名探偵コナン第392話のネタバレ!謎めく身長差20cm

シーズン10

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第392話「謎めく身長差20cm」:
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

名探偵コナン第392話|事件ファイル概要&登場人物&あらすじ

名探偵コナン第392話|事件ファイル概要

◯ 事件ファイル
■ 話数:
第392話
■ 事件ファイル名:
謎めく身長差20cm
■ 放送日:
2005年3月14日
■ 放送曜日:
月曜日
■ 主題歌:
OPテーマ START(愛内里菜)
EDテーマ 忘れ咲き(GARNET CROW)
■ BACK:
⇒ 第391話「本庁の刑事恋物語6(後編)」
■ NEXT:
第393話「誘拐…らしい事件」

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名探偵コナン第392話|登場人物

・江戸川コナン
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

・毛利蘭
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

・目暮十三
捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある・・。

・佐藤美和子
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。捜査一課のマドンナ。車は赤のRX-7に乗っており、運転技術が非常に高い。

・高木渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。少し抜けている部分があるが真面目。少年探偵団の話にもきちんと耳を傾けるため、子供たちから真っ先に頼りにされる。

・北村勝五郎(きたむらかつごろう)
47歳。町工場の社長。

・南田優一(みなみだゆういち)
47歳。洋食店オーナーシェフ。

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名探偵コナン第392話|あらすじ

コナンと蘭は、事件の捜査をしている高木に遭遇した。

被害者は、町工場の社長である北村勝五郎。
朝8時、始業前の挨拶に社長が現れないので、社長室へ呼びに来た従業員が、胸にナイフが刺さり、死亡している北村を発見した。

犯人は南田雄一という小さな洋食店を経営する北村の同級生だ。

犯行の翌日に逮捕され、状況証拠は揃っているが、ひとつ問題があった。
それは被害者の北村と南田の身長差。

北村は身長166cm、南田は186cmで南田の方が20cm高い。

背の高い人が低い人を刺す場合、ナイフの角度は斜め上からになる。

逆に背の低い人が高い人を刺す場合は、斜め下からになる。

北村の胸に刺さっていたナイフの角度は斜め下。
つまり北村より背の高い南田の犯行は、あり得ないということになる。

ナイフの角度から逆算し、犯人の身長を割り出すと110cmになった。

現場は平屋で階段はなく、遺体を移動させた痕跡もなかった。

南田は一週間前に足首をねん挫しており、右足はギプスで固定されている。
その足で咄嗟にしゃがむことはできないと思われた。
一体どのようにして南田は北村を殺害したのか・・。

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名探偵コナン第392話|謎解き&ネタバレ

名探偵コナン第392話|謎解き

【謎解き①】
北村は殺害された時、老眼鏡をかけていた。

名探偵コナン第392話|ネタバレ

10年前、港署管内で連続通り魔事件があった。
その時逮捕されたのが、当時サラリーマンをしていた南田だ。
南田は否認したが、検察は自信を持って起訴した。
しかし裁判で弁護側から出された証拠が南田を救った。
その証拠は通り魔が残した刺し傷の角度だ。
南田の長身では、その角度で人は刺せないことが立証され、その公判中に真犯人が逮捕され事件は解決した。
南田は自分と被害者の身長差が裁判の証拠になることを初めから知っていたのだ。

高いところのものをとろうとしても、踏み台を使わないと子供は届かない、とコナンは話した。
そこで蘭が、大人でもエアコンの掃除や電球を取り換えるときは踏み台を使わないと届かないと発言したことがヒントとなり、高木は閃いた。

署に戻った高木は、目暮、佐藤の前で南田に推理を話した。

南田が北村の社長室で5時間粘って待っていたもの、それは夕暮れだ。
部屋が暗くなり、北村は明かりをつけようとしたが、シャンデリアはつかなかった。
おかしいと思った北村は原因を調べるため、脚立に上った。
その瞬間を狙えば、20cmも背の低い北村を下から刺すことができる。

食事やトイレ、5時間もあれば北村が席を外すチャンスはいくらでもある。
そこで北村が席を外した隙に、南田はシャンデリアの電球を緩めておいた。
そして従業員ではなく、北村自身でシャンデリアを調べるようにするため、薄暗くなった時を見計らい、南田は重要な書類を渡した。
【謎解き①】から、何かを読もうとしていたことがわかる。
その何かとは、北村が欲しがっていた南田の店の土地の権利書だ。
そうして南田は、北村が従業員を呼ぶ間も惜しんで、シャンデリアを自分で点検するよう仕向けたのだ。
そして脚立に上った北村を下からナイフで刺した。

南田は犯行後、凶器のナイフから自分の指紋を拭き取った。
それと同時に、シャンデリアの電球を緩める時につけた指紋も拭き取った。
鑑識にシャンデリアの指紋の有無を確認すると、指紋は一切検出されなかった。当然あるはずの北村の指紋もだ。
遺族に確認すると、シャンデリアの電球は一ヶ月前にも切れ、北村自身が交換した。
なのに誰の指紋もないということは、誰かが細工をしたという明白な証拠だ。

北村を脚立に上らせ、下から刺したというトリックは、身長の差、刺し傷の角度が無実の証拠になることを10年前の事件で知っていた南田を、逆に殺人犯として告発したのだ。

逃げきれないと悟った南田は動機を話した。

10年前、南田は無実だった。しかし逮捕と同時に会社は南田を解雇した。
信じてくれたのは父だけだった。

あの店は、去年亡くなった父の夢で、その夢を引き継ぎ守らなければいけなかった。
それを北村は奪おうとした。だから悪いのは北村だ。

それを聞いた高木は、たとえどんな理由があったとしても、人を殺めて守った夢に何の価値があるのか、と話した。

まとめ

■ BACK:
⇒ 第391話「本庁の刑事恋物語6(後編)」
■ NEXT:
第393話「誘拐…らしい事件」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第392話「謎めく身長差20cm」:
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

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