南紀白浜ミステリーツアー(コナン236話~237話)のネタバレ!犯人やトリックも

シーズン6

こちらの記事では、アニメ「名探偵コナン」の第236話~237話「南紀白浜ミステリーツアー」の犯人やトリックなどのネタバレを紹介しています。

南紀白浜へ1泊旅行にやってきたコナンたちは、前日に知り合った医大生が殺害されるという事件に巻き込まれてしまいました。

小五郎は現場の状況から強盗殺人だと推理しましたが、コナンは顔見知りの犯行の可能性が高いと考えていました。

しかし、被害者である新庄真紀の友人・由良達彦、宮原加奈子、三井まどか、藤浩太の4人には犯行時刻のアリバイがありました。

真紀を殺害した犯人は誰なのか。そして、犯人は一体どのようにしてアリバイを成立させたのでしょうか。

それではコナンの推理をもとにネラばらししていこうと思います!

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ネタバレ

三段壁に関係者が集まったところで、コナンは腕時計型麻酔銃で小五郎を眠らせ、蝶ネクタイ型変声機で小五郎の声を使って推理ショーを始めました。

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犯人はこの人!

犯人は、宮原加奈子です。

証拠は、加奈子の唇に僅かながら真紀の口紅が付着していたこと、そして真紀の口紅から加奈子の唾液が検出されたことでした。

真紀が使っていた化粧品は全てパリから取り寄せたものです。真紀に変装する際、バッグや服は日本で手に入れられても特殊な色の口紅だけは代用がきかず、やむを得ず口紅だけ真紀のものを使ったのです。

加奈子は、真紀の父親に頼んで裏口入学をしていました。そのことで真紀から脅され、ずっと言いなりになってきました。──が、耐えきれなくなった加奈子は真紀を殺害することを決意したのでした。

加奈子の犯行

今回の事件のポイントは、殺害される役がまどかから真紀へと交代したことでした。

実は今回の被害者・真紀は、三段壁でまどかを殺害しようと考えていました。しかし真紀には動機があり、真っ先に自分が疑われることは目に見えています。そこで真紀は、加奈子に自分のフリをさせてアリバイを作ることにしました。

そして偶然、白良浜でコナンたちと出会った真紀は、コナンたちをアリバイ証人にしようと考えました。そのために小五郎の予定を聞き出し、今朝の10時までに白浜駅に着くように仕向けたのです。

ところが、加奈子は真紀とは別の計画を持っていました。それは真紀のアリバイをすり替え、真紀を殺害することでした。

今朝、真紀は4人をそれぞれの場所に降ろした後、再び円月島に戻って加奈子を車に乗せました。そして走る車の中で加奈子は真紀に変装しました。

真紀の計画では、三段壁の奥の路地で真紀が降り、加奈子が運転して白浜駅へ行き、アリバイを作った直後に真紀がまどかを殺害するというものでした。

ところが真紀の計画は崩れ、あろうことか加奈子に殺害されてしまいました。犯行後、加奈子は真紀が持っていたナイフとサイフを盗み、強盗殺人に見せかけようとしました。

そして加奈子はすぐに車を飛ばし、10時10分頃に小五郎たちに真紀に扮した自分の姿を目撃させ、証拠を処分しながら三所神社へ移動し、車を乗り捨てて円月島へ戻りました。

そこで犯行時刻の推理があとに伸びることを恐れた加奈子は、まどかに遺体を発見させるために真紀の携帯に電話をかけて着信音を鳴らしたのでした。

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ウソをついた藤

オルカ(シャチ)ショーのトレーナーに確認したところ、この日は1日同じメンバーでショーをしていたことが判明しました。それなのに、藤のデジカメには熱を出して休んでいるはずのトレーナーが写っていました。

さらに、藤の右手の甲にブラックライトを当てると、アドベンチャーワールドを一時出る時に押してもらうスタンプが現れました。

つまり、藤は別の日の写真をアリバイ証明に利用し、一度アドベンチャーワールドを出ているにも拘わらずずっとそこにいたとウソをついていたということです。

では、なぜ藤はウソをついたのでしょうか?

ここでヒントとなるのは、現場近くで写生をしていたまどかのイーゼルにスッパ君のキーホルダーがついていたこと。そして、コナンたちと三段壁に向かう途中で『まどかは奥の方にいる』と藤がタクシーを誘導していたことです。

今朝別れてから一度も会っていない相手が三段壁のどの辺りで絵を描いているかなんてわかりませんよね。藤は、コナンたちと三段壁に行くよりも前に一度まどかに会いに行っていたんです。だからまどかが絵を描いている場所をハッキリ伝えることができたんです。

そしてイーゼルにつけられたスッパ君のキーホルダーも藤がまどかにプレゼントしたものでした。

藤は9時50分頃にアドベンチャーワールドを抜け出し、三段壁にいるまどかに会いに行きました。その途中、白浜駅に寄ってスッパ君のキーホルダーを購入しました。

同時刻、コナンが白浜駅で誰かに見張られている気配を感じたのは、藤がじっとコナンたちの様子を窺っていたからです。まどかと付き合っていることを誰にも知られたくなかった藤は、警戒するあまりコナンたちに鋭い視線を送っていたのです。

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現場近くに落ちていた小瓶

まどかのイーゼルが置かれた場所と真紀が倒れていた場所のちょうど中間辺りに小瓶が落ちていましたが、これは由良が投げつけたものでした。

実は由良も、藤と同じように三段壁までまどかに会いに行きました。──が、この時まどかは藤と昼食に出かけていて、そこにはイーゼルが置いてあるだけでした。

由良は、イーゼルにつけられたスッパ君を見て藤とまどかが一緒にいると直感しました。まどかに好意を抱いていた由良は、その遣る瀬ない想いを晴らすかのように白良浜の砂を入れた小瓶をイーゼルに投げつけたのでした。

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エピローグ

その夜。白浜駅で帰りの切符を購入した小五郎は、睡魔に襲われて大きな欠伸を一つ。

そこでコナンは『じゃあコレをあげるよ!』と満面の笑みを浮かべ、小五郎の口にウメボシを放り込みました。

小五郎は味を確かめるようにモグモグした後、悲鳴を上げて涙したのでした。ちゅっぱーい!!

まとめ

こちらでは、アニメ「名探偵コナン」の第236話~237話「南紀白浜ミステリーツアー」の犯人やトリックなどのネタバレを紹介させていただきました。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

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