名探偵コナン第730話のネタバレ!完璧すぎたフィギュア

シーズン19

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第730話「完璧すぎたフィギュア」:
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

名探偵コナン第730話|事件ファイル概要&登場人物&あらすじ

名探偵コナン第730話|事件ファイル概要

◯ 事件ファイル
■ 話数:
第730話
■ 事件ファイル名:
完璧すぎたフィギュア
■ 放送日:
2014年2月22日
■ 放送曜日:
土曜日
■ 主題歌:
OPテーマ Butterfly Core(VALSHE)
EDテーマ いま逢いたくて…(DAIGO)
■ BACK:
第729話「ダイヤと絵画と大女優」
■ NEXT:
第731話「現場の隣人は元カレ(前編)」

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名探偵コナン第730話|登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

小嶋 元太
CV:高木渉
少年探偵団の一人。うな重好きの食いしん坊で力持ち。

円谷 光彦
CV:大谷育江
少年探偵団の一人。コナンには劣るが少年探偵団の№2の頭脳を持つ。

吉田 歩美
CV:岩居由希子
少年探偵団の一人。コナンに想いを寄せる。

灰原 哀
CV:林原めぐみ
本名は宮野志保。元黒ずくめの組織の一員でコードネームはシェリー。新一が飲まされた薬と同じ薬を飲み、子供の姿になってしまった。現在は阿笠博士のところでAPTX(アポトキシン)4869の解毒薬の研究をしている。

阿笠 博士
CV:緒方賢一
新一の隣の家に住む発明家。コナンの正体を知っている。

目暮 十三
CV:茶風林
警視庁捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある・・。

高木 渉
CV:高木渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。少し抜けている部分があるが真面目。少年探偵団の話にもきちんと耳を傾けるため、子供たちから真っ先に頼りにされる。

北島 昌広(きたじま まさひろ)
CV:河野裕
27歳。プロモデラー。

亀山 麗香(かめやま れいか)
CV:中島沙樹
26歳。北島の恋人。

森下 俊一(もりした しゅんいち)
CV:竹本英史
25歳。プロモデラー。

広戸 健児(ひろと けんじ)
CV:鳥海勝美
32歳。模型雑誌記者。

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名探偵コナン第730話|あらすじ

コナン、光彦、元太、歩美、灰原は、阿笠博士に連れられて、フィギュアモデルフェスティバルの会場へやってきた。
光彦は、今一番注目を集めているモデラーの北島昌広が作ったフィギュアやジオラマを見て喜ぶ。
北島のジオラマは枝の一本一本まで見事に再現してあり、その北島は自然の造形に関して天才と呼ばれ、今年の世界大会への出品も決まっていた。

その時、コナンたちの元へ北島と、北島の恋人である亀山麗香がやってきた。
光彦は、どうやったらこのようなスゴいフィギュアを作れるのか北島に尋ねる。
北島は、豊かなイメージを持てば持つほど良いフィギュアが作れると答えた。

その後、コナンたちは隣のブースでフィギュアを展示していたモデラーの森下俊一に声を掛けられ、森下の作品を見に行くことになった。
森下は、今一番人気のロボットアニメのフィギュアを展示しており、フィギュアを徹夜で作ったという森下の服には塗料がついて汚れていた。


そろそろ帰る時間になり、光彦は売店で購入する塗料を選んでいた。
その時、会場の廊下から女性の悲鳴が聞こえてきた。
コナンは、急いで悲鳴のした方へ向かい、光彦たちもコナンの後を追いかける。
すると、奥の控室で北島が刃物で胸を一突きされて亡くなっていた・・。

その時、控室の扉の内側に男が隠れており、男はコナンたちが北島の遺体に見入っている隙に外へ逃げ出した。
廊下にいた灰原は、歩美を自分の後ろに下がらせると、男の足に自分の足を引っかけ男を転倒させた。

その後、目暮警部率いる警察が到着し、捜査が始まった。

先ほど灰原が捕まえた男は、模型雑誌記者の広戸健司だ。
広戸は、北島にインタビューする約束をしていたため、北島の控室を訪れたと証言した。
そして、コナンたちが来て慌てて逃げたのは、北島が亡くなっていたことに驚いたからだと話す。
警察が調べた結果、広戸は凶器の刃物を所持しておらず、未だ凶器は見つかっていなかった。

北島が亡くなってからコナンたちが駆けつけるまでの時間はわずか数分だった。
その数分の間に凶器の刃物は消えてしまったのだ。

その後、目暮警部に呼び出された森下が控室へやってきた。
森下は、ずっと自分の控室にいたが、突然外が騒がしくなり、係員の人から北島が殺害されたことを聞いたという。
そのあとも森下はその係員とずっと一緒にいたようで、森下の控室や所持品から凶器は発見されなかった。

その時、森下を見た広戸は声をかける。
すると、森下は「北島さんやったの広戸さんじゃないんですか?」と口にした。
広戸は、勝手にフィギュアを持っていったり触ったりと、ひどい取材をすることでモデラーの間での評判は悪かった。
そして北島は、モデラー仲間に広戸の取材は絶対に受けるなと言って回っていたという。

その後、広戸の証言により、森下は北島からお金を借りており、何年も返していないことがわかった。

そこへ、麗香が取り乱した様子で控室へやってきた。
麗香は広戸と森下が犯人だと言い、広戸は麗香が怪しいと発言する。
広戸の話によると、麗香と北島は最近別れ話で揉めていたという。
しかし、麗香は左手の薬指にはめた指輪を見せ、北島と結婚する約束をしていたと告白する。

事件が起きた時、麗香は外にいたと証言した。
会場で北島と会った後、北島からホールの側の川の広場で待っていてくれとメールが届いたという。
しかし、いつまで待っても北島が現れなかったため控室を訪れたのだ。

北島の携帯を調べると、確かに麗香宛てにメールを送信していた。
メールを送信した時刻は11時25分、事件が起こる10分前だった。
北島は、麗香にメールを送った後、殺害されたということになる。

その後、廊下の自販機と壁の隙間から、エメラルドのブローチが発見された。
ブローチには、かすかに血痕が付着していた。
鑑識で調べた結果、血痕は北島の血液と同じものだった。

目暮警部はそのブローチを麗香に見せ、問い詰める。
麗香は自分のブローチだと認めるが、昨日の夜北島にお祝いの花束を持ってきた際に失くしてしまったと話す。

森下は、昨夜北島が麗香に別れ話をしており、二人が揉めている現場を偶然目撃してしまったことを告白する。
その時、麗香は「絶対許さない。殺してやる」と言っていたという。

目暮警部は麗香を犯人だと疑い、さらに麗香に詳しい話を聞く。
しかし、麗香は自分は無実だと言い切る。

コナンは、北島を刺した時に返り血がブローチに飛んだとしたら、麗香の服にもついているはずだと考える。
しかし、麗香の服には血痕などついていない。

広戸は、北島のスキャンダルを追っていたことをコナンたちに打ち明ける。
北島には代作をしている人がいると噂がたっていたという。
北島は元々腕の立つモデラーではなかった。
ところが、ここ数年のうちに突然自然物の造形がモデラーの中でも傑出した。
そして、北島がフィギュアを作るところを見た者は誰一人としていない。
そこで、広戸はそのことを確かめるため、北島の控室へ忍び込んだのだ。

広戸の話を聞いたコナンは、塗料の入った箱を調べる。
そして、水色の塗料を取り出し、北島のジオラマの色と似ていないか光彦に尋ねた。
コナンの考えた通り、北島のジオラマには同じ水色の塗料が使われていた。

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名探偵コナン第730話|謎解き&ネタバレ

名探偵コナン第730話|謎解き

【謎解き①】
麗香のブローチに血痕がついていたが、服にはついていなかった。

【謎解き②】
森下の塗料の箱には、ロボットアニメのフィギュアで使う極彩色ではない塗料が入っていた。

名探偵コナン第730話|ネタバレ

コナンは、北島の控室に目暮警部、森下、広戸、麗香を集めた。

そして、蝶ネクタイ型変声機で阿笠博士の声を使い、博士に口パクをしてもらい、推理を話し始めた。

今回の事件には、引っかかることが幾つかある。

【謎解き①】
まず一つ目は、廊下に落ちていた麗香のブローチだ。
ブローチには、北島の血痕がついていた。
しかし、麗香の服には血などどこにもついていない。
人を刺した返り血がピンポイントでブローチにだけにつくということがあるだろうか。

【謎解き②】
そしてもう一つ、森下に関してのことだ。
最初に森下に会った時、徹夜で作品を作っていたという森下の服は塗料で汚れていた。
しかし、森下の作ったロボットアニメのフィギュアの色は極彩色で、服についている色とは全く違う。

森下の塗料の箱の中には、服の汚れと同じ色の塗料が入っていた。
その色は、北島のジオラマに使われている色と全く同じものだった。

北島には、代作をしている人物がいるという噂があった。
それは、森下だったのだ。

森下は、病気の母親のために北島からお金を借りていたことを明かした。
しかし、高額な利息で借金は膨れ上がり返せなくり、北島に代作するように指示されてしまった。

博士「おまけに北島さんは、あなたのフィギュアで世界大会にまで出ようとしている。そりゃあ憎くてたまらなくなりますよね。だから北島さんを殺害した

森下「違う!そのことと今回の事件は関係ない!

昨夜、森下は偶然北島と麗香の喧嘩を見てしまった。
その時、去り際に麗香が落としていったブローチを拾った。
そして、今日北島を殺害し、ブローチに北島の血をつけ、廊下の自動販売機の影に投げ込んだ。
麗香に罪をなすりつけるために・・。
もちろん、メールで麗香を呼び出し、アリバイをなくすことも忘れていなかった。

森下「ボクはやってない!そうだ、凶器!凶器はどこなんです?ボクはそんなものどこにも持ってなかったぞ

自然の造形に関して、北島は天才的だと言われていた。
でも、本当はそれは代作をしていた森下のことだった。
森下の塗料の箱の中には、ナチュラルライトグリーンの塗料が入っていた。
北島の控室には、ナチュラルライトグリーンの塗料が使われているものがある。
それは、花瓶に飾られている花だ。

コナンは、花瓶の中の花を取り出し、一輪ずつ確認していく。
すると、ナチュラルライトグリーンに塗られた鋭利な刃物が発見された。

目暮警部「そうか。あらかじめ刃物に塗料を塗って犯行を・・

森下「みんな北島のせいなんだ!あいつが代わりに作れなんて言うから・・。ボクは悪くないんだ!

森下はその場に膝をつき、泣き崩れた。


(エピローグ)

帰り道。
コナンたちは事件解決の褒美にプラモデルをもらい、それぞれが箱を抱えて歩いていた。

元太「みんなスッゲェ褒めてくれたな!おまけにこんなプラモデルまでくれて

歩美「良かったね~!でもなー・・。よし!

歩美はコナンに駆け寄り、コナンの持っているプラモデルの箱の上に自分の箱を乗せる。

歩美「コナンくーん、お願い!

光彦「ボクもー!今ヤイバー作ってますし

元太「作ったら腹減っちゃうしなー

光彦と元太も歩美に便乗して、コナンにプラモデルを押し付ける。
そして、3人一緒に走り出した。

コナン「オイちょっと待てよ!自分で作れってー!!

灰原「4つ作るのも5つ作るのも同じよね

4つ積みあがったプラモデルの箱の上に、さらに灰原も自分のを積み重ねた。

コナン「オメーらー!

バランスを崩したコナンは尻もちをつく。

博士「じゃあプラっと6つ目も♪

コナン「ちょー、もう~~~

まとめ

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■ NEXT:
第731話「現場の隣人は元カレ(前編)」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第730話「完璧すぎたフィギュア」:
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

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