名探偵コナン第808話かまいたちの宿(前編)のあらすじ!登場人物も

シーズン21

こちらでは、アニメ「名探偵コナン」の第808話「かまいたちの宿(前編)」の登場人物やあらすじについてご紹介させていただきます。

事件ファイル概要

事件ファイル
    ■ 話数:
    第808話
    ■ 事件ファイル名:
    かまいたちの宿(前編)
    ■ 放送日:
    2016年2月13日
    ■ 放送曜日:
    土曜日
    ■ 主題歌:
    OPテーマ 羽(稲葉浩志)
    EDテーマ 運命のルーレット廻して(La PomPon)
    ■ BACK:
    ⇒ 第807話「腹話術師の錯覚(後編)」
    ■ NEXT:
    第809話「かまいたちの宿(後編)」
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登場人物

主要キャラ

江戸川 コナン
CV:高山みなみ

毛利 小五郎
CV:小山力也

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈

服部 平次
CV:堀川りょう

遠山 和葉
CV:宮村優子

灰原 哀
CV:林原めぐみ

山村 ミサオ
CV:古川登志夫

ゲスト

中間 台悟(なかま だいご)
CV:三宅健太
35歳。ライター。

小柳 緑(こやなぎ みどり)
CV:岡村明美
26歳。ライター。

大野 高美(おおの たかみ)
CV:嶋方淳子
34歳。立居旅館の女将。

大野 康平(おおの こうへい)
CV:鉄炮塚葉子
7歳。女将の息子。

大野 盆蔵(おおの ぼんぞう)
CV:宮田光
72歳。高美の義父。

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あらすじ

舞台はかまいたちの宿

コナン、小五郎、蘭、平次、和葉の5人は、長野県の山奥にある『立居旅館』にやってきました。

この旅館の名物・生姜入りの葛湯を頂き、体がポカポカ温まってきた頃、平次は1枚の写真をみんなに見せました。

その写真には露天風呂の湯の上を走る鎌を背負った人物が写されており、蘭と和葉は気味が悪いと言って顔を青くさせました。

今回、平次がわざわざ長野県の山奥までコナンたちを連れてきたのは、この『かまいたち』の正体を突き止めるためだったのです。

ぼく、見たもん!

コナンと小五郎が湯の上を走るトリックについて考えていると、この写真を雑誌に掲載したライターの中間台悟が現れ、露天風呂の仕掛けも写真の加工もなかったと主張しました。

ところが、続いてやってきたライターの小柳緑は、居もしないかまいたちをさも居たかのように記事を書く中間のヤラセを暴いてやる、とあからさまに嘲笑しました。

すると、緑の話を聞いていた女将の息子・大野康平が『ぼく、見たもん!』と声を上げました。康平は、温泉の上を走るかまいたちを目撃したというのです。

康平はかまいたちを追いかけましたが、不思議な魔法にかかって体が動かなくなり、温泉で溺れてしまったといいます。そして目を覚ますと、びしょ濡れの状態で廊下に寝ていたそうです。

旅館の経営問題

康平が去ったあと、入れ替わるようにして女将の大野高美が現れ、中学の同級生である中間と親し気に会話を始めました。

高美の夫が亡くなったあと、旅館は赤字続きだったのですが、中間がかまいたちの写真を雑誌に載せたおかげで経営は回復しつつあるようです。

しかし高美の義父・大野盆蔵は、怪異で一時的に客が増えているだけで根本的な赤字解消にはなっていないと主張。どうやら、かまいたちの騒ぎを不愉快に思っているようです。

そして盆蔵は、『客を増やすにはあの手しかあるまい』と意味深な発言をしました。すると高美は顔を赤くし、先日お断りしたはずですと窮状を訴えました。

実は、高美は盆蔵から女体盛りを勧められていたのです。いくら経営回復のためとはいえ、今の時代に女体盛りなど公然わいせつ罪にあたります。(女体盛りとは、裸体の上に刺身を盛りつけて客に供すること)

そこで緑は、年代物の壺や高価なものを売ってはどうかと提案しました。すると高美は、名のある刀匠が作った大きな鎌が蔵にあることを思い出しました。

それを聞いたコナンと平次は写真のかまいたちが担いでいた鎌かもしれないと考え、さっそく蔵を調べてみることにしました。

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事件発生

蔵に集まった一同は手分けして鎌を探し始めました。すると、中間が大きな木箱の中から例の鎌を発見。

その直後、パリンと電球が割れて暗闇になり、空気を切り裂く音が聞こえた瞬間、平次は右腕を、小五郎は手の甲を、緑は頬を切られました。

まさか…、かまいたちが!?

へっぽこ刑事、参上!

和葉が警察に連絡したことで、コナンたちは長野県警の大和警部が来るものだと考えていました。──が、やってきたのはへっぽこ刑事こと山村警部でした。この立居旅館は県境にあり、管轄は群馬県警だったのです。

蘭と和葉からブーイングを受けた山村警部は、以前に活躍した炎の魔犬、カッパ、吸血鬼の事件を得意気に語り出し、今回も犯人がかまいたちなら妖怪ハンターである自分の出番だと名乗り出ました。

そして山村警部は『かまいたちなんて居やしませんけどね』と笑い、事件が起きた蔵の捜査を始めました。

みんなから話を聞いた山村警部は、電球が割れた時に鎌を持っていた中間が怪しいと疑います。それに対して平次は、大鎌を振り回したらもっと大怪我をしていたと主張します。つまり、小五郎たちを切り裂いた凶器は鎌ではないということです。

高美の話によると、この蔵の戸には施錠できるカギがついておらず、数日前に泥棒に入られたそうです。──が、古くなって廃棄処分する予定の米や使わなくなったものが置いてあるだけなので特に気にすることもなかったといいます。

凶器は電球の破片?

このあと、蘭と和葉は誕生日会の飾りつけをする康平に手伝いを申し出ました。

一方、コナンと平次は蔵で起きた事件について調査をしていました。恐らく、蔵にいた誰かが犯人なのですが、全員の持ち物を調べても刃物を持っている人物はいませんでした。となると、考えられるのは一つ。割れた電球の破片が凶器だということです。

どのようにして電球を割ったのかはわかりませんが、もともと持っていた別の電球の破片を暗闇の中で振り回したのは間違いありません。そして小五郎たちを切りつけたあとでその破片を床に放り出せば、割れた破片と混ざって誤魔化すことができます。

その後、山村警部は鎌から血液反応がでなかったことをみんなに報告しました。さらに、床に散らばっていた電球の破片にも血液は付着していませんでした。

それどころか、破片を全て集めてもとの形に復元しましたが、別の電球の破片などありませんでした。つまり、凶器は鎌でも電球の破片でもないということです。

第二の事件

コナンと平次が凶器について考えていると、パリンという音に続いてパンパンパンという音、そして蘭と和葉の悲鳴が聞こえてきました。

コナンたちが2人のもとに急行すると、蘭は急に蛍光灯が割れ、飾りつけていた風船も次々に割れたと説明。その直後、今度は離れの方から盆蔵の悲鳴が聞こえてきました。

一同は近道になる露天風呂を通ろうとしますが、浴槽に湯が張ってあるため通ることができません。さらに本館と離れを繋ぐ廊下は改装中で、やむを得ずコナンたちは裏口から離れへ向かうことにしました。

離れに続く道には雪が積もっていて、踏み荒らされた様子はありません。つまり、誰もこの道を通っていないということです。

離れに到着し、高美は灯りを点けるためにスイッチを押しました。しかし、いくら押しても電気が点く様子はありません。

コナンは腕時計型ライトで照らしながら先へ進んでいくと、障子が切り裂かれている部屋を発見。小五郎が慌てて障子を開けると、胸に鎌が刺さった盆蔵が息絶えていました……。

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まとめ

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こちらでは、アニメ「名探偵コナン」の第808話「かまいたちの宿(前編)」の登場人物やあらすじについてご紹介させていただきました。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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