名探偵コナン854話ネタバレ!サクラ組の思い出(新一BOY)

シーズン22

こちらでは、前回に続いて新一と蘭の幼少時代のお話、名探偵コナン第854話『サクラ組の思い出(新一BOY)』の登場人物やあらすじ、ネタバレについてご紹介させていただきます。

事件ファイル概要

事件ファイル


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登場人物

主要キャラ

江戸川 コナン
CV:高山みなみ

工藤 新一(幼少時代)
CV:高山みなみ

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈

鈴木 園子
CV:松井菜桜子

世良 真純
CV:日髙のり子

工藤 優作
CV:田中秀幸

工藤 有希子
CV:島本須美

ゲスト

江舟 論介(えふね ろんすけ)
CV:遊佐浩二
39歳。保育士。

江舟の妻
CV:松岡由貴

イジメっ子
CV:梅田貴公美

保育士
CV:吉田小百合、上田晴美

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あらすじ

13年前。新一の新しい保育園のネームプレートがないことに気づいた有希子は、仕事中の夫・優作に連絡しました。

この時、ホームズの『踊る人形の秘密』を読んでいた新一は、中間の推理を全て抜き取り、出発点と答えだけを相手に示せば、安っぽくはあるがビックリさせる効果は十分にある、という文章にハッとしました。

それと同時に、優作がネームプレートを持っていることが判明し、有希子は保育園に行く前に優作がサイン会を行っているデパートに立ち寄ることにしました。

しかし、元女優の藤峰有希子が現れたことでサイン会場はパニックに。有希子は帽子とメガネで変装していたのですが、ファンにはバレバレだったようです。

優作からネームプレートを受け取った有希子は、新一の胸にそれをつけさせ、足早にデパートを出て保育園に向かいます。

 

今日から新一が通うことになる『米花保育園』に到着し、有希子は職員室で入園の手続きを行います。そこで保育士の江舟論介は、新一のアレルギーなどを詳しく尋ねます。

新一はその隙に職員室を抜け出し、図書室を探しに行くことにしました。しかし、いくら探しても図書室らしき部屋はありません。

遊戯室をチラリと覗いた新一は、子供たちが並んで倒れていることにギョッとしました。先日映画で見た死体置き場だと思ったのです。

しかし、今はお昼寝の時間。子供たちはスヤスヤ寝息を立てて幸せそうに眠っているだけです。

新一が子供たちを順に眺めていると、端の方で泣きながら折り紙をしている女の子・蘭の姿に気づきました。

有希子と保育園に来た時、新一はいじめっ子に何かを取られて困惑する蘭を見かけていました。

蘭の服にだけサクラ組のネームプレートがついていないことから、新一はそれを取られたのだと推理します。そして、取られたネームプレートの代わりを色紙で作っているのだ、と。

自分の推理を確かめるため、蘭に声を掛けようとしたその時、しわしわになった色紙のネームプレートが蘭の布団の下に隠してあることに気づきました。

新一は、蘭が取られたのはプラスチックのバッジじゃないと悟りました。

咄嗟に自分の胸からバッジを外した新一は、『俺にも作ってくれよ。それ、サクラだろ?』と蘭に声を掛けます。

蘭は、まだ完成していないのにサクラだと見抜かれたことに驚きます。

新一は、自分の推理が当たっていたことに喜びを感じます。しかし、その嬉しさを隠してホームズのように推理を披露しました。

すると、蘭の隣にいた園子が『すっごいね!君、エスパーみたい!』と感激しました。しかし、蘭は新一を睨みつけ、どこか怒っている様子です。

実は蘭が怒っている原因は、先ほど新一が言った『泣き虫』でした。今も目に涙を浮かべながら、キッと新一を睨んでいます。

泣いてた、泣いてない、で新一と蘭が言い争いを始めた時、有希子と江舟が遊戯室にやってきました。

有希子は、新一の胸にネームプレートがないことに気づき、どうしたのか尋ねます。しかし、新一は失くしたと答えるだけで、ポケットからバッジを出すことはしませんでした。

この時、新一は江舟が鋭い目で蘭を睨んでいることに気づきました。

蘭は、色紙で作ったサクラのバッジを新一にあげることにし、名前を記入するため『おなまえは?』と尋ねます。

新一は、頬を赤くしながらも眉を吊り上げ、『くどうしんいち、サクラ組だ!』と伝え、ほんの小さな声で、ありがとな、と感謝を述べました。

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ネタバレ

それから数日後。

新一は、江舟が蘭ばかり贔屓していることを優作と有希子に報告しました。

お昼寝の時、蘭の布団の場所だけ決めていること。お散歩の時、蘭の手だけずっと握っていること。お散歩で行った公園の滑り台も、順番待ちしていた子供たちを飛ばして蘭に滑らせていたこと。

新一は、江舟が蘭を手懐けて子分にして、悪いことに利用するつもりなんだ、と主張します。

それを聞いた有希子は、江舟が蘭ばっかり可愛がるからヤキモチ妬いてるのだ、とニヤニヤ笑います。

しかし真剣な面持ちの優作は、1人だけ可愛がっているのは問題がある、と考えます。

新一は、なぜ蘭ばかり贔屓するのか江舟に尋ねたことを打ち明けます。

布団の場所を決めているのは、前に蘭がトイレから離れたところで寝ていてトイレに間に合わなかったことがあったため。

お散歩の時に蘭と手を繋いでいるのは、方向音痴の蘭が列から離れてとんでもないところに行ってしまったため。

滑り台で蘭を割り込ませたのは、いつも他の子に順番を譲ってしまう蘭を先に滑らせるため。

優作はお昼寝の時間に蘭が寝坊するかを尋ね、新一は1番最後まで寝ていると答えました。

そして優作は江舟の名字に注目し、自分のファンの中にも同じ苗字の北海道の女性がいることを思い出しました。

 

翌日。江舟は、いつもと違う公園に子供たちを連れて行くことに。

その途中、蘭は昨日母親から『友達をいじめちゃいけません』と怒られたが、思い当たる節がないことを園子に相談します。

もちろん蘭がそんなことをするはずがないと知っている園子は頷き、むしろいじめられている方だと新一を睨みつけます。

 

公園に到着すると、江舟は隣の病院に妻が入院していることを打ち明けます。

子供たちが病院に注目すると、病室の窓から江舟の妻が自分たちを見つめていました。

 

それから2日後。

遊戯室で子供たちが眠ったことを確認した江舟は、そっと部屋を出て職員室に向かいます。

すると、保育士たちが『保育園の裏口にずっと黒いバンが停まっている』と噂していました。

そこで江舟が様子を見に行くと、黒いバンに乗っていたのは変装した優作でした。

江舟は驚きました。この車は妻の弟のものであるはずなのに、見知らぬ男が乗っていたのですから。

優作はただの小説家だと名乗り、江舟を助手席に座らせました。

そこで優作は、保育園のトイレの窓から侵入しようとしていた妻の弟は、張り込んでいた友人の刑事に確保され、建造物侵入罪及び幼女誘拐未遂の疑いで取り調べを受けているはずだ、と伝えます。

誘拐しようとしたのは毛利蘭という女の子で、その実行犯が江原の妻の弟でした。

その弟にどの子を攫えばいいかを認識させるため、江舟は散歩の時に蘭と手を繋いでいたのです。

そして本当にこの子でいいか妻に確認させるため、滑り台の上に蘭を上げて病院の窓に近づけました。

布団の場所をトイレの傍にしたのは、弟がトイレから侵入した時に最短距離で攫えるようにするためです。

恐らく、蘭が1番最後まで寝ていたのは、普段から睡眠薬を飲まされていたためだと考えられます。

これらは、蘭だけを贔屓していると見せて他の園児たちに反感を持たせ、蘭がいじめられやすいように仕向けるためでもありました。

さらに、親に渡す連絡帳に『蘭が他の子をいじめている』と書けば、親からも理不尽に叱られ、頼れるのは担任である江舟だけとなります。

つまり、江舟は誘拐したあとも蘭と仲良く暮らせるように手懐けていたというわけです。

 

江舟は、妻が重度のノイローゼになってしまったことを打ち明けます。そのため、江舟も妻の弟もやむを得ず蘭を攫うことにした、というのです。

そうなってしまった原因は、江舟の娘が家出したことにありました。

妻は娘の家出に心を病み、娘が一番かわいかった保育園児の頃からもう一度育て直そうと考えました。

そこで優作は、自分のファンに江舟という名字の女性がいることを打ち明けます。

サイン会が行われた雪の日、その女性は北海道在住なのに傘を差していました。北海道の人は、雪だとほぼ傘を差しません。だとすると、その女性が生まれ育ったのは北海道以外の可能性があります。

しかも、優作が書いた女探偵のラストのセリフに、まるで自分が言われているようだ、と言っていました。

そのセリフは、自殺に見せかけて逃げ回っていた家出人を女探偵が捜し出し、やり直すのに時の縛りはないのだから、と親御さんの元に一度帰るように説得する言葉でした。

そして今、その女性、もとい江舟の娘は、妻と一緒に警察に出頭しているはずです。

優作は、近くで張り込んでいる友人の刑事たちに自首することを江舟に勧めます。江舟が電柱の陰に目をやると、そこには目暮、毛利両刑事が鋭い目つきでこちらを見ていました。

 

翌日、江舟は都合により退職したと発表があり、江舟のことが好きだった子供たちは泣いていました。

その子供たちの中には、口をヘの字にギュッと結んで涙を堪える蘭の姿もありました。

新一は、もう泣き虫だなんて言わないから泣いていいぞ、と蘭に伝えます。すると、新一にしがみついた蘭の目からボロボロと涙が溢れ出しました。

エピローグ

園子は『泣きたい時は泣いていいと思うぞ』という新一のセリフを思い出し、世良とともにここにはいない彼を囃し立てます。

それを黙って聞いていた本人(コナン)は、しょうがねェだろ!!と心の中で呟き、顔を真っ赤にしていました。

世良は、その頃から新一は蘭に一目惚れしていたと推理します。しかし蘭と園子は、新一の初恋の相手が美人な母親であることは間違いないと主張します。

(蘭は知らねェだろうな。最初に出会ったあの日から……、お前ェのその笑顔に、ゾッコンだったってことを……)

まとめ

■ BACK:
第853話「サクラ組の思い出(蘭GIRL)」
■ NEXT:
第855話「消えた黒帯の謎」

こちらでは、アニメ版「名探偵コナン」の第854『サクラ組の思い出(新一BOY)』の登場人物やあらすじ、ネタバレについてご紹介させていただきました。

幼い新一くんと蘭ちゃん、とっても可愛かったですね!新一に関しては、ほぼほぼコナンですが(笑)

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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