名探偵コナン第899話のネタバレ!真犯人の叫び声

シーズン23

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第899話「真犯人の叫び声」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ
・エピローグ

事件ファイル概要

事件ファイル


Sponsored Link

登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

毛利 小五郎
CV:小山力也
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

目暮 十三
CV:茶風林
警視庁捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある。

高木 渉
CV:高木渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。少し抜けている部分があるが真面目。少年探偵団の話にもきちんと耳を傾けるため、子供たちから真っ先に頼りにされる。

佐伯 綾乃(さえき あやの)
CV:名塚佳織
25歳。

田端 敦司(たばた あつし)
CV:川村拓央
35歳。

森田 美冬(もりた みふゆ)
CV:渡辺久美子
綾乃の仕事仲間。田端の恋人。

女子大生
CV:古木のぞみ、中村桜

警官
CV:本多諒太

Sponsored Link

あらすじ

ある日の朝、佐伯綾乃が友人の森田美冬の自宅マンションを訪ねると、部屋の中から窓ガラスが割れる音が聞こえてきました。それに続けて、『田端さん、何するの?お願いやめて、田端さん!』という叫び声が…。

綾乃は、ガスのメーターボックスに隠されていた鍵を取り出し、玄関のドアを開けて中へ入ります。すると、リビングに美冬が倒れていました。

美冬は胸から血を流し、床にはナイフが落ちています。綾乃が駆け寄ると、美冬は『田端さんが…、逃げて』と言い残し、息絶えてしまいました。

その直後、割れた窓ガラスの向こうにあるベランダから物音が聞こえ、綾乃は恐怖を感じて玄関から外へ飛び出しました。
 
 
その頃、コナンと小五郎はランチを食べに行くため、雨上がりの道を歩いていました。その時、小五郎は突然路地から飛び出してきた綾乃とぶつかりそうになります。

コナンと小五郎は、綾乃の尋常ではない慌て様、そして彼女の右肩に付着した血痕に注目し、声をかけて呼び留めました。すると綾乃は、涙ながらに友人が恋人に刺されたことを打ち明けました。
 
 
その後、コナンと小五郎はその問題の部屋を訪ねました。しかし、リビングの床にナイフが落ちているだけで、遺体などどこにもありません。

コナンは、床に残っている足跡に注目します。それは、何者かがベランダから入って再び出て行ったことを証明するものでした。

しばらくして、目暮警部、高木刑事が到着し、事件の捜査が始まりました。目暮警部は、さっそく綾乃に詳しい事情を伺います。

綾乃は、美冬が言っていた『田端』とは、美冬の恋人の田端敦司のことだと打ち明けます。

3カ月ぐらい前に知り合ったという美冬と田端ですが、美冬はベーカリーカフェを開くために貯めた1千万円ほど田端に騙し取られたというのです。

それだけに留まらず、田端は綾乃からもお金を取ろうとしたそうです。

小五郎は、田端が口封じのために美冬を殺害したと推理します。
 
 
その後、警察の調べで、ナイフと床に付着していた血液はB型だと判明し、美冬もB型なため、彼女の血で間違いないと考えられました。

そしてもう一つ、部屋のゴミ箱の中から『293』と書かれたメモ用紙が発見されました。

コナンは、ベランダにあるエアコンの室外機の上にパンくずが落ちていることに気づきました。

その時、綾乃はクローゼットの中にあった美冬のキャリーバッグがなくなっていると指摘します。

小五郎は、犯人がキャリーバッグに遺体を入れて外へ運び出したと推理します。
 
 
その後、コナンは目暮警部たちと一緒に田端の自宅を訪ねました。

自宅前の道には、美冬の部屋と同じゲソ痕が残っていて、キャリーバッグの車輪の跡までもがついています。そして、玄関に置かれた靴には血痕が付着していました。

コナンたちが家の中へ入ると、田端は机に突っ伏して息絶えていました…。

小五郎は田端の口元の臭いを確認し、毒物を服用して亡くなったと推理します。

机の上には飲みかけのコーヒーと、『必ず美冬の所に行きます 田端敦司』と書かれたメモが置いてありました。

状況から見て、田端は美冬を殺害したことを後悔して自殺を図ったと考えられます。しかし、肝心の美冬の遺体が見つかりません。

田端の家から発見されたキャリーバッグの中は空っぽで、長い髪の毛が1本入っているだけでした…。

Sponsored Link

ネタバレ

目暮警部は、田端がここへ来る途中で遺体を遺棄したと考え、高木刑事に遺体の捜索を命じます。

コナンは、田端がわざわざキャリーバッグを家まで持ち帰ったことが引っ掛かりました。遺体を遺棄したのなら、キャリーバッグも一緒に処分すれば良かったはずです。

さらに、田端はコーヒーを飲むのにわざわざ来客用のコーヒーセットを使っていました。調理台には普段使っていると思われるマグカップがあるのです。

コナンは、田端の他にもう一人客がいたと推理します。そして、キッチンの流し台にあるスポンジに口紅が付着していることに気づき、隠されていた事件の真相を見抜きました。
 
 
コナンたちが美冬の部屋へ駆けつけた時、雨が上がったばかりなのに犯人の足跡は乾ききっていました。ということは、足跡がついてからかなり時間が経ったということです。

それを踏まえると、綾乃が来た時に犯人が窓を割って侵入し、美冬を襲ったというのはあまりにも不自然です。

コナンは、綾乃が美冬の部屋を訪ねた時、そこには美冬しかいなかったと推理します。

綾乃がベランダで聞いた物音は、犯人が綾乃の恐怖心を煽るためにわざと立てた音だったのです。

犯人は、ポップアップ式のトースターに食パンを入れ、その上にトレーを置いてタイマーをセットしておきました。

そして綾乃が来た時、焼き上がった食パンが飛び出し、落ちたトレーが物音を立てたのです。その証拠に、室外機の上にパンくずが落ちていました。

前もってその仕掛けを用意できる人物は一人しかいません。
 
 
その後、コナンは空港へ向かい、出発ロビーの中にあるカフェで美冬を発見しました。

美冬の部屋に捨ててあった『293』というメモは、パリ行きの飛行機のフライトナンバーのことだったのです。

美冬は、綾乃が慌てて飛び出した隙に部屋を出て田端の自宅へ行き、血のついた靴と髪の毛の入ったキャリーバッグを置き、自殺に見せかけて田端を殺害しました。

そこへ、コナンから連絡を受けた小五郎、目暮警部、高木刑事、綾乃が駆けつけました。

綾乃は、美冬の無事を知って安堵します。しかし、美冬はあっさりと田端殺害の罪を認め、綾乃を責め立てます。

「アイツをやったのは、あんたのせいなんだからね!あんたのせいでアイツは死んだんだ!」

綾乃は、豹変した美冬に恐怖を感じ、両手で耳を塞いで目を閉じました。それでも美冬は口を閉ざそうとはしません。

それを見兼ねた目暮警部は、大声を上げて激怒しました。

「田端氏殺害を思い立ったのも、実際に殺害したのも、全て君自身が考え行動したことだ。人のせいにするんじゃない!」

エピローグ

その後、探偵事務所へ向かって歩いていたコナンと小五郎は、二人揃ってグゥ~とお腹を鳴らせます。
 
 
「そういえば、お昼食べに出たんだっけ…」

「じゃあその辺で立ち食い蕎麦でも」
 
 
そこに女子大生2人が現れ、ファンだと告白された小五郎は鼻の下を伸ばして3人でフランス料理店へ向かうのでした。

(お~い。俺はどうしたら…?)

まとめ

■ BACK:
第898話「ケーキが溶けた!」
■ NEXT:
第900話「密室の謎解きショウ」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第899話「真犯人の叫び声」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ
・エピローグ

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう