名探偵コナン第860話のネタバレ!防犯システムの落とし穴
こちらでは、アニメ「名探偵コナン」の第860話「防犯システムの落とし穴」の登場人物やあらすじ、ネタバレについてご紹介させていただきます。
事件ファイル概要
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■ 話数:
第860話
■ 事件ファイル名:
防犯システムの落とし穴
■ 放送日:
2017年5月20日
■ 放送曜日:
土曜日
■ 主題歌:
OPテーマ 幾千の迷宮で 幾千の謎を解いて(BREAKERZ)
EDテーマ YESTERDAY LOVE(倉木麻衣)
■ BACK:
⇒ 第859話「暗闇の山岳ルート」
■ NEXT:
⇒ 第861話「17年前と同じ現場(前編)」
登場人物
主要キャラ
・江戸川 コナン
CV:高山みなみ
・毛利 小五郎
CV:小山力也
・目暮 十三
CV:茶風林
・高木 渉
CV:高木渉
・千葉 和伸
CV:千葉一伸
ゲスト
・三好 純子(みよし じゅんこ)
CV:喜多村英梨
26歳。依頼人。
・澤田 良介(さわだ りょうすけ)
CV:安元洋貴
30歳。
・北上 直嗣(きたがみ なおつぐ)
32歳。会社員。
あらすじ
小五郎は、家へ忍び込んだ空き巣の犯人を捕まえて欲しいと、三好純子から依頼を受けた。
小五郎とコナンが純子をマンションまで送っていくと、マンションの駐車場から男性の悲鳴が聞こえてきた。
駐車場へ駆けつけると、純子の部屋の隣に住んでいる北上直嗣が頭から血を流して亡くなっていた。
その後、目暮警部、高木刑事ら警察が到着し、捜査が始まった。
北上はマンションの704号室に住んでいる会社員で、死因は頭部を強打したことによる脳挫傷の可能性が高い。
小五郎は、遺体の前面に多数の擦り傷があること、そして遺体から酒の匂いがすることから、泥酔して自室のベランダから足を滑らせて転落してしまったと推理する。
コナンは、遺体から酒の匂いだけでなく、唐辛子のような匂いがすることに気づいた。
目暮警部たちは、被害者の北上の部屋を調べることにした。
玄関には自前の防犯カメラが設置され、扉には警備会社のステッカーが貼られている。
以上のことから、北上が用心深い人物だったということがわかる。
しかし、ドアの鍵はかかっておらず、目暮警部たちはそのまま部屋に入ることにした。
防犯システムは切られており、鍵が室内にあることから、小五郎は北上がうっかり鍵をかけ忘れたと判断する。
リビングのテーブルの上には、空っぽになったビールの缶や酒瓶が幾つも転がっている。
さらに、ベランダにも酒瓶が転がっていた。
小五郎は、北上が酔いを醒まそうとベランダへ出たところ、転がっていた酒瓶に足をとられてバランスを崩し、手すりを乗り越えて転落したと推理する。
目暮警部は念のため、高木刑事と千葉刑事に近隣住民へ聞き込みするように指示した。
高木刑事は、北上の部屋の真下にある604号室、澤田良介の部屋を訪ねた。
澤田はずっと部屋にいたが、北上が駐車場で亡くなったことは知らなかったと話す。
こっそり高木刑事の後をつけてきたコナンは、ドアのカギ穴に何かで引っ掻いたような傷を発見し、空き巣に入られなかったか澤田に尋ねた。
澤田は、何も盗られたものはないので、ただのいたずらだと言う。
高木刑事とコナンは、604号室のベランダを調べることにした。
コナンは、ベランダの欄干に擦れたような跡があることに気づいた。
さらに、リビングのテーブルを動かした形跡が見つかった。
高木刑事とコナンが704号室へ戻ると、犯人がわかったと小五郎が口を開く。
高木刑事が事故じゃなかったのかと尋ねると、北上の転落死の事件のことではなく、空き巣の犯人がわかったという。
以前、空き巣に入られたという純子のネックレスが、704室の北上の部屋から発見されたのだ。
つまり、この近辺で頻発していた空き巣の犯人は北上だったということだ。
高木刑事が聞き込みの報告を目暮警部にすると、目暮警部は酒に酔ったための転落事故と判断した。
しかし、コナンはただの転落事故ではないと考える。
マンションを後にしようとする目暮警部たちに続き、コナンと小五郎も一緒にエレベーターへ乗り込む。
小五郎は、鏡のようにUV塗装された壁に映る自分を見て、身だしなみを整える。
コナンは、DBバッジを失くしてしまったと理由をつけ、小五郎に付き添いを頼むと、604号室の澤田の部屋へ向かった。
ネタバレ
コナンは、DBバッジが見つかったことを報告すると、腕時計型麻酔銃で小五郎を眠らせた。
眠ってしまった小五郎は、リビングのソファーに座り込む。
そして、コナンは目暮警部と高木刑事を604号室へと呼び出した。
コナンは、蝶ネクタイ型変声機で小五郎の声を使い、推理を話し始めた。
防犯対策をこれでもかと講じていた北上が玄関の鍵をかけ忘れたということが引っ掛かる。
高木「でも、鍵をかけ忘れることくらい誰にだって・・」
北上は空き巣犯で、部屋にはその証拠がある。
果たして、そんなに不用心になれるだろうか。
そして、遺体の様子も妙だった。
小五郎「高木刑事、君は自宅で酒を飲むとき、どんな服装をする?」
高木「どんなって・・」
小五郎「スーツを着て、ネクタイを締めるかね?」
高木「まさかそんな。・・あ!」
北上の遺体は、スーツを着てネクタイを締めていた。
自宅で酒を飲んでいたはずなのに・・。
目暮「しかし毛利くん。部屋にあった酒瓶は今日以前のもので、北上さんは外で飲んできたということも考えられるが・・」
それはありえない。
北上の部屋にあったグラスのビールは、まだ少し泡がたっていた。
ということは、小五郎たちが部屋へ入る少し前につがれたものだ。
北上は酔っ払って転落したのではなく、殺害されたのだ。
犯人は、澤田良介。
遺体には、至るところに擦り傷があった。
しかし、北上の部屋のベランダには、それに合致する跡がなかった。
澤田「それは、単に転落して地面で擦れたときについたものだからなんじゃ・・」
澤田の部屋のベランダには、欄干に擦れたような跡がついている。
澤田は、北上を殺害後、遺体をベランダから投げ捨てようとした。
しかし、人一人を投げ落とすのは大変な重労働だ。
北上をベランダから投げ捨てるため、一度欄干に担ぎ上げた。
その際に、北上のベルトのバックルが欄干とこすれ合って跡がついた。
当然、北上のベルトのバックルにも傷がついた。
そして足を持ち上げ、ゆっくりと遺体を落とした。
その時に体の前面全体に擦り傷がついた。
澤田「本当に失礼な人だな。いきなり上がり込んできて、俺が殺人犯だと?北上ってヤツは、自分のベランダから転落したんだろ!落下中に、この部屋のベランダの壁に体を擦ったとも考えられるだろうが!第一、どうして俺がそいつを殺害しなきゃいけないんだよ。ろくに会話もしたことねェってのに」
北上は、空き巣泥棒だった。
そして、604号室の部屋のドアの鍵穴には、ピッキングの跡が残っている。
北上は、澤田の部屋へ空き巣へ入っていた。
そして、たまたま帰宅した澤田と鉢合わせした。
目暮「空き巣を働いていた被害者と鉢合わせして、思わず殺害したというのかね?」
小五郎「ええ」
高木「でも毛利さん、どうして澤田さんは警察に通報したり逃げたりしなかったんでしょう?」
しなかったのではなく、できなかったとしたら・・。
コナンは、トイレの戸棚に大きなバッグが押し込んであることを知らせた。
高木刑事がバッグを取り出し中を確認すると、高価な宝石が幾つも詰め込まれていた。
小五郎「澤田さん、失礼だがあなたにはこれだけの高価な宝石を買えるだけのお金があるようには思えない。一体どうしたんですか?」
澤田「あぁ、そうだよ。その宝石は俺が強盗して奪ってきたものだ」
目暮「この宝石が空き巣で忍び込んでいた北上氏に見つかり、口封じのために殺害したと?」
澤田「違う!確かに宝石が見つかって焦ったが、取り引きしたんだ!」
目暮「取り引き?」
澤田「あいつに宝石が見つかって、俺はヤツに一つくれてやったんだ。それでお互い空き巣のことも俺が宝石強盗だということも忘れるって、そうやってあいつはおとなしく帰って行ったんだ。俺はあいつが転落したことについて何も知らねェよ!」
目暮「毛利くん、君の推理は彼が殺害した証拠があってのことなんだろうな?」
バッグの中には、宝石の他に催涙スプレーが入っている。
恐らく、強盗のときに使用したものだ。
北上の瞼が赤く腫れていたのは、お酒のせいではなく催涙スプレーを吹きかけられたからだ。
澤田「そんなの証拠には・・」
コナン「こういうスプレーって霧状に広がるから、室内で使用すると使った人にも少しかかっちゃうんだ」
コナンは、催涙スプレーを小五郎の手に吹きかける。
目暮「しかし、液体が透明でよくわからんな」
コナン「大丈夫だよ。催涙スプレーには、逃走した犯人が服を洗濯しても追跡できるようにUV塗料が使われているんだ」
コナンは、千葉刑事に部屋の電気を消すように指示した。
そして、鑑識から借りてきたブラックライトで小五郎の手とコナンの服を照らす。
すると、どちらも反応が出た。
高木「なるほど。ということは!」
小五郎「澤田さんの袖口がコナンの服のように光れば・・」
千葉刑事がブラックライトを澤田の服へ向ける。
すると、澤田の右手部分から反応が出た。
小五郎「どうです?まだ言い逃れしますか?」
澤田「あいつは、気が変わったとか言って急に宝石を全部要求してきたんだ。高圧的に迫ってこられて、思わずバッグに入れていた催涙スプレーを。あまりの刺激にヤツがのたうち回っていたら、テーブルに足をとられて棚の角に頭を・・。あいつが勝手に入ってきて勝手に死んだんだ!どうして俺が罪を背負わなきゃいけないんだ。あいつが真上の階の人間だと気づいたから、このベランダから落としても不自然じゃないと思ったんだ。鍵も持っていたから部屋に行って」
高木「偽装工作をした」
目暮「バカもん!宝石強盗をしたうえ、それを隠すために北上さんを落とし、幼稚な偽装で罪から逃れようとした貴様は重大な犯罪者だ!」
澤田「くっそォ・・」
エピローグ
澤田が警察署へ連行されたあと。
目暮「いつまで寝とるんだね、毛利くん。そろそろ引き上げるぞ!」
目を覚ました小五郎は、大きな欠伸をする。
そして、手で目をこする・・。
小五郎「いてっ!いでぇぇぇぇぇぇ!目がかゆい!いや、目が痛い!」
小五郎は目から大量の涙を吹き出す。
目暮「見事な推理だったのに、面目丸つぶれだ・・」
コナン(はは・・、目だけにねェ・・)
アニメ名探偵コナンを動画で見る方法
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アニメ名探偵コナンは、2024年10月18日時点で、第1話から第1053話まで配信されています。
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こちらでは、アニメ「名探偵コナン」の第860話「防犯システムの落とし穴」の登場人物やあらすじ、ネタバレについてご紹介させていただきました。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
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