名探偵コナン第825話のネタバレ!潮入り公園逆転事件

シーズン21

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第825話「潮入り公園逆転事件」:
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

名探偵コナン第825話|事件ファイル概要&登場人物&あらすじ

名探偵コナン第825話|事件ファイル概要

◯ 事件ファイル
■ 話数:
第825話
■ 事件ファイル名:
潮入り公園逆転事件
■ 放送日:
2016年7月16日
■ 放送曜日:
土曜日
■ 主題歌:
OPテーマ 世界はあなたの色になる(B’z)
EDテーマ ふたりの秒針(焚吐)
■ BACK:
第824話「少年探偵団の雨宿り」
■ NEXT:
第826話「美女とウソと秘密」

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名探偵コナン第825話|登場人物

・江戸川コナン
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

・毛利小五郎
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

・毛利蘭
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

・基照彦(もといてるひこ)
45歳。千葉県警刑事。

・慶徳かずり(けいとくかずり)
28歳。千葉県警刑事。

・公島竜次(きみしまりゅうじ)
48歳。食品製造会社二代目社長。

・公島葵(きみしまあおい)
28歳。竜次の妻。

・公島裕太(きみしまゆうた)
50歳。竜次の兄。

・丹波永三郎(たんばえいざぶろう)
65歳。公園の管理人。

・菅生恵介(すがおけいすけ)
26歳。電気工事人。

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名探偵コナン第825話|あらすじ

小五郎、コナン、蘭は千葉県のとある公園へやってきた。公園内にある池は「潮入りの池」といい、海水を引き入れて作られているため、潮の満ち引きで景色が変わる。

景色を楽しむコナンと蘭。その一方で小五郎は、池よりも新鮮な海の幸を食べに行きたいようだ。

潮が引き、海水で隠れていた沈下橋が現れると、橋の真ん中に男性が倒れていた。

警察が到着し、千葉県警刑事の基照彦が遺体を確認し身元を告げる。倒れていたのは公島竜次、地元では知らない者はいない食品製造会社の二代目社長だ。
竜次の首の周りには何かで絞められたような跡がある。そして靴を左右反対に履いている。

そこへ千葉県刑事の慶徳が、公園の管理人である丹波を連れてきた。
丹波は、朝の引き潮の時は、遺体はなかったと証言した。そこで小五郎は、遺体は海から水門を通って流れてきた可能性が高いと考えた。

被害者の妻の葵が現場へ到着し、その美しさに鼻の下を伸ばす小五郎。葵は竜次の遺体の側へ駆け寄ると、自分を残しなぜ死んだのか、と泣き出した。そして被害者の兄である裕太もその後に続き、くせぇ芝居、と呟き葵の後ろへ立った。裕太は竜次と同じ会社で重役をしているらしい。

救急車で遺体が運ばれていくところを見届け、基は被害者の遺族二人に尋ねた。
葵は最近、竜次に変わった様子はなかったという。裕太は、竜次と同じ会社で働いているが、重役といっても肩書だけなため、たまにしか会わず知らないと答えた。

死因はまだわからず、検視結果待ち。事件と事故の両面で捜査していくことになった。

そこで小五郎は、葵と裕太に昨夜10時頃のアリバイを確認した。
葵は俳優の友人と会っていたという。裕太は夜釣りに出ており、クルーザーで一人沖に出ていたため証人はいない。

警察が調査をしている間コナンたちは、おにぎりやパンを食べる。やはり小五郎が食べたいのは新鮮な海の幸のようだ。
そこで葵は小五郎に話があると基に連れられやってきた。話とは裕太のことで、裕太は竜次のことを快く思っていなかった。跡継ぎは自分だと思っていたのに、父親が弟の竜次を指名したからだ。
そして先ほど裕太が言っていたクルーザーは、竜次がお金を出した。役員報酬や株主配当などたくさんもらっているはずなのに、それでも足りず何度も竜次にたかっていたという。

クルーザーと聞いた小五郎は、実験したいことがあると言い、基と慶徳を連れて行った。コナンと蘭もそれに続いた。
そこで外に出たコナンは、警察官にゴミの分別を指導している丹波の姿を目撃する。そして丹波の元へ電気工事人の菅生恵介がやってきた。
丹波は菅生に、水門が故障しているせいで、ゴミどころかとんでもないものが流れてきた、と遺体が流れてきた事情を話し、すぐに水門を直すように指示した。
水門操作の制御盤を確認する菅生だが、壊れているようでやはり水門は閉まらない。壊されたわけではなく、故障しているだけのようだ。
コナンは再び、文句を言いながら公園のゴミ拾いをする丹波を目撃した。
丹波のことをガミガミうるさそうな人だね、と菅生に言うと、丹波は悪い人ではなく、真面目過ぎるらしい。

その後コナンは実験を行っている小五郎たちの元へやってきた。何やら人形をロープでボートにつなぎ、慶徳が必死にボートを漕いでいた。
実験はこのくらいにして、裕太に話を聞いてみることにしようと言う小五郎に、がっかりする慶徳。実験はいまいちだったのだろうか。

裕太を呼び出し、話を聞いてみた。
竜次を嫌いだったことは事実だ。しかし竜次のおかげでブラブラ遊んでいて、たんまり給料が入る。いなくなったら自分で働かなくてはならないため殺害する理由はない。
そこで竜次が亡くなった今、裕太が次期社長になるのでは、と小五郎は尋ねる。
その問いに裕太は、確かにそうなるが、肩書だけで誰かに任せることになるだろうと答えた。

それより、と裕太は話を続け、竜次は全く泳げず釣りもしない。なのになぜ海で死んだのか。もしかすると誰かに濡れ衣を着せるために海で殺害したのかもしれない。
アリバイにしろ何にしろ、元女優の葵の言うことは信じない方がいい。弟もそれで騙された、と言い残し去っていった。その時裕太が空き缶をゴミ箱に向けて投げたが入らず、外に落ちてしまった。丹波が怒るから、と拾いに行くコナンだが空き缶が落ちている側に発泡スチロールの破片が落ちており、その傍の木の幹にロープの繊維が付着しているのを発見した。

コナンは丹波の元を訪れた。
朝の見回りをした時に、ロープが落ちていなかったどうか尋ねるが、見なかったと丹波は答えた。見回りは毎朝5時頃しているみたいだ。
そこで水門の修理を終えた菅生がやってきて、故障の原因がバッテリーだったということを丹波に知らせた。新しいものに変え、修理は無事に終わったようだ。
菅生は「今日が最後なんですね、長い間お疲れ様でした」と丹波に挨拶をした。丹波は今日が勇退の日だったのだ。

コナンは公園の焼却炉の燃えカスを確認するが、目当てのものは見つからない。
しかし公園のゴミ箱の上に立てられた看板に書かれた「自然や環境を大切に」の大きな文字を見て閃いた。

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名探偵コナン第825話|謎解き&ネタバレ

名探偵コナン第825話|謎解き

【謎解き①】
公園の管理人の丹波は、今日が勇退の日だった。

【謎解き②】
木の幹についていたロープの繊維を調べると、ポリプロピレン制のロープということがわかった。

名探偵コナン第825話|ネタバレ

丹波が荷物を箱にまとめる作業をする隣で、的外れな推理を話す小五郎。
竜次は水上スキーの原理で亡くなった。モーターボートに引っ張られていくうちに、持ち手のロープが竜次の首に絡まり、そのまま猛スピードで引っ張られ死に至った。
それを聞き基と慶徳は困惑した表情を見せる。

そこでコナンは小五郎を麻酔銃で眠らせると、変声機で小五郎の声を使い推理を話し始めた。

これは歴とした殺人事件になるが、水上スキーは現実的には無理だ。
そもそも竜次が海で亡くなったのかさえ甚だ疑問である。竜次はこの公園で亡くなったのだ。そして遺体は海から流れてきた。
公園で亡くなったのに、海から流れてきたなんて、と不思議がる葵と裕太。
ある人物が遺体を発泡スチロールに乗せて池へ移動させた。通常、池と海は水門で隔てられているため、犯人はまずそれを開けた。すると引き潮にのった竜次の遺体は海へと流れ出ていった。あとは水門を閉じるだけだった。しかし操作盤の故障で水門が閉まらない。そのため次の満潮の時、空きっぱなしの水門を通り戻ってきて何かの拍子に転覆。そうして竜次の遺体は沈下橋の上に沈んだのだ。

遺体が公園で見つかるとまずい理由があったのか尋ねる基。

小五郎は慶徳に例の画像を見せるよう指示した。慶徳はノートパソコンを開き、それをみんなに見せる。
偶然SNSに投稿された葵が友人と写っている写真が発見され、時間は死亡推定時刻とほぼ同じ。そのためアリバイは証明されたことになる。
次に裕太にこの辺り一帯が遊漁の撒き餌の使用禁止区域だと知っていたかを尋ねる。裕太はもちろん知っており、見回りに見つかりでもしたらめちゃくちゃしぼられる、と話す。
そんな監視の目があるところで何かをしようとは思わないだろう。そのため裕太も白だ。

葵でもない、裕太でもないとすると一体誰なのかと首を傾げる基。

もう一人いるじゃありませんか。丹波永三郎さんがね」と小五郎。
荷造りしていた丹波は、失礼な!と声を上げた。

丹波に動機などない。竜次は殺害されたわけでなく、自殺したのだから。

自殺なら警察に通報すればいいことで、なぜわざわざ・・と話す裕太。

長年、この公園の管理人を勤め上げてきた丹波は、最後の一日、有終の美を飾ろうと意気込んでいたはずだ【謎解き①】。
ところが竜次の自殺した遺体を発見してしまった。このままでは大事な一日が台無しになってしまう。そう考えた丹波は遺体を公園の外に運び出すことにした。
しかし遺体は重く、丹波一人で運ぶには時間がかかりすぎる。そこで引き潮を利用して海に流すことを思いついた。

死体遺棄が罪にならないとお考えなら、それは間違いです」と言う小五郎に対し、証拠がなければ有罪にはできないと白を切る丹波。

しかし証拠には、竜次の首についた跡と一致するロープがあった。
もしかすると、ロープは焼却炉で燃やし灰になった可能性があると心配する慶徳。
しかし【謎解き②】で、ロープは耐熱性に優れており、当然不燃物。環境のことを考えたら、丹波が焼却炉で燃やすはずがない。他の不燃ごみと一緒に収集日に回収させるはずだ。

そこで慶徳はロープを発見し持ってきた。

丹波は、どうかしていた、と深くため息をついた。
今日は特別な日だったが、それなら尚更通報すべきだった、と小五郎は諭した。

そうそう、と丹波は上着のポケットから竜次の遺書を出した。木に吊るされた竜次の遺体の側に脱ぎ揃えられた靴の上に置いてあったらしい。

それは葵と裕太へ向けて書かれた遺書で、謝罪文とともに、会社の資産を増やそうと株に手を出し破産してしまったことが記載してあった。

葵と裕太は信じられないといった表情で顔を青くした。

事件解決後、「本日終了」と書かれた看板を目の前にし、海の幸が・・と泣きじゃくる小五郎だった。

蘭「すごい涙の満ち潮ね・・

まとめ

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第826話「美女とウソと秘密」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

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・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

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