不思議な春のかぶと虫(名探偵コナン360話)のネタバレ!犯人やトリックも

シーズン9

こちらの記事では、アニメ「名探偵コナン」の第360話「不思議な春のかぶと虫」の犯人やトリックなどのネタバレを紹介しています。

今回の事件は、偶然訪れたペットショップでオーナーの白井実の遺体を発見するというものでした。

コナンたちが店にあったチラシを手掛かりに群馬県の『ぐんま昆虫博物館』を訪ねると、山村刑事がカブトムシ盗難事件の捜査を行っていました。

事件の関係者は、昆虫博物館職員の荒木豊、カブトムシ研究家の榛名三郎、雑誌編集者の石田隆志の3人ですが、一体犯人は誰なのでしょうか?

それではコナンの推理をもとにネタばらししていこうと思います!

関連記事

ネタバレ

コナンは、腕時計型麻酔銃で山村刑事を眠らせ、山村刑事の声を使って推理ショーを始めました。

Sponsored Link

犯人はこの人!

犯人は、雑誌編集者の石田隆志です。

証拠は、石田の首の後ろにストラップの痕が残っていたことでした。それはトラックの中で白井と争った時、首から下げていた携帯ストラップを激しく引っ張られてついた痕です。

動機は、白井にバカにされたことでカッとなったためでした。

カブトムシ盗難事件の真相

カブトムシが盗まれたのは昨夜の7時頃で、荒木と榛名がカブトムシをトラックに積んでから少し目を離した隙に何者かがトラックを盗んでいったと言っていましたね。

そのトラックを盗んだ犯人は、ペットショップのオーナーで今回の被害者・白井実でした。

遺体の第一発見者である二宮俊哉が『昨夜6時に店に電話を入れた』と証言していたため、白井には犯行が不可能と考えられていました。──が、白井は二宮を利用してアリバイ工作をしていたのです。

白井はあらかじめ6時に電話をかけるように二宮に伝え、店の電話を携帯に転送するようにセットしました。

そして時間通りに電話がかかってくると、ビンに入れて持っていたカエルの鳴き声をわざと二宮に聞かせ、『店で売っているカエルが鳴いている』とでも言い、まるで店にいるかのように思い込ませました。

この時、すでに白井は博物館の前まで来ていました。そして共犯者である石田と合流し、荒木と榛名の隙を見てトラックごとカブトムシを盗みました。

Sponsored Link

犯行の一部始終

トラックでカブトムシを運ぶ途中、何らかの理由で白井と石田は争いになりました。その時、石田の携帯ストラップは白井によって引き千切られ、カッとなった石田はそのストラップで白井の首を絞めて殺害しました。

石田は、店に押し入った強盗に殺害されたことにしようと思いつき、さらに白井のアリバイ工作を時分のアリバイに利用しようと考えました。

まず、荷台のカブトムシを下ろしてから冷房を入れ、冬と同じ温度にした荷台に遺体を隠しておきました。普通、死後体温はほぼ1時間に1度下がりますが、冬の気温の中に遺体を置いておけばもっと短い時間で下がります。それによって死亡時刻を夕方6時頃まで早めることができます。

明け方の5時、遺体を見せに運び込みました。あとは強盗が入ったように部屋を荒らし、東京の白井の店で殺害されたように見せて夕方までに群馬県の博物館に戻っていれば自分のアリバイが成立すると考えたのです。

そして今日、博物館に来る約束になっていた石田は、トラックを運転して山の中に乗り捨ててきたというわけです。

石田の誤算

遺体発見時、白井の髪の毛にはトラックの荷台にこぼれていた腐葉土が付着していました。さらに、遺体のポケットに入っていたビンにピッタリ合うフタがトラックに落ちていました。

これらは白井がトラックの荷台に積まれていたという証拠です。それに気づいたコナンは、瞬時に『別の場所で殺害されて店に運ばれた』と推理していましたね~。

そして石田は死亡推定時刻を誤魔化そうとしていました。しかし検死の結果、死亡推定時刻は体温以外から正確に夜9時から10時だと割り出されてしまいました。

いくら偽装をしたとしても警察にはバレバレでした。彼らの捜査を甘く見てはいけないということですね!

関連記事
Sponsored Link

エピローグ

東京への帰り道、コナンたちは佐藤刑事の車に乗って快適なドライブの旅を楽しんでいました。

その一方で、高木刑事は『こっちには誰も乗ってくれないのか』とふくれっ面で不平不満を漏らしていました。

すると、誰もいないはずの車内から声が聞こえてきました。その声の正体は山村刑事で、どうやら今まで後部座席で眠っていたようです。

山村刑事が状況説明を求め、高木刑事は東京へ向かっていると伝えます。すると、絶叫した山村刑事は慌ててハンドルを掴んで車を止めようとします。そのせいで高木刑事は焦り、走行中の車はフラフラ運転に…。

前方を走っていた佐藤刑事はバックミラーで高木刑事の車を確認し、『危ないわね、何やってんのかしら』と首を傾げます。その問いに真っ先に答えた元太は、『目立ちたいだけじゃねェのか?』と、特に高木刑事を心配する様子はありませんでした。

まとめ

こちらでは、アニメ「名探偵コナン」の第360話「不思議な春のかぶと虫」の犯人やトリックなどのネタバレを紹介させていただきました。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう