名探偵コナン第898話のネタバレ!ケーキが溶けた!

シーズン23

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第898話「ケーキが溶けた!」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ
・エピローグ

事件ファイル概要

事件ファイル


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登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

毛利 小五郎
CV:小山力也
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

小嶋 元太
CV:高木渉
少年探偵団の一人。うな重好きの食いしん坊で力持ち。

円谷 光彦
CV:大谷育江
少年探偵団の一人。コナンには劣るが少年探偵団の№2の頭脳を持つ。

吉田 歩美
CV:岩居由希子
少年探偵団の一人。コナンに想いを寄せる。

灰原 哀
CV:林原めぐみ
本名は宮野志保。元黒ずくめの組織の一員でコードネームはシェリー。新一が飲まされた薬と同じ薬を飲み、子供の姿になってしまった。現在は阿笠博士のところでAPTX(アポトキシン)4869の解毒薬の研究をしている。

阿笠 博士
CV:緒方賢一
新一の隣の家に住む発明家。コナンの正体を知っている。

安室 透
CV:古谷徹
毛利探偵事務所の階下にある喫茶店「ポアロ」でアルバイトをしている。「バーボン」というコードネームで黒の組織に潜入している公安警察官。本名は降谷零。警察庁警備局警備企画課、通称(ゼロ)に所属している。

榎本 梓
CV:榎本充希子
喫茶ポアロのウェイトレス。

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あらすじ

コナン、小五郎、蘭は、探偵事務所の下にある喫茶ポアロにモーニングを食べに行きました。

出来上がるのを待つ間、コナンと蘭はケーキ専用の小型冷蔵庫に注目します。

そこには安室の特製ケーキが入れられているらしく、それを食べたことがある蘭は、とても美味しかったと称讃します。

梓は、ケーキの冷蔵庫の隣にある電気ポットを持ち、熱湯をまな板にかけて殺菌しました。

この電気ポットはIOT家電で、梓は家を出る時にスマホの操作でポットのお湯を沸かしているようです。

その時、冷蔵庫を開けて中を確認した安室は、『まただ』と言ってガッカリします。なんと、中に入っていたホールケーキが溶けていたのです。

しばらくして、モーニングを食べ終えたコナンは、安室の特製ケーキをご馳走になります。

ケーキは型崩れしていますが、味は蘭の言った通り絶品でした。

しかし、味が良くても見た目が悪くては客に出すわけにはいきません。

ケーキが溶けたのは今回だけでなく、前にもあったようです。そこで安室は、解決策を考えることにしました。
 
 
その後、博士の家にいる元太、光彦、歩美からコナンのDBバッジに連絡が入りました。

これから博士が作ったドローンを飛ばすらしく、早く博士の家に来て欲しいというのです。

しかしその直後、誰もコントローラーに触れていないのにドローンが勝手に飛び始め、壁に衝突して壊れてしまいました。

そのドローンの見るも無残な姿を目にした博士は、涙ながらに元太たちを叱ります。

「あーあ…。勝手に飛ばしちゃいかんとあれほど言っておいたのにィ!」

「飛ばしてないもん!」

「コントローラーにも触ってねェぞ」

歩美と元太は、ドローンが勝手に動いたと伝えます。しかし、落ち込んだ博士は耳を貸さず、ドローンを抱えて研究室へ行ってしまいました。

哀は、修理に時間がかかるため、今日は飛ばすことができないと光彦たちに伝えます。

ガッカリする光彦たちですが、コナンがポアロでケーキを食べていると知り、急いでポアロへ向かいます。
 
 
その後、ポアロへ到着した元太たちは、『ケーキ売り切れ』の札を見て、再びガッカリすることに…。

「えぇー!ケーキないのかよォ」

「だったら、最初からそう言ってくださいよ!」

その時、安室に依頼されて冷蔵庫の点検をしていた業者は、壊れている様子はなく異常もないと報告しました。

歩美は突然、コナンたちを商店街に連れ出し、安室のケーキとそっくりなケーキを売っている店があると教えます。

「ほら、見てこのケーキ!似てるよね、崩れる前のケーキに!」

「じゃあこのケーキ、安室の兄ちゃんの真似か?」

「しっ!声がでけェよ!!」

「でも、確かに怪しいですね」

コナンたちは、そのケーキを購入してポアロへ戻りました。

安室と梓を含め、ケーキを試食したコナンたちは、ポアロのケーキの方が美味しいと口を揃えます。

元太は、ケーキ屋の店主が夜中にポアロに忍び込み、安室のケーキを崩していると推理します。光彦と歩美も、元太の推理に頷きます。

コナンは『100%違うだろ』と思いつつも、元太たちのために店の外にカメラを設置して店内を撮影することにしました。
 
 
 
翌日。コナンはポアロを訪ね、撮影した映像を安室と一緒に確認します。

撮影したのは、昨日の閉店後から今朝までです。

しかし、特に不審な点はなく、この日はケーキも型崩れしていませんでした。

梓の話によると、ケーキが崩れるのは毎日というわけではなく、大体3日に2回くらいの割合だといいます。
 
 
 
それから3日間、コナンは店内の撮影を続けました。

その結果、3日のうち2日だけ、深夜に突然窓が曇り、十秒ほど店内が見えなくなっていました。

梓に確認すると、その窓が曇った2日はどちらもケーキが崩れていたことが判明。

コナンは、店の中が映らなくなった十数秒の間に何かが起きた可能性が高いと考えます。

お店には鍵がかかっていて、壊された形跡もありません。

歩美は鍵を持っている人物を疑い始め、梓は自分が疑われていると感じて呆れます。

その時、映像を見ていた元太は、店内が見えなくなった2日とも車が映っていることに気づきました。
 
 
コナンに頼まれて映像を解析した博士は、映っている車が2日とも同じタクシーだと知らせます。

それを聞いたコナンは、ケーキを崩した犯人の正体を見破りました。
 
 
その夜、コナンと蘭はタクシーを呼び、あることを確認しました。

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ネタバレ

翌日、ポアロを訪れたコナンは、ケーキを崩した犯人の正体を知らせます。

やはりケーキが崩れたのは、窓が曇って店の中が見えなくなった時でした。

窓を曇らせた原因は、冷蔵庫の隣にあるIOT家電の電機ポットです。
 
 
映像に移っていたタクシーの運転手に問い合わせたところ、毎晩0時過ぎにポアロの近くで仮眠をとっていることがわかりました。

そして配車の無線が入ると、ポアロの前を通って出動しているようです。

その時ポットから出た湯気で曇った窓ガラスが鏡のようになり、店の前を走るタクシーを映したというわけです。

無線を受けた日時を調べてもらうと、それは窓が曇った日時でした。つまり、ケーキが崩れた日と一致したということです。

犯人は、そのタクシーの無線です。

タクシーの無線とポットの電源を入れる周波数が偶然一致し、電気ポットの電子回路に無線が入り込んでいたのです。

これはよくある電波干渉という現象です。

そして、博士の家で勝手に飛んだドローンにもこの現象が起きていたのです。

光彦たちがドローンの傍にいた時、コナンとDBバッジで交信していました。

そのDBバッジがドローンに電波干渉していたのです。

つまり、ケーキが崩れた本当の原因は、冷蔵庫の隣に置かれたポットにありました。

お湯が沸いて出た蒸気が冷蔵庫の吸気口から入り込み、冷蔵庫の中が十数秒ほど高温多湿のサウナのような状態になっていたのです。

歩美は、ポットの位置を変えるだけで解決すると知り、また安室のケーキを食べられると言って喜びます。

その時、独自に解決策を考えていた安室は、完成した『半熟ケーキ』をコナンたちに出しました。

元太、光彦、歩美は、その新作のケーキを見て目を輝かせます。

「うわー!美味しそう!!」

「え?安室さんが言ってた解決策って…」

「うん、これなら初めからクリームを塗ってあるケーキと違って、生地とクリームを別々に分けて保存できる」

安室は、ケーキが崩れた原因ではなく、崩れないケーキのレシピを考えていたのです。

「だって、それが僕の仕事でしょ?」

(まぁ、それはそれとして…。公安警察の仕事もちゃんとしてるんだよな…?)

この後、小五郎もポアロを訪れ、みんなで安室の新作のケーキを食べることになりました。

エピローグ

カウンターには、ケーキを頬張る小五郎と蘭。

「やっぱここのケーキはうめェな!」

「朝っぱらからケーキは嫌だって言ってたのは誰よ…」
 
 
一方、テーブルでケーキを食べていた元太、光彦、歩美は、

「兄ちゃん!これすっげェうめェ!!」

「この前のケーキより、もっと美味しくなってる~!」

「トロトロした触感がいいですねぇ~」

絶賛された安室は顔を綻ばせます。

「そう言っていただけると、うれしっ♪」
 
 
その時、突然立ち上がった小五郎は、回覧板を梓に押し付けます。

そこには、来月開催される東京サミットの案内が書かれていました。

「梓さん、店長には言ってあるんですが、その日ポアロ休みますからお願いします」

「はい、店長から聞いてます」

(てことは安室さん、サミットの警備にかかわるのか…)

事件よりケーキ作りを楽しんでいた安室が、まさかあんな行動を起こすなど、この時のコナンには知る由もありませんでした。

まとめ

■ BACK:
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第899話「真犯人の叫び声」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

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・あらすじ
・ネタバレ
・エピローグ

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