名探偵コナン第161話のネタバレ!流水亭に流れる殺意

シーズン4

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第161話「流水亭に流れる殺意」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ
・エピローグ

事件ファイル概要

事件ファイル
    ■ 話数:
    第161話
    ■ 事件ファイル名:
    流水亭に流れる殺意
    ■ 放送日:
    1999年9月20日
    ■ 放送曜日:
    月曜日
    ■ 主題歌:
    OPテーマ ギリギリchop(B’z)
    EDテーマ Free Magic(WAG)
    ■ BACK:
    第160話「怪奇五重塔伝説(後編)」
    ■ NEXT:
    ⇒ 第162話「空飛ぶ密室 工藤新一最初の事件」


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登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

毛利 小五郎
CV:神谷明
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

目暮 十三
CV:茶風林
警視庁捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある・・。

高木 渉
CV:高木渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。少し抜けている部分があるが真面目。少年探偵団の話にもきちんと耳を傾けるため、子供たちから真っ先に頼りにされる。

安西 京子(あんざい きょうこ)
CV:本間ゆかり
流水亭のレジ係。

新井 隆一(あらい りゅういち)
CV:大川透
29歳。縄文大学物理学講師。

金田 圭三(かねだ けいぞう)
CV:水内清光
29歳。縄文大学物理学助教授。

岩間 信夫(いわま のぶお)
CV:増岡弘
48歳。縄文大学物理学教授。

流水亭の板前
CV:長嶝高士、千葉一伸


CV:横尾博之、小上裕通、小池亜希子

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あらすじ

コナン、小五郎、蘭は、人気の料亭『流水亭』にやってきました。

この料亭には、船に載せられた料理が店内の水路を通って部屋に運ばれるというおもしろい工夫がされていて、コナンは船の動きに興味を持ちます。

部屋に着いた船は、客が料理を下ろしたあとで部屋のボタンを押すと、自動的に船着き場へ戻るという仕組みになっています。

そんな折、コナンたちの隣の部屋に案内されたのは、縄文大学物理学教授の岩間信夫、助教授の金田圭三、講師の新井隆一の3人でした。

彼らが集まったのは、助教授に昇格した金田を祝うためのようで、金田は店で一番高いフグの白子を3人前注文していました。
 
 
 
その後、二の間で水路を眺めていたコナンと小五郎は、大きな船で運ばれてくる豪華な料理を見て大興奮。

しかし、船はコナンたちの前を通過して隣の岩間たちの部屋で止まり、新井が料理を下ろし始めました。

そして19時50分。コナンたちが食事を楽しんでいると、隣の三の間から岩間の声が聞こえてきました。

岩間はコンタクトを落としてしまったらしく、ガチャガチャと物音を立てていることから、慌てて探している様子が推察できました。
 
 
20時00分。再び大きな船がコナンたちの部屋の前を通過しました。

コナンは、船の大きさの割にウイスキーしか載せられていないことに違和感を抱きました。

その直後、レジ係の安西京子の悲鳴が店内に響き渡りました。

すぐに駆けつけたコナンと小五郎は、京子が指差している八の間の中を覗き込みます。

すると、胸を刺された金田が、テーブルの上で仰向けに倒れて息絶えていました。

金田の倒れている角度を確認したコナンは、下座にいた金田が犯人を出迎え、正面から胸を刺されてテーブルの上に倒れ込んだと推理します。

もし犯人が水路から侵入したとなると、部屋の中は水浸しになるはずです。しかし、その跡は残っていません。

コナンは、金田の親指に黒い液体が付着していることに気づきました。
 
 
 
その後、目暮警部たち警察が到着し、事件の捜査が始まりました。

死亡推定時刻は、19時50分頃。

第一発見者の京子は、部屋に入ったっきり注文してこない金田の様子を見に行き、遺体を発見したと証言します。

どうやら金田は、八の間で人と会う約束をしていたらしく、岩間たちとは別の部屋を用意していたようです。

小五郎は、金田と秘密に会う約束をしていた人物が犯人だと推理します。しかし京子は、金田の他に八の間へ入った者はいなかったと証言。

この料亭の水路は、部屋を一周できるようになっていて、水路を伝えば八の間へ行くことが可能です。

しかし、どこの部屋の客も水路を通ったのは船だけで、人など通らなかったと証言しました。
 
 
 
その後、外部から侵入した形跡がないことが判明し、内部犯の線で捜査が進められました。

目暮警部は、犯行時刻のアリバイを関係者に確認します。

小五郎はその時間、三の間で岩間がコンタクトを探している声や物音が聞こえ、水路の障子が閉まるところを目撃したと証言します。

新井は、金田が三の間を出て行ったあと、岩間にタバコを買ってきて欲しいと頼まれ、コンビニまで買いに行っていたと証言しました。

そのコンビニのレシートの時間は19時52分。料亭からコンビニまでは歩いて10分かかります。

つまり、岩間と新井のアリバイは成立したということです。
 
 
 
その後、コナンは京子に頼んで船着き場へ案内してもらいました。

船は全部で5艘。そのうちの1艘が大きな船です。

コナンは、大きな船の板についた黒い染みが、金田の指についていたものと同じだと気づきました。

京子は、岩間たちの三の間へ料理を運ぶ時、全て大きな船で運んで欲しいと予約の時に言われていたことを明かします。

そして時間も決められていて、19時半に料理を、20時にウイスキーが着くようにと指示されていたようです。

コナンは、船の板の下に広い空間があることを確認しました。
 
 
 
その後、三の間を調べたコナンは、一膳だけ割り箸の袋がないことに気づきました。

そして、テーブルの上にはこぼれた黒い液体が付着しており、水路の障子には小さな穴と濡れた跡が残っていました。

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ネタバレ

コナンは、腕時計型麻酔銃で小五郎を眠らせ、蝶ネクタイ型変声機で小五郎の声を使って推理を話し始めました。
 
犯人はやはり、水路を使って八の間へ侵入しました。それも、料理を運ぶ船を利用して。

大きな船には、体の小さな人なら隠れることのできる空間があります。
 
まず犯人は、料理の注文を全て大きい船で持ってきてくれるように頼み、料理を下ろしてから羽目板を外し、船に乗り込みました。

船はセンサーによって船着き場へ向かい、その途中で犯人はセンサーのスイッチを足で切りました。

そして船のモーターは止まり、八の間へ到着しました。

当然、金田は驚きました。しかし、親しい間柄の相手が、まさか殺害しに来たとは思いませんでした。

犯人は、その隙をついて金田を刺殺しました。そして、水路からの侵入を悟られないように金田を廊下の方へ向けました。

そのあと犯人は再び船に乗り込み、センサーのスイッチを入れて船着き場へ行きました。

そこでしばらく待った後、20時に注文したウイスキーとともに船で三の間へ行き、何食わぬ顔で部屋の中へ戻りました。

しかし、犯人にとって不運だったのは、コナンが不自然な喫水線に気づいてしまったことです。

船にはウイスキーのセットしか載せられていないのに、喫水線が異常に上にありました。

それは、船の中に犯人が乗っていたことの証明となります。

つまり、部屋で一人になることができ、金田と親しい人物こそが犯人です。

犯人は、教授の岩間信夫。
 
 
岩間は、金田に別の部屋で秘密に話したいことがあると言い、八の間を予約させました。

そして、料理が来てから新井にタバコを買いに行かせました。

小五郎は、犯行時刻に隣の部屋から岩間の声と物音が聞こえ、障子が閉まるところを目撃したと証言していました。

しかしこれは、岩間によるアリバイ工作でした。

岩間のカバンの中には、テープレコーダーが入っています。それを再生して声と音を聞かせたのです。

そして障子は、ゴムとピン、割り箸の袋、氷を使って閉めました。

まず、障子と障子の枠にゴムをピンで止め、反対側の障子のところに割り箸の袋を輪にして袋の端をピンで止めます。

そしてゴムのついた障子を割り箸の袋のところまで引いて、割り箸の袋の上からピンで止めます。

あとは料理についてきた氷を袋の輪の中へ入れれば完成です。

氷が融けて濡れた袋は、弱くなって千切れます。すると、障子はゴムの力で閉まります。

岩間は、部屋へ戻ってからゴムやピンを片付け、レコーダーのテープを消去しました。
 
 
証拠は、フグの白子のタレが金田の親指に付着していたことです。

新井は、料理を下ろす時に船の羽目板の上にタレをこぼしてしまいました。

そして、料理が到着する前に三の間を出たはずの金田の親指にも、なぜかタレがついています。

岩間が船に乗り込んだ時、羽目板にこぼれたタレが服に付着しました。

そして金田が刺された時、彼は咄嗟に岩間の服を握りました。その時に握ったのは、ちょうどタレがついた部分だったのです。

したがって、岩間の服には金田の指紋がしっかり残っているはずです。
 
 
 
動機は、金田に強請られていたためでした。

岩間は以前、生徒の論文を自分の名前で発表しました。

それを聞きつけた金田は、バラされたくなければ教授選考会で自分を推薦しろと脅し、さらに五千万円を要求しました。

それに耐えきれなくなった岩間は、金田殺害を決めたのでした。

エピローグ

それから数日後。

事件以来、流水亭はますます有名になりました。

それを知った蘭は、またどこか連れてって欲しいと小五郎に頼みます。

机で新聞を読んでいた小五郎が、

「まあ、芸者がいればなァ……」

と言った直後、小五郎の目の前の机が激しい音とともにグニャリと凹んでしまいました。

蘭が拳で殴りつけたのです……。

「なんなら私がお酌してあげようか?」

小五郎は全力で首を横に振り、蘭の申し出を断ったのでした。

(こえェ……)

まとめ

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