名探偵コナン第959話のネタバレ！プードルと散弾銃（後編）

シーズン24

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

名探偵コナン第９５９話｜事件ファイル概要

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名探偵コナン第９５９話｜登場人物

・江戸川　コナン
CV：高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

・毛利　小五郎
CV：小山力也
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

・毛利　蘭
CV：山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

・目暮　十三
CV：茶風林
警視庁捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある･･。

・高木　渉
CV：高木渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。少し抜けている部分があるが真面目。少年探偵団の話にもきちんと耳を傾けるため、子供たちから真っ先に頼りにされる。

・火乃宮　アンナ（ひのみや　アンナ）
CV：吉田麻実
２４歳。ハッピーワウ社長。元アイドル。

・江波　真知子（えなみ　まちこ）
CV：皆川純子
３１歳。ハッピーワウ専務。

・稲村　幸四郎（いなむら　こうしろう）
CV：桐本拓哉
４５歳。ハッピーワウ副社長。

・森島　草太（もりしま　そうた）
CV：中島ヨシキ
２２歳。ハッピーワウ社長秘書。

・豹藤　誠（ひょうどう　まこと）
CV：福島潤
３８歳。アンナの元彼氏。

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名探偵コナン第９５９話｜（前編）のストーリー

コナン、小五郎、蘭は、ドッグフードの会社「ハッピーワウ」の女社長である火乃宮アンナのバースデーパーティーに招待された。

パーティーはヨットハーバーの船上で開かれ、アンナの他に副社長の稲村幸四郎、専務の江波真知子が集まっていた。

稲村と真知子がプレゼントを渡そうとした時、突然覆面の男が現れた。

そして、アンナは覆面の男に散弾銃で撃たれ、亡くなってしまった。

覆面の男は、船から船へと器用に飛び移って逃走。

その後、船室のロッカーからアンナの秘書の森島草太を発見。

森島は、いきなり何者かに頭を殴られ、ロッカーに閉じ込められたと証言する。

そして、稲村と真知子の証言から、豹藤誠というアンナの元彼氏が容疑者として浮上した。

しかし、豹藤には犯行時刻に１０キロ先のアンナのマンションに空き巣に入っていたというアリバイがあった。

小五郎は、森島を気絶させ、アンナのマンションに車を走らせてアリバイを作り、再び車で現場へ戻って来れば犯行は可能だと考える。

しかし、森島は覆面の男がずっと船内にいたのは間違いないと証言した。

コナンと小五郎は、アンナを撃った犯人が豹藤で間違いないと推理する。

その後、誰もいなくなったヨットハーバーで探し物をしていた豹藤は、背後から現れた人物に散弾銃で頭を殴られてしまった･･。（前編へ）

名探偵コナン第９５９話｜あらすじ

翌日。

コナンは、豹藤の遺体の傍で、アンナを撃った犯人が着ていた服を発見する。

小五郎は、覆面の男がアンナを殺害後、服と銃を隠したと考える。

そして、服と一緒にあったタオルに、ローマ字で「ＩＮＡＭＵＲＡ」という刺繍が入っていた。

高木刑事は、副社長の稲村のものだと判断する。



目暮警部に呼び出された稲村、真知子、森島が現場へやってきた。

小五郎は、隠していた服と銃を回収しに来た豹藤が何者かに襲われたことを伝える。

稲村は、凶器の散弾銃を見て、自分の物に間違いないと話す。

真知子は、散弾銃の木にヒビが入っていることに気づき、犯人がよほど強い力で殴ったのだと呟く。


小五郎は、稲村に刺繍の入ったタオルを見せる。

アンナを撃った犯人は、このタオルを覆面代わりに使っていた。

そのタオルを見た森島は、稲村に頼まれて発注したタオルだと打ち明ける。

稲村は、アンナにプレゼントするつもりだったが、まだ誰にも配っていないと話す。

そのタオルは、散弾銃と一緒に盗まれた車に積んでいたようだ。

となると豹藤は、稲村の車から銃だけでなく、タオルまでも盗んで犯行に使ったということになる。

小五郎は、稲村が豹藤に手を貸していたと推理する。

アンナが亡くなれば、副社長の稲村が社長となり、豹藤を殺害すれば真相を知るものはいなくなる。

稲村「そんなのあなたの妄想だ！だいたい社長が殺害された時、豹藤はマンションに空き巣に入ったというアリバイがあるそうじゃないか！豹藤が犯人だということも証明できないのに、私を共犯者と決めつけるなんて失礼にもほどがある！」

小五郎「そう言われると、確かに･･」

コナン（おいおい、しっかりしてくれよ、おちゃん･･）



つぎに小五郎は、豹藤のアリバイがたった今崩れたことを目暮警部に報告する。

森島は、ロッカーの中で目を覚まし、犯人が船室に潜んでいるのを見ていたと証言していた。

しかし、その森島の証言が偽りだとしたら、豹藤のアリバイが崩れる。

そして、森島が豹藤を殺害すれば、完全犯罪が成立するのだ。


森島は、恩人のアンナを裏切るわけがないと話す。

元々ホストだった森島は、アンナのお気に入りだったという。

そして、アンナは特別待遇の高い給料で森島を引き抜いたという。

真知子は、アンナと森島が将来結婚することになっていたのではないかと話す。

しかし、最近アンナはヒョウ柄のワンピースを着て街を歩いていたという。

それは、豹藤が好む服装だった。

真知子は、アンナと豹藤が再び仲良くなり、それを良く思わない森島が犯行に及んだと推理する。



その時、蘭が世話していたサリーがタオルを咥えてやってきた。

そのタオルにも「ＩＮＡＭＵＲＡ」と刺繍が入っていた。

目暮警部は、同じ刺繍の入ったタオルが２枚あることに疑問をもつ。

コナン（これではっきりしたぞ）

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名探偵コナン第９５９話｜謎解き

【謎解き①】
高木刑事が稲村に散弾銃を見せた時、真知子は「木にヒビが入ってるわ。よほど強い力で殴ったのね」と言った。

名探偵コナン第９５９話｜ネタバレ

コナンは、腕時計型麻酔銃で小五郎を眠らせ、蝶ネクタイ型変声機で推理を話し始めた。

アンナを殺害した犯人は豹藤で間違いない。

昨日の夜、サリーが豹藤の足元に飛び掛かっていた。

なぜなら、豹藤が潜んでいた船室には、ドッグフードが散乱していたからだ。

つまり、豹藤は靴でドッグフードを踏みつけたため、その匂いにサリーが反応したということだ。

豹藤の靴の底に付着したドッグフードの成分を調べれば、豹藤がアンナを撃つ前に船室にいたこと、そしてアンナを殺害した犯人だと言うことが証明される。

目暮「毛利くん、それじゃあその時間にアンナさんのマンションに空き巣に入ったのは誰なんだね」

それは、豹藤の共犯者だったアンナだ。



アンナは、パーティーへ来る前にネイルサロンへ寄っていた。

ところが、アンナの遺体の爪には、何か細いもので削られたような傷があった。

その傷は、サリーが飛びついた時にできたものだった。

サリーの爪を調べれば、アンナのネイルと同じ成分の塗料が検出されるはずだ。

目暮「しかし、被害者であるアンナさんがどうして共犯者に」

もちろん、アンナ本人もまさか自分が殺害されるとは思っていなかったはずだ。

アンナが望んでいたのは、副社長の稲村を亡き者にすることだった。


アンナは、稲村に会社を乗っ取られると恐れていた。

真知子「確かに、アンナは稲村さんを恐れていたわ。あの子は経営の素人だから、ベテランの稲村さんに口を出されたら、何も反論できないって」

森島「正直に言うと、そういう愚痴は何度か聞きました。稲村さんはアンナさんのことを宣伝のための広告塔としか思っていないんじゃないかって」

稲村「それは誤解だ！私はずっと社長を支えていくつもりだったんだ。会社を乗っ取るなんて考えたこともない！」


筋金入りの詐欺師である豹藤には、アンナをうまいこと言いくるめて殺害計画に引き込むことなど簡単だった。

目暮「しかし、それはあくまでも推理というか、君の想像でしかないんじゃないのかね？」

豹藤が巧みな話術でアンナを共犯者に仕立て上げたことは、真知子なら知っているはずだ。

小五郎は、ペットカメラの映像を真知子に見せるように高木刑事に指示する。

真知子は、ペットカメラの映像を見ただけで、アンナがヒョウ柄のワンピースを着ていたと嘘をついた。

真知子「嘘じゃないわ！このワンピースで街を歩いているのを本当に見たのよ」

コナンは、昨日アンナのマンションでヒョウ柄のワンピースを見た時、まだ値段の札がついていたと証言する。

アンナが値札をつけたままのワンピースを外に着て行くとは思えない。

真知子「だから何？ちょっと見間違ったくらいで私を共犯者にするつもりなの？」

稲村「待ってください。社長と豹藤の計画では、殺されるのは私だったんですよね･･」

しかし、それはアンナにアリバイ工作をさせるための偽の計画だった。

豹藤の目的は、初めからアンナを殺害することだった。

そして、豹藤の目的を真知子は知っていた。



この事件には、大きなカラクリがあった。

それは、真知子と豹藤が最初からグルだったということだ。

真知子「嘘よ、そんなの」

小五郎「だったら、あなたの腕で光っている腕時計はどう説明しますか？」

その腕時計は、森島が真知子に頼まれて買いに行ったアンナへのプレゼント用の時計だ。

真知子「これは元々私が持っていたものよ！プレゼントはちゃんとアンナに渡しました。でも、すぐに事件が起きたから、どうなったかは知らないわ」

小五郎「いいえ！あなたはアンナさんが撃たれることを知っていた。だから最初から空の箱しか用意していなかったんです」

恐らく、高価な腕時計を壊してしまったら、もったいないと思ったのだろう。

真知子「だからって私と豹藤がグルだったなんて証拠にならないわ！」

小五郎「だったらなぜ豹藤を殺害したんですか」

【謎解き①】
高木刑事が稲村に散弾銃を見せた時、真知子は「木にヒビが入ってるわ。よほど強い力で殴ったのね」と言った。

その時、誰も撲殺されたとは言っていなかった。

銃が凶器だと聞けば、普通撃たれたと思うはずだ。

そして真知子は、豹藤が殴られた部分を的確に当てていた。


真知子は、豹藤が服と銃を隠しに来た船のところで、散弾銃を振り下ろして豹藤を殺害した。

真知子は豹藤が逃げる時、覆面を剥ぎ取る後ろ姿を見ていた。

恐らく、息苦しくなって無意識に剥ぎ取ってしまったのだろう。

しかし、覆面に使っていたタオルは、稲村が豹藤を殺害した犯人であると思わせるためには絶対に必要だった。

そのため、真知子は船のデッキに落ちていたタオルを拾い、犯人の服と一緒に隠した。

それができるのは、真知子しかいないのだ。

真知子が拾ったタオルは、シャンパンの匂いがしているはず。

しかし、豹藤が顔を覆っていた本当のタオルは、ケーキに触った手で剥ぎ取ったため、ケーキが付着していなければならなかった。

まさにそれは、サリーが咥えてきたタオルだった。

アンナと豹藤が殺害され、稲村が逮捕されれば、会社は真知子一人のものになる。

犯人は、江波真知子だ。



真知子は、散弾銃を持って船外へ出る。

そして、銃口を小五郎たちへ向ける。

目暮「やめなさい！江波さん」

真知子「嘘よ、みんなデタラメだわ！」

蘭「やめてー！」

その時、サリーが真知子に飛び掛かろうとする。

真知子はサリーに銃口を向け、引き金を引いた。

真知子「え？」

目暮「弾は抜いてある。そこまでだ！」

散弾銃には、弾が入っていなかった。

真知子は、その場に膝をつき、罪を認めた。

真知子「まさか、プードルなんかに計画をぶち壊されるとはね」

目暮「どうして豹藤なんかと手を組んだんですか。アンナさんを殺害しなくても良かったでしょう」

真知子「あの会社は私のものよ。私が社長になるべきだったのよ！豹藤なんかと組まなくても、私はアンナを殺してたわ」

その後、真知子は狂ったかのように笑い続けた･･。

名探偵コナン第９５９話｜エピローグ

後日、サリーの新しい飼い主が決まった。

蘭「良かったね！」

小五郎「あぁ。下手したら俺たちが面倒見なきゃならなかったんだぞ」

蘭「私はそれでも良かったけど？」

小五郎「バーカ。犬の世話なんかめんどくさくてやってられっか！だいたい･･」

小五郎は、口に入れたおやつを吐き出す。

小五郎「ドッグフードじゃねェか！」

コナン（ははは･･）

アニメ名探偵コナンを動画で見る方法

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アニメ名探偵コナンは、2024年11月24日時点で、第1話から第1057話まで配信されています。

Huluで視聴する ※本作品の配信情報は2024年11月24日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況についてはHuluの公式サイトをご確認ください。

まとめ

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こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。