せる。

灰原 哀
本名は宮野志保。元黒ずくめの組織の一員でコードネームはシェリー。新一が飲まされた薬と同じ薬を飲み、子供の姿になってしまった。現在は阿笠博士のところでAPTX(アポトキシン)4869の解毒薬の研究をしている。

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名探偵コナン第813話|あらすじ

ある日の朝。
小五郎、コナン、蘭は、探偵事務所の下にある喫茶ポアロでモーニングセットを食べていた。

梓は、安室が作ったハムサンドを男性客へと運ぶ。
その男性客は、ハムサンドを手に取り食べると、カウンターにいる安室をじっと見る。
安室は気づいていないようだったが、コナンは男性客のことが気になった。
小五郎は、競馬新聞を読みながら「おい、お前ずっとあの客を気にしてんだろ」とコナンに声をかける。

男性客は、格好から見てサラリーマンではない。
にもかかわらず、出勤前の朝の時間に喫茶店にいる。
そういう客もいるだろうと小五郎は話す。
しかし、コナンが引っかかっているのは、男性客が朝の時間にほとんどの客が食べるモーニングセットではなく、わざわざサンドイッチを注文したことだ。
それも、メニューを見ずに。
安室や梓に話しかける様子もないことから、常連客というわけではなさそうだ。
しかし、先ほどからずっとカウンターの方を気にしているのだ。


コナンは、光彦、元太、歩美、灰原と学校からの帰り道に、喫茶店ポアロに朝の男性客の姿があることに気づいた。
そして、男性客は朝と同じようにまたサンドイッチを食べていた。

コナンたちが店の外で話していると、男性客がポアロから出てきた。
光彦、元太、歩美は、コナンが気にする男性客を尾行しようと言い出した。
コナンが注意するも聞かず、3人だけで尾行を始めてしまった。

灰原「私はパス。あなたたちもほどほどにして、帰って宿題するのよ!

灰原は、こうなった原因はコナンのせいだと言い、3人を責任もって家に帰しなさいと言い去っていった。

すると、ポアロから梓が出てきた。
コナンは、梓に男性客のことを尋ねる。
梓は、男性客の名前や仕事は知らないが、最近よくお店に来ると話す。


その頃。
光彦、元太、歩美は、男性客の尾行を続けていた。
しかし、道の角を曲がったところで見失ってしまった。
曲がった先には、様々な店が並ぶ商店街があった。
どこかの店に入ったと考えた光彦は、みんなで手分けして男性客を捜すことにした。
しかし、全ての店を捜し終えたが、男性客は見つからなかった。


コナンは、ポアロで安室に男性客のことを話していた。
すると、安室は3日前、買い出しに近くのスーパーへ行った時、男性客に尾行されたと話す。
しかし、特に何かされたというわけではないので、あまり気にしていないようだ。
それを聞いたコナンは、男性客が黒ずくめの仲間かもしれないと考える。
しかし、安室は「それはないな」と否定する。
だとすると、安室と同じ公安の人間かもしれないと詮索するコナン。


翌日。
学校からの帰り道、光彦と元太は、男性客が商店街で消えてしまったことをコナンに話す。
すると、安室が歩いて行く姿が見えた。
安室を見た灰原は、用事を思い出したと言い、走って帰っていった。

その後、コナンたちは安室の後を男性客が尾行していることに気づいた。
男性客の怪しげな行動が気になるコナン、光彦、元太、歩美は、安室を追う男性客を尾行することにした。

安室は、先が行き止まりになっている角を曲がった。
男性客は、慌てて安室の後を追いかけようと走るが、コナンは走り出そうとする光彦たちを止めた。

元太「なんだよ!

コナン「この先は行き止まりだ

安室は、男性客を待ち伏せし声をかける。

安室「僕に何かご用ですか?

男性客は、この先に用があると言うが、先が行き止まりだとわかると動揺した。
そこで、安室は尾行した理由を問い詰める。
しかし、男性客は走って逃げてしまった。

男性客を追いかける安室に続き、コナンたちも走って追いかける。

安室が男性客を捕まえようとした時、安室の携帯に梓から電話が入った。

梓「安室さん、大事件!

梓は、ポアロの店長がアイスクリームを買い忘れていたのに、クリームソーダの注文をとってしまったというのだ。
そこで、急いでアイスクリームを買ってきて欲しいと頼まれたので、安室は男性客をコナンに任せ、買い出しへと向かった。

コナンたちは、逃げる男性客を追いかけるが、昨日と同じ角を曲がったところで再び見失ってしまった。
光彦、元太、歩美は、昨日と同じように商店街の全ての店を調べ始めた。

コナンは、男性客が今までにとった行動を思い出す。
ポアロで朝の時間にモーニングセットではなく、わざわざサンドイッチを注文していた。
そして、同じ日の夕方にもポアロでサンドイッチを食べていた。
スーパーへ買い出しに行った安室を尾行していた。

光彦、元太、歩美は、全ての店を調べ終えたが、やはり男性客は見つからなかった。
ガッカリする光彦たちに、コナンは「もうすぐ現れるはずだ」とパン屋の中をじっと見つめる。
しかし、男性客はなかなか姿を現さない。

コナンは、男性客の尾行が安室にバレてしまっていたことを思い出し、安室の身が危ないと考えた。

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名探偵コナン第813話|謎解き&ネタバレ

名探偵コナン第813話|謎解き

【謎解き①】
男性客は、朝と夕方の二度も安室が作ったサンドイッチを食べていた。

【謎解き②】
男性客の額にはゴムの跡がついていた。

名探偵コナン第813話|ネタバレ

コナンは、急いでポアロへ向かった。
窓からポアロの中の様子が見え、そこには安室の背後に忍び寄る男性客の姿があった。
その様子を見たコナンは、「安室さーん!」と叫び、慌てて店に入る。

男性客に両肩を掴まれている安室は、駆けこんできたコナンを見るなり「コナンくん」と呑気な様子。
その直後、コナンを追いかけてきた光彦、元太、歩美も店になだれ込む。

コナンは、男性客に向かって推理を話す。

コナン「おじさん、あなたはパン職人ですね

安室「え?

光彦、元太、歩美は「パン職人!?」と驚いている。

【謎解き①】
男性客は、昨日ポアロで朝と夕方の二度も安室が作ったサンドイッチを食べていた。

コナンは、男性客の手を見て「おじさんって爪をきれいにしてるんだね」と話す。

【謎解き②】
さらに「額に特徴的な跡がある」と男性客のおでこを指差す。

男性客の額にはゴムの跡がついていたのだ。

すなわち、ゴムの絞りのある帽子を被っていたということだ。

絞りのある帽子は、パンやうどん等の粉ものを扱う料理人で、厨房にいて接客をしないタイプの人がかぶる帽子だ。

光彦は、商店街にパン屋があったことを思い出した。

店で接客しないタイプのパン職人なら、大抵毎朝早朝にパンを作り、昼過ぎに足りなくなった分をまた作る。

つまり、朝と夕方は比較的自由が利く仕事というわけだ。

光彦「そうか!おじさんは消えたんじゃなくてパン屋さんに入ったんですね!

元太「客じゃなく店の人だったのかよ

当然そのパン屋の前で暫く待てば店の奥で着替えて姿を現す、と思ってコナンは待っていたが、さっきはいくら待っても姿を見せなかった。

そこで、コナンは安室に気づかれた男性客が最後の手段に出るかもしれないと考えたのだ。

梓「最後の手段?

コナンは、男性客に尋ねる。

コナン「直接聞き出そうとしたんだよね?安室さんにサンドイッチの作り方を

安室「そうなんですか?

男性客は、最近ポアロのサンドイッチが安くて美味しいと評判を聞いた。
実際にポアロでサンドイッチを食べてみると、あまりの美味しさに驚いたという。
特にハムサンドが素晴らしく、自分もこんなに美味しいサンドイッチを作りたいと思った。
しかし、いくら安室の作り方を見ても、どうしてもわからなかった。

そこで、安室を尾行して、安室が買っているパンやハム、レタス、マヨネーズを調べた。
しかし、特別な商品は何もなかった。

同じ材料で作ってみても、どうしても同じ味にならない。
どうすれば安室の作る美味しいサンドイッチが作れるのかと毎日毎日考え、おかしくなりそうだったという。

男性客は、安室の両肩を掴み声を上げる。

男性客「どうして、どうして、あんたはあんな美味いハムサンドが作れるんだ!

コナン「おじさん、それは安室さんの企業秘密だよ。さすがに教えてもらえるはずが・・

男性客「わかってる。わかってるが・・

男性客は、こぶしを握り締め、悲痛な表情を浮かべる。

安室「いいですよ。別に教えても

コナン(え・・、そうなの?

コナンの目は点になる。


その後、安室と男性客のサンドイッチ作りが始まった。

安室「ハムは安いものでいいんですが、できるだけ油のないものを選んでください。これにオリーブオイルを塗ります

安室は、丁寧に作り方を説明し、男性客はしっかりメモをとっている。

安室を見ていたコナンは(安室さん・・、喫茶店の仕事も真剣にやってたんだな)と笑う。

最後に、男性客は「あなたのこのサンドイッチをうちの店で売らせて下さい!」と安室に頭を下げた。

コナン「おじさん・・、いくらなんでもそれは・・

安室「いいですよ

コナン(え・・、いいのかよ

安室は、せっかくこのハムサンドに惚れてくれたのだから、そういう人に売って欲しいと話した。


(エピローグ)
その後、安室の作ったサンドイッチをご馳走になったコナン、光彦、元太、歩美、男性客。

元太「うんめェ~

光彦「すごい!フワフワです!

歩美「このソース美味しい~

コナン「確かにパンは温かいし、中身も冷たくない

男性客「これだ!この味です

安室「それを店内で食べたければポアロで、持ち帰りたければあなたのパン屋さんで。すごくいい考えだと思いますよ

安室はにっこり微笑む。

男性客「ありがとうございます。フワフワが長持ちするパンを作って、これを忠実に再現してみせます!絶対に、ポアロの名を汚さないように

安室「ええ、よろしくお願いします

梓「あの、ポアロの名を使うなら一応店長の許可をとった方が・・

そこへ、安室の携帯に着信が入り、安室は電話に出る。

安室「はい、安室です

ベルモット「は~い、バーボン。あなた最近コソコソ調べてるみたいね

安室「調べてる?何をです?

ベルモット「それがわかってたらこんな電話しないわ

安室「ですよね

ベルモット「ま、ほどほどにしとくのね。あなた、目をつけられてるみたいだから

安室「目をつけられてるって、誰に?

ベルモット「ジンよ

コナンは、電話で話している安室の後姿を心配そうに見つめていた・・。

まとめ

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こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第813話「安室に忍びよる影」:
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

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