黄色い不在証明(名探偵コナン480話)のネタバレ!犯人やトリックも

シーズン12

こちらの記事では、アニメ「名探偵コナン」の第480話「黄色い不在証明」の犯人やトリックなどのネタバレを紹介しています。

今回の強盗殺人事件では、小五郎の知人・井上弘子が殺害され、2名の関係者・木塚修と高岡明のアリバイが立証されましたね。

警察が流しの犯行という線で捜査を進める一方、不可解な現場に疑問を抱いたコナンは単独で調査し、いよいよ犯人の正体を突き止めました。

犯人は一体誰なのでしょうか?そしてヒマワリが教えてくれたこととは?

それでは、コナンの推理をもとにネタばらししていこうと思います!

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ネタバレ

コナンは、腕時計型麻酔銃で小五郎を眠らせ、蝶ネクタイ型変声機で小五郎の声を使って推理ショーを始めました。

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犯人はこの人!

犯人は被害者の恋人・高岡明でした。

証拠は、高岡の車のトランクに積んであった毛布から鳴き砂が発見されたことでした。

福島県の白砂海岸で弘子を殺害した高岡は、遺体を毛布に包んで車のトランクに乗せてマンションまで運びました。この時に弘子の靴に付着していた鳴き砂が毛布に残ってしまったのです。

動機は、自分の自由を守るためでした。

仕事が上手く行き始めた途端に別れ話を切り出した高岡。当然、これまで高岡を支えてきた弘子は激怒し、別れるつもりはないと訴えました。

これから先、弘子は一生自分にぶら下がって生きていくつもりだ。そう感じた高岡は、自分の自由を守るために彼女を殺害することを決めたのでした。

高岡の犯行

昨夜、高岡は弘子に電話をかけ、福島県に遊びに来るように誘いました。

そして弘子は見たかったお笑い番組を録画予約し、今朝早くに福島県へと向かいました。

昼の12時過ぎ、高岡は銀行の防犯カメラに映ってすぐに白砂海岸へと向かい、先に来ていた弘子と合流しました。

そこで弘子を殺害し、すぐに車を飛ばしてマンションの近くまで戻ってきました。

人目の付かないところに車を停め、電気店の配送係を装って段ボール箱に入れた遺体をマンションに運び込みました。

煙草屋の店主が4時半頃に目撃したという電気屋は高岡のことだったのです。

弘子を部屋に運んだ高岡は、さも強盗が押し入って争い、弘子を殺害したかのように見せかけるため、部屋を荒らして偽装を施しました。

そして段ボール箱と変装した制服をどこかに始末し、渋滞に巻き込まれたと言って木塚との約束の時間にわざと遅れてやってきました。

こうして弘子はこの部屋で殺害されたと見せかけ、犯行時刻には自分は福島にいたというアリバイをでっち上げました。

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黄色い不在証明

コナンは、部屋の床に倒れたヒマワリの鉢植えを見て『犯人は弘子を別の場所で殺害し、そのあと遺体を現場に運んだのではないか?』と推理しました。

その推理の元となったのが黄色い不在証明。つまり、床に倒れたヒマワリの鉢でした。

今回、遺体が発見された部屋は南側を向いています。さらに、窓のカーテンは引き裂かれていて光を遮るものが全くありません。

11時から1時という死亡推定時刻の間にヒマワリの鉢植えが倒れたとすると、木塚が弘子を発見する5時までヒマワリは太陽の光を目いっぱい浴びていたことになります。

ヒマワリにとって太陽は花を咲かせるためのエネルギーです。だとすると、当然花は太陽の方を向くはずですよね。しかし発見した時、ヒマワリの花は床を向いていました。

となると、鉢植えが倒されたのは太陽が沈んでからということになります。

以上のことから、コナンは犯人が別の場所で弘子を殺害し、そのあとで部屋に遺体を運んだと推理するに至りました。

裏付け

コナンの推理を裏付ける証拠となったのは、ビデオデッキに入ったままになっていたテープでした。

そのテープを少し巻き戻して再生してみると、今日の午後3時から放送されていたお笑い番組が録画されていました。

しかし、テープはまだ十分に録画できるはずなのに途中で切れてしまっています。

その理由は、弘子と犯人が争っていた時にイスが倒れ、イスの足がビデオデッキのコードを引っかけてコンセントから抜けてしまったからです。

途中で切れたのは、2時間スペシャルの4分の3が過ぎた辺りです。つまり、部屋を荒らしたのは4時半頃ということです。

昼の11時から1時の間に弘子を殺害。そして4時半に部屋を荒らした。

もしこの部屋で犯行に及んだとすると、殺害してから荒らすまでの3時間半の間、犯人は何してたの…?とあまりにも不自然です。

一方、弘子を他の場所で殺害し、夕方に遺体をマンションに運び込んで室内を荒らした、と考えると不自然さがなくなりますよね~。

こうしてコナンは、現場に残されたビデオテープを推理の裏付けとしたのでした。

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弘子が福島県にいた証拠

1つ目は、弘子のバッグに今朝の福島日報の記事が入っていたことです。

弘子は、福島に着いてすぐに新聞を購入しました。そして高岡のことを書いた記事を発見し、それを切り抜いてバッグにしまったのです。

2つ目は、玄関に乱暴に脱ぎ捨てられた弘子の靴の奥底から『鳴き砂』と呼ばれる白い砂が発見されたことです。

この鳴き砂というのは石英質が多く、汚れていない海岸にだけある貴重な砂のことです。鳴き砂の海岸は全国に20カ所ありますが、その一つが福島県の白砂海岸です。

以上の2点から、弘子が福島県に行っていたことが判明しました。

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エピローグ

数日後。帰宅したコナンが事務所のドアを開けようとすると、室内から小五郎の話し声が聞こえてきました。

お客さんが来ているのか?と思いこっそり覗いてみると、なんと、小五郎がヒマワリの鉢植えを相手に質疑応答しています。

呆れたコナンは、気づかれないようにそっとドアを閉めたのでした。

まとめ

こちらでは、アニメ「名探偵コナン」の第480話「黄色い不在証明」の犯人やトリックなどのネタバレを紹介させていただきました。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

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