名探偵コナン45話ネタバレや動画!顔パック殺人事件
こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ
・エピローグ
・動画
名探偵コナン第45話|事件ファイル概要
-
■ 話数:
第45話
■ 事件ファイル名:
顔パック殺人事件
■ 放送日:
1997年1月27日
■ 放送曜日:
月曜日
■ 主題歌:
OPテーマ Feel Your Heart(VELVET GARDEN)
EDテーマ 迷宮のラヴァーズ(heath)
■ BACK:
⇒ 第44話「堀田三兄弟殺人事件」
■ NEXT:
⇒ 第46話「雪山山荘殺人事件」
名探偵コナン第45話|登場人物
・江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。
・毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
小五郎の娘。高校2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。
・毛利 小五郎
CV:神谷明
元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで”眠りの小五郎”として有名。
・目暮 十三
CV:茶風林
捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある・・。
・児島 郁子(こじま いくこ)
CV:秋元千賀子
50歳。女性実業家。電化製品の安売りチェーンを経営。
・児島 千尋(こじま ちひろ)
CV:小山田詩乃
28歳。郁子の一人娘。
・泉 武雄(いずみ たけお)
CV:石川禅
25歳。TM証券米花営業所勤務。
・吉岡 十郎(よしおか じゅうろう)
CV:福田信昭
48歳。郁子の会社の専務。
・ガードマン
CV:千葉一伸、高木渉
米花警備員。
名探偵コナン第45話|あらすじ
ある日の夜。
高級住宅街に並ぶ児島邸で、警報装置が作動した。
急いで駆けつけた米花警備のガードマンは、玄関先の呼び鈴を鳴らす。
しかし、家主が応答する様子はなく、やむを得ず合鍵を使って中へ入ろうとした時、顔にパックをつけたままの児島郁子が出てきた。
郁子は、パックをしている最中だったため、すぐに出られなかったと話す。
郁子の無事を確認したガードマンは、庭に入り込んでいたネコに気づき、警報装置は誤作動だったと判断した。
午後9時41分。
「双龍飯店」という中華料理店で夕食を済ませたコナン、小五郎、蘭は、帰り道を歩いていた。
このあと沖野ヨーコのドラマ観賞を控える小五郎は、周りも気にせず道路を横切る。
ちょうど走ってきていた車は、横断してきた小五郎に気づき、急ブレーキで停車した。
運転手は慌てて車から降り、小五郎の無事を確認する。
小五郎「バーロー!気をつけろ!」
車を運転していたのは、TM証券勤務の泉武雄だった。
泉「すみません・・」
小五郎「ったく、ちゃんと前見て運転しろ!」
コナン「よく見ないで道に出たおじさんも悪いんじゃない?」
蘭「そうよ!」
その時、泉の携帯に目暮警部から電話が入った。
警視庁捜査一課と聞いて驚く泉に代わって、小五郎が用件を聞くことにした。
どうやら、泉は殺人事件の参考人のようだ。
その後、小五郎たちは泉を連れて、現場の児島邸を訪れた。
リビングには、ガウン姿で顔にパックをしたまま絞殺された郁子の遺体があった。
目暮「泉武雄さん、あなた今夜ここを訪ねてますな?」
泉「あ、いえ・・、はい・・」
防犯カメラの記録から、泉が児島邸を訪れたのは8時ちょうどで、退出したのが8時40分だと判明していた。
泉が帰った後、8時50分に郁子の一人娘である千尋が訪ねてきた。
その時はまだ郁子は生きていたという。
さらに、9時ちょうどに訪れたガードマンも郁子の姿を確認している。
目暮警部は、被害者の生前の様子を伺うために泉を呼んだと話す。
そして、第一発見者の吉岡十郎と、娘の千尋も集められていた。
防犯カメラの映像によると、
泉は8時に訪れ、退出したのは8時40分。
千尋は8時50分に訪れ、退出したのは9時10分。
吉岡は9時20分に訪れて遺体を発見し、9時31分に警察に通報した。
千尋は、自分が帰る時には郁子が生きていたと証言する。
となると、死亡推定時刻は9時10分から20分の間ということになる。
コナン「戸締りはどうなってたの?」
目暮「吉岡氏が来た時、玄関の戸は開いていたそうだ。他の戸は全て内側からロックされとった」
小五郎「てことはだ、犯人は玄関から出入りしたこの3人の誰かってことだ」
千尋は、泉には郁子を殺害する動機があると打ち明ける。
千尋「この男は母から訴えられる寸前だったのよ!いい加減な株式投資で母に3億も損をさせてね」
泉「そ、それは・・」
コナン「この人、犯人じゃないと思うよ?」
死亡推定時刻が9時10分から20分の間だとすると、泉が殺害するのは時間的に不可能だ。
泉は9時40分頃、児島邸から車で5、60分かかる米花町で小五郎たちと一緒にいたのだ。
吉岡「お嬢さん、あなただって動機があるんじゃないですか?社長を殺すね・・」
千尋「なんですって?」
千尋は、結婚相手のことで郁子から絶縁されていたという。
千尋「あなただって、仕事のことで母と対立して、いつか殺してやるって言ってたそうじゃない」
吉岡「な、なにをバカな!」
小五郎は状況から見て、犯人は吉岡と千尋のどちらかだと推理した。
その後、目暮警部は関係者に防犯カメラのビデオを見せることにした。
目暮「何か思い出したり気がついたことがあれば言ってください」
まず、泉が8時ちょうどに訪ねてきて中へ入る。
そして、帰ったのが8時40分。
次に、千尋が8時50分に鍵を使って中へ入る。
その10分後の9時に郁子が出てきて、ガードマンに応対する。
9時10分に千尋が帰る。
このあと、9時20分に吉岡が訪ねてきた。
ところが応答がないため中へ入ってみると、郁子が遺体となっていた。
コナンは、9時30分に吉岡が外へ出て行ったことが気にかかった。
コナン「ねぇ、どうして表に出て行ったの?」
吉岡「それは、もちろん警察に通報するために決まってるじゃないか」
コナン「ここにだって電話があるのに、どうして外に出たの?」
吉岡「動転してたんだ。だから自分の車に戻って携帯電話で・・」
目暮「まぁ無理もないだろう。死体と対面したんだからな」
コナン「死体にビックリして飛び出した割には、10分も現場にいたんだね」
小五郎「確かにおかしい・・。10分も一体、何をやっていたんですか」
さらにコナンは、入る時に手ぶらだったはずの吉岡が、出て行く時には封筒のようなものを持っていたことに気づいた。
その封筒は、吉岡が会社の金を横領していたという報告書だった。
吉岡「それを公にされたら私は破滅だ。だからここへは話し合いに・・」
小五郎「ところが、その話し合いがこじれて殺しちまった」
吉岡は、殺害したのは自分でないと訴える。
横領の報告書が見つかれば自分が一番に疑われると思った吉岡は、それを車に隠してから警察に通報したと証言した。
コナンは、リビングへ行き、もう一度遺体を確認する。
コナン(なんだろう。何かが引っ掛かる、この死体・・)
蘭「なんか変・・」
コナン「変ってどういうこと?蘭ねえちゃん」
蘭「だって、口を大きく開けてる割りには、全然シワ寄ってないんだもん」
コナン(そうか!これは本当のデスマスクだったんだ!)
名探偵コナン第45話|ネタバレ
目暮警部は、遺体を運び出すよう警官に指示する。
コナン「やっぱり変だよね、この死体」
目暮「どういうことだね?」
コナン「だってガウンを着て顔パックまでしてるんだもん」
目暮「別に不思議はないだろ?」
コナン「これから人が訪ねてくるのに寝る前みたいじゃない?」
来客が娘の千尋だけなら不自然ではないが、千尋のあとには吉岡が来ることになっていたのだ。
それに、首を絞められて殺されたにしては、顔パックに全くシワが寄っていない点も妙だ。
目暮警部の指示で警官が顔からパックを外すと、郁子の素顔には幾つものシワが寄っていた。
目暮「ということは・・」
小五郎「犯人は被害者を殺してから顔パックをさせたと・・」
その後、目暮警部はガードマンを呼び出し、郁子を見た時のことを尋ねる。
あの時応対した郁子は、ガウン姿に顔パックをしたままだったという。
コナン「本当にこの人だったの?例えば目とか鼻とか唇とかは?」
ガードマン「無茶言うなよ。パックで顔が隠れてて・・、あっ!」
ガードマンは、郁子が真っ白なパックの下に、紫色の派手な口紅をしていたため驚いたと証言する。
コナン「千尋さんみたいな色じゃない?」
ガードマン「そうです!あの色ですよ!」
小五郎「そうか!顔パックをしてガードマンに応対したのは、千尋さんだったんですな」
千尋は、借金を断られたことが引き金になり、自分の母親を殺害した。
間違いの始まりは、警報装置が誤作動してしまったことだった。
応答がなければガードマンが中に入ってきてしまう。
驚いた千尋は、咄嗟に母親に成りすますことにした。
顔パックをしてガウンを着れば誤魔化せる。
しかし、慌てた千尋は口紅をつけたまま応対してしまった。
普通、顔パックをするのは、顔を洗って化粧を落とした後だ。
千尋「確かに、ガードマンに応対したのも母に顔パックしたのも私よ!でも、私が来た時にはもう死んでいたのよ・・」
コナン(あの人が偽装工作をしたのは間違いない。だけど、アリバイ工作にはなっていない。結局、死亡推定時刻をずらしただけで・・)
千尋は、郁子殺害の容疑者として連行されて行く。
泉「あの、私ももう帰っていいでしょうか」
目暮「あぁ、ご苦労様。いずれまた話を伺うこともあるかと思いますが、よろしく」
コナンは、帰ろうとしていた泉に足を引っかけ転ばせた。
コナン「ごめんなさい・・」
泉「ははは、気にしない気にしない」
その時、コナンは泉のズボンの裾の折り返しの中で"あるもの"を発見した。
コナンは、腕時計型麻酔銃で小五郎を眠らせ、蝶ネクタイ型変声機で小五郎の声を使って推理を話す。
小五郎「困りますなァ、泉さん。主役が舞台を降りちまったんじゃ、エンドマークが出せないでしょう」
泉「どういう意味ですか?毛利さん・・」
千尋の余計な偽装工作が死亡推定時刻をズラしてしまい、真犯人のアリバイを作るという皮肉な結果になってしまった。
泉「冗談でしょ。僕が犯行時刻に米花町にいたことは、あなた方が証明してくれたじゃありませんか!」
しかし、千尋の証言が本当だとすると、犯行時刻は8時50分より前ということになる。
つまり、泉にも可能だったということだ。
泉「バカバカしい。証拠はどこにあるんです?私が社長を殺したという証拠が!」
小五郎「千尋さん、お母さんは目が悪かったんじゃありませんか?」
千尋「えぇ。でも見栄っ張りだから眼鏡をかけるのは嫌だって、両目ともコンタクトを使ってたわ」
遺体の左目にしかコンタクトはついていなかったが、遺留品の中から右目のコンタクトは発見されていない。
となると、犯人が持っているとしか考えられない。
なくなった右目のコンタクトは、泉のズボンの折り返しの中に入っている。
目暮「失礼しますよ」
目暮警部が折り返しを調べると、やはりコンタクトレンズが入っていた。
ズボンの折り返しは、偶然転がり込むような場所ではない。
被害者と体を接していた人物。
つまり、犯人以外にはあり得ない場所だ。
泉は力なく崩れ落ち、殺害の動機を話し始めた。
泉「訴えるって・・、裁判沙汰にするって言われて・・。僕は社長に言われた通りに投資したのに、それなのに損失が出た途端、全て僕のせいにされて・・」
郁子がその損失を泉の両親に全額負担させることにしたため、泉の両親は自らが住む土地を売却せざるを得なかった。
泉「許せなかったんですよ。年取った親まで巻き込んで・・」
名探偵コナン第45話|エピローグ
こうして事件は見事解決した。
目暮「ご苦労さん、また君のおかげで助かったよ」
小五郎「あぁ・・、はぁ・・」
目暮「君が警察を辞めたのは大きな損失だったよ。じゃ、また頼むよ!」
小五郎「はいっ!よっしゃあ、蘭!コナン!解決祝いだ、飯食って帰るかー!」
蘭「どうせまたラーメンでしょ?」
小五郎「バーロー!んなケチくせェこと言うもんか」
コナン・蘭「やったぁ!!」
小五郎「チャーシュー麺で解決祝いっ!」
コナン・蘭「・・・」
コナン(んなこったろうと思ったぜ・・)
名探偵コナン第45話|動画
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まとめ
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