名探偵コナン第967話のネタバレ!大怪獣ゴメラvs仮面ヤイバー(急)

シーズン25

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第967話「大怪獣ゴメラvs仮面ヤイバー(急)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ

名探偵コナン第967話|事件ファイル概要

事件ファイル


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名探偵コナン第967話|登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

毛利 小五郎
CV:小山力也
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

服部 平次
CV:堀川りょう
西の高校生探偵。大阪府警本部長である父親譲りの推理力で数々の難事件を解決している。コナンの正体を知っている。

遠山 和葉
CV:宮村優子
平次とは同級生で幼馴染。平次の言葉にいつもヤキモキさせられている。

小嶋 元太
CV:高木渉
少年探偵団の一人。うな重好きの食いしん坊で力持ち。

円谷 光彦
CV:大谷育江
少年探偵団の一人。コナンには劣るが少年探偵団の№2の頭脳を持つ。

吉田 歩美
CV:岩居由希子
少年探偵団の一人。コナンに想いを寄せる。

灰原 哀
CV:林原めぐみ
本名は宮野志保。元黒ずくめの組織の一員でコードネームはシェリー。新一が飲まされた薬と同じ薬を飲み、子供の姿になってしまった。現在は阿笠博士のところでAPTX(アポトキシン)4869の解毒薬の研究をしている。

服部 平蔵
CV:山路和宏
平次の父。大阪府警本部長。

遠山 銀司郎
CV:てらそままさき
和葉の父。大阪府警刑事部長。

大滝 悟郎
CV:若本規夫
大阪府警捜査一課強行犯捜査係警部。

綾小路 文麿
CV:置鮎龍太郎
京都府警捜査一課の警部。ペットのシマリスをいつも連れている。

小杉 裕雅(こすぎ ひろまさ)
CV:松本忍
32歳。日売テレビ映画部プロデューサー。

米倉 功人(よねくら いさと)
CV:大西健晴
43歳。日売テレビ映画制作部チーフプロデューサー。

恩田 崇(おんだ たかし)
CV:四宮豪
43歳。脚本家。

末村 良平(すえむら りょうへい)
CV:高塚正也
51歳。大宝映画社員。

石澤 克二(いしざわ かつじ)
CV:松尾駿
38歳。爆破事件の容疑者。

三原 義人(みはら よしひと)
38歳。日売テレビ映画部プロデューサー。

高内 尊(こううち たける)
35歳。日売テレビ映画部プロデューサー。

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名探偵コナン第967話|(破)のストーリー

日売テレビの新社屋完成記念作品として、映画『大怪獣ゴメラvs仮面ヤイバー』の制作が決定した。そこでコナン、小五郎、蘭、そして少年探偵団は大阪の日売テレビを訪れ、平次と和葉と合流してイベントを楽しんでいた。

制作発表会が行われる中、大道具倉庫で映画制作部チーフプロデューサーの米倉功人が巨大な怪獣フィギュアの下敷きになって亡くなるという事故が発生する。コナンと平次の調査により、犯人は米倉の部下・三原義人と高内尊だと判明。しかし高内は逃走に使った車が爆発し、死亡してしまった。

そして第二の爆破事件が発生してしまった。倉庫の爆発に巻き込まれたのは、末村良平という大宝映画の社員。ゴメラVSヤイバーの撮影に使える倉庫を探していた末村はちょうどこの日、検討用の写真を取りに倉庫を訪れていた。

爆発物は過酸化アセトンを使用したもので、それは高内を吹き飛ばした爆弾と同じものだった。そして綾小路警部が捜査していた京都で起きた事故も、爆弾が仕掛けられていた可能性があることが判明した。

三件の連続爆破殺人と考えた大阪府警の大滝警部は、京都府警との合同捜査本部を立ち上げた。

その後、自主映画の上映会を主催していた奥田からの情報で、理工学部化学科出身の石澤克二が容疑者として浮上する。そして綾小路警部と大滝警部が石澤の家へ乗り込むと、体をロープで拘束され、後頭部から出血した石澤が倒れていた────。(破へ)

名探偵コナン第967話|あらすじ

石澤はすぐに浪速警察病院へ運ばれた。全身の打撲は軽度のものだったが、問題は後頭部の打撲だった。少しでも石澤を尋問したいと考える綾小路警部。しかし医師は絶対安静、面会謝絶を申し伝え、尋問の許可は下りなかった。

その後、コナンはホテルへ戻ろうとする小五郎に石澤の家を調べようと提案する。嫌がる小五郎だったが、コナンと平次の挑発に乗せられ、コナンを連れて石澤宅へ向かう。そして平次は京都へ向かい、恩田の事件を調査することにした。

────

石澤の家へ入ると、玄関に新聞が落ちていた。米倉殺害事件のことが一面で取り上げられていた。

綾小路警部と大滝警部が石澤を発見したのは台所。そして石澤は2階の自室で2、3日、飲まず食わずほったらかしで監禁されていたという。

石澤の自室のドアの鍵は壊されていた。小五郎は、石澤本人が蹴り上げて壊したと考える。そして部屋を抜け出した石澤は、階段を下りようとして足を踏み外し、転がり落ちた。全身の打撲痕はその時についたものだ。

コナンは、石澤が台所へ向かったことが引っ掛かっていた。小五郎は、縛っている縄を切るものを探すためだと考えるが、階段の下はすぐ玄関になっている。玄関から外に出てしまえばすぐに助けてもらえるはずだ。しかし石澤は、外へ出ずに台所へ行ったのだ。

────

その後、小五郎はホテルへ戻って行った。メールで呼び出されたコナンは、大阪城公園で哀と合流した。そしてコナンは、哀に頼まれていたお好み焼き、ではなくタコ焼きを渡す。哀はじっとタコ焼きを見つめ、

「私、お好み焼きって言わなかったっけ?」
「わりィ。俺、店とかよく知らねェし」

哀は熱々のタコ焼きを口の中へ放り込んだ。そして『まぁまぁね』と感想を述べ、依頼されていたデータをコナンに見せる。

米倉、恩田、末村の3人には共通点があった。3人とも一度莫大な借金を背負っており、その借金をきれいに清算したのが揃って10年前だった。

そしてちょうど10年前、4人組の強盗犯による1億2千万円強奪事件が発生しており、未だに未解決事件となっていた。

それは神戸で起きた資産家宅の強盗事件で、犯人たちは屋敷の裏口を爆薬で吹き飛ばして侵入。その屋敷の主人夫婦と使用人2人を拘束した後、現金1億2千万円を奪って逃走したというものだった。

コナンは、強盗犯4人が今回の事件の被害者、米倉、恩田、末村、石澤だと考える。そして最近になって仲間割れが起きた。

「にしたって10年よ? どうして今頃…」
「10年も経てば人生なんていろいろだ。成功するヤツもいれば失敗するヤツもいる」
「確かに、人生いろいろね。10年前はこんな姿になるなんて思ってもなかったし」

コナンの発言で、哀は恩田が最近投資に失敗して破産寸前だということを思い出した。コナンは、恩田が仲間の誰かに10年前のことで強請りをかけたと考える。しかし話を聞こうにも関係者は全員殺されてしまっている。

コナンが気になっている点は以下の4つ。

恩田は車を2台持っていたが、爆弾は片方の車にしか仕掛けられていなかった。

米倉の車にあった爆弾には、起爆装置も時限装置もついていなかった。

末村が倉庫に行くことを犯人はどのようにして知ったのか。

石澤を監禁したうえ、数日間放置したのはなぜなのか。

そしてもう1つ。果たして4件目の爆破事件はあるのか……。

哀は、今回の爆破事件がずいぶん杜撰な計画だと話す。3件の爆破計画のうち、成功したのは3件目だけ。1件目は計画の日とは別の日に爆発、2件目は別の人物を殺害してしまった。

「それに3回の計画のうち最初の2回が失敗したら、普通3回目は一旦中止して計画を練り直すんじゃない? 犯人はよっぽどの自信家か、何かの理由で計画を中止できなかったか」
「そういうことか! サンキュー灰原。俺のタコ焼き食べてもいいぞ」

哀の発言によって、コナンは事件の真相へと近づいていた。すぐさま平次に連絡し、京都で探して欲しいものを伝えた。

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名探偵コナン第967話|ネタバレ

その頃、映画『大怪獣ゴメラvs仮面ヤイバー』の撮影は順調に進んでいた。元太、光彦、歩美が撮影現場の見学を楽しむ中、和葉はゴメラとヤイバーに夢中になりすぎて、平次を振り回してしまったことを後悔していた。

「私、ちょっと浮かれすぎたかなァ? ゴメラとヤイバーが目の前におって、つい…」
「大丈夫よ! 服部くんだって、それぐらい」

蘭が落ち込む和葉を元気づけていた時、プロデューサーの小杉裕雅がやってきた。

小杉は、蘭と和葉にオーディションに出て欲しいと頼む。米倉の事件があり、辞退した者が2人いるというのだ。蘭は断ろうとするが、和葉は──、

「はいはいはーいっ! やります! 出ます!」

和葉は、蘭を押し退けて元気よく返事する。ゴメラとヤイバーと映画に出れるなら何でもするというのだ。

────

その頃。大阪府警察本部では、大滝と綾小路が平蔵に報告をしていた。あれから石澤は病院で目を覚ました。大滝、綾小路が誰に監禁されたのか確認したところ、石澤は口を割ろうとしなかった。

銀司郎は、自分を監禁していた人間を庇うのは妙だと話す。そこへ遅れて小五郎がやってきた。

「申し訳ありません。ホテルで一休みのつもりが、うっかり寝過ごしてしまいまして」

小五郎にこっそりついてきたコナンは、腕時計型麻酔銃で小五郎を眠らせる。そして蝶ネクタイ型変声機で小五郎の声を使って話を始めた。

石澤の不可解な行動が見つかった。コナンは、それを話す前に大阪府警としての見解を聞かせて欲しいと伝える。銀司郎は頷いた後、一連の事件は石澤の犯行だと考えていることを打ち明ける。

石澤は、過去の恨みを晴らすために米倉たち3人の殺害を計画した。石澤が監禁されていたのは自作自演によるもので、犯人は他にいると見せかけるためだった。

コナンはその推理を否定する。容疑者として石澤の名前が浮上したのは昨日のことで、石澤にそんな細工をする時間はなかったはずだ。

そして恩田殺害の事件。恩田は車を2台持っていて、1日ずつ交代で乗っていた。偶数日は赤、奇数日は青。しかし恩田が亡くなった日は奇数日だったが、赤い車に乗っていた。

「せやからそれは、たまたま青い車が故障してたからで」

綾小路が言ったその" たまたま “こそが最初の疑問だったのだ。犯人が一刻も早く恩田を殺害したいのなら、両方の車に爆弾を仕掛けたはず。にもかかわらず、犯人はわざわざ赤い車を選んで爆弾を仕掛けた。つまり犯人は、恩田に偶数の日に死んでほしかった。

次に末村が殺害された事件。警察の調べで、前もって廃工場に爆弾が仕掛けられていたことが判明していた。箱の中に仕掛けられた爆弾は、箱のフタを開けると爆破する仕組みになっていた。

そもそも犯人は、人も来ないような廃工場になぜ末村が来るとわかっていたのか。そしてなぜ前もって爆弾を置いておくなんて危険な真似をしたのか。

大滝警部は、犯人がアリバイを作るためだと話す。

「爆弾が爆発する頃は、自分は現場から遠く離れた……あ!」
「それや! せやから赤い車だけやったんや! 恩田さんの車が爆発した時、犯人がアリバイを確保しておくために」

そして大滝警部と綾小路警部は、小五郎の推理をヒントに事件の真相へと迫っていく。

本来、恩田が亡くなるのは1日あと。映画の制作発表会の当日だった。関係者の中で末村が亡くなった日に確固たるアリバイを持ち、尚且つ末村を現場の倉庫に行かせることができた人物こそが犯人だ。

「米倉か…」
「せやけど、米倉の車にも爆弾が」

これまで小五郎の推理を静かに聞いていた平蔵と銀司郎も口を開いた。

米倉の車に仕掛けられていた爆弾からは、時限装置も起爆装置も発見されていない。つまり爆発物ではあったものの爆弾ではなかったのだ。

恐らく米倉は制作発表の後、海外出張のため空港に向かう途中でその爆発物を爆弾としてセットしに行くつもりだったのだ。そのため、あらかじめ石澤を監禁しておいた。

監禁した石澤を運び込んだ爆弾で家もろとも吹き飛ばし、全ての罪を石澤になすりつけるつもりだった。そうすれば、爆弾魔による誤爆と言うことで方が付く。

もしかすると、米倉は自分の車にも爆弾を残しておき、空港の駐車場で爆発するつもりだった可能性もある。たまたま海外出張中だったため難を逃れた、という筋書きで。

米倉を殺害した三原は、米倉がスマホの画面を見て『恩田のヤツ』と何度も呟いていたと証言していた。米倉は、恩田が1日早く死んでしまったことで動揺し、倒れ込んでくる怪獣を避けることができなかったのだ。

動機には、最初に話した『石澤の不可解な行動』が関わってくる。監禁されていた石澤は、ドアをけ破って逃げ出したものの、階段で足を踏み外して転落してしまった。しかし階段を落ちた先には玄関がある。そのまま玄関から出て助けを求めず、なぜか石澤は台所へ向かっている。

その答えは、玄関に落ちていた新聞にあった。その新聞は石澤が監禁中に投函されたもので、一面には米倉殺害の記事があった。

石澤は、このまま警察に保護を求めても米倉の爆弾の件を追及され、延いては昔の悪事まで露見してしまうのでは、と考えた。昔の悪事とは、10年前に起きた4人組による1億2千万強盗事件のことだ。その4人組は、米倉、恩田、末村、石澤だったのだ。

その証拠に米倉、恩田、末村の3人は10年前、莫大な借金をそろって返済している。そして最近になって恩田は投資に失敗し、再び借金を背負っている。

「では毛利さん、米倉は恩田にその事件のことで強請られたために、関係者全員の殺害を計画したと?」
「しかし、証拠がないことには何ともな…」
「その証拠なら、間もなくここに届くはずです」

そこへ勢いよくドアを開けて平次が登場した。

「やっと見つけたで。屋敷が広うて苦労したけどなァ」
「なんやお前、いきなり! 会議中やぞ!」

平蔵は、慌ただしく入ってきた平次を一喝する。

「なんやもなにも、く……」

平次が『工藤』と言いかけたことに気づき、コナンは鋭い目つきで平次を睨みつける。

「ううう毛利はんに頼まれて恩田の家から証拠品を探してきたんやないか!」
「く毛利はん?」

平次の不思議な言動に綾小路警部は頭に『?』を浮かべる。

「このディスクん中に動かぬ証拠の映像が入ってるはずや!」

平次は、『チーム米倉』と書かれた1枚のディスクを平蔵に突き付けた。

さっそくそのディスクを再生してみると、恩田、石澤、米倉、末村が映っていた。これで証拠が揃ったため、急いで兵庫県警に連絡しようと意気込む大滝警部と綾小路警部。しかしコナンと平次は──、

「待った! こらヤバいで!」
「この画面を見てよ! ここに4人映ってるよね?」

そして平蔵も気づいた。4人全員がビデオに映っているということは、それを撮影している人物がもう一人いるということだ。

「強盗犯は5人組やったんか…」

となると残る一人の傍にも、すでにセットされているはず。いつ爆発してもおかしくない爆弾が……。

まとめ

■ BACK:
第966話「大怪獣ゴメラVS仮面ヤイバー(破)」
■ NEXT:
第968話「大怪獣ゴメラVS仮面ヤイバー(結)」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第967話「大怪獣ゴメラvs仮面ヤイバー(急)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ

今日の哀ちゃんの熱いタコ焼きをハフハフして食べる姿、すんごく可愛かったです! そしてコナンくんの『俺のタコ焼き食べてもいいぞ』にキュンとしました(笑)

コナンくんと哀ちゃんのツーショットは、いつ見ても微笑ましいですね~。

次週、いよいよ事件の真相が明かされます! そして蘭と和葉が現場に直面! お見逃しなく☆

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