名探偵コナン第962話のネタバレ!毛利小五郎大講演会(前編)

シーズン24

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第962話「毛利小五郎大講演会(前編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ

名探偵コナン第962話|事件ファイル概要

事件ファイル


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名探偵コナン第962話|登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

毛利 小五郎
CV:小山力也
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

妃 英理
CV:高島雅羅
小五郎の妻で蘭の母。現在小五郎とは別居中で、妃法律事務所の弁護士。新一の母親の工藤有希子とは同級生で友人。

小嶋 元太
CV:高木渉
少年探偵団の一人。うな重好きの食いしん坊で力持ち。

円谷 光彦
CV:大谷育江
少年探偵団の一人。コナンには劣るが少年探偵団の№2の頭脳を持つ。

吉田 歩美
CV:岩居由希子
少年探偵団の一人。コナンに想いを寄せる。

灰原 哀
CV:林原めぐみ
本名は宮野志保。元黒ずくめの組織の一員でコードネームはシェリー。新一が飲まされた薬と同じ薬を飲み、子供の姿になってしまった。現在は阿笠博士のところでAPTX(アポトキシン)4869の解毒薬の研究をしている。

目暮 十三
CV:茶風林
警視庁捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある・・。

高木 渉
CV:高木渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。少し抜けている部分があるが真面目。少年探偵団の話にもきちんと耳を傾けるため、子供たちから真っ先に頼りにされる。

千葉 和伸
CV:千葉一伸
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。高木の後輩。

菱田 順子(ひしだ じゅんこ)
CV:野村須磨子
50歳。HISHIDAホールオーナー。

氏森 勇作(うじもり ゆうさく)
CV:宮内敦士
45歳。HISHIDAホール支配人。

角筈 直也(つのはず なおや)
CV:真殿光昭
35歳。イベント会社社長。

筑波 芽衣(つくば めい)
CV:井上麻里奈
22歳。イベントスタッフ。

甘木 康介(あまぎ こうすけ)
CV:南雲大輔
28歳。イベントスタッフ。

古井 紀保(ふるい きほ)
CV:珠宮夕貴
25歳。イベントスタッフ。

月野木 秀樹(つきのぎ ひでき)
CV:手塚秀彰
40歳。警備会社社長。

猪越 健一郎(いのこし けんいちろう)
CV:福田信明
48歳。俳優。

冷泉 茂吉(れいぜい もきち)
CV:西村知道
70歳。HISHIDAホール元支配人。

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名探偵コナン第962話|あらすじ

HISHIDAホールのリニューアルを記念して、小五郎の講演会が行われることになった。

さらに、講演会の後半のトークイベントには、妻の英理が参加することに。


講演会の前日。

小五郎と英理は、喫茶店でいがみ合いながらも打ち合わせを始める。

小五郎についてきたコナンと蘭は、言い争う2人を見てため息をつく。

仕事で忙しいという英理だったが、トークイベントには必ず参加すると約束した。

コナン「ふーん。おじさんとおばさんが同じステージに上がるんだ?

蘭「そう!そうなのよ~!もう最高っ!

小五郎「フン。主役はあくまで俺だがな

英理「はいはい。講演おめでとうございます

打ち合わせを終えた英理は、そそくさと去って行く。

その時、コナンは妙な視線を感じた。

すぐに周りを見渡すが、こちらを見ている者はいなかった。



講演会当日。

HISHIDAホールの前には、大勢の観客が押し寄せていた。


小五郎は、緊張を紛らわせるため、楽屋でワインを飲んでいた。

蘭「ちょっとお父さん、大丈夫?酔っぱらったら講演どころじゃ・・

小五郎「心配すんなって。少しくらい酒が入った方が話も盛り上がるってもんだ!

上機嫌な様子の小五郎に、光彦、元太、歩美は、"おめでとうございまーす!"と花籠を渡す。

小五郎「気が利くじゃねェか!名探偵の極意、たっぷり勉強していけよ

歩美は、講演会が始まる前には失礼すると伝える。

コナンたち少年探偵団には、これからサッカーの試合を見に行くという予定があったのだ。

光彦「でも、延長戦にならなければ、トークイベントの途中には戻って来られます!

蘭「もしかして、コナンくんと哀ちゃんも?

灰原「そういうこと

コナン「ごめんなさい・・

小五郎「フン。わかったわかった。勝手に行け!無理して戻って来なくったって

自棄になった小五郎は、再びワインを飲み始めた。



その後、小五郎の楽屋へホールオーナーの菱田順子、ホール支配人の氏森勇作が挨拶にやってきた。

順子は、小五郎のグラスにワインを注ぐように氏森に指示した。

小五郎は、勢いに任せてワインを飲み干す。


順子たちと入れ替わるように、イベント会社社長の角筈直也、スタッフの甘木康介、古井紀保、筑波芽衣が訪れた。

角筈、甘木、紀保は、小五郎に頭を下げて挨拶する。

しかし、芽衣は微動だにせず、ぼんやりと立ったままだ。

紀保「芽衣ちゃん?

芽衣「え?

甘木「ご挨拶!

芽衣「あっ!ごめんなさい!私、毛利大先生の大ファンで、めちゃくちゃ緊張しちゃって・・

小五郎は、大ファンだと聞かされ、益々上機嫌になる。

そして、再びワインを飲み干した。


次にやってきたのは、警備会社社長の月野木秀樹だった。

しかし、月野木の挨拶を遮るように、俳優の猪越健一郎がやってきた。

猪越「今度、俺のドラマにも出て下さいよ、毛利さん。てか、新シリーズもいいなァ

小五郎「えェ!?私がテレビに?

猪越「はっはっは!冗談冗談

コナン(冗談かよ・・


その時、突然楽屋の外が騒がしくなった。

コナンたちが廊下へ出てみると、HISHIDAホール元支配人の冷泉茂吉と順子が言い争いをしていた。

冷泉「わしはこんなホールは認めんぞ!わしはあんたの親父さんの代からここを見てきたんだ!なんだ、この安っぽい内装は?

冷泉は、持っていたステッキを振り回し、飾ってあった花瓶を割る。

順子「赤字経営を自慢するような時代遅れの経営理念は父。いえ、先代と一緒に葬りました。冷泉さん、あなたとの契約も既に終了しています。お帰り下さい

冷泉がステッキで順子を叩こうとした時、猪越はそれを止めに入った。

猪越「本当はあんたの役目じゃねェの?月野木ちゃんよォ。相変わらず役に立たねェな

月野木「警備の現役は退いた。あなたのせいでね・・

月野木は、猪越に睨みを利かせる。


その時、冷泉がステッキを落とし、倒れてしまった。

近くにいた芽衣は、冷泉に駆け寄り肩を貸す。

芽衣「どうぞ、あちらでお休み下さい

蘭「あの、私お手伝いします!

芽衣「ありがとう!でも大丈夫。それより、あなたはあっちを・・

芽衣は、ワインを片手にフラフラと出てきた小五郎に顔を向ける。

蘭「お父さん!飲みすぎよ!

蘭は、千鳥足の小五郎の肩を担ぐ。

酩酊状態の小五郎は、何が起こったのか理解できていないようだ。



そして、講演開始20分前。

元太、光彦、歩美、灰原は、サッカーの試合を見に行くため楽屋を後にした。

しかし、歩美はコナンがいないことに気づいた。


その頃、コナンは酔っぱらって眠ってしまった小五郎を呆れた顔で見ていた。

そこへ、灰原が様子を見にやってくる。

灰原「こんなことだろうと思った。いっそのこと、変声機使ってあなたが講演やっちゃったら?

コナン「はは。笑えねェぞ・・

その時、女性の悲鳴が聞こえてきた。

コナンと灰原が駆けつけると、猪越の楽屋の前で紀保が座り込んでいた。

コナンが紀保の指差す場所を確認すると、ドアの下から血が流れ出ている・・。

ドアを開けようと試みるが、何かが引っ掛かっているようで開けることができない。

コナンは、一旦外へ出て、窓から中の様子を確認する。

そこには、ナイフが胸に突き刺さった状態の猪越の姿が・・。

ドアの開閉を阻んでいたのは、ドアにもたれ掛かるように傾いた猪越の座るイスだった。

コナン(これって、つまり・・

芽衣「うん、これは密室殺人、だね

いつの間にか現れた芽衣は、コナンが密室殺人だと考えたと同時にその言葉を口にした。

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名探偵コナン第962話|ネタバレ

その後、目暮警部率いる警察が到着し、捜査が始まった。

灰原「どうするの?試合始まるわよ。警察に任せたら?

コナン「わかってるよ。けど・・

すっかり酔いが醒めた小五郎は、捜査協力をすることに。



小五郎の講演の後、第2部のトークイベントに出演予定だった猪越は、1人で楽屋に待機していた。

死因は、ナイフで心臓を刺されたための失血死だった。

千葉刑事は、被害者の胸ポケットに入っていた懐中時計を目暮警部に見せる。

その懐中時計の破損した部分と凶器の刃先が一致したことから、被害者が心臓を刺された時に破損したと考えられた。

だとすると、犯行時刻は懐中時計が止まった状態で示している2時50分となる。

しかし、問題は現場が密室だったということだ。

通路のドアは5センチほどしか開かず、人間の出入りは不可能。

先ほど警察が割って侵入した窓も内側からロックされていた。


小五郎は、ホール全体のセキュリティーを確認する。

ホールの出入口は、受付のある正面エントランス以外、非常口などすべて内側から施錠されている。

受付の係員の話では、犯行時刻の2時50分前後に出入りしたのは、子どもが3人だけだったという。

目暮「子ども?

コナン「それなら僕たちの友達だよ!

灰原「用事があって失礼したの

つまり、元太、光彦、歩美の他に出入りした者はいないということだ。

となると、この犯行は外部からの侵入者によるものではない。

今HISHIDAホールにいる関係者やスタッフ、ゲスト、300人の観客の中にいるということだ。



コナンは、楽屋の床についた線に注目する。

その線は、イスに遺体を乗せたまま引きずった時にできたものだと考えられる。

しかし、その後犯人はどのようにして自分だけ外に出たのか・・。


コナンは、イスの背もたれの角についている"何かを押し付けたような跡"を発見する。

そして、犯人が密室を作ったトリックに気づいた。

再び突然現れた芽衣は、「なるほど。そうやって密室を作ったわけか・・」と発言する。



その後、氏森は講演会を1時間遅らせることを決定し、目暮警部に報告する。

氏森「その旨、観客のみなさんにアナウンスを行いたいと思いまして

目暮「何を言っとるんですか!これは殺人事件ですぞ。本来なら即刻講演を中止するのが・・

氏森「しかし、中止の判断は私ではなく、オーナーの菱田にしかできませんので

氏森は、その肝心のオーナー、順子の姿が見当たらないと嘆く。

氏森「でも幸い、ここには名探偵の毛利小五郎先生がいらっしゃいます。すぐにでも事件を解決してくださると信じております

角筈「イベント担当のわが社としてもこのままでは・・。私からもどうか、よろしくお願いします

氏森と角筈は、小五郎に深々と頭を下げる。

小五郎「お任せください!この名探偵毛利小五郎が、必ずや1時間のうちに事件を解決してみせます

目暮「おいおい、毛利くん、勝手な真似は・・

目暮警部は、講演会を中止するべきだと強く言う。

その時、"はいっ!"という芽衣の声が聞こえてきた。

コナンと灰原は顔を見合わせる。

芽衣「確かに、講演を遅らせるのは正解かも。中止してお客さんを帰らせて、万が一その中に犯人がいたとしたら、取り返しがつかないんじゃないかなって・・

目暮「それは、確かに・・。わかった。だがそこまで言うのなら、毛利くん、犯人の目星はついとるんだろうな

小五郎「もちろん!密室の謎も解けました!



その後、小五郎の指示で関係者が集められた。

犯行時刻の2時50分、1人を除いて全員のアリバイが確認できた。

その1人とは、控え室で休んでいたという冷泉だ。


小五郎は、冷泉が犯人だと名指しする。

動機は、先ほど順子との争いの最中に止めに入った猪越への怒りから。

密室を作ったのは、冷泉の持っているステッキだ。

目暮「ステッキで密室を作った?一体どうやって・・


小五郎は、猪越の楽屋と同じ造りの部屋を用意してもらい、実際にやってみることにした。

猪越役の千葉刑事は、イスに腰掛ける。

犯人役の高木刑事は、千葉の座っているイスを傾け、ドアまで引きずって行く。

そして、ステッキでイスを支えながら自分だけドアの外へ出て、ドアが閉まる直前にステッキを引き抜く。

すると、千葉刑事の座るイスはドアにもたれ掛かった状態になり、ドアの開閉ができなくなった。

目暮「おお!なるほど・・

小五郎「簡易的な密室を作るには、これで十分ということでしょうな

コナンは、小五郎の推理に頷くが、気になる点があった。

そして、再び"はいっ!"という芽衣の声が聞こえる。

芽衣「私、さっき控え室まで冷泉さんにお供したんですけど、すごく疲れてたらしくて、ご高齢だし、そこまでするのは大変なんじゃないかなって・・

大柄な猪越をイスに座らせて引きずり、それを斜めに傾けてステッキ1本で支えるとなると、かなりの重労働だ。

蘭「そうよね。とてもそんなことができたとは・・

冷泉「いやぁ、さすがは名探偵。恐れ入りました

罪を認めた冷泉は、手錠をかけるようにと腕を差し出す。

冷泉「ステッキのことは、いずれ見抜かれると思っておりました。ですが、私が殺めたのは別の人間です・・

小五郎「な、なにィ!?

まとめ

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第961話「グランピング怪事件」
■ NEXT:
第963話「毛利小五郎大講演会(中編)」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第962話「毛利小五郎大講演会(前編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ

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