名探偵コナン第43話のネタバレと感想!江戸川コナン誘拐事件

シーズン2

アニメ「名探偵コナン」が2年目に突入しました!パチパチ

今日のお話は「江戸川コナン誘拐事件」ということで、主人公であるコナンくんが誘拐されてしまいます。

絶体絶命のピンチを迎えたコナンは、一体どのようにして切り抜けるのでしょうか!?

それでは、アニメ「名探偵コナン」第43話「江戸川コナン誘拐事件」あらすじ、ネタバレ、感想をご覧ください!

Sponsored Link

名探偵コナン第43話のあらすじ

コナンの母親!?

コナンが毛利探偵事務所に居候を始めてから随分と月日が経ちました。

となると当然、小五郎や蘭は何の連絡も寄越さないコナンの両親に不信感を抱きますよね~。

蘭は両親が海外に転勤になって以来ほったらかしにされているコナンを心配し、小五郎は挨拶の連絡すらしてこない両親にプンスカしていました。

コナンがどうするべきか考えていると、探偵事務所に江戸川文代(えどがわ ふみよ)という怪しい女がやってきました。

女は蘭に名刺を渡して「江戸川コナンの母親」と名乗ると、寂しい思いをさせたことを謝罪しながらコナンをギュッと抱きしめました。

違う・・。江戸川コナンは俺が作った架空の名前。そのコナンに親がいるわけない!

コナンは正体不明の怪しい女を突き飛ばしますが、蘭と小五郎は長い間放置されて拗ねているだけだと思い込み、完全にコナンの母親だと信じ切っていました。

黒ずくめの男の仲間

このあと、コナンは小五郎と蘭に見送られ、文代の車に乗って探偵事務所を後にしました。

走行中、コナンが自分の本当の母親のことを話そうとすると、文代はそれを遮って「工藤有希子」について語り出しました。

工藤有希子とは
世界中の男性を魅了し、19歳という若さで賞という賞を総嘗めにした日本きっての美人女優だったが、若手小説家・工藤優作と恋に落ちて20歳で結婚して引退。そのあと息子が1人できたが、現在はその息子を置いて今や世界的推理小説家となった夫・優作とともに海外で生活している。

文代は、優作と有希子の一人息子・工藤新一が幼児化し、今は江戸川コナンとして過ごしていることを見抜いていました。

まさかコイツ、俺に薬を飲ませて体を小さくした黒ずくめの男の仲間か!?

文代はコナンに拳銃を突きつけ、ジッとしているように命じます。しかしコナンは拳銃を振り払い、車のアクセルを思いっきり踏みつけました。

交差点で信号待ちをしていた文代の車が突然動き出したため周りの車は驚いて急停車し、その混乱に乗じてコナンは車外へ飛び出し、文代から逃げるために走り出しました。

博士に相談しよう!

コナンは自分の正体を知っている博士に相談するため阿笠邸を訪ねることにしました。

雪が降る中、息を切らして走っていたコナンはふと立ち止まり、なぜ黒ずくめの男たちに正体がバレてしまったのか黙考しました。

そしてたどり着いた答えは、カラオケボックス殺人事件で工藤新一の名前を使ったからでした。

バカだな。みんな俺のせいじゃねェか。

正体がバレたということは蘭や小五郎が危険な目に晒される可能性が高まったということであり、コナンは自分の浅慮な行動を後悔しました。

そうこうしているうちに博士の家に到着したのですが、家主が不在のようでしばらく外で待つことにしました。

──が、コナンは背後から迫り来る文代に気づかず、薬を嗅がされて気を失ってしまいました。

毒薬の存在

コナンが目を覚ますと、そこは古びた家の2階でした。ロープで体を拘束されているため脱出はまず不可能です。

画像引用:名探偵コナン公式サイト

どうすべきか考えていると、文代と男の話し声が聞こえてきました。

木戸の穴からこっそり覗いてみると、コナンに背を向けていた男が突然振り返りました。顔にはナイトバロンの仮面をつけていてなんとも奇妙です。

男が急ぎ足で木戸に近づいてきたので、コナンは慌てて横になり寝たフリをすることに・・。

しばらくして文代のもとに戻った男は、新一が幼児化する原因となった毒薬と同じものを明日の取引相手に飲ませ、本当に体が小さくなることが証明されれば口を封じるためにコナンを殺害すると言い出しました。

脱出不可能

その夜、文代と男が寝静まったことを確認したコナンは、音を立てないように気をつけながらワインの瓶を割り、その破片で体を縛っていたロープを切断しました。

しかし、閉じ込められているのは2階の部屋で飛び降りることはできません。

そうこうしているうちに朝を迎え、確認のために文代が部屋に入ってきました。

──が、部屋の中にはコナンの姿がなく、文代は血相を変えて男に報告しに行きました。

男は今にも外へ飛び出そうとする文代を引き留め、

ヤツはまだこの中にいる。逃げたと見せかけて俺たちがここから出て行くのを待ってるのさ。

と、ニヤリと笑いました。

この時、部屋の中に隠れていたコナンには男の話し声がしっかり聞こえていて、体をブルブル震わせていました。

Sponsored Link

名探偵コナン第43話のネタバレ

毒薬はどこだ!?

このあと、男は部屋の中を隈なく捜索したのですがコナンを見つけることができず、文代を連れて取引相手が待つ場所へと出かけて行きました。

しばらくしてコナンは床下の収納庫から這い上がり、毒薬を探すため家中の調査を始めました。

薬の成分さえわかれば体を元に戻す方法がわかるかもしれないという博士の言葉を信じて懸命に捜索を続けたのですが、結局薬は発見できませんでした。

その時、コナンは数か所切り抜かれた新聞がゴミ箱に捨てられていることに気づきました。

取引相手を呼び出すために新聞の文字を切り抜いて手紙を作ったと推理したコナンは、切り取られた文字を予想して「米花ホテル」と答えを出しました。

さらに、カレンダーにも「30」の部分にカッターの跡が残っていることに気づきました。

この30が何を意味するかはわかりませんが、まずは米花ホテルに行ってみることにしました。

取引現場を突き止めろ

このあと、コナンは米花ホテルにやってきたのですが、このホテルは19階までで30号室という部屋がありません。

クローク番号の可能性も考えられるため受付の女性に尋ねてみますが、番号は26までしかありませんでした。

しばらくして駐車場にやってきたコナンは、ふらふらと歩いてきた大男が駐車場に書かれた「30」という数字の前で足を止め、それをジッと眺めたあとで階段に向かっていったことに気づきました。

コナンが「30」のところに行くと、その横にチョークで小さく「1」という数字が書かれていました。

301は恐らくこのホテルの部屋番号!そしてあの男は、たぶんヤツらの取引相手だ!!

宇宙探偵コナン!?

コナンがホテルの3階にやってくると、ちょうど大男が301号室をノックしているところでした。

扉が開いて仮面の男が出てくると、コナンの背後にあるエレベーターから文代が降りてきました。

正面には仮面の男がいて、背後からは文代が近づいてきます。

今度ヤツらに捕まったら確実に殺される!!

コナンが慌てていると、近くの客室の扉が開き、中から母親と子供が出てきました。

母親が子供に留守番を頼んで出かけて行ったので、コナンは咄嗟に部屋の中に転がり込みました。

その部屋にいた子供・正男に不審者扱いされるコナンですが、蝶ネクタイ型変声機を使ってさまざまな人の声を聞かせ、ランポウ星から悪い宇宙人を追ってこの星にやってきた宇宙探偵コナンだと名乗ってなんとか危機を脱しました。

そしてコナンは部屋の電話を借りてフロントに連絡を入れ、正男からチューンガムを貰って部屋を後にしました。

取引現場に潜入

しばらくして、301号室にボーイが料理とワインを運んできました。

文代が頼んでいないと主張すると、仮面の男はニヤリと笑って料理を部屋の中へ運ぶようにボーイに指示しました。

ボーイが部屋を出て行ったあと、仮面の男はドアの鍵穴にガムがついていることに気づき、勢いよくクローゼットの扉を開きました。

しまった!!

そこにはこっそり部屋に忍び込んだコナンが隠れていました・・。

コナンは、先ほどフロントに電話して料理とワインを注文し、ボーイと文代が話している間に鍵穴にガムを押し込んで自動ロックを不能にし、文代たちが台車に気を取られている隙に部屋の中に忍び込んでいたんですね~。

絶体絶命のピンチ

画像引用:名探偵コナン公式サイト

仮面の男と対峙するコナンは、男を眠らせるためこっそり腕時計型麻酔銃に手を伸ばしました。しかし、コナンが寝ている間に麻酔銃が壊されたようで作動しません。

絶体絶命のピンチ!!そう焦るコナンを尻目に仮面の男は容赦なく拳銃の引き金を引きました。

銃声とともにコナンの頭に衝撃が走ったのですが、額についていたのは弾痕ではなく吸盤付きの矢でした。

仮面の男、文代、大男は何が起きたのか理解できないとでも言いたげな様子のコナンを見て大笑いしています。

まだわからんのか?俺だよ、俺!世界屈指の推理小説家、工藤優作だ。

仮面の男が素顔を見せると、それは正真正銘コナン(新一)の父・優作のものでした。

そして変装を解いた文代は新一の母・有希子で、大男は阿笠博士でした。

誘拐事件の目的

このあと、不貞腐れるコナンを宥める優作と有希子は、新一が毒薬を飲まされて幼児化してしまったことを博士から聞いて心配になり、今回の誘拐事件を企てたことを打ち明けました。

この計画の目的は、コナンに身の危険を感じさせて外国に連れて行くことでした。

両親の心情としては、危険なことに首を突っ込むような息子を目の届かないところに置くよりも、自分たちの傍に置いて守りたいということなのでしょう。

優作はインターポールの友人に頼んで黒の組織を探ってもらい、毒薬を手に入れて新一の体を元に戻すことができるかもしれないと説得を試みますが、コナンが出した答えは「NO」でした。

有希子は心配のあまり大声で新一を叱りますが、優作はニヤリと笑って「ここを離れたくない理由が他にもありそうだ」と言い、有希子を宥めました。

再び居候生活に

翌日、コナンと文代は毛利探偵事務所を訪ねました。

またもやコナンを預かって欲しいと頼まれた小五郎は「へ!?」と素っ頓狂な声を上げ、あからさまに嫌そうな顔をして断ろうとしました。

──が、文代から受け取った通帳を開いた直後、

こんな素直で可愛い息子さんなら喜んで預かりましょう!!

と、二つ返事で承諾しました。通帳には一千万円入っていたそうです。

文代は「この子、あなたのことが好きみたい」と蘭に伝えて世話を頼み、ホホホと笑いながら事務所をあとにしました。

こうしてコナンは再び毛利探偵事務所で居候生活を送ることになったのでした。

エピローグ

優作と有希子は海外へ戻るため飛行機に乗っていました。

優作はコナンの驚く顔が見れたことに満足しているようで、原稿を放り出して日本に逃げ出した甲斐があったと話し、このまま世界一周の旅を有希子に提案しました。

有希子が胸の前で手を組んで頷いた直後、優作のもとに外国の雑誌社の編集部員たちが押しかけてきました。

なぜ居場所がバレた!?と慌てて原稿を書き始める優作ですが、これは「せめてもの仕返しに」というコナンの計画によるものでした。

名探偵コナン第43話の事件ファイル概要

事件ファイル概要

話数 第43話
事件ファイル名 江戸川コナン誘拐事件
放送日 1997年1月13日(月)
OPテーマ Feel Your Heart(VELVET GARDEN)
EDテーマ 迷宮のラヴァーズ(heath)
BACK 第42話「カラオケボックス殺人事件」
NEXT 第44話「堀田三兄弟殺人事件」

登場人物・声優

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
小学生の姿になった主人公
毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
新一(コナン)の幼馴染
毛利 小五郎
CV:神谷明
毛利探偵事務所の主人
阿笠 博士
CV:緒方賢一
工藤邸の隣に住む発明家。コナンの正体を知っている
工藤 優作
CV:田中秀幸
新一の父。世界的に有名な推理小説家
工藤 有希子
CV:島本須美
新一の母。人気女優だったが結婚を機に引退
江戸川 文代
CV:高畑淳子
コナンの母だと名乗る女
ボーイ
CV:高戸靖広
クローク係
CV:大谷育江
ホテルの客
CV:岩居由希子
ホテルの客
CV:千葉一伸
正男
CV:渡邊美香
ナイトバロン
CV:田中秀幸
優作が書いた小説に登場する主人公

名探偵コナン第43話の感想

今回のお話はヒヤヒヤするシーンが多かったですね。博士の後ろ姿にさえ恐怖を感じました。

ナイトバロンは優作が書いた推理小説に登場する主人公なのですが顔がめちゃくちゃ怖いです。本当に主人公なの?って疑問に思うレベル。

優作パパと有希子ママの策略だとわかって安心しましたが、博士も人が悪いですよね。知ってたなら先に教えてよー!!

何にせよ、また毛利探偵事務所に住めることになって良かったです。

Sponsored Link

まとめ

こちらでは、アニメ「名探偵コナン」第43話「江戸川コナン誘拐事件」あらすじ、ネタバレ、感想を紹介させていただきました。

最後までご覧いただきありがとうございます。次回も見に来てくださいね!

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう