名探偵コナン第885話のネタバレ!謎解きは喫茶ポアロで(前編)

シーズン22

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第885話「謎解きは喫茶ポアロで(前編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ

事件ファイル概要

事件ファイル


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登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

工藤 新一
CV:山口勝平
高校生探偵で、コナンの本当の姿。

毛利 小五郎
CV:小山力也
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

服部 平次
CV:堀川りょう
西の高校生探偵。大阪府警本部長である父親譲りの推理力で数々の難事件を解決している。コナンの正体を知っている。

遠山 和葉
CV:宮村優子
平次とは同級生で幼馴染。平次の言葉にいつもヤキモキさせられている。

安室 透
CV:古谷徹
毛利探偵事務所の階下にある喫茶店「ポアロ」でアルバイトをしている。「バーボン」というコードネームで黒の組織に潜入している公安警察官。本名は降谷零。警察庁警備局警備企画課、通称(ゼロ)に所属している。

榎本 梓
CV:榎本充希子
喫茶ポアロのウェイトレス。

目暮 十三
CV:茶風林
捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある・・。

高木 渉
CV:高木渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。少し抜けている部分があるが真面目。少年探偵団の話にもきちんと耳を傾けるため、子供たちから真っ先に頼りにされる。

大積 明輔(おおづみ めいすけ)
CV:小松史法
21歳。米花大学3年生。

山下 唯(やました ゆい)
CV:大原さやか
21歳。米花大学3年生。

安斉 典悟(あんざい てんご)
CV:竹本英史
20歳。米花大学3年生。

永塚 稔(ながつか みのる)
CV:西村朋紘
20歳。米花大学3年生。

和田 進一(わだ しんいち)
CV:小野大輔
医療関係者。

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あらすじ

ある日の夕方。平次と和葉が毛利探偵事務所へやってきた。和葉は、これから錦座のイルミネーションを見に行こうと蘭を誘う。そこで蘭は、夕食の支度を済ませてから行くことにした。

蘭と和葉が夕飯の準備をしている間、コナンと平次は時間をつぶすため、下の喫茶ポアロを訪れた。コナンは、和葉を喜ばせるために東京まで足を運んできた平次をからかう。

「うっさいわ、ボケ! わざわざロンドンに行って告ったヤツに言われたないんじゃ」

「お、俺の場合は……、たまたまそこがロンドンだっただけで」

平次が今日、和葉に告白しようとしていると察したコナンは、本当に今日でいいのかと尋ねる。そこへ安室がやってきた。

「13日の金曜日、だからですか?」

安室は、13日の金曜日が不吉と言われる理由をいくつか説明する。

イエスキリストの最後の晩餐が13人で行われたから。13は十二進法から外れたキリの悪い数字だから。そしてキリストが磔刑に処せられたのが金曜日。ケネディ大統領が暗殺されたのも金曜日。

安室の話を聞いて、平次は眉を下げて悩み始める。

「ですが、ここは日本。気にすることはありません」

その時、隣の席に座っていた見知らぬ男性客が話に入ってきた。男性客は、これまで13日の金曜日に起こった不吉な出来事を話し出す。一通り話し終えた男性客は、今日は仏滅なので避けた方がいいとアドバイスする。

この時、コナンと平次は同じことを考えていた。男性客の気配が全くしなかったのだ。安室の話によると、今日初めてポアロに来た客で、コナンたちのすぐ後に来店したという。

その後、コナンたちの隣の席を予約していた米花大学の演劇サークルのメンバー・大積明輔が来店する。大積はソファーにカバンを置いた後、仲間が来たら先に始めるように伝えて欲しいと安室と梓に頼み、トイレへ入って行った。大積は、昼からお腹の調子が悪いという。

暫くして、大積の仲間の山下唯、安斉典悟が来店した。大積の恋人である唯は、安斉と幼馴染だった。唯は『あのことは絶対に内緒だからね』と安斉に念を押していた。

安斉と唯が席へ座った後、仲間の永塚稔が遅れてやってきた。永塚が遅れた理由を道に迷ったと述べると、安斉は何度もこの店に来ただろと呆れる。

安斉たちは去年、ポアロをモデルにした舞台を行っていた。その時、何度もポアロに通ったというのだ。ポアロと同じセットを作るため、テーブルの大きさやイスの高さまで測ったという。

この日は唯の誕生日で、安斉と永塚は唯のために作ったバースデー動画を見せることにした。安斉がノートパソコンのプラグをコンセントに差し込むと、火花が散って店内の照明が落ちてしまった。

暗闇の中、梓は懐中電灯を手にブレーカーを上げに行く。その時、安斉の悲鳴が店内に響き渡った。その声に驚く梓だが、安室に急かされ慌ててスイッチを入れた。

店内は明るくなり、大積もトイレから出てきた。しかし床には刃物で背中を刺された安斉が倒れていた。その傍らには、血のついた長い刺身包丁が落ちていた……。

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ネタバレ

安斉はまだ息があり、梓は救急車と警察を手配する。安斉が刺された時、コナンのメガネのレンズ、そして平次の頬に血が飛んできた。平次は、犯人の手や袖口に返り血がついていると推理する。

しかし店内にいた唯、永塚、大積、そして謎の男性客の手や袖口には返り血などついていない。すぐに解決できると思っていた平次は、額に手を当ててため息を漏らす。

「ったくもぉ~! なんでこう毎度毎度」
(マジで服部、おめェ呪われてんじゃね……?)

和葉と蘭は、小五郎の夕食を作り終えた。平次は、和葉に電話で『ポアロに絶対来るな』と伝える。そして平次の説得により、蘭と和葉は先に2人でイルミネーションを見に行くことになった。

────

その後、目暮警部、高木刑事たち警察が到着し、事件の捜査が始まった。停電の原因は、ノートパソコンのプラグに巻かれていた細い針金だった。安斉の返り血を顔に受けたコナンと平次が座っていたテーブルにも多量の血が付着している。

ノートパソコンはいつも安斉がデイパックに入れて持ち歩いているという。しかし大学の中では部室に置いてあるため、誰でも細工をすることはできる。

そして大積の証言から、安斉は敵が多かったことが判明。よく他人の彼女に手を出していざこざを起こしていたが、代議士の父親が裏から手を回して揉めごとを丸く収めていたという。

停電が起きた時、永塚は安斉の隣、唯は安斉の正面に座っていた。そして大積はバッグをソファー席に置いてからずっとトイレに籠っていた。

目暮警部は、トイレにいた大積なら返り血を洗い流すことができたと考える。しかし安室は、停電で防犯カメラの映像が途切れるまでトイレのドアは一度も開かなかったと証言する。

それに安斉は誰がどこの席に座っているからを知らない。トイレの小窓は磨りガラスのため、店内の様子を見ることはできないのだ。つまり安斉に大積を狙うのは不可能。

平次は、こっそりコナンに話しかける。

「おい工藤! 何者や、あの男。ただの喫茶店の店員とはちゃうやろ」
「あぁ、あの人は……」

コナンが答えようとして安室に視線を向けた時、目を合わせた安室は口元に人差し指を当ててにっこり微笑んだ。

「おい! あの人はなんやねん!」
「あぁ、だから。探偵だよ! 小五郎のおっちゃんに弟子入りしてたぜ」
「なんや、あのボケナスの弟子かいな。しょうもなっ」

────

その頃。出かけていた小五郎が事務所へ帰ってきた。テーブルの上には『お鍋の中にカレーあります。9時前には帰るね。蘭』という置手紙が。噂された小五郎は、盛大なくしゃみをひとつ。

「ったくなんなんだよ。浮気調査でヘトヘトになって帰ってくりゃ、ポアロの前にパトカー停まってるし、蘭はいねェし!」

そして蘭と和葉が用意したカレーを食べながら、テレビで沖野ヨーコの番組を見ていた。

────

その後、高木刑事は3人の持ち物を調べた。

大積は部屋の鍵、タバコ、ライター、財布、スマホ、唯へのプレゼントのネックレス。

唯はハンカチ、ティッシュ、化粧道具、部屋の鍵、財布。

永塚は目薬、財布、携帯電話、唯へのプレゼントの手袋。

大積は自分たちばかりが疑われているが、外部犯の可能性も考えられると話す。しかしすぐさま男性客がそれを否定した。男性客は、安斉が刺されて悲鳴を上げた直後、入り口の前を陣取り、誰も店外に出さないように見張っていたと証言する。

高木刑事は、男性客に名前を尋ねる。

「私ですか? 私は和田進一。医療関係者です」
(和田、進一だと!?)

コナンは、和田の名前に違和感を抱いた……。

まとめ

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こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第885話「謎解きは喫茶ポアロで(前編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ

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