名探偵コナン第68話のネタバレ!闇の男爵(ナイトバロン)殺人事件(事件篇)

シーズン2

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第68話「闇の男爵(ナイトバロン)殺人事件(事件篇)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ

名探偵コナン第68話|事件ファイル概要

事件ファイル


Sponsored Link

名探偵コナン第68話|登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

毛利 小五郎
CV:神谷明
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

阿笠 博士
CV:緒方賢一
新一の隣の家に住む発明家。コナンの正体を知っている。

今野 史郎(こんの しろう)
CV:速水奨
28歳。銀行員。2002号室。

江原 時男(えばら ときお)
CV:笹岡繁蔵
32歳。コンピュータープログラマー。2101号室。

金城 玄一郎(かねしろ げんいちろう)
CV:糸博
74歳。コンピューター会社オーナー。2001号室。

林 静江(はやし しずえ)
CV:水原リン
56歳。金城の使用人。

上条 秀子(かみじょう ひでこ)
CV:榎本智恵子
29歳。コンピューターソフト会社社長。2102号室。

前田 聡(まえだ さとる)
CV:荒川太郎
30歳。城南大学電子工学科助手。1901号室。

佐山 明子(さやま あきこ)
CV:本多知恵子
24歳。高校数学教師。前田の婚約者。

ホテル支配人
CV:千葉一伸

ホテルの客
CV:高木渉、岩居由希子

Sponsored Link

名探偵コナン第68話|あらすじ

コナン、小五郎、蘭は、伊豆プリンセスホテルへやってきた。

ホテルのプライベートビーチで海水浴客が楽しむ中、コナンはダルそうに日影で休んでいた。

(なんでこのクソ暑い時期にクソ暑いところに来なきゃ行けねェんだ・・)

事の始まりは博士からの電話だった。それは博士が申し込んだ2泊3日の「伊豆ミステリーツアー」に参加して欲しいというもので、「宿泊費がタダ」という魅力的な言葉に小五郎が惹かれてしまったのだ。

しかしホテルのフロントで確認すると、宿泊費は半分しか支払われていないという。半分くらい払えばいいじゃないかと言う蘭だが、小五郎は余分なお金を持ってきていなかった。

小五郎と蘭のやり取りを見ていたコナンは、博士から電話で聞いたことを思い出した。

「伊豆ミステリーツアー」の参加者はコナンたちを含めて6組。宿泊費は半額。但し、他の7人の中に密かに紛れ込んでいるツアー主催者を見つけ出したものは無料となり、おまけにあるプログラムの入ったフロッピーが手に入るという。

ホテルの部屋番号は参加者全員に知らされており、主催者はある人物に扮してツアー中に何度か事件を起こすようだ。そのある人物とは、コナンもよく知っている小説の登場人物「ナイトバロン」。

「ナイトバロン」は新一の父、優作が生み出した神出鬼没の怪人。闇を暗躍する怪盗であり、時には冷酷な殺人鬼にもなる。彼の正体を未だに優作は明かしていない。

そうしている間にも、ツアー参加者たちが続々とフロント前へ集まってきた。参加者たちは早速、ナイトバロン捜しを始めているようだ。

今回ツアーに参加したのはコナンたちを含めて10人だった。

【1901号室】
前田聡(電子工学科助手)
佐山明子(前田の婚約者)

【1902号室】
小五郎、コナン、蘭

【2001号室】
金城玄一郎(会社オーナー)
林静江(金城の使用人)

【2002号室】
今野史郎(銀行員)

【2101号室】
江原時男(プログラマー)

【2102号室】
上条秀子(会社社長)

その時、突然蘭が悲鳴を上げた。酔っ払った江原が蘭のお尻を触ったのだ。

「いいじゃねェか、尻ぐらい。減るもんじゃねェだろ?」

江原が酌をさせようと蘭の腕を掴んだ瞬間、前田は江原を背後から羽交い絞めにした。

救世主である前田の顔を見た蘭は、彼が6年前の空手の日本チャンピオンだと気づいた。蘭が空手を始めたきっかけは前田だったのだ。

「私、毛利蘭といいます。この間の都大会で優勝したんですよ」

蘭が前田に自己紹介したことで、2人が空手の達人だと知ることになった江原は、恐る恐る後退りしていった。

上条の言葉がきっかけとなって蘭は小五郎がかの有名な名探偵だと明かすことになった。それを聞いた参加者たちは皆揃って愕然とし、それぞれ部屋へ戻って行った。

(チッ!みーんな俺のおかげだっつーのに)

コナンがそう胸の中で呟いた時、ふと鋭い視線を感じた。しかしその視線の正体はわからなかった。

その後、宿泊する1902号室にやってきたコナンは、今回の宿泊費の件について小五郎と蘭に洗いざらい説明する。

「フフフ。つまりこういうことか。俺があの7人の中からナイトバロンなる人物を捜し出せば、この伊豆のビーチをタダでエンジョイできるってわけだな?」

小五郎は自分に解けない謎はないと得意げに笑ってみせ、さっそく下調べへと出かけて行った。そして蘭も土産物を見に行くと言い、売店へ向かって行った。

バルコニーに出たコナンは、伊豆の景色を見ながら先ほど参加者たちが愕然としたことを思い出す。名探偵の毛利小五郎だと聞いただけで何故あんなにも驚いたのだろうか。この時、コナンは事件の予兆を感じていた。

その時、コナンは背後に嫌な気配を感じて振り返る。するとそこには、仮面をつけたナイトバロンの姿があった。ナイトバロンは唖然とするコナンをバルコニーから突き落とした・・。

Sponsored Link

名探偵コナン第68話|ネタバレ

バルコニーの下はプールになっていたため、着水したコナンは服を濡らしただけで怪我することなくすんだ。客たちが心配する声も耳に入らず、コナンは急いでバルコニーへ戻る。しかしナイトバロンは姿を消した後だった。

コナンはナイトバロンが近くのトイレで着替えて階段で逃げたと推理する。でも一体誰がナイトバロンに・・?

ツアー参加者は小五郎、コナン、蘭を除けば7人。ツアーの目的はその参加者の中に紛れ込んでいるツアーの主催者を捜し出すこと。その主催者はツアー中にナイトバロンに扮して事件を起こすという。

しかしそれは、宿泊費がタダになるというゲーム。そんな遊びのために人を突き落としたりするだろうか。

その夜。コナンは博士に電話をかけ、プログラムのフロッピーについて聞き出す。しかしツアー募集の項目に極秘プログラムとしか記載されておらず、博士も詳しいことは知らされていないようだ。

「おぉ!そういえばワシとツアーに参加するはずじゃった博士が言っとったのぅ。ウイルスがどうのこうのって」

その時、蘭に呼ばれたコナンは咄嗟に電話を切った。蘭はコナンが来るのをずっと売店で待っていたと不機嫌そうに伝える。しかし蘭はコナンがずぶ濡れだということに気づき心配する。

「これはさっき滑って転んでプールに落っこちちゃったんだ・・」

コナンに怪我をした様子がないことを確認した蘭は、安堵の息を漏らした。

コナンと蘭がホテルのビアガーデンを訪れると、先に来ていた小五郎がテーブル席をとって待っていた。そのテーブルには小五郎の他に前田と佐山が座っている。前田をナイトバロンだと疑った小五郎は、ずっと彼に尋問していたという。

コナンは金城が一人で食事していることに気づき、探りを入れてみようと近づいた。

「おじいさんも狙ってるの?コンピューターウイルス」

金城はゆっくりとした口調で話し出した。

かつて大企業のコンピューターに次々と侵入してデータを荒らしまくった幻のコンピューターウイルスがあった。もちろんそれは発見することも止めることもできない完璧なプログラム。あまりに神出鬼没なため、人々がそのウイルスにつけた名前が「ナイトバロン」。

ツアーの主催者の名前は「ナイトバロン」。となると、もらえるプログラムの名前も自然と想像がつく。

金城は「ナイトバロン」という名を耳にすると、4年前に死んだ息子のことを思い出す、と呟いた。その時、金城の元へ林が訪れ、コナンはその場を後にした。

コナンは、先ほど江原が座っていたテーブルを片付けているウェイトレスに声をかけた。江原は用があると言って部屋に戻ったようだ。コナンは江原が忘れていったネクタイを届けて欲しいとウェイトレスに頼まれた。

(そういえば、アイツ頭に巻いてたな。このネクタイ・・)

コナンがそんな事を考えていると、突然現れた蘭に襟元を摘まみ上げられた。

「あ、蘭ねえちゃん・・」
「蘭ねえちゃんじゃないわよ、もう!すぐチョロチョロするんだから」

蘭は、小五郎も前田も佐山もとっくに部屋に帰ったと話す。しかし自分たちの部屋へ戻ると、そこに小五郎の姿はなかった。

その時、隣の1901号室のドアの前で、前田が大きな声を出して部屋の中にいる佐山に話しかけていた。どうやら2人は喧嘩したらしく、その結果として前田が締め出されてしまったようだ。

蘭の存在に気づいた前田は、佐山に聞こえるように声を張り上げて蘭を誘う。前田は蘭に選択する間も与えず、最上階のラウンジへ行くことを決定した。

その後、展望ラウンジで蘭は夜景に見とれていた。前田はそんな蘭を口説きだす。

「うわー、綺麗な星空!」
「でも、君ほどじゃないよ」

蘭がどう対処すべきか迷っていると、蘭と前田の間にコナンが割って入った。

「よっこらせ!あー、海が真っ黒だー。夜の海ってなんかおっかないねー」

コナンに助け舟を出された蘭は、前田に佐山との関係を尋ねる。

前田は、佐山の兄と親友で佐山のことは小さい頃から知っていたと話す。しかし佐山の兄は3年前に亡くなってしまったという。

その頃。小五郎は2階のパブで上条と酒を飲んでいた。小五郎がナイトバロンの正体を掴んだと考えていた上条は、酔っぱらった小五郎から情報を得ようと迫っていた。その時、上条は小五郎のグラスに薬品のようなものを入れた・・。

その後、そろそろ佐山の機嫌も直った頃だと前田は席を立った。

「それにこれ以上、君の傍にいたら噛みつかれそうだしな。君の小さなボディーガードくんにね」

コナンは、前田を引き留めてウイルスについて尋ねる。しかし前田は「風邪とかの?」と質問で返した。

完全無欠のコンピューターウイルス「ナイトバロン」。使い方によっては銀行や大企業を相手に巨額の金を脅し取ることができる。それ目当てに集まる人間はたくさんいる。しかしそんな人を集めてツアーの主催者は一体何をしようというのか。ただのゲームなのか、それとも・・。

そしてとうとう事件は発生してしまった。ナイトバロンの格好をした人物が転落し、銅像に突き刺さって死亡したのだ・・。

まとめ

■ BACK:
第67話「舞台女優殺人事件」
■ NEXT:
第69話「闇の男爵(ナイトバロン)殺人事件(疑惑篇)」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第68話「闇の男爵(ナイトバロン)殺人事件(事件篇)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう