名探偵コナン第631話のネタバレ!花時計は知っていた

シーズン16

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第631話「花時計は知っていた」:
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

名探偵コナン第631話|事件ファイル概要&登場人物&あらすじ

名探偵コナン第631話|事件ファイル概要

◯ 事件ファイル
■ 話数:
第631話
■ 事件ファイル名:
花時計は知っていた
■ 放送日:
2011年9月17日
■ 放送曜日:
土曜日
■ 主題歌:
OPテーマ Misty Mystery(GARNET CROW)
EDテーマ Your Best Friend(倉木麻衣)
■ BACK:
⇒ 第630話「プロモビデオ撮影事件(後編)」
■ NEXT:
第632話「時の番人の刃(前編)」

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名探偵コナン第631話|登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

毛利 小五郎
CV:小山力也
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

小嶋 元太
CV:高木渉
少年探偵団の一人。うな重好きの食いしん坊で力持ち。

円谷 光彦
CV:大谷育江
少年探偵団の一人。コナンには劣るが少年探偵団の№2の頭脳を持つ。

吉田 歩美
CV:岩居由希子
少年探偵団の一人。コナンに想いを寄せる。

灰原 哀
CV:林原めぐみ
本名は宮野志保。元黒ずくめの組織の一員でコードネームはシェリー。新一が飲まされた薬と同じ薬を飲み、子供の姿になってしまった。現在は阿笠博士のところでAPTX(アポトキシン)4869の解毒薬の研究をしている。

目暮 十三
CV:茶風林
警視庁捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある・・。

高木 渉
CV:高木渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。少し抜けている部分があるが真面目。少年探偵団の話にもきちんと耳を傾けるため、子供たちから真っ先に頼りにされる。

与田 昌作(よだ しょうさく)

川口 恭一郎(かわぐち きょういちろう)
CV:土門 仁
30歳。体育教師。

看板工場の工場主
CV:松本大

警備員
CV:高桑満

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名探偵コナン第631話|あらすじ

ある日の早朝。
歩美は、米花公園の花時計の前でバトンの練習をしていた。

長くかかった花時計の修繕が完了し、そのお披露目の式典が開かれることになった。
そのイベントでバトントワラを演じる小学生の一人に歩美が選ばれ、毎朝練習しているのだ。
しかし、昨日も一昨日も米花公園にストーカーが現れたようで、コナン、光彦、元太、灰原は、様子を見るために集まった。

すると、花時計の前に怪しい男が現れた。
怪しい男はロングコートを羽織り、帽子を深く被っている。
元太が怪しい男に声をかけると、男は酒臭い息をコナンと元太に吹きかけた。
そして、フラフラとした足取りで花時計の前にあるアーチへ登っていった・・。


翌日の早朝。
昨日に続いてバトンの練習をするため、米花公園へやってきた歩美。
コナン、光彦、元太、灰原も歩美の用心棒として付き添っていた。
すると、花時計の文字盤の6の白石のところで、昨日の男が倒れていた。
コナンが男に近寄り息を確認するが、すでに絶命していた。
男の頬には切られた跡があり、花時計の長針が頬を掠めてできた傷のようだ。
そして、男の傍らには酒瓶が転がり、男の手にはペンキが付着していた。

その後、目暮率いる警察が到着し、捜査が始まった。
公園の警備員が花時計の辺りを午前3時50分頃に巡回したが、その時は遺体はなかったと証言した。

その時、現場に小五郎がやってきた。
コナンの帰りが遅いことを心配した蘭は、見に行くように小五郎へ頼んだようだ。

小五郎は、男が酔っ払ってアーチに登り転落死したと判断した。
そして、男が死亡したのは3時50分から4時30分の間。
男の頬に長針で切られた傷がついていたことから、男が転落した後に針が30分を指したと考えられる。

コナンたちが公園へやってきたのは5時20分頃だ。
つまり、男の頬が傷つけられたのは4時30分だと推理できる。

以上のことから、目暮は事故と判断し、あとは男の身元を確認するだけだと話す。
コナンは、男の手にペンキがついていたことから、ペンキ職人だと指摘する。

その時、元太は以前男が元太の家の酒屋に酒を買いに来たことを思い出した。
元太の父親に確認すると、男は近所の看板工場の職人であることが判明した。
高木が看板工場の工場主に話を聞くと、男は与田昌作という名で、酒癖が悪かったようだ。
先月、与田は酔っ払った状態で看板の取り付け作業をしていたところ、看板ごと落下したことがあった。
それ以来、与田は高所恐怖症になってしまい、仕事も休んで酒浸りの生活をしていたという。

話を聞いていたコナンと灰原は、高所恐怖症の与田が公園のアーチに登り、転落したことに疑問を持った。
コナンは、犯人に一杯食わされたと考える。
早朝の公園でコナンたちの前に現れアーチに登った人物は、恐らく犯人だ。
犯人は、与田が高所恐怖症になったことを知らずに、与田のフリをして奇行を繰り返して、殺人を事故死に見せかけようとしたのだ。
そして、歩美を証人に仕立てるため、犯人は歩美がバトンの練習をしていることを利用したのだ。

その後、再び米花公園へやってきたコナンたち。
公園のベンチでは、目暮と高木が新潟の高校で体育教師をしている川口恭一郎に事情聴取をしていた。
川口は、与田とは知人で、どんなに恨んでも恨み足りないと話す。
3年前、川口と同じ高校で美術教師をしていた与田は、英語教師をしていた川口の恋人に横恋慕した。
ある日、強引に彼女をドライブに連れ出した与田は途中で事故を起こし、川口の恋人だけが亡くなった。
川口は、それが事故ではなく与田が故意に事故を起こして恋人を死なせたと話す。

目暮が調べた結果、川口は1週間前から坏戸駅前のビジネスホテルに滞在していることがわかった。
川口は、与田がこの辺りにいるという情報を掴み、探しにきたと話す。
そして、昨夜の3時50分から4時30分の間、川口は119番で救急車を呼んだと証言した。
川口は、薬のタブレットと一緒にボタン電池を飲んでしまったようなのだ。
病院に担ぎ込まれたのが3時30分頃で、病院を出たのは4時30分を過ぎた頃だという。
病院で調べたところ、ただのボタンだったということで命に関わるようなことはなかった。
病院から米花公園までは、どんなに急いでも20分はかかる。
つまり、川口にはアリバイがあり、犯行は不可能だということだ。

灰原は、与田を薬で眠らせ、先に時計の針で頬を傷つけておき、病院を出てから時計の文字盤の白石に頭を打ち付けて殺害する方法もあると考える。
しかし、コナンは頬の傷が与田が死んだ後についたもので間違いないという点から、灰原の推理は不可能だと考えた。
そして、傷口には文字盤の白石の細かい破片が付着していたため、犯行現場は米花公園の花時計で間違いない。

その後、コナンたちは時計の機械室のドアを封鎖している鎖が壊されていることに気づいた。
そのことを警備員に伝え、機械室の中を見せてもらうと、床にペンキがこぼれていた。
そのペンキは、与田の手に付着していたペンキと同じ色だった。

その時、元太が足を滑らせてしまい、ぶつかった拍子に機械室のドアが閉まってしまった。
コナンは、暗闇の機械室の中であるものを発見し閃いた。

アリバイがあると言っていたが、犯人は川口だ。
文字盤の白石は固定されていることから、犯行現場は花時計で間違いない。
そして、文字盤の花を荒らすことなく時計の長針で頬を傷つけることができるのは30分頃しかない。
しかし、唯一可能な4時30分は、川口が病院を出たばかりの頃だ。

その時、公園で遊んでいた元太が転んでしまった。
元太は地面に頭を打ちつけ、頬を擦りむいていた。

元太の様子を見たコナンは、急いで花時計へやってきた。
そして、文字盤の12の部分を調べた。

そこへ、目暮、高木、小五郎がやってきた。
そのすぐ後に川口もやってきた。
川口は、新潟に帰る前に与田が死んだ場所を見るため公園に立ち寄ったと話す。

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名探偵コナン第631話|謎解き&ネタバレ

名探偵コナン第631話|謎解き

【謎解き①】
文字盤の12の石に血痕が付着していた。

【謎解き②】
機械室の中には蛍光塗料がこぼれていた。

名探偵コナン第631話|ネタバレ

コナンは、腕時計型麻酔銃で小五郎を眠らせ、蝶ネクタイ型変声機で小五郎の声を使って推理を話し始めた。

川口は、昨夜の3時30分から4時30分まで病院にいた。
その病院から米花公園までは20分かかる。

川口「僕に犯行は不可能というわけです

川口は、与田を花時計の機械室に監禁しておき、5時に米花公園へ来て殺害したのだ。

川口は、花時計の文字盤の6の白石に与田の頭を打ち付けて殺害した。
そして、12を指している長針で頬に傷をつけ、6の側に遺体を横たえた。

川口「花を荒らさずにどうやったら12のところまで行けるんです?

文字盤の5なら花を荒らさずに跨いで上がることができる。
与田の遺体を抱えた川口は、花時計の針の上を歩いて、12を指している長針の先端まで行き、与田の頬を傷つけた。

川口「証拠はあるんですか?証拠は!

川口の犯行は、全て花時計が見ていたのだ。
そして、花時計は小五郎に教えてくれたのだ。

【謎解き①】
12の白石のところに、わずかな血痕が付着している。
本来、白石と針は接触していないが、川口が与田を抱えて針の上に乗ったため、針がたわんで白石と接触した。
そして、与田の頬を傷つけたときの血が、針をつたって流れ、石に付着した。
調べれば、与田の血液と一致するはずだ。

川口「だからって、僕がやったとは言えないでしょう

針の上を調べれば、川口の靴の跡が検出されるはずだ。

短針はともかく、長針が石に支えられて上に乗っても花を潰さないでいられるのはわずか1分。
そんなに短い時間で与田の頬を傷つけるために往復し、さらに靴跡を消し去るなど不可能だ。

川口は気づいていないようだが、与田は川口が犯人だというメッセージを残していた。

コナンは、目暮、高木、川口を花時計の機械室へ案内した。
そして、機械室のドアを閉め、中を真っ暗にする。
すると、床が光り出した。

【謎解き②】
機械室の床にこぼれていたのは蛍光塗料だったのだ。

蛍光塗料は光を当てた後でないと暗くなっても光らない。
機械室の中はずっと真っ暗で、川口が与田を監禁していた間は光らなかった。
人目につかないように出入りは夜していたため、ドアを開けても光が当たらなかったのだ。

そして、床には「ハンニンハ カワグチ」と書かれていた。

機械室に監禁されていた与田は、ペンキがこぼれていることに気づき、最後のメッセージを残した。
しかし、それは偶然床にこぼれていた蛍光塗料と同じ色のペンキだった。
そのため、与田のメッセージは明るいところでは見えなくなってしまっていた。

川口は、その場に膝をつき地面を拳で叩いた。

川口「くっそォー!完璧な計画だと思ったのに!


(エピローグ)

後日。

予定より一週間遅れて、花時計のお披露目の式典が開かれた。

まとめ

■ BACK:
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■ NEXT:
第632話「時の番人の刃(前編)」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第631話「花時計は知っていた」:
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

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