名探偵コナン第39話のネタバレ!資産家令嬢殺人事件(前編)

シーズン1

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第39話「資産家令嬢殺人事件(前編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ

事件ファイル概要

事件ファイル


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登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

毛利 小五郎
CV:神谷明
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

四井 麗花(よつい れいか)
CV:高橋理恵子
24歳。四井ぐグループ会長の一人娘。

四井グループ会長
CV:平尾仁彰

一枝 隆(いちえだ たかし)
CV:中野浩司
26歳。都市銀行本店資金調達部。

二階堂 優次(にかいどう ゆうじ)
CV:筒井巧
27歳。広告代理店営業部勤務。

三船 拓也(みふね たくや)
CV:大家仁志
26歳。三船電子工業社長。

五条 修(ごじょう おさむ)
CV:石母田史朗
24歳。五条商事総務課長。

六田 将司(ろくだ まさし)
CV:大友龍三郎
40歳。四井物産専務。

七尾 米(ななお よね)
CV:鈴木れい子
64歳。四井家の家政婦。

運転手
CV:高木渉

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あらすじ

コナン、小五郎、蘭は、資産家令嬢の四井麗花の誕生パーティーに招待され、山奥の別荘を訪れた。

今回、スペシャルゲストとして招かれた小五郎は、パーティー参加者たちに挨拶する。

そして、麗花の花婿候補として注目されている一枝隆、二階堂優次、三船拓也、五条修、六田将司が小五郎の周りに集まった。

一枝「噂に名高い名探偵にお会いできるとは光栄です!

二階堂「全くです。その鋭い眼光で睨みつけられたら、いかなる犯人も立ちどころに罪を認めてしまう

三船「俺には、どう見ても冴えねェ中年のオッサンにしか見えねェぜ

小五郎「なにィ!?

コナン(はははっ、鋭い!)

五条「僕も今日は楽しみにしてたんですが、想像していた人物とはちょっと・・

小五郎「貴様ら、言わせておけば・・

六田「これだからガキは困る。能ある鷹は爪を隠すという言葉を知らんのか?不甲斐ない仕草は相手の警戒心を解くために名探偵が好んで使う戦術の一つ

コナン(戦術ねェ・・)



その後、コナンはパーティー会場を出てトイレへ向かった。

薄暗い廊下を走るコナンは、照明が消されていることに違和感を抱く。

さらに、トイレの電気はなぜかスイッチを押しても点かない。

その時、四井家家政婦の七尾米が現れた。

米「このトイレの電球は切れておるから、向こう側のを使いなされ

コナン「う、うん・・

米は、つい先日取り換えたばかりの廊下、トイレ、風呂場の電球が、なぜか全て切れていると首を傾げた。



その後、パーティーが終わり、それぞれ帰り支度をしていた。

その時、会長の運転手が麗花を乗せてきた車がパンクしていると報告にやってきた。

二階堂「仕方がない。私のフェラーリでお送りすると致しましょう

一枝「いえ、ここは私のポルシェで

五条「僕のベンツの方が

運転手「あの・・、その3台も同じくパンクしてるんですが・・


酔っ払っている小五郎を除いてみんなで駐車場へ向かい、それぞれ自分の車を確認する。

小五郎が借りたレンタカーは無事だった。

パンクしている車は、一枝、二階堂、三船、五条、六田、そして麗花を乗せてきた車の計6台だった。

会長「やむを得ん。無事だった車に6人が一緒になって乗れば・・

麗花「嫌ですわ!今日は私の誕生日ですわ。なのに他人の車にすし詰めにされるなんて

麗花は、米と一緒に別荘に泊まると言い出し、一枝、二階堂、五条、六田も一緒に残ると申し出た。



その後、会長は帰っていき、残ったメンバーは別荘に集まった。

小五郎「みんな帰った~?じゃあ俺たちも・・

蘭「ダメよ。ちゃんと酔いを醒ましてからじゃないと!

酩酊状態の小五郎は、足元がふらついている。

麗花は、みんなでカードゲームでもしようと提案する。

三船「付き合ってらんねェぜ。探偵さん、俺があんたらを送ってやる。あんたの車の鍵を出してくれないか?

麗花「あらお帰り?残念ですわ。あなたも私の花婿候補の一人でいらしたのに

三船「俺が今日ここへ来たのは、あんたの親父のご機嫌をとって、うちの会社との取引を有利にするためだ。悪いが、あんたに興味はないよ

小五郎は、車の鍵を三船に手渡す。

しかし、その鍵は麗花によって払い落とされてしまった。

三船「何を!

麗花「帰りたければ帰りなさい。その代わり、あなたの会社との取引は今後ありませんわ

麗花は、2階の部屋で着替えると言い、米についてくるように指示する。

麗花「所詮あなたたちは籠の鳥。私がエサをあげないと生きていくことさえできやしない。せいぜいご主人様のご機嫌をとって、ピーチクさえずることね

麗花は、花婿候補たちにそう言い放ち、米を連れて出て行った。



その後、コナン、小五郎、蘭、二階堂、五条、六田は、カードゲームを始めた。

二階堂は、みんな同じヨットクラブのメンバーだったことを打ち明ける。

二階堂「お嬢様とクルーザーで近くの島を巡ったりもしたよ。あの頃は楽しかったなァ

三船「確かに楽しかったよ。2年前のあの事故があるまではな・・

一枝「その話は、二度としないって約束だろ!

三船の発言で、その場にいた全員の表情が曇った。

六田は、麗花が出て行ってから随分時間が経つが、なかなか戻ってこない麗花を心配する。

そして、米に麗花の部屋を見てくるように頼み、それ以外の者は他の部屋を見に行くことにした。


しかし、別荘の中をいくら捜しても麗花は見つからなかった。

一枝「まさか、一人で森へ出て道に迷ったんじゃ・・

小五郎「こりゃァ、みんなで手分けして森の中を捜すしかありませんな



その後、全員で森へ出て、以下の3つのグループに別れて麗花の捜索を始めた。

①コナン、小五郎、蘭。

②一枝、二階堂、六田。

③三船、五条、米。

しかし、麗花の姿は見当たらず、ついに雨までもが降り始めてしまう。

小五郎、コナン、蘭は、一旦別荘に戻ることにした。

その時、庭の噴水に突っ伏している二階堂を発見する。

小五郎「ちょっとあんた、こんなところで寝てる場合じゃ・・

小五郎が二階堂の肩を掴んで起こすと、二階堂は力なく崩れ落ちた・・。

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ネタバレ

二階堂はすでに息絶えていた・・。

蘭の悲鳴を聞いて、全員が駆けつけた。


死因は溺死だった。

小五郎は、噴水に無理矢理顔を押し込まれたと推理する。

蘭「ひどいわ・・。一体、誰がこんなことを・・

三船「1人いるじゃねェか、最も怪しい人物が。今行方不明の麗花お嬢様だよ

小五郎「まだわかりませんよ。彼女もすでに殺されている可能性もある

小五郎は、二階堂の遺体に上着をかけ、みんなを連れて別荘へ戻った。


蘭は、別荘の電話を使って警察に連絡しようとするが、なぜか電話が通じない。

五条「まさか、犯人が電話線を・・

一枝は、携帯電話を取り出すが、圏外のため繋がらなかった。

三船は、小五郎の車を使って警察を呼びに行こうと提案する。

しかし、たった今駐車場の車を確認してきた小五郎は、無理だと伝える。

なんと、小五郎の車もパンクさせられていたのだ。

小五郎「つまり我々は、何者かによってここに閉じ込められたって訳ですよ



その後、米はコーヒーを入れにキッチンへ向かい、蘭もついて行く。

米は、戸棚にしまってあった砂糖がなくなっていることに気づき、上の棚を見て欲しいと蘭に頼む。

蘭「ここにはないみたいですよ

米「おお!あったあった。5年前に買いだめしておいたのを忘れておったわ

足元の棚に潜り込んでいた米は、砂糖を手にして出てきた。

蘭(大丈夫かな、その砂糖・・)

そしてこの時、一枝、三船、五条はトイレへ、六田はタオルを取りに洗面所へ行っていた。



みんなが戻ってきた後、コナンは2年前にヨットクラブで起きた事故について尋ねる。

小五郎「バカ!そんな話、今はどうでも

コナン「だって殺される前に二階堂さん言ってたよ。"2年前にもうお嬢様の相手は決まってる"って

小五郎「どうやら話してもらう必要がありそうですな


六田は、嵐の日の不幸な事故だった、と重い口を開いた。


2年前、小さな島の近くに碇を下ろし、それぞれ遊んでいた。

突如天候が崩れ、雷雨の中ほとんどの者はクルーザーに避難したが、ボートで釣りをしていた二階堂と、1人で島に残っていた麗花は帰ってこない。

その島は、潮が満ちれば沈んでしまうような小さな島。

やむを得ず、仲間の1人がゴムボートで麗花を助けに向かった。

半日後、麗花と二階堂は、救命具をつけて一緒に海を漂っているところを助けられた。

しかし、助けに向かった仲間はついに見つからず、3日後に水死体となって発見された。


小五郎「誰なんですか、その亡くなった方とは・・

米「わしの孫娘の八重子じゃ。お嬢様をお助けするために命を落としたんじゃ。八重子とて本望じゃろ



米と蘭が用意したコーヒーを飲み終え、再びみんなで麗花を捜すことにした。

小五郎「但し、我々の中に犯人がいる可能性があるから、一人にはならないように

その時、突如蘭に睡魔が襲い掛かった。

小五郎「おい、なんだこんな時に

米「いろいろあって疲れたんじゃろ。そこのソファーでしばらく横になっていなされ。わしが傍についててあげよう

こうして、蘭と米を部屋に残し、小五郎たちは麗花の捜索を始めた。


しかし、いくら捜しても麗花は見つからない。

別荘の1階を捜し終えた小五郎、コナン、一枝が廊下を歩いていると、突然電気が消え、辺りは真っ暗になった。

一枝の案内でキッチンにあるブレーカーへ向かう途中、コナンは"チンッ"という音を耳にした。

その直後、何かが崩れ落ちるような物音が聞こえてきた。

コナンたちがブレーカーの前へ到着すると、すでに三船、五条、六田が集まっていた。

三船「誰だ、電気を消したヤツは!

小五郎「犯人だよ。我々が念入りに家探しを始めたために、逃げ場を失った犯人は暗闇を作って逃げたんだよ。この窓を破ってな!

小五郎が指し示した窓は、ガラスが割られていた。

三船と一枝は、逃げた犯人を追いかけようと外に飛び出した。

小五郎「いかん!二人をとめるんだ!

小五郎たちは、三船と一枝を追いかける。

しかし、森の中でみんなとはぐれてしまい、コナンと小五郎は孤立してしまった。

その時、雨の中を米が走ってきた。

米「この森はよく人が迷うからのぅ

小五郎「米さん、どうしてここへ?

米「あんたらが血相変えて飛び出たから追いかけてきたんじゃよ

コナン(おい待てよ。じゃあ今、蘭は一人・・)


コナンは、急いで別荘に戻り、蘭を捜す。

すると、キッチンで蘭が倒れていた。

コナン「蘭!おい、しっかりしろ!蘭!!

蘭は、数回むせた後、意識を取り戻した。

蘭(新一・・?)

コナン「一体何があったんだ

蘭「誰かに無理矢理水の中に・・。でも良かった。新一が来てくれて・・

蘭は再び意識を失い、眠ってしまった。

コナン(でもおかしいな。こんなことされたら普通、目を覚ます・・)

コナンは、先ほど蘭の飲んだコーヒーに睡眠薬が入っていたと考える。

そして、コナンは電子レンジに注目する。

そのレンジは、家探ししていた小五郎が開けたままにしておいたはずだ。

しかし、今は閉まっており、なぜか温かい。



その後、コナンは別荘に戻ってきた全員に事情を説明する。

小五郎「なにィ!?蘭が襲われただと?

コナン「睡眠薬か何かで眠らされたんだと思うよ。ほら、さっき僕たちコーヒー飲んだじゃない?たぶんあの中に

小五郎「確かあのコーヒーを淹れたのは、蘭と米さんでしたね

米「でも、わしはそんなこと・・

蘭が襲われた時、米はコナンと小五郎と一緒に森にいたため犯人ではない。

ただ偶然ここにいた蘭がなぜ狙われたのか・・。

小五郎は、無差別殺人の可能性があると推理する。



コナン「停電した時、おばあさんは蘭ねえちゃんとこの部屋にいたんだよね?その時、何か変わったことなかった?

米「暖かい風が吹いてきたと思ったら急に灯りが消えたことぐらいかのぅ

コナン(風・・?まさか、エアコン?)

コナンは、エアコンのリモコンを確認し、停電した12時30分にタイマーがかかっていたことに気づいた。

そして、別荘内の全ての部屋のエアコンも同様に、12時30分にタイマーがセットされていた。



その後、全員リビングへ集まったが、三船は1人で部屋に籠ると言い出した。

一枝「もう4時過ぎだ。あと3時間もすれば迎えの車が・・

三船「うるせェ!この中に殺人鬼がいるかもしれねェっていうのに、一緒にいられるかよ!

六田「では、私もそうさせてもらおうか

三船と六田は、リビングから出て行ってしまった。

米「みんなで一緒にいれば安全じゃというのに・・



そして午前7時。

リビングにいた一枝、五条、米はトイレに行くと言って席を立った。


しばらくして、コナンと小五郎がテレビで天気予報を見ていると、コーヒーを持った米が一枝と五条とともに戻ってきた。

コナンと小五郎は、コーヒーを飲むことに躊躇する。

一枝「やだなァ。睡眠薬なんか入ってませんよ!

一枝は、小五郎とコナンの背中を軽く叩く。

すると、小五郎とコナンが持っていたカップからコーヒーが飛び出し・・、

コナン・小五郎「あちィ~~~!!

一枝「す、すみません!

コナンと小五郎は、火傷した患部を冷やすため浴室へ駆け込んだ。

すると、そこには・・、

水が溜まった浴槽の中に顔を突っ込んだまま息絶えている麗花の姿があった・・。

まとめ

■ BACK:
第38話「赤鬼村火祭殺人事件」
■ NEXT:
第40話「資産家令嬢殺人事件(後編)」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第39話「資産家令嬢殺人事件(前編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ

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