名探偵コナン第203話のネタバレ!黒いイカロスの翼(前編)

シーズン5

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第203話「黒いイカロスの翼(前編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ

事件ファイル概要

事件ファイル


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登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

毛利 小五郎
CV:神谷明
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

下笠 美菜穂(しもがさ みなほ)
CV:長沢美樹
21歳。ホテル従業員。

下笠 穂奈美(しもがさ ほなみ)
CV:飯島杏子
21歳。ホテル従業員。

有森 光行(ありもり みつゆき)
CV:鳥畑洋人
32歳。ホテル支配人。

子門 しのぶ(しもん しのぶ)
CV:水谷優子
27歳。ホテルのシェフ。

城元 英彦(しろもと ひでひこ)
CV:福田信昭
46歳。実業家。

備前 千鶴(びぜん ちづる)
CV:沢海陽子
30歳。女優。城元の妻。

宮部 耕太(みやべ こうた)
CV:田中亮一
35歳。芸能プロ社長。

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あらすじ

小五郎は、コナンと蘭を車に乗せて山奥にある『ホテル有森』にやってきました。

支配人の有森光行に言われて宿泊カードを記入していると、『呪いの仮面は冷たく笑う』の事件の時にメイドをしていた美菜穂と穂奈美が現れました。

あの事件のあと、2人は知り合いの紹介でこのホテルで働くようになったといいます。

そこに実業家の城元英彦と妻の備前千鶴がやってきました。

女優をしている千鶴は映画の主役を降ろされて機嫌が悪く、城元に八つ当たりし始めました。

そして、城元と同じ部屋で5日も過ごすことはできないと言い、部屋を別にしろと横柄な態度で有森に指示します。

城元は、予約したスイートルームを千鶴に使わせることにし、自分は別の部屋を借りることにしました。

テレビや映画で見る千鶴の印象とはかけ離れていて、コナンたちは嵐のように去って行く千鶴の姿をただ呆然と見ていました。

 

このあと、小五郎たちは有森に勧められてレストランへ移動することになりました。

中へ入ると、シェフの子門しのぶがちょうどテーブルに花を飾っているところでした。

このレストランは、レイアウトから内装まで全てしのぶがデザインしているといいます。

しのぶは、この土地ならではの食材を使用した美味しい料理を提供できるように日々努力していると話しました。

 

その夜、コナンたちが食事をしていると、隣のテーブル席にいた千鶴が突然声を上げました。
 

「こんな不味いスープ初めてだわ!あなた、それでもシェフなの?」

「あの、どのようにお口に合わないのか教えていただけませんでしょうか?」

 
どうやら千鶴は食事が口に合わなかったらしく、千鶴に文句を言い始めました。

駆けつけた有森は、すぐに別のスープを用意するようにしのぶに命じます。

しのぶは納得がいかない様子で、渋々キッチンへ戻って行きました。

 

そこに芸能プロ社長の宮部耕太が現れ、物凄い勢いで千鶴に頭を下げました。
 

「千鶴ちゃん、今回は黙って役を降りて!」

「社長!まだそんなバカなこと言ってるの?第一、理由は何なのよ!」

 
宮部は、千鶴よりももっと若い女優じゃないとスポンサーがOKしてくれないと伝えます。

再び激怒した千鶴は、その場にいた者たちに当たり散らして『死んでやる』と叫び、レストランを飛び出していきました。

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ネタバレ

翌朝、午前9時(ホテル)

コナンたちがレストランで朝食をとっていると、城元がやってきました。

城元は昨夜のことを謝罪し、いつものことだからあまり気にしないで欲しいと伝えます。

そこに千鶴がやってきましたが、コナンが『おばさん』と呼んだことで彼女は機嫌を損ね、踵を返して行ってしまいました。

 

このあと、城元と宮部は釣りに出かけるらしく、蘭は山頂の高原へ行ってみようとコナンを誘います。

有森が山頂への案内役を買って出た直後、小五郎は自分が留守番しているからしのぶも一緒に行ってきたらどうかと提案しました。

小五郎は、沖野ヨーコの新曲プロモーションビデオと先月のコンサートのビデオ、そしてヨーコのドラマの再放送を鑑賞するためホテルに残るつもりだったのです。

こうして蘭たちと一緒に出かけることになったしのぶは、みんなのお弁当を用意し始めました。

 

午前10時(ホテル)

城元と宮部は車に乗って湖へと出発しました。

城元たちを見送った有森は、戸締りを確認してからマイクロバスで向かうとしのぶに伝え、ホテルに入って行きました。

しのぶは、車にコナンと蘭を乗せて高原へ向かいます。

 

午前10時50分(高原)

コナンたちが高原に到着すると、そのすぐあとに有森も到着しました。

コナンと蘭は、美しい景色や自然に触れて歓喜の声を上げます。

そして蘭は空に手を伸ばし、『翼があったら太陽まで飛んで行けそう』と呟きます。

それを聞いていた有森は、まるでギリシャ神話のイカロスのようだと笑います。

翼を持ったイカロスは、高く上がりすぎてはいけないという父親の忠告を忘れ、どんどん高く飛び上がって行きました。

しかし、太陽に近づきすぎたイカロスの翼はその熱さに耐えられず、翼を焼かれたイカロスは天から真っ逆さまに墜落してしまいました。

 

その時、コナンと蘭の前を珍しいチョウが飛んでいきました。

有森は、この高原にしか生息しないミヤマシロチョウだと説明します。

チョウは有森の肩にとまった途端、力なく羽を閉ざして死んでしまいました。

有森の話によると、ミヤマシロチョウは水が綺麗じゃないと生きていけないそうです。

 

午後12時30分(ホテル)

小五郎がロビーでヨーコのビデオを観ていると、弁当を忘れたという城元が戻ってきました。

戻ったついでに千鶴の様子を見てくると言い、城元は2階に上がって行きました。

 

午後1時30分(ホテル)

小五郎は、弁当を食べながら千鶴の様子について城元に尋ねます。

どうやら千鶴は眠っているらしく、ドアをノックしても返事がなかったようです。
 

「お互い、気の強い女房を持つと苦労しますな」

「まったく…」

 
こうして城元は釣りに戻って行きました。

 

午後1時50分(高原)

高原で遊んでいたコナンたちは、そろそろ昼食をとることにしました。

 

午後2時15分(湖)

ボートに乗って釣りをしていた城元と宮部は、今日は大漁だと大喜び。

 

午後2時25分(ホテル)

小五郎は、美菜穂と穂奈美と一緒にドラマの鑑賞を始めました。

 

午後6時5分(高原)

美しい夕日を目にした蘭たちは、名残を惜しみつつも下山の支度を始めました。

しかし、マイクロバスの調子が悪いようでエンジンがかからず、有森は先に戻って欲しいとしのぶに伝えます。

頷いたしのぶは、来た時と同じように蘭とコナンを車に乗せ、真っ直ぐホテルへ向かいました。

 

午後7時(ホテル)

コナンたちがホテルへ到着すると、小五郎はテレビから流れる曲に合わせてゆらゆらと横に揺れ動いていました。

そこに城元と宮部が帰ってきました。

小五郎は、千鶴がずっと姿を見せないままだと城元に伝えます。

そこで城元は、千鶴の様子を見に行くため小五郎にマスターキーを借りて2階へ上がって行きました。

その時、ホテルに有森から連絡が入りました。

マイクロバスのエンジンが直らないらしく、迎えに来て欲しいというのです。

しのぶと蘭が車で高原へ向かったあと、城元は慌てた様子で小五郎を呼び立てました。

マスターキーでドアを開けたがドアガードがかかっていて、いくら呼びかけても千鶴が応答しないというのです。

小五郎が体当たりでドアを破ると、ロープで首を吊っている千鶴の姿がありました…。

すでに死後硬直は始まっていて、随分前に亡くなったと考えられます。

自殺してしまった千鶴を前に、城元と宮部はガックリと項垂れました。

その時、コナンは床に落ちたドアガードの金具に傷がついていることに気づきました。

(千鶴さんは自殺したんじゃない!何者かに殺害されたんだ!)

まとめ

■ BACK:
第202話「10人目の乗客(後編)」
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第204話「黒いイカロスの翼(後編)」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第203話「黒いイカロスの翼(前編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ

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