名探偵コナン第948話のネタバレ!恐竜につぶされた男
こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・謎解き
・ネタバレ
・エピローグ
名探偵コナン第948話|事件ファイル概要
-
■ 話数:
第948話
■ 事件ファイル名:
恐竜につぶされた男
■ 放送日:
2019年7月27日
■ 放送曜日:
土曜日
■ 主題歌:
OPテーマ ANSWER(Only this time)
EDテーマ きみと恋のままで終われない いつも夢のままじゃいられない(倉木麻衣)
■ BACK:
⇒ 第947話「呪いの宝石ボルジアの涙(後編)」
■ NEXT:
⇒ 第949話「ラジオお悩み相談(挑戦編)」
名探偵コナン第948話|登場人物
・江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。
・阿笠 博士
CV:緒方賢一
新一の隣の家に住む発明家。コナンの正体を知っている。
・小嶋 元太
CV:高木渉
少年探偵団の一人。うな重好きの食いしん坊で力持ち。
・円谷 光彦
CV:大谷育江
少年探偵団の一人。コナンには劣るが少年探偵団の№2の頭脳を持つ。
・吉田 歩美
CV:岩居由希子
少年探偵団の一人。コナンに想いを寄せる。
・灰原 哀
CV:林原めぐみ
本名は宮野志保。元黒ずくめの組織の一員でコードネームはシェリー。新一が飲まされた薬と同じ薬を飲み、子供の姿になってしまった。現在は阿笠博士のところでAPTX(アポトキシン)4869の解毒薬の研究をしている。
・目暮 十三
CV:茶風林
警視庁捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある・・。
・高木 渉
CV:高木渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。少し抜けている部分があるが真面目。少年探偵団の話にもきちんと耳を傾けるため、子供たちから真っ先に頼りにされる。
・志田 信久(しだ のぶひさ)
CV:一条和矢
55歳。米花恐竜館館長。
・朽木 良人(くつぎ よしと)
CV:浜田賢二
35歳。米花恐竜館学芸員。
・桂川 結愛(かつらがわ ゆあ)
CV:木村珠莉
26歳。米花恐竜館事務員。
・内藤 辰樹(ないとう たつき)
CV:細谷佳正
29歳。米花恐竜館ステージ司会者。
名探偵コナン第948話|あらすじ
コナン、光彦、元太、歩美、灰原は、阿笠博士に連れられて米花恐竜館へやってきた。
中央イベントホールで着ぐるみの恐竜が戦うショーを楽しんでいたコナンたちだが、その迫力に驚いた歩美が転んでしまった。
ショーの司会を務めていた内藤辰樹は、歩美を抱き起こし声をかけた。
ショーが終わり、ホールを後にしたコナンたちはそれぞれ感想を述べながら歩く。
その時、突然何かが崩れるような大きな音が鳴り響き、女性の悲鳴が聞こえた。
コナンたちは、急いで音が聞こえてきた方へ向かう。
第二展示ルームの前には事務員の桂川結愛が呆然としており、コナンたちが声をかけると、結愛は展示ルームを指差し、中で恐竜の化石模型が崩れていることを知らせる。
騒ぎを聞きつけてやってきた学芸員の朽木良人は、崩れたブラキオサウルスの化石模型を見てショックを受ける。
恐竜館のスタッフたちが崩れた化石模型へ近づくと、誰かが下敷きになっていることに気づいた。
化石模型の下敷きになり絶命していたのは、米花恐竜館館長の志田信久だった。
その後、目暮警部、高木刑事ら警察が到着し、捜査が始まった。
目暮警部は、内藤、結愛、朽木に詳しい事情を伺う。
事故が起こった第二展示ルームは、どの展示物も組み立て途中だったため、立ち入り禁止にしていたという。
今回崩れ落ちたブラキオサウルスも仮組している最中だった。
内藤、結愛は、不運な事故だと考える。
しかし、警察が調べた結果、ブラキオサウルスの化石模型を支えていたワイヤーが何者かに切断されていたことがわかった。
つまり、事故ではなく事件ということになる。
目暮警部は、犯人が前もってほとんどのワイヤーを切断しておき、志田がやってきたところで最後のワイヤーを切断したと考える。
ワイヤーを切ったと思われる道具は、崩れた化石模型のすぐそばにあった。
高木刑事が受付や警備員に確認したところ、化石模型が崩れた前後で館内に出入りした者は一人もいないことがわかった。
ということは、犯人はまだ館内にいるということだ。
コナンは、第二展示ルームの裏口で小さな石の欠片が落ちていることに気づいた。
目暮警部は、化石模型が崩れた時にショーの司会を務めていた内藤を除き、結愛と朽木にアリバイを確認する。
結愛は、一人でずっと事務室にいたと証言。
そして朽木は、展示予定の化石の準備をするため、一人で恐竜館の準備室にいたと証言。
結愛と朽木にはアリバイがないと判断された。
朽木は結愛が犯人だと疑い、志田が結愛を自分のものにしようとしていたことを警察に明かす。
それについて問われた結愛は、ずっと病気の母のことを志田に相談したら、治療費を貸す代わりに愛人になれと言われたことを説明するが、自分は無実だと訴える。
そして、結愛は朽木が志田のことを憎んでいたことも証言する。
朽木は化石の展示を大事にしたいと思っており、志田は集客のために子供が喜ぶ派手なショーを重視しており、二人は普段から衝突してばかりだったという。
その後、朽木は崩れ落ちたブラキオサウルスの化石模型を撫でながら「もう少しでみんなに見てもらえたのにな」と話しかける。
その様子を見ていたコナンたちは、朽木に声をかける。
歩美「恐竜好きなんだね!」
朽木「俺はずっとこいつらのことばかり考えて生きてきたからな」
光彦「その気持ち、すっごくよくわかります!何千万年も昔にこんなすごい動物たちが大地を踏みしめていたなんて、想像するだけでワクワクしますからね!」
朽木「あぁ。俺たちが生まれる遥か昔に、こいつらは本当に生きて歩いていた」
その後、結愛がいた事務室はスタッフルームの奥にあり、事件の前後に他のスタッフに気づかれることなく外に出ることは不可能だということがわかった。
つまり、結愛のアリバイが立証されたということになる。
アリバイがないのは朽木のみとなり、目暮警部はいくつかの証拠が見つかったことを知らせる。
館長室のゴミ箱の中に、「志田館長。お話があります。今すぐ第二展示ルームのブラキオサウルスの下に来てください。朽木」という手紙が捨てられていたのだ。
朽木は、そんな手紙は出していないし、全く身に覚えがないと訴える。
内藤は、朽木が前もって恐竜のワイヤーを何本か切っておき、ショーが始まった頃に志田を呼びに行き、志田が第二展示ルームに来た時に最後のワイヤーを切って志田を殺害したと推理する。
朽木は無実を訴えるが、目暮警部は第二展示ルームの床に、化石のコーティング剤がこぼれていたことを明かす。
鑑識の調べで、そのコーティング剤は、こぼれてから間もないことがわかった。
コーティング剤は樹脂の一種で、浸透率が非常に高いという性質があり、化石の保護に使われているという。
朽木が普段からこのコーティング剤を使用していること、そして館長室のゴミ箱に捨てられていた手紙。
二つの証拠から、目暮警部は犯人が朽木だと疑う。
コナンは、館長室の前の廊下で、小さな赤い破片を発見した。
そして、館内図で館長室、第二展示ルーム、中央イベントホールの位置を確認した。
その後、コナンは中央イベントホールの床を念入りに調べる。
光彦は、歩美の服が汚れていることに気づいた。
名探偵コナン第948話|謎解き
【謎解き①】
館長室の前の廊下に、小さな赤い破片が落ちていた。
【謎解き②】
第二展示ルームの裏口の外に、小さな石の欠片が落ちていた。
【謎解き③】
光彦は、歩美の服が汚れていることに気づいた。
名探偵コナン第948話|ネタバレ
コナンは、中央イベントホールに目暮警部、高木刑事、内藤、結愛、朽木を集めた。
そして、蝶ネクタイ型変声機で博士の声を使って推理を話し始めた。
朽木は、生涯かけて恐竜を研究し、心の底から恐竜を愛している。
それなのに、恐竜の化石を壊してしまうなんてとても考えられない。
目暮「つまり、阿笠さんは他に犯人がいると?しかし、館内の他の全員はアリバイが成立している」
特に、ショーの司会をしていた内藤には完璧と言えるほどのアリバイがある。
しかし、内藤が舞台の上で姿を見せたのは、ほんの数十秒。
内藤が姿を見せていたのは、まずショーの始まり。
その後、すぐに舞台を抜け出て館長室へ行っていたとしたら、手紙を渡すことができる。
内藤「僕はずっと実況していたじゃないですか」
博士「ヘッドセットはワイヤレスですからな。喋りながら館長室へ行くこともできる」
内藤「やめてください!館長室なんかに行っていません」
【謎解き①】
灰原「あのショー、一日一回の限定なんでしょ?すごい紙吹雪だったわよね。そのうちの一つが館長室の前の廊下にあったわ。あなたの体に付着していたものが落ちたんじゃないのかしら?」
内藤「・・・」
館長室へ行った後、内藤はすぐに舞台へ戻って来た。
一旦観客に姿を見せておけば、ずっと自分が舞台にいたと印象づけることができる。
それからまたスモークに紛れて舞台から抜け出た。
今度は外から回って、設置中の化石像がある第二展示ルームへ裏口から入った。
ショーの実況をしながら恐竜ショーの効果音も計算に入れ、最後のワイヤーを切断し、化石の落下音を誤魔化した。
そして、床にコーティング剤の工作をした後、また舞台に戻りショーを終わらせた。
【謎解き②】
第二展示ルームの裏口の外に、化石の破片が転がっていた。
それは、崩れた化石を踏んでしまい、内藤の靴底の溝に入ってしまった破片だ。
朽木「あんただったのか!あんたが俺の恐竜で館長を!」
内藤「ち、違う!僕はやってない!この化石が崩れたのはショーが終わってからです」
元太は、ステージ衣装を見せ、内藤に自分のものか確認してもらう。
内藤が頷いたのを確認し、続けて衣装のポケットから音響装置のリモコンを取り出す。
光彦「これで舞台が終わった後、落下する音を流したんですよね」
目暮「内藤さん、あなたの靴底を調べさせてもらいますよ」
言い逃れができなくなった内藤は、その場に膝をつき罪を認めた。
内藤「完璧だった。完璧だったんだ。なのになぜ・・」
コナン「だってさ、お兄さん少し変だったんだよね。急にお姉さんを庇ったり、朽木さんの犯行を説明したり、自分の計画通りに早く朽木さんに罪をなすりつけたかったから、だよね?」
内藤「・・・」
【謎解き③】
コナン「それにもう一つ。そのステージ衣装のポケットに染みがついてるよ。お兄さんはコーティング剤をずっとポケットに入れてたんだね。でもそれが何かの拍子に瓶から漏れてしまった。で、ショーの途中、お兄さんが歩美ちゃんを助け起こした時、歩美ちゃんの服にも染みを作ってしまったんだよ」
内藤「そうか・・。そういうことか・・」
朽木「内藤さん、あんた、どうして?」
結愛「どうしてこんなことを?」
内藤「志田館長は、あいつは僕を殺すつもりだったんだ。実はね、僕は志田と組んでたんですよ。有り金叩いて、この恐竜館を手に入れる手助けをしたんだ。けど、いざ館長になったら何の見返りも寄越さないなんて言い始めて・・」
内藤は志田に車で轢かれそうになったことを明かす。
コナン「その右腕の怪我は、その時の?」
内藤「あぁ。だから僕がやられる前にあいつをやってやったんだ!そうすれば、この恐竜館も僕の物になる!そうすれば・・」
名探偵コナン第948話|エピローグ
恐竜館からの帰り道。
光彦「でもひどい事件でしたねー。一つの獲物を二人で奪い合ってただなんて。まるで獰猛な恐竜みたいです!」
灰原「それは違うわ。いくら獰猛な恐竜でも無闇に獲物は襲わない。獲物を襲うのは空腹の時。自分が生き延びるために獲物を襲うのよ。自分の利益のためだけに他人を襲うのは人間だけよ」
光彦・元太・歩美「・・・」
コナン「おい・・」
博士「哀くん・・」
灰原「な~んて♪昨日見たテレビでやってたわ~」
光彦・元太・歩美「ハハハ・・」
元太「なんか急に腹減ってきたな。博士!ハンバーグ奢ってよ」
光彦「いいですね!僕は回転寿司がいいです!」
歩美「あたしはチョコレートパフェがいい!」
博士「待った待った!わしは奢るなんて言っとらんぞ!」
灰原「食欲だけは恐竜並ね・・」
コナン「食っちゃうど~・・」
アニメ名探偵コナンを動画で見る方法
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アニメ名探偵コナンは、2024年10月18日時点で、第1話から第1053話まで配信されています。
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