偶然は二度かさなる(名探偵コナン743話)のネタバレ!犯人や動機も

シーズン19

こちらの記事では、アニメ「名探偵コナン」の第743話「偶然は二度かさなる」の犯人や動機などのネタバレを紹介しています。

事件のあらすじをまとめると、

最近、米花町内では立て続けに強盗事件が発生しており、通称フード男と呼ばれる犯人の手口は、特殊警棒で女の人を襲ってバッグを奪うというものでした。

こういった事件があることから、コナンと小五郎は帰りが遅い蘭を心配して迎えに行ったのですが、蘭と合流した直後にフード男とばったり出くわしました。

蘭は見事な空手技でフード男をやっつけたのですが、その近くにはフード男の被害に遭った橘美月が倒れていました。

コナンたちは、美月に付き添って病院へ向かった際に、佐藤刑事から先ほどの現場近くで身元不明の女性の遺体が発見されたことを知らされました。

その女性の服装と美月が証言した友人の服装が一致したことから、遺体は美月のルームメイト・葛城陽子だと判明。

さらに、フード男の特殊警棒についていた血液が陽子のものと一致し、陽子殺害の犯人がフード男で間違いないと断定されました。

しかし、遺体を確認したコナンは疑問を抱き、陽子の勤め先に”あること”を確認しました。そして、連続強盗事件の裏に隠された悲しい事件の真相を見破ったのですが──。

それでは、コナンの推理をもとに第736話のネタバレを詳しくまとめていきたいと思います!

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ネタバレ

美月を自宅マンションまで送り届けた後、コナンは腕時計型麻酔銃で小五郎を眠らせ、蝶ネクタイ型変声機で小五郎の声を使って推理ショーを始めました。

フード男の仕業に見せかけた犯行

フード男は、一連の強盗事件について素直に自供しましたが、陽子の殺害だけは頑なに否認していましたよね。となると、陽子を殺害した犯人は別にいるということになります。

連続強盗事件で被害に遭った女性はいずれも財布ごと盗まれていますが、陽子の財布からは現金が抜き取られ、財布はそのまま現場に残されていました。

さらに、背後から襲われた陽子の傷は後頭部の左側にありました。となると、犯人は左手に警棒を持って陽子を殴ったことになり、右利きであるフード男の犯行とは考え難いですよね。

つまり、陽子を殺害した真犯人は、陽子が強盗被害に遭って運悪く殺害されたかのように見せかけようとしていたということです。

しつけ糸とコーヒーのシミ

陽子の着ていた白いインナーシャツには、まだ新しいコーヒーのシミがついていました。しかし、スカートとの境目でシミは途切れ、スカートにはシミがついていませんでした。

さらに、そのスカートにはしつけ糸がついたままになっていました。しつけ糸とは、新品やクリーニング後のスカートについていることが多く、穿くときに取り外すことを前提とし、スリット部分の布がズレないように仮縫いしたもののことです。

陽子の勤めていたアパレル店の店長に確認したところ、陽子は職場から帰る間際に着ていた服とスカートにコーヒーを零してしまい、その場で新しいジャケットとスカートを買って着替えてから店を出たといいます。

そのため、シャツについていたコーヒーのシミは途中で途切れ、スカートにはしつけ糸がつけっぱなしになっていたのです。

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犯人はこの人!

コナンは、美月が左手で電話をかけ、左手でお金を払おうとしていたところを目撃しています。つまり、美月は左利きだということです。

さらに、コナンが陽子の服装を聞いた時、美月は『白いジャケットにベージュのスカート』と答えていました。朝別れたきり陽子には会っていないと言っていたのに、何故着替えた陽子の服装を知っていたのでしょうか?

それは、美月が陽子を殺害した犯人だからです。

追及された美月は、今朝陽子が同じような色の服を着ていたと説明しました。しかし、店長に今日の陽子の服装を写真で送ってもらったところ、紺色のジャケットにピンクのスカートを身につけていました。どう考えても、白いジャケットとベージュのスカートに見えるはずがありませんよね~。

決定的な証拠

ファミレスで支払いをしようとした時、美月はバッグから取り出した財布をポケットにしまいました。なぜバッグの中に戻さなかったのでしょうか?それは、高木刑事や小五郎にバッグの中を見られたくなかったからです。

美月のバッグから出てきたのは、陽子の返り血がついた上着と、フード男が所持していた特殊警棒でした。これはもう、言い逃れのできない決定的な証拠ですね。

美月は、陽子殺害をフード男の仕業に見せかけるため、一連の強盗事件で使われた特殊警棒と同じものを購入し、その特殊警棒で陽子を殺害しました。

その帰り道、美月は不運にも本物のフード男に襲われてしまいましたが、その不運を幸運に変えるチャンスが巡ってきました。フード男がコナンたちと話し込んでいる隙に、美月は自分とフード男の特殊警棒を入れ替えたのです。だからフード男の警棒から陽子の血液が検出されたのです。

犯行の動機

美月は、服もお金も好きな人も、全てを陽子に奪われました。それでも友人だから、と我慢してこれまでやってきました。

しかしある日、電話中の陽子の会話を耳にし、到頭我慢の限界を超えてしまいました。

「ごめんね、もうすぐ美月が帰ってくるから。あーあ、あの子がフード男にやられちゃえばいいのに。ほんと邪魔」

そのため、美月はフード男の仕業に見せかけて陽子を殺害することを決めたのでした。

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エピローグ

後日、蘭は大切にとっておいたケーキを食べられてしまい、その犯人である小五郎に大激怒。小五郎は両手を挙げて無実を訴えますが、蘭の怒りは収まらず・・。

その様子を呆れながら見ていたコナンは、自分の隣にちょこんと座って口元をペロペロ舐め、ニャーンと嬉しそうにしているゴロちゃんを見て、ケーキ泥棒の真犯人が誰なのか察しました。

(お前は見事な完全犯罪だな・・)

まとめ

こちらでは、アニメ「名探偵コナン」の第743話「偶然は二度かさなる」の犯人や動機などのネタバレを紹介させていただきました。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

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