名探偵コナン第651話のネタバレ!コナンVS平次東西探偵推理勝負

シーズン17

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第651話「コナンVS平次 東西探偵推理勝負」:
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

名探偵コナン第651話|事件ファイル概要&登場人物&あらすじ

名探偵コナン第651話|事件ファイル概要

◯ 事件ファイル
■ 話数:
第651話
■ 事件ファイル名:
コナンVS平次 東西探偵推理勝負
■ 放送日:
2012年3月24日
■ 放送曜日:
土曜日
■ 主題歌:
OPテーマ Miss Mystery(BREAKERZ)
EDテーマ 悲しいほど今日の夕陽きれいだね(grram)
■ BACK:
第650話「探偵事務所籠城事件(解放)」
■ NEXT:
第652話「毒と幻のデザイン(EYE)」

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名探偵コナン第651話|登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

毛利 小五郎
CV:小山力也
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

世良 真純
CV:日髙のり子
蘭のクラスに転校してきた。新一と同じ高校生探偵。

服部 平次
CV:堀川りょう
西の高校生探偵。大阪府警本部長である父親譲りの推理力で数々の難事件を解決している。コナンの正体を知っている。

遠山 和葉
CV:宮村優子
平次とは同級生で幼馴染。平次の言葉にいつもヤキモキさせられている。

目暮 十三
CV:茶風林
警視庁捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある・・。

高木 渉
CV:高木渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。少し抜けている部分があるが真面目。少年探偵団の話にもきちんと耳を傾けるため、子供たちから真っ先に頼りにされる。

アンドレ・キャメル
CV:梁田 清之
FBI捜査官。

ジェイムズ・ブラック
CV:家弓家正
FBI捜査官。ジョディの上司。

ジョディ・スターリング
CV:一城みゆ希
FBI捜査官。黒の組織を追いかけ来日している。

東條 参平(とうじょう さんぺい)
CV:広瀬正志
45歳。

須貝 絡利(すがい らくとし)
CV:五王四郎
39歳。

甘粕 亨(あまかす とおる)
CV:田中一成
36歳。

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名探偵コナン第651話|あらすじ

ある日の夜。
コナンは平次との電話で、自分の周りを嗅ぎまわる女探偵、世良の存在を報告する。
世良は、3年間アメリカで親と一緒に住んでいたが、最近一人で日本に帰ってきたようだ。
平次は、世良が黒の組織ではないかと心配する。
しかし、コナンは世良に対してその心配はしておらず、どこかで会ったことがあるような気がしていた。
平次は、ちょうど東京に行く用事があり、そのついでに世良に会うことにした。


翌日。
東京へやってきた平次と和葉はバスに乗って毛利探偵事務所へ向かっていた。
その途中、東京のファミレス限定販売のレトルトカレーを母親から買ってきて欲しいと頼まれていた和葉は、落ち着きなく辺りを見回す。
そして、目当てのファミレスを見つけた和葉は途中下車し、先に探偵事務所へ行くように平次に伝えた。


その頃、コナンと蘭は買い物を終え、探偵事務所へ向かって歩いていた。
コナンが平次と和葉が来ることを蘭に話していると、後方から世良がやってきた。

探偵事務所へ戻ったコナン、蘭、世良は、小五郎を巻き込んで再び平次の話を始める。
世良は、西の平次と東の新一では、どっちが名探偵なのかコナンに尋ねる。
コナンが新一だと答えようとした時、事務所に到着した平次は自分の方がめちゃめちゃ上だとアピールする。

平次「で、どこにおるんや。最近ひょっこり現れて工藤のこと嗅ぎまわってるっちゅう女探偵は

蘭「ここにいるじゃない!世良真純ちゃんよ

世良「別に嗅ぎまわっちゃいないけど

平次「あんた女やったんか!?にしては、乳がちょーっと寂しないか?

世良「それは・・、これからボーンと出てくる予定さ!

蘭は和葉がいないことに気づき、平次は和葉が寄り道している事情を説明する。

その時、平次の携帯に和葉から電話が入り、和葉は平次に助けを求める。
ファミレスのトイレで人が亡くなり、大騒ぎになっているというのだ。
そして、変な外国人の大男に店から出るなと言われた和葉は、身動きがとれなくなっているようだ。

そこで、コナン、平次、小五郎、蘭、世良は、ファミレスに向かうことにした。
その時、世良はこの事件で東の新一と西の平次、どちらが上かハッキリさせようと言い出した。
そして、平次は自分で、新一はコナンが電話で状況を説明することにして、推理勝負をすることになった。

コナンたちが現場のファミレスに駆けつけると、目暮警部、高木刑事たち警察が捜査を始めていた。

高木刑事は、遺体の口に青酸系の毒物が混入された飴玉が入っていて、遺体のポケットからも同様の飴玉が出てきたことを小五郎に報告する。
それを聞いた小五郎は、自殺の可能性があると考える。
高木刑事の話によると、第一発見者の外国人も小五郎と同じ考えだと言う。

その時、噂していた外国人が現れる。
それは、FBI捜査官のアンドレ・キャメルだった。
キャメルは、一人でカレーを食べに来ていたところ、事件に遭遇してしまったようだ。

キャメルは遺体発見時の状況を小五郎たちに伝える。

亡くなったのは作業服を着た男性で、便器に座ったままの状態だった。
身元がわかるようなものは何も所持しておらず、携帯もトイレの中で水没していた。
キャメルは、2つ隣のトイレで用を足していた時、男性の声が聞こえてきたと証言する。
男性は、「いくら幼馴染って言っても、そんな頼みは聞けないよ。阿部さんに毒を盛って殺したのは自分だ。だったら自分は責任をとるしかない」と言い終えた直後、急にうめき声をあげた。
キャメルが慌ててトイレから出てみると、すでに男性は亡くなっていた。

男性が一人で食事をしていたことを思い出したキャメルは、電話の相手に自殺を止められたが、それに耳を貸さずに殺人の罪を悔いて自殺したと考えた。
しかし、高木刑事は「阿部」という人物が毒殺された事件を確認するが、東京では見当たらなかった。

キャメルは、男性と阿部という人物がかなり親しい関係だったと話す。
男性は「阿部ちゃん」と名前をちゃん付けして呼んでいたという。
そして、キャメルは男性が平次のような話し方をしていたことを思い出す。
関西弁だったと聞いた世良は、阿部という人物が殺害された毒殺事件は、関西の方で起きた事件かもしれないと考える。
高木刑事は、関西方面で起きた毒殺事件を調べることにした。

事件に関して、コナンはまだ何も掴めずにいた。
しかし、平次はすでに男性が殺害されたこと、そして犯人がまだファミレスの中にいることを見破っていた。
平次は新一よりも名探偵だと自慢気に笑う。

コナン「じゃあ、オメェの方が上でいいから、その推理を聞かせろよ

平次「ん~?なんやて~?声が小そうてよぅ聞こえへんかったなぁ

コナン「だーかーらー!その理由を聞かせろって!

平次「その前や!

コナン「オメェの方が・・、上でいいから・・

平次「そらそうやなぁ!お前よりこの上の俺が説明せぇへんと僕ちゃんわからへんもんなぁ!

コナン(こいつ・・、すんげェムカツク・・


平次は、事件の状況を整理してみるようにコナンに伝える。

キャメルがトイレで用を足していたら、突然2つ隣のトイレから自殺をほのめかす男の声がし、急いで様子を見に行ってみると青酸系の毒を塗られた飴玉を咥えた男が死んでいた。
その自殺をほのめかす声は、「いくら幼馴染って言っても、そんな頼みは聞けないよ。阿部さんに毒を盛って殺したのは自分だ。だったら自分は責任をとるしかない」だった。

平次は「阿部さん」ではなく「阿部ちゃん」だと指摘し、男の言葉を関西弁で話す。
なんぼ幼馴染やゆうたかて、そないな頼み聞かれへん。阿部ちゃんに毒盛って殺したんは自分や。せやったら自分、責任とるしかないで

関西弁だと「自分」は「お前」という意味だ。
つまり、「阿部ちゃんに毒を盛って殺したのはお前だ。だったらお前、責任とるしかないぞ」になるのだ。

亡くなった男性は自分の犯行を告白したわけではなく、相手の罪を非難し、逆に自首を勧めていた。

そして、平次は「阿部ちゃん」が人ではなく、「アメちゃん」(飴玉)だと指摘する。
関西では、飴玉のことを「アメちゃん」と呼んでいるのだ。

平次は、犯人と男性がファミレスで待ち合わせし、同じ席につかずに携帯で男性をトイレに呼び出し毒殺したと推理する。
犯人にとって想定外だったのは、トイレに偶然FBI捜査官がいて、素早く客を店内に閉じ込めてしまったこと。
つまり、殺人犯はまだ店内にいるというわけだ。

目暮警部は、容疑者を30代から40代の男に絞り込み、一人ずつ事情聴取することにした。
平次は、男性と幼馴染の犯人も関西人の可能性が高いと考えた。


その後、容疑者は3人に絞られた。
アリバイがないその3人は、一人で来店し、喫煙席で食事をしていたという。
平次は、事情聴取を自分にさせて欲しいと目暮警部に頼む。
犯人は関西人の可能性が高く、関西人の平次が聞いた方がボロが出るかもしれないのだ。

1人目は須貝絡利、米花町のマンションに住んでいる。
須貝は東京生まれの東京育ちだと話すが、平次は須貝が汗をかいていることを指摘する。
須貝は、辛いカレーを食べて汗をかいたと説明する。

2人目は甘粕亨、杯戸町のアパートに住んでいる。
甘粕は生まれも育ちも東京だと話すが、平次は須貝同様に甘粕が汗をかいていることを指摘する。
甘粕は、ラーメンが辛かったと説明する。

3人目は東條参平、米花町の家に住んでいる。
東條は3代続いた江戸っ子だと話し、須貝、甘粕同様、東條も汗をかいていた。
しかし、テーブルの上の麻婆豆腐は手が付けられておらず、平次は汗をかいている理由を尋ねる。
東條は、汗っかきだと説明し、人が死んで平気で食事できるほど図太くないと話す。
そして、東條は食後に食べようとした水菓子もやめにしたと明かす。

3人に事情聴取した平次がわかったのは、みんな辛い料理を注文したことだけだった。

コナン、平次、世良が事件の捜査をする中、小五郎、蘭、和葉は呑気に食事をしていた。
小五郎たちが食べていたのは、容疑者3人が注文した料理、カレー、塩ラーメン、麻婆豆腐だった。
それを見たコナンは、誰が関西人で犯人なのか見破った。

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名探偵コナン第651話|謎解き&ネタバレ

名探偵コナン第651話|謎解き

【謎解き①】
東京の人は塩辛いことを「しょっぱい」と言うが、関西の人は「辛い」と言う。

名探偵コナン第651話|ネタバレ

高木刑事は、被害者の男性の身元が判明したことを目暮警部に報告する。
埼玉県の建設会社でアルバイトとして雇われていた柴宮研吾は、先週埼玉県で起きた建設会社社長撲殺事件の第一発見者だった。
柴宮がアルバイト仲間と昼食を済ませて帰ると社長が殺害されていて、毒殺に使用されたのは今回と同じく青酸系の毒が塗られていた飴玉だった。
部屋はほとんど荒らされておらず、金庫の金だけ盗られていたことを踏まえると、社長が飴玉好きだったことや昼食時に部屋に籠って金庫の金を数えていたことを知っていた会社関係者の犯行と考え、埼玉県警は犯人を追っているということだった。

目暮警部は、今回殺害された柴宮から社長の嗜好や行動パターンを聞いていた犯人がそれを犯行に利用した可能性が高いと考える。

そして、柴宮は大阪生まれの大阪育ちであることも判明した。


その頃、平次は容疑者3人に「関西人やったら関西人らしゅう腹くくって名乗り出んかい!」と詰め寄っていた。
そして、コナンは新一から電話で聞いたことにして推理を話す。

世良「それで、工藤くんは何て言ってたんだ?

コナン「容疑者のおじさんたちは3人とも東京で生まれ育ったって言ってたけど、本当は関西人だってことを隠している人がいて、その人が犯人だって言ってたよ!

目暮「おお!さすが工藤くんだ!

コナン「へへ~ん

平次「こらァ!ちょお待て!自分東京もんやないか!なんで関西のことがわかんねん

コナン「だから僕じゃなく、新一にいちゃんがそう言ってるんだよ。これで逆転さよならホームランだってね~♪

平次(こいつ、野球のことなんかよう知らんくせに!

コナンは、飲めばすぐに関西人だとわかる魔法の料理を用意して欲しいと目暮警部に頼む。

目暮警部は、ファミレスの人に頼んで作ってもらったみそ汁を容疑者3人に出す。
コナンはぐーっと一気に味わうように伝え、3人はそれぞれみそ汁に口をつける。
さらに、小五郎や蘭、平次たちの分も用意されており、コナンはみんなに飲んでみるように伝える。

平次「辛っ!なんやこのみそ汁!

和葉「ほんまや!東京の食べもんは味が濃い思ってたけど

甘粕「そいつらの言う通りだぜ。こんなに辛くっちゃこれ以上飲めねェよ

平次、和葉、甘粕以外の全員が首を傾げる。

平次「なんや、あんたら辛いことないんか?

小五郎「いや、確かに塩が入りすぎていると思うが、これは辛いっていうよりも・・

コナン「しょっぱい、だよね?

平次「しょっぱい?

【謎解き①】
東京の人も、カレーや麻婆豆腐みたいな香辛料がきいた料理のことは「辛い」と言うが、塩辛い料理のことは「しょっぱい」と言う。
つまり、みそ汁や塩ラーメンを「辛い」と言っていた甘粕は関西人というわけだ。

平次「えぇ~~!?ほんまかそれ!

和葉「ほんなら、海の水は辛いって言わへんの?

蘭「塩辛いかしょっぱいかな

甘粕「そんなの、ただの言い間違いじゃねェか!本当は俺も塩辛いって言おうとしたのに、その大阪の兄ちゃんたちにつられちまったのさ

コナン「そうそう!その語尾に"さ"をつける言い方!

甘粕「ボウズもさっき使ってた普通の東京弁だろうが!

コナン「東京の人は東京弁なんて言わないよ?そういうのは関西の人くらいじゃない?

甘粕は、東條が食後に水菓子を食べると言っていたことがおかしいと指摘する。

甘粕「あんたが注文したのはフルーツの盛り合わせだろうが!菓子じゃねェじゃねェか!

東條「だから、フルーツのことだよ。あれ?言いません?フルーツを水菓子って

目暮「わしは使わんが意味は知っていますよ。料亭のお品書きの最後の方に"水菓子"と書いてありますし

大阪では、フルーツのことを"水菓子"とは言わないのだ。

コナン「だからさー、甘粕さんはどこからどう見ても関西人にしか見えないっちゅうわけでおまんがな!

平次(お、おい、工藤?

コナン「それにや!おっちゃんタバコ左手に持ってたようやけど、ほんまは右利きとちゃいまっか?ラーメンの箸右側に置いてるさかいなぁ

平次「こら!やめい、その喋り方

コナン「わざわざそないなことした理由は簡単でんがな!怖かったんやろ、毒の飴玉を掴んだ手でタバコを持つのがなぁ

平次「おい!

甘粕「ええ加減にせぇよ!急にけったいな関西弁使いよって!どういうつもりじゃボケェ!

蘭・目暮「関西弁・・

甘粕は、咄嗟に関西弁を使ってしまったことに焦り、誤魔化そうとする。

甘粕「このガキが急に変な喋り方するからイラっときて

コナン「そうそう。下手な関西弁を使われてイラってくるのも関西人の特徴だよ。だって外国人が片言の日本語を喋ってるのを聞いて頭にくる日本人はほとんどいないでしょ?

甘粕がラーメンを頼んだのは、お手拭きが欲しかったからだ。
ラーメンの汁をこぼしたとでも言えば、すぐにお手拭きは貰えるはず。
お手拭きは、トイレで柴宮を毒殺した後、洗い流すつもりだった手についた毒を拭き取るために必要だったのだ。
トイレで手が洗えなかったのは、水を流す音がしてキャメルがいることに気づいたから。

甘粕の使用したお手拭きを警察が調べて毒が検出されれば、甘粕が犯人だという決定的な証拠となる。

甘粕は、テーブルをひっくり返し、ナイフを構えて蘭に向かっていく。

コナン「あ、そっちはやめた方が・・

蘭は、得意の空手で甘粕を蹴り飛ばす。

そして、蘭に勝てないと判断した甘粕は、和葉の方へ向かっていく。

平次「そっちもやめた方が・・

和葉は、得意の合気道で甘粕を投げ飛ばし、甘粕は戦闘不能に陥った。

コナン「だから言ったじゃん

平次「やめた方がええって

蘭と和葉は顔を見合わせて笑った。


その後、キャメルは待っていたジェイムズとジョディと合流し、事件の詳細を説明する。
そして、キャメルは事件現場で会った世良の写メを見せ、どこかで見た記憶はないかと尋ねる。
ジェイムズは見覚えないと答えたが、ジョディは誰かに似ていることに気づいた。


そして、新一と平次の推理勝負は、世良によって引き分けだと判断された。
事件の取っ掛かりは関西人の平次だからこそ掴むことができ、それを元にして江戸っ子の新一が真相に辿り着くことができたため、引き分けだという。

小五郎「でもなぁ、あの探偵ボウズは現場にいなかったわけだから、やっぱりヤツの方が上なんじゃねェか?

コナン「そうだよね!

平次「こらぁ!バラすでほんまに。お前が工藤やっちゅうことを!

平次はコナンに耳打ちする。

平次「それになぁ!けったいな関西弁使わせよった工藤の方がほんまはマイナスやっちゅうとんじゃ!どアホ!


(エピローグ)
その後、探偵事務所へ戻ったコナンたち。

コナンは、東京へ来た本当の理由を平次に尋ねる。

平次は、母親の知り合いの若松から手紙が送られてきたことを打ち明ける。
しかし、若松は先月、軽井沢の別荘で殺害されていた。
事件があった日は、若松の妻の誕生パーティが開かれており、現地の警察は金目当てで忍び込んだ犯人と鉢合わせしたため殺害されたと判断したという。

手紙が送られてきたのは、その事件があった10日後。
亡くなった若松が手紙を送れるはずもなく、平次は若松を殺害した犯人からのものだと考えていた。

手紙には、「是非高校生探偵である貴方とお会いして、私が犯してしまった罪を告白したい。でもお会いしても貴方には私がちゃんと見えるかどうかは少々疑問です。なぜなら私はあなた方人間が勝手に作り出した歪んだ存在。真面に見ることが叶わぬ幻なのだから。それでも会いたいのなら次の満月の夜、私が殺めてしまった男の家でお待ちしております」と書かれていた。
そして、手紙の最後には若松の大阪の住所が載せられおり、それと一緒に鍵も同封されていた・・。

まとめ

■ BACK:
第650話「探偵事務所籠城事件(解放)」
■ NEXT:
第652話「毒と幻のデザイン(EYE)」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第651話「コナンVS平次 東西探偵推理勝負」:
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

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