モデルになった探偵団(名探偵コナン912話)のネタバレ！犯人やアリバイトリックも

こちらの記事では、アニメ「名探偵コナン」の第912話「モデルになった探偵団」の犯人やトリックなどのネタバレを紹介しています。

あらすじは、日本の絵画の世界で有名な画家・北園清峰が米花町の自宅で殺害され、動機を持つ妻の絹子、弟子の東尾謙吾と西山大樹、家政婦の南田シズの4人のアリバイは確かか？というものでした。

警察が調べた結果、シズと絹子のアリバイは成立し、残るは東尾と西山のアリバイのみとなりました。

東尾は犯行時刻、車で北園邸に向かっていたと証言しており、西山は奥穂湖から米花町に向かう電車の中だったと証言。

そして西山は、アリバイを証明するために奥穂湖駅のホームで撮った写真を提出。駅の行先表示板には『先発14:02』と表示されていて、現場まで2時間以上かかる奥穂湖駅にいた西山には犯行時間内に北園邸に着くのは不可能と考えられました。

翌日、西山のアリバイを裏付けるため、コナンたち少年探偵団と高木刑事は奥穂湖駅にやってきました。そこで電車の遅延トラブルに巻き込まれたコナンの頭には、とある可能性が浮上しました。

それではコナンの推理をもとにネタばらししていこうと思います！

ネタバレ

青畑駅の行先表示板は、電車が発車していないのに次発の案内に切り替わりました。もしかすると、事件が起きた昨日、奥穂湖駅でも同じことが起こっていたかもしれません。それを確かめるため、コナンは少年探偵団と高木刑事を連れて奥穂湖駅に戻ることにしました。

すると奥穂湖駅の駅員は、13時17分発の青畑行きの電車が定刻より遅れて出発していたことを告白しました。定刻に発車しようとしたが出てすぐのところにある踏切が下りず、運転士が調べてみると遮断機にイタズラされていたというのです。

コナンは、遅れて出発した電車が何時に青畑駅に到着したか調べて欲しいと駅員に頼みました。すぐに記録簿を確認した駅員は、5分遅れて出発し、途中で少し取り戻して13時53分に到着したと説明しました。

青畑駅に13時53分に着いていたとなると、55分発の特別快速に乗り換えることができます。つまり、仮に西山が13時17分発の電車に乗ったとしたら、犯行時刻に北園邸へ到着することは可能ということです。

コナンたちは再び奥穂湖にやってきました。そこでもう一度、西山の描いた絵と景色を見比べましたが、どこをどう見ても全く同じ。間違いなく奥穂湖で描かれたものです。

コナンたちが西山に会ったのは午前11時頃。その時に絵を描き始めてから13時17分の電車に乗るまでの2時間足らずで絵を完成させるのは不可能です。

そこに犬を連れた老人がやってきました。コナンは、その老人が昨日も犬を連れて散歩に来ていたことを思い出し、西山の絵を見せて何か気になることはないか質問しました。

すると老人は、先週貼られていた立ち入り禁止のテープが描かれていると指摘。さらに、昨日の昼12時頃に帰ろうとした時、絵を描いている人物など見かけなかったと証言しました。

西山は先週のうちに奥穂湖の絵を描き上げました。しかし、それだけではアリバイの証拠にはなりません。だから昨日、コナンたちに声をかけてモデルにし、それを前もって描いておいた風景に描き足したのです。──が、そこには先週外されたはずの立ち入り禁止のテープが描かれていました。

それから西山は奥穂湖駅に戻り、踏切の遮断機に細工して電車を遅らせ、行先表示板が『先発14:02』に変わるのを待って写真を撮りました。そして実際には13時17分の電車に乗り、青畑駅で13時55分発の特別快速に乗り換えました。

そうすれば、西山が犯行時間内に北園邸に着くことは十分可能です。

犯人は、弟子の西山大樹です。

清峰は、入選させる代わりに弟子からお金を取っていたそうです。そしてお金を持っていない西山はいつも落選してばかりだったといいます。西山は、才能を認めない清峰を恨み、今回の犯行に及んだのでした。

奥穂湖からの帰り道、高木刑事にソフトクリームを買ってもらった（買わせた）元太は大喜び。その一方で、歩美と光彦は『自分たちも欲しかった！』と不満を漏らします。

高木刑事は大きく息を吐き、仕方なく電車を降りてソフトクリームを2つ購入。その間に電車は出発し、両手にソフトクリームを握りしめた高木刑事は、駅のホームで茫然と立ち尽くしていました。

コナンが『日本の列車のダイヤは世界一優秀だぜ～』と微笑む傍らで、歩美と光彦は『ソフトクリーム～！！』と悲痛な叫びをあげたのでした。

こちらでは、アニメ「名探偵コナン」の第912話「モデルになった探偵団」の犯人やトリックなどのネタバレを紹介させていただきました。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました！

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