名探偵コナン第974話のネタバレ!標的(ターゲット)は警視庁交通部(四)

シーズン25

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第974話「標的(ターゲット)は警視庁交通部(四)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ
・エピローグ

事件ファイル概要

事件ファイル


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登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

黒田 兵衛
CV:岸野幸正
警視庁捜査一課管理官。

白鳥 任三郎
CV:井上和彦
警視庁捜査一課強行犯三係の警部。

目暮 十三
CV:茶風林
警視庁捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある。

高木 渉
CV:高木渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。少し抜けている部分があるが真面目。少年探偵団の話にもきちんと耳を傾けるため、子供たちから真っ先に頼りにされる。

佐藤 美和子
CV:湯屋敦子
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。捜査一課のマドンナ。車は赤のRX-7に乗っており、運転技術が非常に高い。

千葉 和伸
CV:千葉一伸
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。高木の後輩。

宮本 由美
CV:杉本ゆう
警視庁交通部交通課の警部補。合コン好き。捜査一課の佐藤と友人で、佐藤と高木の恋愛を応援している。

三池 苗子
CV:田中理恵
警視庁交通部交通課の婦警。杯戸署から警視庁に異動してきた。

安室 透
CV:古谷徹
毛利探偵事務所の階下にある喫茶店「ポアロ」でアルバイトをしている。「バーボン」というコードネームで黒の組織に潜入している公安警察官。本名は降谷零。警察庁警備局警備企画課、通称(ゼロ)に所属している。

八木 紫織(やぎ しおり)
CV:根谷美智子
28歳。警視庁交通執行課の警部補。

百崎 橙子(ももざき とうこ)
28歳。警視庁交通執行課の巡査部長。

青野 健吾(あおの けんご)
CV:石川英郎
橙子と紫織によって交通違反で検挙された。

赤峰 萬治(あかみね まんじ)
橙子と紫織によって交通違反で検挙された。

白山 裕三(しろやま ゆうぞう)
橙子と紫織によって交通違反で検挙された。

緑川 藍子(みどりかわ あいこ)
CV:永田亮子
青野の恋人。

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(三)のストーリー

警視庁交通部交通課の百崎橙子と八木紫織が相次いで殺害された『女性警察官連続殺人事件』。

その二人が残したダイイングメッセージは、駐車禁止の道路標識を指示していたことが判明しました。さらに、紫織が亡くなる直前に『7155』という番号に電話をかけていたことがわかりました。

この二つのヒントから犯人の正体を突き止めたコナンは、一緒に居合わせた千葉刑事に知らせようとします。

──が、それを遮るように千葉刑事の携帯に電話がかかってきました。しかし相手の声は聞こえず、何かを叩く音と男の声が聞こえるだけでした。

この時、犯人によって体を拘束された苗子は、千葉刑事に何かを伝えようとしていたのですが──。(三へ)

あらすじ

高木刑事は、1週間前に杯戸町のビルで投身自殺を図った女性について調べていました。

女性の名前は緑川藍子。現場のビルが勤め先だったことから、同僚がその場で身元を確認していました。

現場に残されていたのは靴とスマートフォンで、職場のデスクから遺書が発見されました。

そして藍子が住んでいたのは、紫織が転落したマンションの702号室でした。
 
 
コナンは、電話を切った千葉刑事に犯人が誰なのかを伝えます。
 
1週間前、橙子と紫織が交通違反で取り締まったのは以下の3名です。

免許証を忘れてスマホをいじりながら車を運転していた青野健吾。

ヘルメットを被らずにバイクで逆走していた赤峰萬治。

車検の切れた車にシートベルトをし忘れて乗っていた白山裕三。
 
殺害された橙子と紫織が残したダイイングメッセージは駐車禁止の道路標識です。

何かを禁止する標識は、丸に斜めの棒が入ってます。それはアルファベットのNとOを組み合わせたもので、英語の『NO』という意味を表しています。
 
駐車禁止の標識は、青にNOを重ねたもの。

【あお】と【のー】で【あおの】

つまり橙子たちは、犯人が青野健吾だと伝えていたのです。
 
そして紫織が残した『7155』は、道路交通法第71条5-5(自動車を運転中に携帯電話を手で持って通話したり、その画面を注視してはならない)です。

となると、犯人は運転中にスマホをいじっていた青野に間違いありません。
 
千葉刑事はすぐさま黒田管理官に連絡を入れ、青野に指名手配がかけられました。

その後、佐藤刑事と高木刑事は、投身自殺を図った藍子の自宅を訪れました。そこで発見したのは、橙子の警察手帳でした……。
 
 
 
その頃、犯人に監禁されていた苗子は、自分を解放して自首するようにと犯人へ呼びかけていました。

しかし犯人は、解放して欲しかったら『ユミ』という名前の女を呼び出せと要求します。

ユミを殺害するつもりだと気づいた苗子は、それを拒否したのですが──。
 
 
 
コナンと千葉刑事は、青野の恋人が1週間前に投身自殺していたことを佐藤刑事からの連絡で知りました。

青野は、恋人の藍子から『サヨナラ』というメールを受信した後、慌てて仕事場を抜け出しました。そして藍子のマンションに向かっている途中、橙子と紫織に交通違反で捕まりました。

藍子の自殺を処理した所轄の話では、メールのすぐあとに藍子が青野に電話をかけていました。しかし青野が応答せず、代わりに留守電を残したようです。

そして青野の事情聴取の際に応援に駆けつけた警官は、橙子と紫織が『ユミ』という人物と電話でカラオケの相談をしていたと報告していました。

橙子と紫織には『ユミコ』というカラオケ仲間がいましたが、二人とも『ユミ』と呼んでいたようです。

白鳥警部は、その場で『ユミ』と耳にした犯人が橙子と紫織の交友関係を調べ、交通部の宮本由美だと勘違いしている可能性が高いと考えます。

佐藤刑事は、先ほどから何度も由美に電話をかけてますが、由美が電話に出ることはありませんでした……。

その時、高木刑事のスマホに千葉刑事からメールが届きました。それはコナンが送ったもので、先ほど千葉刑事の携帯に電話をかけてきた番号が載っていました。

すぐに番号を確認した佐藤刑事は、それが苗子のものだと伝えます。コナンは、犯人が警察官の苗子を拉致し、由美を呼び出して殺害するつもりだと推理します。

青野の職業が改装業者だと知ったコナンは、付近で改装中になっている建物を探します。しかし現在改装中の建物は多く、手掛かりは千葉刑事が電話越しに聞いた『7回を4度繰り返した音』だけなのですが──。

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ネタバレ

『7回を4度繰り返した音』をヒントに、コナンは苗子の監禁場所を特定しました。

きらきら星の歌詞は、7文字が4フレーズ。

きらきらひかる おそらのほしよ まばたきしては みんなをみてる

つまり苗子が監禁されているのは、改装中のプラネタリウムです。
 
 
 
その頃、由美に連絡しようとしない苗子に痺れを切らせた青野は、苗子を殺害しようとします。そこへ『きらきら星』の歌を口ずさみながらコナンが階段を下りてきました。

青野がコナンに気を取られている隙に、千葉刑事は青野の背後に忍び寄りました。そして見事、逮捕することに成功しました。
 
 
 
青野は『警察が自分を止めたせいで藍子は死んだ』と思い込んでいました。しかし、仮に警察に捕まっていなかったとしても、結果は同じでした。

千葉刑事は、藍子が亡くなって以来、一度も電源を入れていないという青野のスマホを起動させます。そして藍子が残した留守電を再生します。

「青野くん、メールだけじゃ味気ないから直接言うね。今までありがとう……」

そう藍子が話した直後、『誰か落ちたぞ!』という叫び声が聞こえてきました。

例え警察に捕まらずに藍子の元へたどり着いていたとしても、間に合わなかったのです……。
 
 
青野の事情聴取の際、電話でカラオケの相談をしていたという橙子と紫織ですが、仮に電話がかかってこなかったとしても青野をすぐに行かせることはしなかったはずです。

青野は、運転中に『スマホをいじっていたため』 捕まったのです。しかしスマホを見ていたにも関わらず、藍子からの着信に気づいていませんでした。

そんな大切な通知が目に映っていたはずなのに気がつかない。それだけ青野が動転していたということです。

橙子と紫織はそんな青野の様子に気づき、事故に繋がる恐れがあると考えました。そして落ち着くまで時間が必要だと判断し、足止めすることにしたのです。
 
 
 
千葉刑事は、拘束された苗子の救出に向かいます。しかし青野の仕掛けた罠によってボーガンが放たれ、千葉刑事を庇った苗子は足を負傷してしまいました。

千葉刑事は、駆けつけた佐藤刑事たちにあとのことを任せ、苗子をおぶって病院へ向かいます。

苗子の足から流れ出た血が止まる気配はなく、千葉刑事は信号無視して横断歩道を渡ろうとします。しかし苗子は、幼い頃に千葉刑事に言われた言葉をそのまま伝えます。

「誰も見てないと思っても私が見てるし、あなただって見てる。一度ルールを破るとクセになっちゃうんですよ。一度クセになるとなかなか直せないんですよ。そんなこともわからないんですか?」

それを聞いた千葉刑事は、ようやく幼馴染の苗子だということに気づきました。気づくのが遅いと頬を膨らませる苗子ですが、自分をおぶっている千葉刑事の背中にギュッとしがみつきます。

と、その時──、

「信号、とっくに青になってるけど?」

というコナンの声が。

頬を赤くした千葉刑事と苗子は、横断歩道を渡って病院へ歩いて行きました。

その後、コナンは苗子に携帯を返しそびれたことに気づきます。そしてタイミングよく、苗子の携帯に由美から着信が入りました。

コナンが無言で電話に出ると──、

「チュウ吉の部屋で爆睡してたら、美和子から54件も鬼電来ててさァ。こっちからかけてもずっと話中なんだけど、なんかあった?」

と…。

エピローグ

後日。安室はポアロの外で、誰かと電話で話していました。

電話の相手は『例の件はどうなってる?』と尋ねてきますが、安室は『まだ、何も』と答えます。

そして『報告を怠るなよ、バーボン』と言って電話を切ったのは──、

管理官、黒田兵衛でした……。

まとめ

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こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第974話「標的(ターゲット)は警視庁交通部(四)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ
・エピローグ

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