名探偵コナン第644話のネタバレ!死ぬほど美味いラーメン(前編)

シーズン17

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第644話「死ぬほど美味いラーメン(前編)」:
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・ネタバレ

名探偵コナン第644話|事件ファイル概要&登場人物&あらすじ

名探偵コナン第644話|事件ファイル概要

◯ 事件ファイル
■ 話数:
第644話
■ 事件ファイル名:
死ぬほど美味いラーメン(前編)
■ 放送日:
2012年2月4日
■ 放送曜日:
土曜日
■ 主題歌:
OPテーマ Miss Mystery(BREAKERZ)
EDテーマ 悲しいほど 今日の夕陽 きれいだね(grram)
■ BACK:
第643話「カルタ取り危機一髪(後編)」
■ NEXT:
第645話「死ぬほど美味いラーメン(後編)」

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名探偵コナン第644話|登場人物

・江戸川コナン
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

・毛利小五郎
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

・毛利蘭
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

・目暮十三
警視庁捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある・・。

・高木渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。少し抜けている部分があるが真面目。少年探偵団の話にもきちんと耳を傾けるため、子供たちから真っ先に頼りにされる。

・小倉功雅(おぐらかつまさ)
49歳。「ラーメン小倉」店長。

・大橋彩代(おおはしさよ)
28歳。「ラーメン小倉」アルバイト。

・西津徳盛(さいずとくもり)
51歳。不動産会社社長。

・谷中篤(たになかあつし)
47歳。理髪店店長。

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名探偵コナン第644話|あらすじ

コナンが探偵事務所へ帰ると、小五郎に「泊まりがけで空手の練習をすることになった」と連絡があった。夕食を外で食べるように蘭に言われたが、事務所の下にある喫茶店ポアロや近所の飲食店は全て休み。そこでポストの中に入っていたチラシの中から、「死ぬほど美味いラーメン」と書かれた杯戸商店街にあるラーメン店に行ってみることにした。

小五郎とコナンは中に入ってみると、店長の小倉が新聞を読んでおり、客は一人もいない。
小五郎が一番端の席に座ろうとすると、小倉に止められた。その席は、先月亡くなったお得意様の席で、四十九日が過ぎるまでそっとしておきたいと小倉は話した。他の空いている席に座ると、トイレからアルバイトの大橋が出てきた。
小倉と大橋は、今日の客の人数が二桁にのるかどうか賭けをしていたらしく、大丈夫なのかと心配になるコナンと小五郎。
そして大橋の熱心な勧めで「閻魔大王ラーメン」を注文した。
ラーメンを待っている間、不動産会社社長の西津が来店した。小倉は「テメェ、何しにきやがった!帰ってくれ!テメェに食わせるラーメンはねぇ!」と西津を追い返そうとする。
どうやら客が減ったのは、西津の会社の従業員が店で食器を割ったり、頻繁に騒ぎを起こすことが原因のようだ。

西津は小五郎が遠慮して座らなかった一番端の席に座った。そして置いてあった花のグラスを倒し水をこぼしてしまい、ハンカチを取り出し右手で拭いた。「何も食べないなら帰って下さい」と言う大橋に西津は「死ぬほどうまいラーメン」を注文した。

話を聞いていると、どうやら西津は小倉の店を買収しようとしているようだ。
西津は、ラーメン店に来る前に隣の理髪店「カットハウス谷中」に寄り髪を切ってもらったが、店長の谷中がボロいラーメン店には商店街から出ていって欲しいと話していたと言う。
そこへ理髪店の店長、谷中が来店した。「たまには店を改装すれば、もっと繁盛するのにと言っただけだ」と話し、ラーメンを注文した。

そうしているうちに、閻魔大王ラーメンができあがった。そのラーメンはメンマがてんこ盛りで「閻魔」と「メンマ」を引っ掛けているということだろう。
とにかく食ってみな、と小倉に言われ、コナンの目の前にある箸立てに箸が入っていなかったため、西津にとってもらおうとしたところ、谷中が差し出してくれた。
ラーメンを食べてみると、小五郎とコナンは「うんめぇ~!」と感動した。美味さの秘訣はメンマにあるらしい。
今度、蘭や博士たちを誘って来ようとコナンは言う。
それを聞いた西津は、店はボロいが味はピカイチ、当分潰れそうにないな、と話す。そして「こっちは会社が火の車で死にてぇ気分だっていうのによ」と呟いた。
西津が注文したラーメンが出来上がり、大橋が西津の前に乱暴に置いた。
左手で箸をとった西津にコナンは「おじさん左利き?」と尋ねた。
先ほど花のグラスを倒した時は、右手で拭いていたはずだ。
子供のころに親に直され、今は両利き。だが食べる時は左でないとしっくりこないと言う。
西津は、割り箸を歯で割り、「死ぬほど美味いラーメンか。こいつを食って、マジで人が死んでくれりゃあ、こんな店すぐ潰れちまうってのによ。いっそ、毒でも仕込むか」と言い食べ始めた。
それを聞き頭に来た小五郎は、西津の胸ぐらをつかみ、「表にでろ!」と立ち上がらせる。しかし西津は何も反論せず、唸るばかり。
小五郎がつかんでいた手を離すと、西津はそのまま床へ倒れた。
急いで救急車を呼ぶよう指示する小五郎だが、何度も同じ手を食うか、と小倉は言う。
店の中で倒れ、食中毒の騒ぎを起こそうとしているらしいのだ。
小倉は、起こすのを手伝ってくれ、と谷中を呼ぶ。しかしコナンが触っちゃダメだ!と叫んだ。
そして何も触らずに、自分が元居た場所に戻るよう言い、大橋に救急車と一緒に警察も呼ぶよう指示した。西津は亡くなっていたのだ・・。

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名探偵コナン第644話|ネタバレ

ラーメン店に目暮率いる警察が到着した。
小五郎は、西津が「死ぬほど美味いラーメン」を食べた途端に苦しみ倒れ亡くなった、と目暮に事情を説明した。

西津は杯戸商店街の敷地を買い占め、新たに大きなショッピングモールを建てようとしていたようで、商店街の人たちに相当煙たがられていた。
この商店街を潰すため、社員を使って営業妨害紛いのことを度々行っていた、と高木が話す。

小倉の店では、他の客に難癖つけて喧嘩を始め、ラーメン丼ぶりをいくつ割られたかわからない。
谷中の店では、顔を剃っている最中にわざと動かれ頬を切ってしまい、治療費を払えと大騒ぎされることもしばしば・・。

西津はラーメン店に来る前に谷中の店で髪を切ってもらったと言っていたが、今日はどうだったか小五郎は谷中に確認した。その問いに今日は大丈夫だったと答える谷中。

西津は所謂地上げ屋で、あんまりなので近々商店街をあげて訴訟を起こす予定だったらしいが、担当の弁護士が先月亡くなってしまい、訴訟は立ち消えに、と高木が続けて話した。
そこへ「亡くなったんじゃない。殺されたも同然よ!」と大橋が声を荒げ叫んだ。
その担当弁護士は大橋の父で、小倉のラーメン店でラーメンを食べている最中に始まった喧嘩を止めに入ったために、持病の発作が起き、そのまま運ばれた病院で亡くなった。
大橋は小さい頃からその弁護士に連れられ、よくこの店に来ていた。大きくなったら自分もラーメン屋さんをやると言っており、まさか本当にバイトでいいからうちで雇ってくれ、と言いに来るとは思わなかった、と小倉は話す。

大橋の父は高血圧だった。脳出血で亡くなったのは、喧嘩に巻き込まれ、かなり興奮したからかもしれないと医者は話したという。

被害者の西津の死因は毒殺。
検視官の話によると、恐らくラーメンを食べた際に口から青酸系の毒物を摂取したからだということだ。
つまり事件当時、この店内にいて尚且つ動機も十分にある小倉、大橋、谷中の三人なら、被害者を毒殺することは可能だと目暮が話す。

三人ともそれぞれ否定するが、身体検査を受けてもらい、店内を調べ終えるまで店の外にいるよう指示した。

そこで小倉と谷中が、小五郎が西津の胸ぐらをつかんでいたと証言し、目暮の指示によって小五郎も身体検査を受けることになった。

寒空の下、外で待つ小五郎にコナンはラーメンの作り方を尋ねた。
本職に聞けという小五郎だが、作っている途中のどこかで毒を入れたなら教えてくれるわけないか、と作り方を考えてみることにした。
まず客から注文を受けたら麺をゆでて、ラーメン丼ぶりにタレや調味料みたいなのを入れてたな・・と、この先で悩む小五郎に、その丼ぶりにスープを入れるんだよ、と小倉が作り方の続きを話し出した。
それから湯切りした麺を丼ぶりに入れて、チャーシュー、たまご、メンマ、ネギを飾り付ければ出来上がり。
うちの場合は飾り付けは大橋がやっていた、と小倉が最後に付け加えた。

だとすれば小倉と大橋なら、いつでもどこでも毒が仕込めたってわけだな、と疑う小五郎に対し、毒なんて仕込んでいないと二人は否定する。

谷中は亡くなった西津と一緒にラーメンを食べることがたまにあったという。
そこでコナンは、癖で必ず触るのなら、そこに毒を塗っておけばいいという理由から、西津がラーメンを食べる時の癖を谷中に尋ねた。
なぜそんなことを自分に聞くのか質問を返す谷中にコナンは答えた。
だって、おじさんだけだから。西津さんにも西津さんのラーメンにも近づいてない人って
西津と谷中の席の間には小五郎とコナンがおり、西津に一番近づいた時といえば、コナンたちに箸をとってくれた時だ。しかしその箸を西津は使っていない。

自分の目の前の箸立てになぜ箸が入っていなかったのか疑問に思ったコナンに、今度は大橋が答えた。
その箸立てを落とし、床に箸をぶちまけた客がいた。そして変えの箸を足す前にコナンたちが来てしまったというわけだ。
その客というのは、西津の部下でちゃんと箸代を弁償させたということまで話してくれた。
箸を足すのは大橋の役目だが、西津が使った箸には触っていない。西津が座った席は、亡くなった大橋の父の指定席で、座る客はほとんどいなかった。西津はいつもその席に無理やり座っていたらしい。

つまり、西津があの席に座ることはある程度予測できたということになる。

あの時店内にいた三人の中で西津を毒殺できたのは、一体誰なんだ・・。

まとめ

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こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第644話「死ぬほど美味いラーメン(前編)」:
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・ネタバレ

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