名探偵コナン第673話のネタバレ！探偵たちの夜想曲（推理）

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第６７３話「探偵たちの夜想曲（推理）」：
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

contents

1. 名探偵コナン第６７３話｜事件ファイル概要＆登場人物＆あらすじ
2. 名探偵コナン第６７３話｜謎解き＆ネタバレ
- 2.1. 名探偵コナン第６７３話｜謎解き
- 2.2. 名探偵コナン第６７３話｜ネタバレ
3. アニメ名探偵コナンを動画で見る方法
4. まとめ

名探偵コナン第６７３話｜事件ファイル概要＆登場人物＆あらすじ

名探偵コナン第６７３話｜事件ファイル概要

◯ 事件ファイル
■ 話数：
第６７３話
■ 事件ファイル名：
探偵たちの夜想曲（推理）
■ 放送日：
２０１２年１０月１３日
■ 放送曜日：
土曜日
■ 主題歌：
OPテーマ　君の涙にこんなに恋してる（なついろ）
EDテーマ　恋に恋して（倉木麻衣）
■ BACK：
⇒ 第６７２話「探偵たちの夜想曲（誘拐）」
■ NEXT：
⇒ 第６７４話「探偵たちの夜想曲（バーボン）」

名探偵コナン第６７３話｜登場人物

・江戸川　コナン
CV：高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

・毛利　小五郎
CV：小山力也
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

・毛利　蘭
CV：山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

・灰原　哀
CV：林原めぐみ
本名は宮野志保。元黒ずくめの組織の一員でコードネームはシェリー。新一が飲まされた薬と同じ薬を飲み、子供の姿になってしまった。現在は阿笠博士のところでAPTX(アポトキシン)4869の解毒薬の研究をしている。

・阿笠　博士
CV：緒方賢一
新一の隣の家に住む発明家。コナンの正体を知っている。

・安室　透
CV：古谷徹
毛利探偵事務所の階下にある喫茶店「ポアロ」でアルバイトをしている。

・世良　真純
CV：日髙のり子
蘭のクラスに転校してきた。新一と同じ高校生探偵。

・沖矢　昴
CV：置鮎龍太郎
本名は赤井秀一。黒の組織から「シルバー・ブレット」として警戒されているＦＢＩ捜査官。現在は沖矢昴として工藤邸に住んでいる。

・浦川　芹奈（うらかわ　せりな）
CV：桑島法子

・豊北　倫子（とよきた　りんこ）
CV：東さおり
２７歳。

・降屋　栄絵（ふるや　さかえ）
CV：笹井千恵子
３１歳。

・手川　隆代（てがわ　たかよ）
CV：根谷美智子
２９歳。

名探偵コナン第６７３話｜あらすじ

（事件編の内容）
新設した探偵事務所のホームページに一見簡単そうな依頼が寄せられた。
しかし、依頼人から会う場所を変えたいとメールが来たため、小五郎はコナン、蘭、安室を連れて、レストラン「コロンボ」へ向かったが、依頼人は現れなかった。
その後、事務所へ戻ったが、再度依頼人から連絡が入り、事務所を後にしようとした。
しかし、依頼人を小五郎に会わせたくない人物がいて、その人物がまだ事務所のトイレに隠れていると推理する安室。
すると、突然トイレから銃声が聞こえ、コナンたちが急いで駆けつけると、そこには銃口を口に入れて絶命している男と、体をガムテープで拘束されている依頼人、樫塚圭の姿があった。
その後、警察の捜査で男は自殺と判断された。
男の所持品は、小五郎へのメール以外のデータが全て空になっている携帯電話と、５千円もの小銭、そして大量の札が入った財布。
一通りの事情聴取を終え、帰宅する圭を安室が車で送ることになった。
安室の車に同乗したコナンは、圭が何か隠していることに気づいていた･･。（事件編へ）

（誘拐編の内容）
圭を自宅へ送り届けた小五郎、コナン、蘭、安室は、圭のマンションへ上がり込んでお茶を頂くことになった。
すると、部屋の中には無数の盗聴器が仕掛けられていた。
さらに、小五郎と安室が盗聴器を探していると、ベッドの下から異様な臭いがするスーツケースを発見。
スーツケースの中には、小柄な男性の遺体が入っていた。
一方、買い物へ行くと言ってマンションを出て行った圭に付いていったコナンは、車の中で睡眠薬入りのジュースを飲まされ、眠らされてしまった。
それを知った蘭は阿笠博士に連絡し、追跡メガネでコナンの後を追ってもらうことになった。
しかし、ビートルを修理に出していた博士は、その場に居合わせた沖矢昴の車に同乗させてもらうことになった。
さらに、それを聞きつけた世良も、蘭たちに合流することになったのだが･･。（誘拐編へ）

（推理編のあらすじ）
ガソリンスタンドに立ち寄った圭は、後部座席で眠るコナンに上着をかける。
そして、店員に声をかけて、店内のトイレへ向かった。

圭の部屋でパソコンを調べようとしていた小五郎、蘭、安室は、パスワードがわからないため中を見ることができずにいた。
安室は、小五郎と蘭にパスワードはどうしているか尋ねる。
蘭は、生年月日をパスワードにし、携帯のメモに保存していると答える。
小五郎は、「５５６３（こごろうさん）」をパスワードにしていると答える。
話をしている途中、小五郎が机の下を触ると「３ｘｒｋ４７８９」と書かれたメモがテープでつけられていた。

ガソリンスタンドを出た圭は、３人の女性に電話をかけていた。
しかし、３人とも電話が繋がらず、圭は苛立っていた。
その時、「ボクが探してあげようか」と突然コナンに声をかけられた圭は驚く。
コナンは、圭に買ってもらった睡眠薬入りのジュースを飲んでいなかったのだ。
コナンがジュースのキャップを開けた時、パキッという音がしなかったため、コナンは圭が一度開けて何かを入れたと考えたのだ。
そして、コナンは圭の本当の名前が浦川芹奈だということを見破った。

きっかけは、芹奈が持っていた傷だらけの携帯電話だった。
普段からぞんざいに扱うか、何か硬いものと一緒にポケットに入れて持ち運んでいないとそんなに傷はつかない。
しかし、芹奈のコートのポケットには、携帯、財布、睡眠薬のケースしか入っておらず、財布にもケースにも傷はついていなかった。
ということは、傷だらけの携帯は探偵事務所のトイレで亡くなっていた男の携帯で、芹奈が持ってきた携帯とすり替えたのだ。
男はポケットに小銭をたくさん入れていたし、一緒に入れていたライターや財布は傷だらけだったが携帯に傷はついていなかった。
スタンガンもポケットに入っていたが、それにも傷がついていなかったため、スタンガンも芹奈のものだと考えられる。

芹奈は、自分がガムテープで体を拘束されていたことを主張する。
しかし、コナンはガムテープで自分を縛ることは簡単だと話す。
さらに、コナンは芹奈がトイレの中で亡くなっていた男を自殺に見せかけて殺害したと推理する。
芹奈は、スタンガンで気絶させた男に拳銃を握らせ、銃口を口に咥えさせた後、トイレの便座へ座らせた。
そして、解いたブーツの紐をブーツに繋げたまま男の手の甲側から拳銃の引き金に通して、便座の内側から外へ出して垂らし、発射残渣が自分の体につかないように頭をタオルでカバーし、もう一枚のタオルの先を濡らして拳銃が滑らないようにグリップの下に敷き、さらに便座から垂らした紐をそのタオルで覆えば準備完了。
仕上げは、トイレに入ってくるなと言わんばかりのメールを小五郎に送った後、膝でブーツを抑えながら紐を引っ張れば弾が発射され、その衝撃で男は壁までのけ反り、銃声を聞いてコナンたちがトイレに入ってくるまでに紐を引き抜きタオルを外せば、芹奈をトイレに連れ込んだ男が切羽詰まって拳銃自殺したように見えるというわけだ。
その証拠に、芹奈が安室に兄の死因を聞かれた時、すぐに答えられずにいた。
それは、芹奈の右耳の鼓膜が痛んでおり、右側から話しかけられてもよく聞こえなかったのだ。
拳銃を撃った時、左の耳は男の膝に密着させればガードできるが右の耳は塞げなかった。

つまり、小五郎にコインロッカーの鍵を調べて欲しいと依頼してきた樫塚圭はトイレで亡くなった男の人で、樫塚が来る前に小五郎をメールで探偵事務所から追い出し、事務所の人間のフリをして出迎えたのが芹奈だということだ。
本当はうまく言いくるめて樫塚を別の場所へ移動させてから尋問するつもりだったが、事務所の人間じゃないとバレそうになり、やむなくスタンガンで気絶させてしまった。
しかし、芹奈の力では大柄な樫塚を別の場所へ運び出すのは不可能。
その場で携帯電話を奪い射殺する手もあったが、銃声を聞いて近所の人が飛んで来たら逃げるに逃げられない。
そのため、樫塚をトイレまで引きずってトリックを仕掛けたのだ。
そうすれば、一旦は警察に解放され、樫塚から奪った携帯で目的の人物を探せるかもしれない。

芹奈「なんなの？何者なのよボウヤ･･」

コナン「江戸川コナン、探偵さ」

名探偵コナン第６７３話｜謎解き＆ネタバレ

名探偵コナン第６７３話｜謎解き

【謎解き①】
強盗事件の映像から、痩せた強盗犯は左利きであることがわかった。

名探偵コナン第６７３話｜ネタバレ

芹奈は、財布の中のキャッシュカードの名前を見て、浦川芹奈だとわかったのかコナンに尋ねる。
コナンはネットで調べて判明したことを話す。
芹奈が樫塚から奪った携帯を自分のものだと思わせるため、待ち受けように一枚だけ転送した写真の男の人が、先日強盗犯に射殺された銀行員の庄野賢也だということ。
そして、芹奈がその強盗犯３人を捜しまわっていること。
強盗犯の１人は、芹奈のマンションのベッドに隠されていた小柄な男。
２人目は、探偵事務所で死んだ大柄な男、樫塚圭。
そして、圭から奪った携帯の電話帳で３人目の痩せた仲間を捜そうとしていた芹奈だが、芹奈が何度も電話をかけていた３人は名前が女の人ばかり。
強盗犯の中に女性がいると知っているということは、芹奈が強盗現場にいたということ。
強盗犯の体つきや仕草を近くで見てわかったのだろうが、強盗犯の中に女性がいたことはまだマスコミに発表されていなかったのだ。

芹奈が現場にいたということは、賢也が犯人に向かって「ＯＫ、やめてくれ」と言った言葉に気づいたはず。
それが本当は、「おい圭、やめてくれ」だったと芹奈は気づいていたのだ。
賢也は強盗犯の中に友人の樫塚圭がいることに気づいて止めようとし口封じされたのだ。
樫塚の携帯には賢也の自宅の電話番号まで登録されており、樫塚と賢也が友人なのは間違いない。
銀行の出納係だった賢也は、２億円が搬入される情報を酔った時にでも樫塚に漏らしてしまい、それを銀行強盗計画に利用されたのだ。

先ほどコナンが賢也の自宅に電話し、賢也の彼女が来ているか尋ねた時、賢也の家族は「浦川芹奈さんなら、昨夜の葬式にも来てない」と教えてくれた。
芹奈は賢也の妹ではなく彼女だったのだ。
そして、強盗現場にいたということは、芹奈も銀行員だった可能性が高い。
不正防止のために同じ銀行の支店に親族の配属はありえない。
そのため、芹奈が強盗犯３人に復讐しようとしている賢也の彼女だということがわかったのだ。
芹奈が銀行員だということは、財布を調べてすぐに判明した。
銀行員は別の支店に転勤させられる度に振込手数料がかからない転勤先の支店の口座を新たに作らされるのだ。

その頃、小五郎、蘭、安室は、パスワードを入力し、パソコンの中を調べていた。
すると、銀行強盗の計画書が見つかり、大胆にも拳銃を持った３人組の写真まで載せている。
蘭は、強盗犯の１人が探偵事務所で亡くなった大柄の男だということに気づいた。
そして、小五郎も強盗犯の１人がスーツケースに入っていた男だということに気づいた。
メールの履歴から、写真に写っている女も強盗犯の１人で、その女の住所が判明した。
小五郎は、蘭、安室は、その女の自宅へ向かうことにした。

一方、コナンは推理を芹奈に話していた。
まず芹奈は、賢也が呟いた「おい圭、やめてくれ」の圭という名前を頼りに、賢也の住所録から圭という友人の住所を調べて訪ねた。
しかし、樫塚圭は留守で、圭と同居していた小柄な男に出迎えられた。
運悪く芹奈に銃を見つけられ強盗犯だとバレたと思った小柄な男は、口を封じるために襲い掛かってきたが、逆に芹奈に撲殺されてしまった。
芹奈はそのまま樫塚圭の帰りを待とうと思ったが、リビングに宴会の用意がしてあったのを見て、圭の友人が大勢来るのを恐れ、男の遺体をスーツケースに隠し、盗聴器を仕掛けることにした。
そうすれば、いずれ臭いで遺体が発見され、もう一人の仲間を呼び出すと踏んだのだ。
芹奈が賢也の葬式に行かなかったのは、マンションの近くにとめた車の中で盗聴器を使って樫塚圭の様子をずっと聞いていたからだ。
しかし、圭は宴会が終わった後も遺体に気づかず、小柄な男が怖くなって逃げたのではないかと勘ぐり、もう１人の仲間に電話して、残りの金を引き上げてずらかろうと持ち掛けた。
しかし、その金を入れたロッカーの鍵はあるが、それがどこのロッカーなのかわからない。
ロッカーの場所は、小柄な男しか知らなかったからだ。
そこで樫塚圭は、名探偵である毛利小五郎にロッカーの場所を探してもらうことにしたというわけだ。
その仲間とのやり取りを盗聴器で聞いていた芹奈は焦った。
もし樫塚が銀行強盗犯だと毛利小五郎にバレて逮捕されてしまったら、復讐する機会を失ってしまう。
そのため、樫塚を探偵事務所で待ち伏せて、もう１人の仲間のことを聞き出そうとしたのだ。

その頃、安室の車で強盗犯の女性の家へ向かっていた蘭は、コナンのメールに気づく。
コナンが「大丈夫だから心配しないで」と言っていることから、安室はコナンが自ら芹奈に付いていったと考える。

コナンは、もう１人の強盗犯を見つけるため、３人の女性に会ってみようと芹奈に提案する。
まずは豊北倫子を訪ね、コナンは無理矢理家へ上がり込む。
激怒した倫子はコナンをつまみ出すが、倫子がいつも０時からコンビニで働いていることがわかった。