名探偵コナン第649話のネタバレ！探偵事務所籠城事件狙撃

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第６４９話「探偵事務所籠城事件（狙撃）」：
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

contents

1. 名探偵コナン第６４９話｜事件ファイル概要＆登場人物＆あらすじ
2. 名探偵コナン第６４９話｜謎解き＆ネタバレ
- 2.1. 名探偵コナン第６４９話｜謎解き
- 2.2. 名探偵コナン第６４９話｜ネタバレ
3. アニメ名探偵コナンを動画で見る方法
4. まとめ

名探偵コナン第６４９話｜事件ファイル概要＆登場人物＆あらすじ

名探偵コナン第６４９話｜事件ファイル概要

◯ 事件ファイル
■ 話数：
第６４９話
■ 事件ファイル名：
探偵事務所籠城事件（狙撃）
■ 放送日：
２０１２年３月１０日
■ 放送曜日：
土曜日
■ 主題歌：
OPテーマ　Miss Mystery（BREAKERZ）
EDテーマ　悲しいほど今日の夕陽きれいだね（grram）
■ BACK：
⇒ 第６４８話「探偵事務所籠城事件（勃発）」
■ NEXT：
⇒ 第６５０話「探偵事務所籠城事件（解放）」

名探偵コナン第６４９話｜登場人物

・江戸川　コナン
CV：高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

・毛利　小五郎
CV：小山力也
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

・毛利　蘭
CV：山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

・世良　真純
CV：日髙のり子
蘭のクラスに転校してきた。新一と同じ高校生探偵。

・工藤　新一
CV：山口勝平
高校生探偵で、コナンの本当の姿。

・灰原　哀
CV：林原めぐみ
本名は宮野志保。元黒ずくめの組織の一員でコードネームはシェリー。新一が飲まされた薬と同じ薬を飲み、子供の姿になってしまった。現在は阿笠博士のところでAPTX(アポトキシン)4869の解毒薬の研究をしている。

・阿笠　博士
CV：緒方賢一
新一の隣の家に住む発明家。コナンの正体を知っている。

・小嶋　元太
CV：高木渉
少年探偵団の一人。うな重好きの食いしん坊で力持ち。

・円谷　光彦
CV：大谷育江
少年探偵団の一人。コナンには劣るが少年探偵団の№2の頭脳を持つ。

・吉田　歩美
CV：岩居由希子
少年探偵団の一人。コナンに想いを寄せる。

・沢栗　未紅（さわぐり　みく）
ミステリー作家。

・沢栗　勲（さわぐり　いさお）
CV：松山鷹志
３７歳。沢栗未紅の兄。

・光井　珠実（みつい　たまみ）
CV：青木和代
４１歳。アマチュア小説家。

・湯地　志信（ゆち　しのぶ）
CV：むたあきこ
３６歳。アマチュア小説家。

・二瓶　純夏（にへい　すみか）
CV：遠藤みやこ
３９歳。アマチュア小説家。

名探偵コナン第６４９話｜あらすじ

（勃発編のストーリー）
毛利探偵事務所に光井珠実、湯地志信、二瓶純夏が訪れた。
そして、３人の女性とともに現れた男、沢栗勲が拳銃と爆弾でみんなを脅し、探偵事務所に立て籠もった。
その場に居合わせた小五郎、蘭、世良は人質にされてしまった。
勲は、１ヵ月前に温泉旅館で自殺したミステリー作家、沢栗未紅の兄だった。
妹の死が自殺だとは信じられない勲は、名探偵眠りの小五郎に事件の真相を解き明かすように要求してきた。
光井、湯地、二瓶は、未紅の友人のアマチュアミステリー作家だった。
光井は、未婚でずっと実家の石材店を手伝っている。
湯地は、バツイチで近所のベーカリーで働いている。
二瓶は、印鑑職人の妻で専業主婦。
勲は、この３人の中の誰かが、自殺に見せかけて妹を殺害したと疑っていた。
３人は、未紅と一緒に旅館に宿泊し、未紅が死亡する直前に相次いで未紅の客室を訪れ、本にサインをもらっていた。
その時の様子を未紅はＳＮＳに書き込んでいたが、相手をゾウ、キツネ、ネズミというニックネームで書いていたため、誰がどの順番で訪れたかはわからなかった。
一番最後に未紅の部屋を訪れ、未紅を自殺に見せかけて殺害したと思われるネズミは誰なのか。
しかし、その招待がわかれば、勲はその相手を殺害し、自分も自殺すると宣言していた。
コナンは、どうすれば一人の犠牲者も出さず、蘭たちを救出することができるのか考えていた･･。（勃発へ）

（狙撃編のあらすじ）
蘭の携帯が通話中だったことに気づいた勲は激怒する。
その時、電話から「僕が彼女にそうさせたんです」と新一の声が聞こえてくる。
博士の家で電話越しに探偵事務所の様子を伺っていたコナンは、蝶ネクタイ型変声機を使って新一を演じ、蘭と世良を庇う。
そして、新一は自分も事件の詳細を聞いた方が勲の要望に応えられると思ったと伝える。

勲は、有名な高校生探偵が加わってくれるなら心強いと話す。
新一は、勲が持参した事件の資料を全て写メで撮って博士のパソコンに送るように指示した。
さらに、未紅が亡くなる直前にサインを書いた３人の本も写メで送ることと、電話をスピーカーにすることも付け加えた。

蘭（新一が、なんでコナンくんの携帯に･･？）

コナンは、メールで送られてきた資料を確認する。

二瓶のサイン本は、一部紙が歪んでいて、それは一度濡れたあとに乾かしたような跡だった。

湯地のサイン本は、手垢や傷みもなく新品のように綺麗だった。

光井のサイン本は、少し破れていた。

勲は、光井に本が破れている理由を問い詰める。
光井は、未紅がサインを書き終わった後、意地悪して本をなかなか返してくれず、無理矢理引っ張ったため破れたと答える。
さらに、その日お腹を壊していた光井はトイレが近かったが、未紅は部屋のトイレを使わせてくれなかったという。

光井は未紅の部屋から出る時、間違えて未紅のスリッパを履いてしまったことを打ち明ける。
美紅のスリッパはぐっしょり湿って温かったという。
しかし、二瓶は未紅の部屋へ上がる時、未紅のスリッパも揃えたが濡れていなかったし温かくもなかったと証言する。

勲は、勝手に話し出す光井、二瓶、湯地を小鳥のようにうるさいと指摘する。
そして、勲が昔、未紅にうるさく言っていた時、「ウグイス」というニックネームを付けられていたことを明かす。
それを聞いたコナンは、未紅のニックネームの法則に気づいた。

その頃、世良は向かいの建物の屋上に警察が到着したことに気づいた。
警察といっても、主に人質立て籠もり事件などを取り扱う特殊捜査班ＳＩＴだ。
探偵事務所の外には、特殊急襲部隊ＳＡＴも支援に来ているようだ。

勲は、事件の真相を早く明らかにして欲しいと新一に迫る。
そして勲は、３人がサインを貰いに未紅の部屋を訪れた時、未紅がＳＮＳに書き込んだ内容をもう一度読み上げる。

「最初にサインを強請りに来たのはゾウ。風呂上がりでまだ髪も乾かしてないのに厄介なゾウね。」

「次に来たのはキツネ。また言いがかりをつけてきた。ウザいウザい。サイン書いたんだから早く帰ってよ。」

「最後に来たのはＫＹのネズミ！速攻でサイン書いてとっとと追っ払っちゃお。」

「うざー。まだ居座ってるよ。ヤバ･･、眠くなってきた。どうしよう･･。」

勲は、一番最後に部屋を訪れ、未紅を自殺に見せかけて殺害したネズミは誰だと激怒する。

その時、眠っていたはずの元太、光彦、歩美は、コナンと灰原の元へやってきた。
光彦たちが町内会の人たちに事件のことを聞きに行った時、町内会の人たちのほとんどが、２、３日前にも茶髪で迷彩服の男が同じことを聞きに来たと言っていたという。
その迷彩服の男は、本と写真を見せて「妹が書いたこのデビュー作の本を持ってうろついていた３人の女たちを旅館で見かけなかったか」と聞いていたようだ。

光彦たちの話を聞いたコナンは、勲に事件のことをどこまで掴んでいるのか尋ねる。
コナンの問いに答える勲は、自分で調べたことを洗いざらい話し出す。

二瓶は、知らない客が散らかしたスリッパをいちいち揃えるような神経質な性格で、ずぼらだった未紅とは反りが合わなかった。
湯地は、頻繁に温泉に入り、未紅の手首を切った時についた返り血を風呂場で洗い流していたのかもしれない。
光井は、未紅の部屋から本を手にして大慌てで出てくるところを３つ隣の部屋の客に目撃されていた。

蘭（新一･･）

蘭は、不安そうな表情を浮かべる。

世良「もしかして、新一なんでまだ解けないのよ、とか思ってる？大丈夫、彼ならもう見抜いてるはずだよ。沢栗未紅さんを殺害したネズミがこの光井珠実さんだってことはね」

蘭「えぇ！？」

世良「それを口にしない理由はただ一つ。犯人がわかったら爆弾男はその犯人と心中してしまうから。どうやら犠牲者を二人出さないもう一つの方法をとるしかなさそうだね･･。最も、二人が一人になるだけだけど」

世良は、言葉巧みに勲を窓際へ誘導する。
それは、ＳＡＴに狙撃のチャンスを与えるためだった。

名探偵コナン第６４９話｜謎解き＆ネタバレ

名探偵コナン第６４９話｜謎解き

【謎解き①】
二瓶と光井のサイン本は小口が揃わずギザギザになっているが、湯地のサイン本だけ小口が綺麗に揃っていた。

名探偵コナン第６４９話｜ネタバレ

突然蘭は動き出し、窓のカーテンを閉める。
そのため、ＳＡＴは事務所内の状況が見えず、勲を狙撃することができなくなってしまった。

世良「君、何考えてるの！」

蘭「目の前で人が死ぬのが嫌なだけ･･。それに、新一なら誰も死なせたりしないから！」

新一は、ネズミの正体がわかったことを勲に伝える。

最初にサインを貰いに未紅の部屋を訪れたゾウ。
未紅は風呂上がりで髪も乾いていなかったのなら、まだ体もほてっていたはずだ。
そんな状態でサインを書けば、熱や湿気で紙が歪んでしまう。
つまり、最初のゾウは紙の歪んだサイン本を持っていた二瓶だ。
二瓶は神経質なほど几帳面な性格で、本を粗末に扱って歪ませたりしないはずだ。

そして、二瓶が未紅の部屋へ行った時、未紅のスリッパも揃えたと言っていた。
そして、そのスリッパは濡れていないし温かくもなかったと証言した。
ということは、未紅は大浴場ではなく部屋の風呂に入っていたのだ。
部屋の風呂ならスリッパを履く必要がないからだ。

しかし、光井は未紅の部屋から出る時に間違えて履いたスリッパが、ぐっしょり湿っていて温かかったと言っていた。
それは、風呂上がりに未紅の部屋へやってきた湯地が、帰る時に未紅のスリッパを履いて出て行ってしまい、湯地の温かく湿ったスリッパを光井が履いてしまったからだ。

つまり、ゾウは二瓶、キツネは湯地、ネズミは光井ということだ。

勲「なるほど、テメェなんだな！妹を殺したネズミは！」

勲は光井に銃を突きつける。

光井「そんなぁ！スリッパだけで決めつけるなんて！」

新一「スリッパだけじゃありません」

未紅が名付けたニックネームには、色の法則があったのだ。
色の中には、ラクダ色やトビ色など、動物の名前が入った色がある。

キツネ色にこんがり焼けるのは、湯地が職場で作るパンの色。
ゾウは象牙色で、二瓶の夫が彫る印鑑の色。

勲がつけられたニックネームのウグイスはウグイス色。
つまり、勲がリーダーを務めるサバイバルゲームのチーム名「Green Cap」からとったものだ。

ネズミは、光井の実家の石材店が扱う石のネズミ色。
つまり、未紅の部屋に最後にやってきたネズミは、光井以外考えられないのだ。

勲「さすが高校生探偵工藤新一！見事だよ。俺の妹の未紅を自殺に見せかけて殺しやがった薄汚ェネズミが光井珠実、お前だったことを解き明かしてくれたんだからな！」