名探偵コナン第731話のネタバレ!現場の隣人は元カレ(前編)

シーズン19

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第731話「現場の隣人は元カレ(前編)」:
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

名探偵コナン第731話|事件ファイル概要&登場人物&あらすじ

名探偵コナン第731話|事件ファイル概要

◯ 事件ファイル
■ 話数:
第731話
■ 事件ファイル名:
現場の隣人は元カレ(前編)
■ 放送日:
2014年3月1日
■ 放送曜日:
月曜日
■ 主題歌:
OPテーマ Butterfly Core(VALSHE)
EDテーマ いま逢いたくて・・・(DAIGO)
■ BACK:
第730話「完璧すぎたフィギュア」
■ NEXT:
第732話「現場の隣人は元カレ(後編)」

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名探偵コナン第731話|登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

小嶋 元太
CV:高木渉
少年探偵団の一人。うな重好きの食いしん坊で力持ち。

円谷 光彦
CV:大谷育江
少年探偵団の一人。コナンには劣るが少年探偵団の№2の頭脳を持つ。

吉田 歩美
CV:岩居由希子
少年探偵団の一人。コナンに想いを寄せる。

灰原 哀
CV:林原めぐみ
本名は宮野志保。元黒ずくめの組織の一員でコードネームはシェリー。新一が飲まされた薬と同じ薬を飲み、子供の姿になってしまった。現在は阿笠博士のところでAPTX(アポトキシン)4869の解毒薬の研究をしている。

目暮 十三
CV:茶風林
警視庁捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある・・。

高木 渉
CV:高木渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。少し抜けている部分があるが真面目。少年探偵団の話にもきちんと耳を傾けるため、子供たちから真っ先に頼りにされる。

千葉 和伸
CV:千葉一伸
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。高木の後輩。

宮本 由美
CV:杉本ゆう
警視庁交通部交通課の警部補。合コン好き。捜査一課の佐藤と友人で、佐藤と高木の恋愛を応援している。

三池 苗子
CV:田中理恵
警視庁交通部交通課の婦警。杯戸署から警視庁に異動してきた。

羽田 秀吉(はねだ しゅうきち)
CV:森川智之
28歳。7冠を目指すプロ棋士。

米原 桜子(よねはら さくらこ)
CV:丹下桜
23歳。家政婦。

伊丹 永信(いたみ ながのぶ)
CV:田中亮一
52歳。マンション住人。

伊丹 知代子(いたみ ちよこ)
永信の妻。

伊丹 靖家(いたみ やすいえ)
永信の息子。

コンシェルジュ
CV:内野孝聡

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名探偵コナン第731話|あらすじ

警視庁交通部交通課の由美と苗子は、パトロール中に由美の元カレの話をしていた。

警察官になることを理由に別れ話を切り出した由美だったが、元カレは「7つ揃うまで待ってくれ」と言い、妙な封筒を押し付けてきたという。

由美「でも、ちーっともその連絡ってやつが来ないから、フってやったのよ。もう待てないし、顔も見たくないし、声も聞きたくないってね!

苗子「で?どこで知り合ったんですか?

由美「大学生の頃、電車の中でね。いいとこ住んでたから、どっかのボンボンじゃない?

苗子「でも、何だったんですか?その7つって・・

その時、偶然にも学校帰りのコナン、元太、光彦、哀が通りかかった。

コナンは、由美の元カレが船乗りだったと推理する。

コナン「北大西洋、南大西洋、北太平洋、南太平洋、インド洋、北極海、南極海の7つの海を制覇するまで待ってくれってね!

由美は、とても船乗りには見えず、青白くて引きこもりのニートのようだったと話す。

光彦「じゃあ、七福神めぐりじゃないですか?

歩美「それって、お正月に神社やお寺を回って、7人の神様の人形を集める、アレ?

元太「それなら母ちゃん毎年やってるぞ!

哀「あと考えられるのは、7つの大罪。傲慢、嫉妬、憤怒、怠惰、強欲、暴食、色欲の7つ

コナン「んなもん集めてどうすんだよ・・


その時、苗子の携帯に友人の米原桜子から着信が入った。

それは、家政婦として勤務する家で人が亡くなっているという連絡だった。


コナンたちは、現場となる伊丹永信の自宅マンションへ向かう。

由美と苗子もミニパトを停め、コナンたちに続く。

光彦「あれ、でも由美さんたちは交通部ですよね?こういう事件は担当外なんじゃ・・

元太「俺らに任せろよ!

由美「あんんたたちも担当外なの!


コナンは、元太たちを外で待たせて、伊丹の自宅へ入った。

コナンと桜子は、錯視の事件「毒と幻のデザイン」の時に若松家で会っているため顔見知りだった。

桜子は、永信の妻、知代子が手首を骨折し、家事ができなくなったため、伊丹家に雇われたという。



寝室では、妻の知代子がシャンデリアにかけた電気コードで首を吊って息絶えていた。


永信は、1時間前に知代子と大喧嘩し、知代子の頭が冷えるまで桜子と外に行っていたと告白する。

桜子は、永信とともに夕食の食材を買いにスーパーへ行ったと証言。


永信と知代子は、昨夜も喧嘩したという。

その時に知代子が物を投げたため、永信は目に怪我を負ってしまった。


買い物へ行った永信と桜子は、30分ほどで帰宅した。

桜子は、玄関の扉を開けた時に寝室の扉が閉まる音が聞こえたため、その時は知代子がまだ生きていたと証言する。

しかし、寝室の扉をノックして呼びかけたが返事はなかったようだ。

その後、永信と桜子は30分くらい世間話をした後、寝室に入って知代子の遺体を発見した。


首を吊った知代子の右腕には三角巾が巻かれており、足元には遺書が置かれていた。

知代子の直筆の遺書には、永信の怪我のこと、息子の試験のこと、今年七五三を迎える妹の娘のことを気遣う内容が書かれていた。

以上のことから、由美は自殺だと判断する。

しかしコナンは、遺書の不可解な点に気づき、他殺の可能性を考える。


遺書は、机の上にある手帳を千切って置いたものだ。

しかし、よく見ると千切れ目は合っていない。

さらに、遺書の字はかなり歪んでいる。

そして、他のメモにはどれも最後に知代子の名前のみが書かれている。

コナン「なのに、その遺書だけフルネームで書いてあるなんて、僕には異様に見えるけど

由美「確かにそうね・・


桜子は、玄関の鍵はかかっていたと証言する。

合鍵を持っているのは、永信、知代子、桜子、息子の靖家の4人だけだった。

そして、1階のダイヤル式ポストにも予備の鍵を入れてあるという。

桜子は、隣の住人がポストのダイヤル番号を知っていることを思い出した。

桜子「昨日、私そのポストから郵便物を取り出そうとした時、その番号のメモ忘れちゃって困ってたら、その人が教えてくれたんです!


隣人「左に7、右に2、そして左に3」

桜子「ど、どうして番号を知ってるんですか?」

隣人「君、前にそのポストを開けようとした時、番号が書いてあるメモを落としただろ?それを拾ったの僕なんだけど、覚えてない?」

桜子「でも、一瞬というか、一秒もなかったと思いますけど・・」

隣人「それだけあれば僕には十分。そういうの覚えるの得意だから。日本一、いや、世界一かな」


桜子の話を聞いた由美は、なぜか背中に冷たいものが走った。

そして、苗子が隣人から話を聞こうとした時、由美は激しく動揺を見せた。

そうしている間にも、苗子は隣の部屋の呼び鈴を鳴らす。

扉を開けた隣人の男性は、由美を見た途端に「由美タン!」と目を輝かせた。

隣人の羽田秀吉は、由美の元カレだったのだ。

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名探偵コナン第731話|謎解き&ネタバレ

名探偵コナン第731話|謎解き

【謎解き①】
遺書の字は、乱れて歪んでいた。

【謎解き②】
寝室の扉の前に知代子の携帯が落ちていた。

名探偵コナン第731話|ネタバレ

その後、目暮警部ら警察が駆けつけ、改めて事件の捜査が始まった。

まず、事件が起こる前からの話を整理する。


喧嘩して機嫌を損ねた知代子の頭を冷やすため、永信は桜子と30分ほど買い物に出掛けた。

戻ってきて玄関の扉を開けると、寝室の扉が閉まる音がしたため、ノックして呼びかけたが返事がなかった。

仕方なく、もう30分キッチンで雑談して時間を潰し、再び寝室の扉をノックして中へ入った。

すると、知代子が電気コードで首を吊っていた。


喧嘩の原因は、知代子がハマっている株のことだった。

知代子は、大学卒業を控える靖家の就職が決まらず、ストレスも溜まっていたという。

その靖家は、現在大学の近くで一人暮らしをしており、滅多に帰ってこないようだ。

桜子「でも、この前電話がありましたよ。免許が取れたら車を買って欲しいから、今度カタログを持って行くって

高木「はぁ、カタログを?

桜子「でも奥様は、就職も決まってないのに車なんてあり得ないって怒鳴って電話を切ってしまわれましたけど・・

目暮「おや?君は確か、錯視の事件の時の・・

桜子「はい。また仕事先がこんなことになっちゃって・・

目暮「ふむ。くれぐれも毛利くんのような死を呼ぶ人間にはならんように


目暮警部は、通報が交通部の苗子からだった理由を尋ねる。

コナン「この桜子さんが遺体を見て、まず知り合いの三池苗子婦警さんに電話したからだよ

目暮警部は、コナンが現場にいたことに呆れ、ため息をつく。

由美「じゃあ苗子、家政婦さんとは同級生なの?

苗子「いえ。子供の頃、近所に住んでた幼馴染です。私の方が桜子よりも1つ年上ですけど


続いて目暮警部は、由美の後ろにいる秀吉について尋ねる。

秀吉「僕はここの隣に住んでいる者で、由美タンの・・

由美は、鋭い目つきで秀吉を睨む。

秀吉「あぁ、由美サンとお付き合いさせて頂いている、羽田秀吉と言います

目暮・高木「えェ~~!?

由美「“元"彼氏です!もう別れましたから

由美の発言に秀吉は不満気な表情を浮かべる。

目暮「しかし、なんで君の彼氏がここに?

由美「“元"彼氏の"コレ"が、この部屋の合鍵が入ってたポストの番号を覚えてたっていうから引っ張ってきたんですよ!

高木刑事は、秀吉の顔をどこかで見たことがあると話す。

それに続けて、目暮警部も秀吉の名前をどこかで聞いたことがあると話す。

由美「まさか、逃亡犯の手配書とかで見たんじゃ

秀吉「んなバカな!



目暮警部は、遺体の足元にある遺書を見て自殺だと判断した。

桜子「でも、自殺じゃないかもって、コナンくんが言ってましたけど・・



その後、コナンは遺書と手帳の千切れ目が合っていないことを説明する。

桜子は、寝室の前に知代子の携帯が落ちていたことを思い出した。

その携帯は、買い物から帰ってきて最初に寝室の扉をノックした時に落ちていたという。

永信は、拾った知代子の携帯を目暮警部に渡す。

しかし、今日の発信、着信履歴はなかった。

目暮警部は、携帯がトリックに使われた可能性はないと判断する。


桜子は、知代子はやっぱり自殺でないと訴える。

目暮「“やっぱり"とは?

桜子「だって、奥様言ってましたもん!私は神様に愛されてる幸運の持ち主だって

何年か前に知代子の乗った飛行機が墜落しそうになったが、奇跡的に助かったということがあったようだ。

それ以来、知代子は自分のことを幸運の持ち主だと話していた。

桜子「だから、そんな奥様が喧嘩したくらいで自殺するなんてとても思えません

桜子は、遺書の不自然な点を目暮警部に伝える。

知代子は、7歳の時に風邪をこじらせて七五三ができず、それから成人式の時まで着物には縁がなかったと言っていたという。

秀吉「なるほど・・。用意した一着、だったというわけですか

由美「何言ってんの、チュウ吉!着物作ってないって言ってるでしょうが!

秀吉「だから僕は秀吉。チュウ吉じゃないって何度言えば・・

由美「あんたはチュウ吉の方が似合ってるの!そんなむさい格好して

コナンは、秀吉が言った「用意した一着」について考える。

コナン(そうか!そう考えればあの遺書の不自然なところも。まだ全体図には足りない部分もあるけど、一手ずつ順番に詰めていけば!そうだよね、"羽田秀吉さん"?



目暮警部は、遺書を筆跡鑑定の必要があると考える。

そして、手首を骨折していた知代子がわざわざ片手ではやりにくい首吊りを自殺の方法として選んだことも不自然だ。


その後、目撃者を捜していた千葉刑事が、目暮警部に報告しにやってきた。

千葉「不審人物の目撃証言が出ました!

1階のロビーにいるコンシェルジュが、帽子、マスク、メガネで顔を隠した不審者がマンションに入り、出て行ったと証言した・・。

まとめ

■ BACK:
第730話「完璧すぎたフィギュア」
■ NEXT:
第732話「現場の隣人は元カレ(後編)」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第731話「現場の隣人は元カレ(前編)」:
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

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